表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編置き場

トラウマの原因って意外にどこでもころがってる

作者: ぽて


 大事な手術が控えていた父と話す機会があった。普段は、下手をすると会話開始数分で口喧嘩が始まってしまうような父娘なので、あまり会話をしないようにしている。だが、普段には無い状況と場所柄か、今まで聞いたこともなかった話が聞けたのでエッセイ的な記録に残しておこうと思う。



 ちやみに現在の私は大変ふくよかなぽっちゃり系だが、生まれた時は未熟児で保育器に入っていたそう。全く覚えがないのだが(当たり前)、これはまぁ写真で見たことがあるので納得。


 そんな私なので、両親が小さな頃から、私を太らせようと沢山食べさせていたのだと思い込んでいたが、驚くべきことに事実は全くの逆だった。むしろ太らなくて病院沙汰にまでなっていたらしい。


 父の話では私はあまり泣かない赤ちゃんだったとのこと。父は兄弟が多いので、赤ちゃんは事あるごとに泣くものだと知っていたとか。でも、兄弟はいるものの、そう歳が離れていなかった母はそれを知らなかったらしい。赤ちゃんだった私に母は、粉ミルクの缶に書かれていた分量キッチリのミルクだけを、これまた缶に書かれていた通りに定期的に与えていたそうな。泣かない自己主張の薄い赤ちゃんだった私は「満腹になる量のミルクを飲んでなかったのでは無いか」と、今更ながらに思う、と父は言った。あー、うん、それなら太るわけねーわと私も思った。……当然、そんな自我が確立する前のことなど全く覚えは無い訳だが!


 父の推測では、保育器時代に看護師さんから放置プレイされてたから「自己主張しても無駄」だと本能で悟ったんじゃないだろうか? とのことだが、それぶっちゃけ過ぎじゃないかな!!


 余りにも太らないので病院に入院させたら、体重増加して戻ってきたらしい。……子育てって難しいんだね、特に第一子(*私は長女)。



 そんな自己主張の薄い私でも、注射は大嫌いだったらしく(今は我慢できるが苦手)、病院に行くとならば注射があると思い込んで泣き叫んでいたらしい。でも病院には行きたがっていたそうな……我ながら訳わからん。





 ただ今回、父に話を聞いたことで腑に落ちた点があった。私は人前で泣けないタイプのニンゲンである。……まー、覚えてる限りだと2回ほど止むに止まれぬ事情で人前で泣いてしまった事があるのだが、基本的には両親の前でも泣かない。泣くのは一人になった時か、夜に布団の中にいるときくらい。声とか全く出さない。極力我慢する……いや、してしまう。理由は自分でもわからなかった。



 ぶっちゃけ保育器時代の放置プレイが原因だろコレェ!!



 トラウマはどこで刻みつけられるか判ったもんじゃねぇって話ですわー。子育て中の皆様お気をつけください。





 父の手術? なんかお医者様の事前説明は軽かったんだけど、割とヤバい状態だったらしいですが、無事終了いたしました! うん、良かった良かった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ