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12話 そのあとめちゃくちゃ○○○した。

地味に総合とジャンル別、中間〜上位くらいにランクインしてました。みなさんありがとうございます!

「シモンズさんが降参というか、戦闘不能になってしまったのでジェイクさんの勝ちとなります。」


クエスちゃんがリングに上がってきてシモンズ君の状態を確認した後、俺の勝利を確定した。なんかクエスちゃんが くさ! とか言ってるが触れないでおこう。シモンズ君がかわいそうだ。


「ジェイク!」


と言ってエイダもリングに上がってきたらしく、俺に抱きついてくる。おおう。俺のお腹のちょい上にたわわが当たってすばらしいです、はい。先ほどの戦闘の報酬にしたら破格ですね、ありがとうございます。


「ちゃんと手加減してくれてありがとう、ジェイク!」


「いやちょっとやりすぎたんじゃね?」


いやだって漏らしたしね。結構野次馬いつのまにか集まってるし、観衆の前で漏らすって結構高難易度な性癖もってないと精神もたないよ?なんか炎のお漏らしボーイとかいう変な二つ名がちらほら聞こえるんだけど。俺は静かにシモンズくんに黙祷した。


「いやあれくらい大丈夫だ。私のことだけでなくジェイクのことまで悪く言ったんだ、5体満足だし、なにも取られてないんだから問題ない。」


そう言い切るエイダさんは少し怖かった。怒らせないようにしないとな…なんかすごい冷たい目してるよ。5体満足かもしれないけど、精神がズタボロだろって言おうとおもったけど、これ以上この状態のエイダさんにしたくないのでちょっと格好つけてみる。


「俺格好よかったか?」


「っっ!?」


いや、ださいのはわかってるよ。なにせ最近まで経験すらなかったんだから、気の利いた言葉とか知るわけないじゃん。でもエイダがどう思ったのかきになるじゃん。俺の質問を聞いたエイダは顔を真っ赤にすると、なんか言葉にならない小さな悲鳴をあげ、その後俺の胸に顔を埋め、


「す、すごいかっこよかった…。」


と顔を俺の胸に埋めて隠しながら、そして照れながらも小声で言った。


俺自身の顔も少し赤くなっている気がする。めっちゃ嬉しい。それに今すぐ宿に戻りたいです。宿に帰って俺の股間の魔剣をエイダに…


「ジェイクさん!」


「は、はい!」


「まったく何度も呼んでいるのに返事がないと思ったら。こんなとこでいちゃいちゃしないでください。上に上がって、決闘の結果の報告と、エイダさんを諦めるっていう内容の詰めをしますよ?」


「ああ、わかった」


全然聞こえなかったが、どうやらクエスちゃんが、俺たちを呼んでいたようだ。どんだけ俺は動揺してたんだろうか。まるで童貞じゃないか、いや、お、俺童貞ちゅうし…。


そのあとギルド1階に向かった。道中シモンズ君のハーレムパーティーの何人かがシモンズくんを運んでいたのだが、くさ!とか、おえええ!とかすごい言っていた。なんかちょっと悪いことした気がするけど、起きた後自分でなんとかしてくれシモンズ君。君はいい決闘相手だったが、君の幼馴染がいけないのだよ。あの目こわいよ。

道中女の子たちのくせえとかおええって声を聞きながら1階についた。上位の魔導師に水と風の混合魔法である、クリーンをかけてもらってシモンズ君はようやく綺麗になった。そして決闘結果を受け付けにて報告したあと、小部屋にはいり、エイダについての話を詰めようと思ったら、シモンズ君がおきた。


シモンズ視点ーーーー



「こ、ここは。」


「よぉ」


「お、お前は・・・ひぃぃ!」


俺の目の前には先ほど僕と決闘していた恐ろしいSランク冒険者がいた。周りを見渡すとエイダ、ギルド職員、そして僕のパーティーメンバーだけのようだ。しかしこの男の前にいるだけで決闘のことを思い出してしまい、恐怖でおかしくなりそうになる。そして今気づいたが、なんだかパーティーメンバーの僕を見る目がおかしい。違和感を覚えているとSランク冒険者が口を開いた。


「それで、エイダのことなんだが。」


「その話の前に私はこのパーティー抜けるから出て行くわね。」


「「私も。」」


「な!レイチェル!アマンダ!シャノン!なんでだよ?」


急に彼女たちがパーティー脱退発言をしたので驚いた。4人中3人って、レスリーしか残ってないじゃないか。


「なんでって、覚えてないの?」


「っっぷぷぷ」


「炎のお漏らしボーイとパーティー組むのはちょっとね。」


「炎のお漏らしボーイ?なんのことだ?」


わけがわからない僕のことを言っているのか?


「はぁ〜覚えてないわけ?あなたそこのジェイクさんと決闘したあと、大勢の見物人の前で漏らしたのよ。派手に。」


「漏らした?僕が?」


「そうよ、臭くて仕方なかったわ。Aランク冒険者のシンディさんにクリーンをかけてもらったからよかったけど。ひどいにおいだったわ。」


「そ、そんな…」


僕が漏らしただって?観衆の前で……


「てなわけで私たちは抜けさせてもらうわ。それじゃ」


「では」


「今までありがとうございました」


と言って3人は部屋から出ていった。決闘に負けただけでなくパーティーメンバーまで失うなんて。落ち込んでいる僕にSランク冒険者が話しかけてくる。


「落ち込んでいるとこ悪いが。エイダにはもうこれ以上迷惑をかけないでくれるか?」


「は、はい。」


「安心しろシモンズ。私から会いに行く分には問題ないからな、たまに顔を見せに行くさ。」


「え、エイダ…」


「まあ、そういうわけだ。俺も一緒にいくことになるだろうが、エイダに会えなくなるわけではないから安心しろ。」


「わ、わかりました」


「ではこちらの契約書にサインしてください。あなたからエイダさんに直接関与できませんが、エイダさん側から接触はありという内容です。」


「は、はい」


受付嬢から渡された紙をサインし、そしてエイダたちはこの部屋を後にした。すごいみじめだし、どうしようもない怒りというか葛藤が僕の中を巡った。ふと周りを見るとレスリーだけがまだ残っていた。いらいらしていた僕は、


「なんだよ?なんでまだいるんだよ?君も抜ければいいじゃないか?同情なんて迷惑なんだよ!」


パチン


「え?」


どうやらレスリーにビンタされたようだ。レスリーいつも僕のいうことを聞いてくれたから、最初なにをされたのかわからなかった。そしてレスリーは泣いていた。


「…しっかりしてください。私と出会った頃のあなたはもっと素直でかっこいい人でした…。いつかきっと前みたいに戻ると思っていたのに…エイダさんが抜けてまたおかしくなって、結局こんなことに…。」


「……レスリー。」


「まだやり直せます。せっかく大した罰などもなかったのですよ?これからがんばればいいじゃないですか。私も一緒に頑張ります。ジェイクさんみたいに器の大きい男になってください」


涙が出そうになった。こんな馬鹿なことをした僕に励ましてくれて、一緒に頑張ろうなんて言ってくれるんだから。でもひねくれ者の僕はついつい言ってしまった。


「…そ、そんなにジェイクとかいうあのSランク冒険者がいいなら、彼についていけばいけばいいじゃないか。」


「ふふ、妬いているのですか?安心してください。私はシモンズ一筋ですよ?まあさすがにこんなことばっかやってるとさすがに愛想がつきてしまいそうですが。だからあの頃のシモンズに戻ってください。エイダさんや、ジェイクさんによく頑張ったなって言われたいと思わないんですか?」


「……そうだな、あのSランク冒険者はともかくエイダにはもう1回ちゃんと謝りたいし、頑張るよ。一緒についてきてくれるかい、レスリー。」


「はい、もちろんです♪」


そして二人は徐々に実力をつけてAランク上位にまで上り詰めて、ジェイクたちに再会するのだが、それはまだ先の話。





ジェイク視点


「なんかすごい落ち込んでいたけど大丈夫かな?」


俺たちはシモンズ君に契約書にサインしてもらったあと部屋を後にして、住んでいる宿に向かっていた。それにしてもかなりシモンズ君は落ち込んでいたから、少し心配だ。


「大丈夫だろう。あのレスリーという子は他の子達と比べてちゃんとシモンズ自身を見てくれていた。彼女が残っていたし、平気だろう。」


「へぇ〜レスリーちゃんっていうのかあの子。」


「ああ、他の子達はその、シモンズの見た目や名声だけで集まってきた子たちだが、あの子は私とシモンズが冒険者になってすぐパーティーを組んだ子なんだ。」


「そうか、それなら安心だな。」


「ところでジェイクさん〜?」


シモンズ君が平気そうなので安心しているとクエスちゃんが俺の左腕にすごい密着しながら、(右側にはエイダがいる)甘えるような感じで口を開いた。


「ど、どうした?」


「エイダさんのことはあんな観衆の前で「俺の女!」って明言してましたけど私はどうなんですか〜?」


と少しだけ不安なのかいつもと同じ口調なのだが少し目がうるうるしているし、身長の関係で上目遣いなのでいろいろとやばい。


「も、もちろんクエスちゃんもその、お、俺の女だよ…」


「ふふ〜ちゃんと言ってもらうのはうれしいですね〜♪」


と満面の笑みで言われると俺の理性がどんどん削られるんですけどクエスさん…


「そ、その私もすごい嬉しかったぞ…。なんというかこう…私はジェイクのものだって確信できたというか…えへへ♪」


ガンガン削られてもうギリギリなのにとどめをさしちゃうんだもんな〜エイダさん。ちょうど宿についたし、もうやること決まってるよね。


「ごめん二人とも。ちょっと時間が早いけどもう我慢できない」


「…やん♡」


「じぇ、ジェイク〜♪」


二人をガッと抱き寄せ急いで俺たちの部屋に向かう。これ以上待てないんだよ、男ですから。激戦(笑)のあとは興奮するもんなんだよ。多分…。すぐに部屋につき、鍵をしめ、そのままベッドに向かう。


「や、やさしくするんだぞ?」


「前回すごかったですもんね〜ジェイクさん〜♪」


「…前向きに検討したいと思う。」


「そ、それって結局…きゃ!」


「…や〜ん♪ジェイクさんに食べられる〜♡」


「先に謝っておくね、ごめんね、二人とも…」


そのあとめちゃくちゃS○Xした。



俺のやる気スイッチはいまだに行方不明ですが、皆様方のコメントがやる気となっております!

それにしても…なんてうらやましいんでしょうかジェイクは。これからもきっとハーレムメンバーが増えていくんでしょうね(確信) くそぉ〜(血涙)

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