表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/26

第二十二話 本格反撃

 夜が都市を包む中、聖堂はついに直接介入を開始した。


 屋上、街路、塔――黒衣たちの魔力が網の目のように広がる。

 今回は監視ではなく、制御のための反撃だ。

 成立条件を変えられなければ、力は無力化される――だが、油断はできない。


 ミリアが手を握り、光を放つ。

「一緒にやろう」


 私は微笑む。

「もちろん。変えればいい」


 街全体の魔力循環が揺れる。

 結界、信仰組織の干渉、経済の歪み――巨大な網の目のように絡み合う。

 ミリアと私は意識を合わせ、微細な循環を調整する。


 黒衣たちは直接攻撃を仕掛けるが、成立条件は変えられ、魔力は無効化される。

 攻撃ではなく、状況を変える。

 静かな無双。


 住民は混乱するが安全。

 都市の秩序は崩れたままだが、生活は守られる。

 聖堂の圧力は増すが、私たちの連携は揺るがない。


 光が安定し、都市全体の歪みが縮小する。

 ミリアが小さく息をつき、私を見上げる。

「できた…」


「うん、できた」


 都市規模の変化の中で、私たちは初めて、二人で歪みを完全に制御した。

 戦わず、叫ばず、ただ変える――それが私たちのやり方だ.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ