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9話 両手に花+朝チュン=爆発しろ

コメントまってます〜

チュンチュン


小鳥のさえずりが以前にもまして心地よく感じる今日この頃。昨日はクエスちゃんと初夜だったのだがエイダも途中から乱入してすごかった。とにかくすごかった。獣人だからなのか、クエスちゃんは初めてなのにめちゃくちゃ大胆だったし、エイダもクエスちゃんがいるからか、いつもより大胆で本当にすごかった。生きててよかった本当に。


「ん〜じぇいくぅ〜」


「ふふ、じぇいくさぁん〜」


そしていま、俺はベッドの上に両手に花の状態で横になっている。まだ二人共寝ているが、夢でも俺のことを考えていてくれているらしい。なんか嬉しい。

しかしクエスちゃんが俺のことを好きだったというのは驚いた。もっと前から気づいていればとも少し思ったが、でもまあ今でも十分嬉しいからさほど問題ではない。


「あれぇ…じぇいくさぁん?」


「お、おはようクエスちゃん」


いろいろ考えているうちにクエスちゃんが起きてしまったようだ。寝ぼけているのかなんかちょっとぽけーっとしていてかわいい。


「なんでジェイクさんが?あ、昨日!…ふふふ。」


だんだん意識が覚醒して昨日のことを思い出したらしいクエスちゃんが少し恥ずかしそうにしながらも、嬉しそうにしている。


「あれぇ〜じぇいくぅとくえすもいる〜? なんでぇ〜?」


エイダの方も起きたようだ。こちらもなぜか寝ぼけていると言葉遣いが幼くなるから、すごくいい。すごく効果抜群だ。エイダだけなら最近ようやく我慢できるようになったばかりなのに、クエスちゃんも足されたんだからさ、無理だよ。俺は悪くないよ、だけど…


「先に謝っとくよ、エイダ、クエスちゃん。 我慢できそうにない…」


「ん!? じぇいくぅ〜」


「ふふふ、謝る必要なんてないですよ。ジェイクさん…♡」


まだ少し寝ぼけているエイダに、軽めのキスをした。結局エイダもそしてもちろんクエスちゃんも乗り気で、宿を出たのはお昼を過ぎた頃になってしまった。




「ということで現状、私はお二人のパーティーに入るより、ジェイクさんパーティー、つまりジェイクさん専属の受付嬢になったほうがいいと思うのですがどうですか?」


俺たち3人は遅めの昼食を取った後、ギルドの高ランク冒険者が借りれる個室にて今後の予定を立てていた。初めはクエスちゃんもうちのパーティーにと思っていたのだが、クエスちゃんが自分はこのパーティーに入るには実力不足だといってきた。 俺とエイダはそんなことないといったのだが、Sランクの俺とAランク上位にもう少しで入ってきそうな勢いで成長しているエイダとのパーティーには自分は足手まといだとクエスちゃんは言った。そしてクエスちゃんが提案してきたのは、俺の専属受付嬢になることだった。ちなみに専属受付嬢とはSランク冒険者のみに許された権利で、好きな受付嬢を相手の了承を得れば自分専属にすることができる。そして専属受付嬢になると、その受付嬢は、専属になった冒険者と同じ街で活動することが義務付けられ、冒険者が移動するときについていくための移動費そして滞在費などすべてギルド側が負担、そして、各ギルドで副ギルドマスターと同等の権利を得ることができるのだ。

冒険者側の利点としては、どんな依頼を受けるかそして依頼品の提供などすべてにおいてスムーズに行えるため、非常に便利なシステムではあるが、使っている人はそこまで多くない。シェリーとクレアたちも使っていなかったし、基本的に受付嬢が専属する冒険者側を完全に理解した上で、生きてくるシステムなので、仲のいい受付嬢がいないと、成り立たないシステムだからなのだろう。


「それに、専属受付嬢になっても、一緒にパーティーを組めなくなるわけではないですし、私がもう少し実力を、せめてAランクレベルになれたら一緒に依頼を受けたいと思います。」


「まあ、クエスちゃんがそこまで考えてるなら。で、でも修行でどっかにいくとかなしだぞ?修行ならいくらでも手伝うからな。クエスちゃんはかわいいから、離れて修行なんて心配だからな。」


「ふふふ、別に私はジェイクさん一筋ですよ?1年間こんだけアピールしてきてまったく気づかれなかったのにずっと一途であきらめなかったんですよ?」


「そ、そのことは悪かったよ本当に。」


「ふふふ。」


「ジェイク!私は!私のことはどうでもいいのか!?」


「なわけないだろ?前にも行ったがエイダは俺とずっと一緒だ。嫌だと言われても離さないぞ。」


「本当か?えへへ」


まあ結構カッコ悪いことをいってると思うのだが、エイダはすごく嬉しそうだ。最近思ったがちょっとエイダちょろくないか?少し心配ですよ。クエスちゃんもカウンターで軽い嫌味を言ってきてはいるが、尻尾が嬉しそうに揺れている。これは昨日のピロートークでクエスちゃん本人から尻尾の動きのレクチャーをしてもらったから確かなはずだ。


「じゃあとりあえずその方向で行こうか。そろそろ狩人のダンジョンにも行こうかとおもっていたしな。」


「あそこも未踏破ダンジョンでしたね。」


「次は私ももっと活躍してみせるぞジェイク!」


「張り切り過ぎるなよ、何度も言うが普通に今回でもかなり助かってるから。」


「ふふふ、そろそろ戻りましょうか?依頼でも受けます?」


「いや今日はいいかな。エイダと軽く修行でもしようかな。」


「そうだな!ダンジョン踏破してからジェイクと模擬戦してないからどれくらい強くなったか試さないと!」


「ふふ、私も少し参加させてもらいますね」


と3人揃って個室をでて、ギルドの地下にある修練場に向かおうとしたのだが、ある青年が受付で受付嬢に切羽詰まった様子で詰め寄っている。青年の周りには4人ほど女性がいるが、ハーレムパーティーだろうか。


「エイダという、冒険者を知らないか。赤髪の剣士で、Bランク冒険者だ!」


「エイダさんならいますけど彼女はAランク冒険者ですよ? たしかあそこの個室にジェイクさんと、あ! あちらにいるのがエイダさんですよ?」


「Aランク? え、エイダ!」


「シモンズ…。」


エイダのことを見て少し嬉しそうにしている青年はシモンズというらしい。てか、シモンズて確かエイダ捨てた幼馴染だよな?自分で追放しておいてなんで探しにきてるんだ?うむ、嫌な予感しかしないなぁ。


ついにシモンズくん登場!

自分のやる気スイッチだけが異世界転移したみたいなので週1投稿です。すいません。





しかし異世界転移か転生まだですかね・・待ってるぜ!

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