第五話 未だ、変化は助走をつけて
第五話 未だ、変化は助走をつけて
サイド 大川 京太朗
大人の階段をのぼった翌日。庭の裏手でバケツぐらいある鉢植えを用意する。
うちはそこそこ広い……んだと思う。この辺では普通だから、実感ないけど。住んでいる所がテレビの街並みと比べて割と田舎だからかもしれない。
この家は僕が幼稚園の頃亡くなった祖父母から父が受け継いだのだそうだ。正直、祖父母の事はよく覚えていないけど。畑とかは父方の伯母夫婦が受け継いだらしい。
まあ、なんにせよスペースがあるので使わせてもらおう。午前中にホームセンターで土と大き目の鉢植え、そして粒剤とかいう肥料を買ってきたのはレイラの提案であった。
これを買いに行った時、自分の身体能力が滅茶苦茶上がっているという実感をようやくした。体育の授業、先週はサッカーだけだったから端っこでぼうっとしているだけだったし。なんなら友人二人も同じような感じだった。
その授業中、自分達と違いサッカー部の佐藤はノリノリでプレイしていたが。しかし彼の身体能力は凄いは凄いけどそこまででもなかった気がする。魔法使いタイプだからか?
なんにせよ、久々に乗ったチャリのペダルの軽い事軽い事。むしろ下手に力んだら壊してしまうと思ったぐらいだ。
閑話休題。なんでこんな物を用意したかというと。
「本当に埋めて大丈夫なの、これ」
「たぶん大丈夫です!」
隣でニッコリと笑うレイラに問いかける。うん、今日も可愛い。
ここに植えるのは、例の白銀の林檎である。
現在、傍に置いたビニール袋には綺麗に切り分けられた林檎が、皮や種ごと入れてあった。あの食欲をなくす皮の下には、白い果肉があったのはちょっと驚いたものだ。意外と普通の見た目である。
だが、じゃあそのまま口にできるかと言われたらそんな度胸は自分にない。
レイラは問題ないだろうと言っていたけど、不安なものは不安だ。不思議パワーの産物とか、口にするの恐くない?動物実験とかしときたいわ。なんならどっかの研究所とかに持ち込みたい。
が、それは無理だ。不老だのなんだのという代物を、家族や友人だろうと相談する気にはなれなかった。ついでにその辺の鼠や蛙に食べさせて、変な生物になられたら責任とれない。
じゃあどう処分するかとなった時、彼女が提案してきたのである。植えてみようと。
「これで植えて、実がなったりするのかな」
「それも踏まえての事ですね。上手くいけば、何かいい物が手に入るかもしれません」
「と、言うと?」
「そうですねー……魔力を帯びた木、とか?」
「木?そりゃあ林檎は木になるけど……」
異能とやらでうまれた物からできるのだろうか。
「というか、そもそも木がまともに生えるのって年単位じゃない?いや、だからこそ今からやっとけって事?」
「いえいえ。それは普通の木を、普通に育てた場合です。そもそも素人が種から木を育てるのは難易度が高いですから」
コロコロと笑う彼女に、視線で『ならどうして』と問いかける。
「その林檎は普通の林檎ではないはずです。私もよくはわかっていませんが。それでも『自然魔法』の使い手。木々の成長を促進させる事ぐらい、お茶の子さいさいです!」
腰に手を当てながら胸をはるレイラ。ポヨンと巨乳が揺れる。
それに目を奪われながら、彼女のステータスを思い出す。この前、一応だが教えてもらったのだ。
* * *
レイラ 種族:守護精霊――対象:大川京太朗
筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 抵抗:A
異能
・自然魔法
・魔道具作成
・精霊の献身
* * *
自然魔法とは、その場にある自然物を操る魔法の事……らしい。森の中なら木々や地面を。草原だったら草花に地面、そして風を。湖なら水、火山なら炎。って感じに。
魔道具作成は名前の通り。様々な素材を加工し、魔法のアイテムを作る知識や技術なのだとか。
……最後の『精霊の献身』は、ゲームとかで言う『かばう』とかのそれらしい。
ようは、僕が負った傷を彼女が任意で肩代わりする能力だとか。正直、少しだけ複雑な心境である。それを聞いて、一瞬安心してしまった自分への嫌悪感も含めて。
……まあ、現代日本でそんな危険な事そうそうないだろう。ダンジョンにだって近づかなければいいだけだし。あるとしたら通り魔や交通事故ぐらい?
とにかく、今は前二つの異能が重要である。
確かに、魔法の知識をまったくもたず、自分の中の魔力ぐらいしか知覚できない身でもこの林檎からは魔力を感じる事が出来る。
そんな林檎の樹なら、それもまた不思議な力があるかもしれない。
そんなこんなで、鉢植えの土に果肉や皮を混ぜた後種を植え、数粒だけ粒剤肥料も入れる。
「……リンゴ農家さんが見たらぶちぎれそうだな」
「間違いなく呆れるか怒るかの二択ですね」
なんなら林檎の育て方とかすら調べてないからね、これ。そもそも普通の育て方が通用するとも思えんしなこの白銀の林檎。
「では、魔法をかけますね」
「あ、うん」
少し横にどくと、レイラが右手を鉢植えにかざす。
『木よ。土よ』
彼女の手が淡い光に包まれ、鉢植えの土が発光する。
「おおっ」
ここから何が起きるのかと、それを注視し――。
「よし、これで大丈夫でしょう!」
「え?」
なんかそれだけで終わった。
「え、いや。もっと、こう」
「軽く成長を促すだけですから。種や果肉自体に濃密な魔力が込められているのです。肥料や水のあげ過ぎは毒ですよ、主様」
「そういう、ものなの?」
「はい!」
なんとも言えない気分である。魔法と聞いたので、ついついなんかファンタジーな事が起きると身構えてしまった。いや何の仕掛けもないのに手や土が発光したから、ファンタジーと言えばファンタジー?
……これで本当に木が生えてきたら、それが一番ファンタジーだな。
あとは両親にこの鉢植えに近づかないでと言っておけばいいか。まあ、芽が出るとしても暫く先だろうけど。
* * *
「うそん」
月曜日。あれを植えてから一晩経つと、なんか生えてきていた。
中学に行く前に、水やりでもしておこうと見に来たらこれである。危うく持っていたじょうろを落としそうになった。
芽がひょっこりと、どころではない。既に数センチほど地面から生えているのだ。
「魔法ってすげぇ」
どうやら、まだ自分はこの変わってしまった世界への認識が足りていなかったらしい。
* * *
植えてから一週間、次の日曜日の朝。鉢植えには一メートル半ほどの木がなっていた。太さは直径五センチぐらいだろうか?
青々とした緑の葉が生えており、その中に一個だけ実がなっていた。植える前にも見た、綺麗な白銀の林檎である。
「え、っと。これは収穫した方がいいのかな」
「恐らくは。実は私も驚いているので、なんとも言えませんけども」
レイラも困ったように笑っている。
普通林檎の樹ってまともに育って収穫まで年単位で必要なはずだと、素人の自分でも知っている。なんなら最初の数年は収穫なんて考えられない事も。
というか、普通林檎ってこういう風に生らないと思うなぁ……。
それが、こうも綺麗な実をつけている。魔法とか異能ってやっぱヤバいな。食べないで良かった。
とりあえず、収穫してみるかと鋏で林檎をとる。すると、途端に変化が現れた。
先ほどまで瑞々しい様子だった葉が早送りでもする様に枯れていき、ハラハラと落ちて跡形もなく消え失せる。残されたのは、裸の樹が一本だけ。
「……これ、杖に出来そう?」
「はい!できればその実の方も使わせてください。よい杖が出来そうです!」
呆然とする自分をよそに、レイラがニコニコと笑っている。
なんというか、この娘いつも笑顔だな。
そんな事を考えて現実逃避をしながら、林檎を彼女に渡す。僕、今の世の中についていけるか不安になって来たわ。
* * *
それから更に一週間。世間ではあの老人の言葉から覚醒者やらなんやらが現れた日を『神代回帰の日』と呼ぶようになった頃。カレンダーはもうすぐ五月を示しそうであり、学生としてはゴールデンウイークが待ち遠しいタイミング。
自分とレイラ。そして友人二名は例の公園に集まっていた。
「では、訓練を始めましょう!」
「「応っ!!」」
「お、おー……」
どうしてこうなった。
最初に言い出したのは、熊井君である。
『ダンジョンに備えて特訓をしよう!!』
『いやでござる』
偶然そのタイミングでアプリゲーをやろうとスマホを手に取っていたから、秒で返信する。
世間では、既にダンジョンについて碌に報道しなくなっていた。
とにもかくにも、よくわからないし近づくなと政府は一点張り。ガチの危険空間だから、テレビカメラも入ろうとはしない。一部の動画投稿者が入ったりしたらしいけど……大半が行方不明者となり、帰って来た者達の動画もすぐに消されている。
結果、新しい情報が得られない民衆は飽きた。当然、注意喚起や政府への対応を批判する報道はされているけども、あんまりそういうのを自分は見ないし。
それよりも魔法や異能を悪用した犯罪がテレビやネット取り沙汰されるており、ますます自分が覚醒者であると言いづらくなったのだ。
その状況で、覚醒者としての力を磨こうと言う誘いに乗る馬鹿がどこにいるのか。
『のったぁ!全ては触手のために!』
馬鹿いたぁ!?
『落ち着こう。どこでどうやってやるつもりだよ』
『あの公園でやればいいべ』
『んだんだ』
『突然雑に田舎者感出すな馬鹿ども』
『ダンジョンで筋肉美女を助けて惚れられるには、努力が必要では?』
『触手の道は一本からという言葉を知らんのか』
『どこの辞書ならそんなもん載ってんだよ』
軽く頭を掻く。
こいつら、たぶんこのままだと本気でやりかねない。あのダンジョンがうまれ易いかもしれない場所で、訓練をするつもりだ。
「レイラ。ちょっとあの公園で異能の訓練するつもりの奴らを止める知恵かしてー」
レイラを召喚し、助言を求める。
あいにくとダンジョンどうこうといった、魔法の知識は自分にはない。
まあ、それでも使ってみたいからと少しずつ教えてもらってはいるけども。
巨乳美少女な家庭教師……最高やなって。
「え?異能の訓練をあの公園でするのはいい案だと思いますが」
小首を傾げるレイラに、こちらこそ首を傾げる。
「え、危なくない?あそこダンジョンとかできるかもしれないんじゃ」
「いえ。あそこはそこまで古い神社ではありませんし、龍脈もそれほど通っておりません。ダンジョン化の心配は薄いかと」
「そうなの?」
知らんかった。
「それに、覚醒者が世に溢れている現代。自衛のために己の力を把握し磨くのは良い事だと思います。主様もやってみましょう!」
「えー、いや。うーん」
端的に言って、面倒くさい。
剣とか魔法とかは好きだけど、真面目に鍛えるって言うと。うん。勉強とかで疲れているし、宿題も終わったばかりだからゆっくりしたいのだ。
理屈はわかるし、ダンジョン化がないならあの公園は人目につかない分ちょうどいい場所だろう。
けどなぁ。もうゲームしてだらだらする気分だし。
「……主様が頑張ってくださったら、私も前回より頑張りますよ?」
「このご時世体を鍛えるのは素晴らしい事だよね!!」
こちらの手をとって自分の胸に当ててくるレイラ。柔らかいしでかい。掌から溢れる大きさと、衣服越しでも感じる柔らかくもほど良い反発。
あれからも両親が家にいないタイミングを狙っているも、なかなか機会がない中の色仕掛け。ホテルに行けって?ワレ中学生ぞ?
銀髪巨乳美少女からのおっぱいアタックに耐えられる奴だけが、僕に石を投げてほしい。
そんなこんなで、こうして釣りだされてきたと言うわけである。
「では、まず『ペル』を用意しましょう。『大地よ』」
そう言って、レイラが『杖』で軽く地面を叩く。すると、二メートルほどの石柱が生えてきた。
「魚山さん、お願いします」
「わかった。『ウォーター・アーマー』」
魔装に着替えた魚山君がそう唱えると、その石柱にどこからともなく水が覆いかぶさる。
水の厚さは二十センチほど。元々太かった石柱が、水の鎧で覆われた。
ペル、とは。中世の辺りに騎士や傭兵が訓練の的としていた物である。本来は丸太を地面に埋めて固定していたとか。
自分が背負う『ツヴァイヘンダー』……刀身の鍔近くに『リカッソ』と呼ばれる持ち手を持つこの剣を使っていた人達も、これを使って訓練していたらしい。
……ネット知識だから自信ないけどな!なんならペルの姿が似ても似つかない気がするけど!
「では、私と魚山さんはこのまま魔法を維持、補修する訓練。主様と熊井さんはそのペルにひたすら打ち込みをしてください!」
「応ッ!」
「触手のため……触手のため……!」
「はーい」
まあ、ここまできて『やっぱヤダ』は恰好がつかない。やるからには真面目にやろう。
そう思い自分も魔装を展開したのだが、レイラから声がかかる。
「お待ちください主様。刃物を扱うのはこの訓練が見られた場合、面倒な事になります。剣とダガーのみ消しておいてください」
「え、そんな選んで出し入れとかでき……できたわ」
念じたらいけた。
これ、もしかして籠手だけとか剣だけとか出して、咄嗟の防御やカウンターに使える感じ?そう思うとちょっとワクワクするけど。
……いや。やっぱそれが必要な事態とか嫌だわ。アクションは画面の向こうで十分。
「こちらをお使いください。形状は似せましたが、重心もあっているかわかりませんけど」
そうレイラが言うと、自分の目の前の地面が盛り上がる。
なんかアーサー王伝説みたいな感じで剣が生えてきたな……とりあえず引き抜いてみると、自分が背負っていた剣そっくりな石の剣だった。
「あー、うん。ありがとう」
「じゃんじゃん壊してしまってください!すぐに作りますから!」
自分の傍にずらりと生えてくる石の剣。
……刃物は通報されるかもだからって出してくれたけど、これはこれで通報されねぇのかな。
まあ、魔法のそれなんだからお巡りさん来た瞬間消せるだろう、たぶん。
とりあえず両手で握り、一呼吸。
あいにくと、西洋剣術なんて触れた事もない。なんなら、うちの中学は剣道の授業だってないのだ。せいぜいが、事前にネットで動画を見たぐらい。
素人が、きちんとしたフォームを初手で再現するなど不可能だろう。更に言うと、『普通なら』怪我をしてしまうかもしれない。
それでも、この体ならば。
覚醒者とやらになって、力の加減というのを考えるようになった。
なんと表現すればいいのだろうか。頭の奥に、アクセルペダルが出来た様な感覚か。といっても、車の運転なんて遊園地のゴーカートとゲーセンのゲームしか知らないけど、
それを踏まない状態が、普段のそれ。元の体だった時と変わらない感覚で動ける。
けれど、それを思いっきり踏みつけたら。
「フ――ッ!」
全身から、ありえないほどの力が引き出される。踏み込んだ地面に靴は足首まで埋まり、腕は轟と風をかき分けた。
ペルへと叩き込まれた石の剣。それは水の鎧を弾き飛ばし――。
「ごっへぇ!?」
ゴインと、とんでもない反動が返ってきた。
小学生の頃アニメを真似てその辺の木の棒で生木の幹にフルスイングしたみたいな感覚。親指の付け根が痛い!?
「どうでしょうか主様!石の剣もペルも全力で硬度を高めておきました!」
「うん……そうだね」
視えないだろうけど、君が主と呼んでいる男は泣いています。兜の下で半泣き状態です。
なんなら手と声がプルップルしています。痛い。
「こ、の……水の鎧の段階で奥に当てられねぇ……!」
「この馬鹿力ぁああ……!」
なにやらあっちで熊井君と魚山君が悪戦苦闘しているが、それどころではない。
固有異能のおかげかすぐに痛みは引いたが、まだ骨がじんじんしている気がする。
チラリと、レイラが持っている杖に視線を向けた。
長さ一メートル前後。木製のそれは先端の方に『白銀の布』を巻き付け、日の光をキラリと反射する『琥珀』で彩っていた。
何を隠そう、あれこそが『白銀の林檎』の樹から作った杖である。柄は幹を削り、布は林檎の皮からとったという染料で染めた普通の布。琥珀は果汁と樹液を混ぜたらしい。
自然魔法で作った石の道具と、風の操作だけでよく作れる物だと傍から見ていて感心していたが、それでもとんでもない出力だ。
たぶん、自惚れかもしれないけど自分が先ほど放った一撃は絶対に人に向けて放っちゃダメな威力を持っていた。それこそヘルメットや防弾チョッキごとミンチにしかねないと思う。
それが、水の鎧で減衰されたとは言えこうも簡単に弾かれた。
「なんというか、凄く硬いね。これ」
「私側もそのペルと剣の維持に魔力を集中させていますので、実戦でここまではできないと思いますが。御満足頂けたのならよかったです!」
レイラさんや。なんで全力出しちゃったの本当に。
えー……僕、これからこのくっそ硬いのに斬りかかり続けるの?マジで?
また、チラリとレイラに視線を向ける。
ニッコリと笑みを浮かべたまま、彼女が「ファイトですよ、主様!」と両手をぐっとしてきた。
強調されるおっぱい。左右から手で寄せられ、柔らかく形を変えている。
「筋肉筋肉筋肉肩がメロンな筋肉美女のために筋肉筋肉!全身鉄筋コンクリート!」
「触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手触手」
変態二名と違い、無言でペルに打ちかかる。
彼女も、友達も、真剣に鍛錬に励んでいるんだ。レイラに至っては、僕の安全を思って鍛えようとしてくれている。
そこに不純なものを抱くなんて、人としてどうかしているな。
真剣に、剣の動きに集中するんだ!!!
「主様。私の方ばかり見ていないでペルを見てくださーい。よそ見は危ないですから」
「いや違うんですよほんと偶然視線がそっちいっただけで僕は真剣ですはい」
決しておっぱいとペルで視線が反復横跳びなんてしていない!!!
信じて!!!!
「それとフォームがずっと酷いです!もっと脇をしめて足の幅を広げて!」
「はい!」
* * *
そんな風に……真面目にやりはしたけども軽い気持ちで始めた、打ち込み。
土日や放課後にやり続けたこれが、意味をなす事はないと思っていた。友達がやっているから。綺麗な女の子に色仕掛けで釣られたから。そんな、惰性に近い理由でやり続けたそれが役立つ日などないと。
半年後、世界中で一部のダンジョンが『溢れた』瞬間までは。
画面越しにだけど、自分は目にする事になる。
ダンジョンの、モンスターの恐ろしさというものを。
読んで頂きありがとうございます。
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