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06.エーテル

エーテルってなに?魔法なの?ファンタジーなの?

ヒカリは異世界が日本と異なる物理法則で動くことを知る。

<<ねぇ、エーテルについて教えて>>


<<(ぴろろん)>>

<<この世界の隙間を埋める物質>>


<<ユッカちゃんが唱えた、「エーテル」とお湯について教えて>>


<<(ぴろろん)>>

<<ユッカの思念がエーテルに作用し、エーテルが呼応してお湯を具現化しました>>


なんか、よくわからないけど、日本で学習した物理法則の範囲外だね。

いわゆるファンタジーで言うところの魔法。


<<エーテルの存在証明および、波長または粒子サイズについて教えて>>


<<(ぴーー!)>>

<<アクセス者のランクが未達のためその情報にアクセスできません>>


 う。悔しいと思う一方で、研究意欲が湧いてくるね。


 って、ちょっとまった。

 原理は分からなくても使うことができる物って多いよね。例えば、このナビゲート機能と通信してるのだって、エーテルが何か作用してるんだと思う。

 きっと、ユッカちゃんはエーテルが何かを知らずとも、その機能を操ってお湯を出していると思う。魔法の媒介手段がエーテルって感じで考えておこう。そうしよう。


 よし、ユッカちゃんを待たせ過ぎるのも悪いし、どんぐり茶の感想も言わないとね。


「あ。このどんぐり茶美味しいねぇ~」


 実際問題、どういう作用かわからないけど、す~っとしつつも栗のような

 木のみの香りがする。割と好みかも。


「ヒカリおねえちゃんがもっと欲しいなら、お替りする?」

「うん。お願い!」


 ユッカちゃんは、また粉をいれて、エーテルを操る詠唱をして私にお替りを差し出した。


「ユッカちゃん、すごいね。お湯をだせるんだ~」

「あ、あのね。内緒だよ。お母さんが家の外で使っちゃダメだって。」


「そっか。分かった。内緒にするから安心して。お母さんが教えてくれたの?」

「うん。あのね?


 頭に考えて、もや~ってするでしょ?

 それをぎゅ~~~って集めて、

 こんどは集めたものを変えたいものにイメージして、

 出ろ~って、

 掛け声をかけるの」


「へぇ~そうなんだ~。すごいね~」


 正直、何が何やらさっぱりわからない。

 けど、すごい重要なことがいっぱい出てくる。転移者だったトモコさんは、ユッカちゃんにエーテルの使い方を教えていて、それを秘密にするように守らせている。さっきのアクセス権限のことからしても、エーテルを普通には使わないことなのかもしれない。今日は大混乱な一日だから、明日にでも時間作って考えてみよう。


「ねぇ、ねぇ、ユッカちゃん。

 おいしいどんぐり茶をもらったお礼に、明日明るくなったら、一緒にお母さんを探しに行ってみない?お母さんは、何て言って出かけたの?探すヒントがあるかもしれない。」


「おかさんは、いつものように狩りにでかけたんだよ。動物や魔物を捕って、食料にしたり、材料にして売ったり、魔石を集めたりするの」


「そっか、じゃぁ、お母さんも私みたいに迷子になってるかもしれないね?そしたら、二人で探しにいけば見つかるかも?」

「うん。お願い。一緒にお母さんを探して!」


 ユッカちゃんの魔法を活用して、夕ご飯をごちそうになってから、明日に備えて寝ることにした。いろいろ考えなきゃいけないことが多いけど先ずは体力の回復と明日のため。そして脳の記憶処理のために寝る。


 おやすみなさい。

誤字、区切り位置など修正しました。本筋に影響はありません。

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