11話 俺の女に手を出すな
活動報告でいいましたが風邪引いて全然かけませんでした。ほんとすいません!
ブクマが減ってやるきも下がってきた中、活動報告にコメントしてくれた方に感謝の気持ちも込めてなんとか2回くらい今週末に投稿したい・・・。
とりあえず1回目です。ブクマ、コメントよろしくです。
ということでシモンズくんの提案でエイダをかけて決闘することになった。エイダの気持ちがシモンズくんに向いているというか、彼を好きなら別にそれはそれでいいんだが、きっぱり断っているんだし、エイダかわいいし、夜はすごいし、渡したくないから決闘を受けることにした。ぶっちゃけエイダとそういう関係になったとはいえ、少し心配になった。だってシモンズくん結構イケメンだし、ハーレムパーティーだし。でもエイダが俺を選んでくれたわけだからめっちゃ安心した。そして今は審判係としてクエスちゃんを先頭に、そしてシモンズ君パーティー、俺とエイダの順で地下にあるギルドの鍛錬場へと続く階段を降りているのだが、隣にいるエイダが申し訳なさそうに口を開いた。
「ジェイク、私のせいだな。本当にすまない。まさかシモンズが、私を異性としてみてるとは夢に思わなかった。」
「別に謝る必要はない。エイダが彼を弟してしかみれないんだからそれはしょうがないんだよ。うん、しょうがない。だから俺はシモンズくんをぶちのめす、それだけだ。」
「ぶちのめすって、ほどほどにしてくれよ?さすがに私も頭にきているが命までは、その…」
「心配するな、エイダの知り合いで弟みたいなやつの命なんかとらないよ。少し反省してもらうだけだ。しかしエイダも気をつけろよ。エイダはかわいいんだから、エイダがそう思ってなくても、シモンズくんみたいに勘違いしちゃうことなんて男なら…ってエイダ?」
「か、かわいいなんてそんな…えへへ…」
「…聞いてないね。」
道中なんかシモンズ君がすごい表情で睨んできたけど、全然怖くないんですが。クエスちゃんのほうが余裕で怖いから!とか思っていたら、 あれなんか寒気が…
そんなやりとりをしている間にあっという間についた。
「それでは決闘を始めます。ルールは1対1の決闘で武器以外の道具の使用と当事者2人以外の戦闘への介入以外なんでもあり。負けた方はエイダさんを諦める。お二人ともそれでよろしいですか?」
リングに上がった俺とシモンズ君にリングの端から確認を行うクエスちゃん。シモンズ君すごいやるきなんですが、これは。
「もちろんだよ。」
「ああ、俺もそれでいい。」
「当事者たちの承諾を確認、それでは始めてください!」
「ふふ、一撃でおわらせてあげよう! メガフレアバースト!」
「ほう。」
俺に向かってくる大きな火の塊を見ながら俺はすこしだけ驚いた。魔法には何種類かあるがフレアというのは基本的に火の玉を飛ばす魔法だ。
フレア→メガフレア→ギアフレア→フレアバースト→メガフレアバースト→ギガフレアバースト→プロビデンスフレアといったように右にいくほどその威力と魔力の消費量が段違いに上がる技だ。基本的に最上級魔法であるプロビデンスフレアを使える人はSランクとAランク最上位の2、3人ほどしかいないし、俺の義妹と幼馴染を除けば1、2発しか打てないし、使えれば大魔導士と言っても過言ではないほどの威力を誇る。あの二人は、ばかばか放つがあの二人がおかしいだけだ。
この年でメガフレアバーストを使えるとはなかなかの天才のようだ。すこし天狗になってしまう気持ちもわからないわけではないが、
「これが若さか。」
ブン!
「はーはっは……え?」
一振り、それだけで魔法が消える。剣士は確かに魔導師より基本的に弱いさ。上位の冒険者だって剣士なんて2、3割くらいしかいないし、魔導師が5割以上をしめている。確かに魔法はつよい、遠距離からはもちろん、慣れれば近距離だってできる、でも剣士だって修行すればさ、
「魔法だって切れるんだよ。」
動揺を隠せない様子のシモンズ君はたまらず声を荒げた。
「そ、そんなバカな!魔法をきるなんて、上位冒険者にだってほとんどできるひとがいないんだぞ!」
「ああ、そうだな。」
「くそ、魔剣かなにかか? ならばこれならどうだ! メガフレア!メガフレア!メガフレア!メガフレア!メガフレア!」
「数で押せばなんとかなるとでも?」
「うるさい! はぁはぁ。くらえ!」
といって5方向から同時にメガフレアを放ってくるシモンズくん。魔法の配置とかもうまいけど魔力が切れかかってるみたいだな。悪いけどこんなの対策済みなんだよな。
バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!
俺は高速で回転しながらせまりくる火の玉を切り飛ばす。第一これ魔剣じゃないからね。君相手にそんな高価なもの使うわけないじゃん。結構業物だけどそこまで高価じゃないよこれ。
「う、うそだ。 全て斬るなんて…。」
「もう、終わりか?」
「く、くそぉぉぉ フレア!」
まさに最後悪あがきというやつか。大した魔力のこもっていない、フレアを放ってくる。俺は先ほど同じように消しとばす。
ブン!
「な、なんでだ…? なんで僕の魔法がきかない!お前は一体だれなんだよ!?」
「一応Sランク冒険者やってるジェイクだが?」
「え、Sランクだと…? ひぃぃぃ…!」
そういって動揺したのか後ろに倒れるシモンズ君。おしりが地面についているが必死に俺から距離を取りたいのか後ろにずるずる下がっていく。別にそこまで怯えなくても…
まあでも反省もかねていっちょやりますか。俺は一瞬でシモンズ君の前まで移動する、そして剣先をシモンズ君の首もとに突き立てる。
「ひ、ひぃぃぃ!」
「俺の勝ちだよな?」
「は、はぃぃぃ。ぼ、僕の負けです!降参です!」
「そうか。じゃあもう2度と…」
俺はつい出来心で強めの殺気をシモンズ君に当てながらこう言い放った
「俺の女に手を出すな!」
ジョロロロ…… バタン。
「……。」
殺気が強すぎたみたいで漏らして気絶しちゃったよこの子。なんかごめんね
その頃のエイダ
エイダ「お、俺の女…。」
クエス「ふふ…顔真っ赤ですよ?」
エイダ「っっ!?」
クエス「エイダさんは、照れ屋さんですね〜」
エイダ「しょ、しょ、しょうがないじゃないかぁ!」
ちょっとモチベが低下してきておりますが、なんとかがんばりたい。どうでもいいがエイダちゃんかわいい。
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