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8月31日(日) 10時 <another side>

 ちくしょう。あと一発で仕留められると思ったのに……。


「しゃーないだろ。あの時はあっちもこっちも手詰まりだった。とりあえず車内に戻って回復するしか無かったのさ」


 運転しながらアッシュは言った。

 確かにそうかもしれない。だが、あいつはあと一発で死ぬ。そこまで甚振った。心臓になかなか当たらなかったのは、ほんとうにムカついたがな。


「……だが、なんだかすっきりいかん」

「お。なんかあったかい?」

「疑問に思わないか?」


 俺はアッシュに気になっていたことをぶつける。


「ずっと考えて……でも解らなかった。なあ、ほんとうにあいつらは俺たちが助けるべき存在なのか? ああ、少年じゃないぞ。少女のほうだ」

「おまえ……何を言ってる?」

「ちょっと照会したんだよ……そしたらさ、衝撃の事実が入ってきてな……? これは確認しなかったお前が悪いよなあ」

「おい、これって……」


 ニヤリと俺は笑みを浮かべる。













 さあて、この落とし前……どうつけてくれる?


次回 8/31 12:00

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