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凡人高校生、バケツヘルムでダンジョンへ  作者: たろっぺ
最終章 新たなる神代で
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第百四十三話 オンステージ

第百四十三話 オンステージ


サイド なし



「政府がダンジョン被害に対応できていないのが悪いんだろ!」


「誰が上に立っても同じだ!だったらそれが神様でもいいじゃないか!」


「ふざけるな!ロキを名乗る存在が約束を守るわけないだろう!」


「モンスターなんて信用できるか!奴らは全部敵だ!皆殺しにしろ!」


「ただ相手の要求を呑むだけじゃなく、対話をすべきだ。交渉の席を作れ!」


「市民の声を聴けぇ!横暴を許すなぁ!!」


 十月も下旬に入った頃。『新宿』。かつてそう呼ばれ、今では『新宿ダンジョン』と呼称される様になった場所。その近辺で多数の民間人が集まり抗議活動を行っていた。


 だがその意見はバラバラであり、ロキの肯定派と否定派、そして対話派に分かれている。


 もみ合いとなって大混乱の様相を見せる現場に、機動隊もどう対応していいか判断を迷っていた。


 報道ヘリまで飛び、それが中継され日本全国……いいや、世界中に報道されている。


 ダンジョンによる他ダンジョンの抑制。そんな試みはこの二年半で一度として公的に試された事はなかった。


 誰もがそれが受け入れられるのか、それとも否定されるのか。実行された場合はどの様な結果になるのかに注目している。


 ロキが提示した期限まであと二日。迷っていられるのはあと少しだと、この場にいる者達は思っていた。



 相手に、人間との約束を守る気が一切なかったというのに。



「お、おい、あれ!?」


 最初に気づいたのは誰だったか。乱闘寸前となっているデモ隊の一部が指さした先には、新宿ダンジョンを覆う黒い外壁がある。


 それが、ゆっくりと、しかし確実に上へと開いていっているたのだ。


 その光景を目視で確認した機動隊の隊長が、各隊員に無線で指示を飛ばす。手段を選ばず、例え手荒な事になったとしてもデモ隊をこの場から避難させよと。


 だが、そもそもこの場に集まった者達が素直に耳を傾けるわけがない。


 肯定派は『自分達は従順だ』とアピールするために外壁に近づき、否定派は統率の一切取れていない無秩序な動きでバラバラに逃げ出している。そして対話派はその場にとどまり、向こうが自分達と話しに来たのだと待ち構える姿勢をとった。


 そして、これらはそれぞれの派閥の『大多数』がとった行動。集団と別の行動をする者達もおり、現場は最悪の混乱状態に陥った。


「ええい、くそ!引きずってでも逃がすぞ!」


「な、なんだお前らは!くそ、政府の弾圧だ!」


 そんな彼らに掴みかかる機動隊員に、デモ隊が敵意を向けたのもある意味当然の流れかもしれない。


 熱狂。あるいは集団心理とでも言えばいいのか、誰も彼もが理性など投げ出して暴れ始める。


 機動隊の隊長が、もはやこれまでと隊員たちだけでも逃がすべきか考えた瞬間だった。



『全員、落ち着いてこの場から避難してください!』



 凛とした声が、響き渡る。


 一斉に、それこそフラッシュモブを疑うほどの統率でその場にいたデモ隊も機動隊も動きを止めた。そして、全員が空を見上げる。


 黒い天蓋が上がっていく空。そこを駆ける馬とその騎手を。


『警察の指示に従って、迅速に!けど焦らないで!助け合ってこの場から逃げてください!』


 相当距離があるはずなのに、天を駆ける白馬に乗った少女の声は彼らの耳にしっかりと届いた。


 その魔力とともに。


「ああ、逃げなきゃ……」


「そうだ。ダンジョンは危ない所だから……」


「誘導しますので、避難をしてくださーい」


 先ほどまでの異様な熱気など消え去って、粛々と避難が行われる。これを何も知らない者が見れば大規模な避難訓練かと思うほどだ。もっとも、それを映す報道ヘリはとっくの昔に退避を始めているが。


 誰もいなくなった街に、ゆっくりと白馬が舞い降りる。


「はぁ……はぁ……!」


『ブルル……』


 息を荒くし、胸を押さえて大量の汗を流す主人を白馬が案じる様に小さく嘶く。


 それに答える様にして騎手は、郡凛はその鬣を撫でた。


「大丈夫……ごめんね、心配かけて」


『………』


 無言で撫でられる白馬。その高い知性を宿した瞳には強い憂いが帯びている。


 未だ安定しない呼吸のまま、凛は手綱をひき愛馬の足を進めだした。


 彼女は思案する。はて、この後どうしたものかと。


 一先ず、空から見える範囲にいた人々を彼女は全員避難させた。洗脳する様で心苦しいが、背に腹は代えられないと自分に言い聞かせて。


 問題はこの後。如何にしてロキの首を討ち取り、大切な幼馴染を救出するか。


 郡凛の仲間はこの場に一人としていない。彼女の友人達は皆、親の説得や巻き込みたくない事を凛が伝える事で帰らされた。ついでに言えば、予測される戦闘に戦力となる者もその中にはいなかった。この場にいるのは凛と、『フォートヘクター』のみ。


 ゆっくりと進む愛馬を見下ろし、凛は守護精霊は主人の分身の様なものだと胡桃が言っていた事を思い出す。


 ───そっか。私今、一人ぼっちなんだ。


 そこまで考えて、凛はほんの少しだけ微笑む。


「……ちょっとだけ、寂しいね」


『ブルル……』


 ゆっくりと歩を進めながら愛馬の嘶きに軽く耳の後ろを撫でて応え、彼女は正面を向いた。


 既に大量の足音が聞こえだしている。魔力感知に疎い凛でもわかるほどの濃密かつ膨大な魔力の波。『Bランク』相当か、あるいはそれ以上の集団が近付いてきているのだ。


 右手に剣を呼び出し、腕輪の力でもって自身を強化する。


 もはやこれは遠回しな自殺であり、自己満足の類かもしれない。そう凛は思うが、だからと言って止まる事はしなかった。


 他に方法が浮かばない。桜井自動車の本社に連絡を取ってみたものの赤城萌恵は外出中であり、警察もことここに至って目立った動きをしていなかった。


 彼女に助けを求められる存在がいない。であれば、たとえ分の悪い賭けでもやり通す必要がある。それに、彼女にも勝算はあった。


 戦闘の勝利など必要ない。囚われているだろう胡桃の拘束さえ緩める事ができれば、彼女なら自力で脱出できると凛は考えているのだ。


 その予測は間違っていない。本人の気質が殴り合いに向いていないだけで、単純な戦闘能力で伊藤胡桃は郡凛を上回る。あるいは、ロキの追跡さえ力技で振り切る事も不可能ではないだろう。成功率は、精々四割弱程度だが。


 だが、そこまで凛がたどり着ける可能性は極めて低く、たとえその剣を届かせる事ができたとしても生きて帰れる可能性は絶望的だ。それも、彼女は理解している。


 美しい友情からくる覚悟と呼ぶべきか、壊れてしまった子供の哀れな特攻と呼ぶべきか。


 凛は、既に己の命を度外視している。剣を構え、愛馬に突撃の合図を出そうとした。


 そこで、彼女は気づく。聞こえてくる足音は前方からだけではない。『後ろから』もやってきている事に。


「っ!?」


 まさか敵が挟撃を狙っているのかと慌てて振り返った凛。だが、遠目に見えてきた光景は彼女の想像するものとは全く別のものだった。



「そこの人、ちょっと待っったああああああああああああ!!」



 覚醒者の肺活量をフルに使っての大音量。凄まじい大声で、何者かが凛を呼び止めた。


 ポカンとして謎の集団を見つめる凛。それは、あまりにも珍妙な構成をしていた。


 まず、自衛隊の装甲車に戦車。アスファルトの地面を傷つけながら悠然と前進している。だが、何故かそれに混じったトラックの窓から白衣を着た小太りな中年男性が、音程が外れに外れた歌をスピーカーで流していた。


 次に警察のものと思しき青と白の装甲車。それが三台ほど自衛隊の車両と共に走っている。こちらは変な歌が流れるでもなく、粛々と進んでいた。だが、その後ろをピッタリとついてくるやけに派手なトラックが意味不明だった。


 ここまでは、まだマシ。それ以外が意味不明である。


 ユニコーンに跨るビキニアーマーを来た女騎士。鎧を着たオーク達が担ぐ神輿の上で優雅に足を組む爽やかな少年。恋人つなぎで手を握っている筋肉モリモリマッチョな男女。抱える程大きな法螺貝を担いだ眼鏡の少年。


 そして空には白銀の鎧をまとった騎士がチャリオットに乗り、『神敵ロキ』だの『聖戦』などと大声で発していた。


 統一性など皆無の武装集団。その接近に凛は警戒心を抱くも、空で飛んでいる騎士は自分を病院に運んでくれた人だと気付いてひとまず話を聞いてみる事にした。


 そんな彼女に、一人の覚醒者が近付いてくる。先ほど大声で凛を呼び止めた人物だ。


 バケツの様な兜を被った男性。年齢も容姿も不明なその相手に、凛はとりあえず馬から降りる。


 だが、全身に走る激痛に顔を歪めて倒れそうになった。咄嗟に愛馬が支えてくれるも、呼吸は荒い。


「だ、大丈夫ですか?」


 バケツ頭の心配そうな声に、凛は少しだけ驚いた。思ったより若い声であり、その口調からなんとなく同世代だと思ったのだ。


「は、い……大丈夫です。あの……貴方達はいったい?あ、私は郡凛というものなのですが……」


「その者の名はシルバー・リリィ!!私と同じ信仰に生き、花々を護る戦士です!!」


 凛の問いに何故かチャリオットに乗った騎士が答える。二人して彼女を見上げるが、何を思ったのか騎士は……『花園加恋』は大槌をブンブンと振り回してその視線に応えていた。


 バケツ頭は一瞬何かを言いかけてやめた後、決意したように深く頷く。


「そう、僕はシルバー・リリィです!ただのシルバー・リリィなんです!!そう呼んで頂ければ十分なので!そう言う事でお願いします!!」


「そう言う事ってどう言う事……?」


「……僕の名前なんてどうでもいいって事ですよ、ええ!」


 凛の疑問を全力で誤魔化すバケツ頭。この男、この大一番で保身に走っていた。しかも中途半端に。


 その様子に凛はこれ以上名前を聞くのはやめる事にした。全身が痛かったので長話をする余裕がないのである。


「えっと、シルバーさん」


「……あ、はい。シルバーです」


「後ろの方々はいったい……」


「……あー、まあ。色々?」


「色々!?」


 あまりにも大雑把すぎる答えに凛は目を剥く。まさかこの状況でそんな回答が来るとは思っていなかったのである。


「あ、えっと、国家機密とかだから聞くなとか?」


「いや、そういうわけじゃないんですけど。説明すると長くなるというか……胡散臭い人の命令で来た変人と苦労人と個人的な伝手で来た変態と……どうお話したものか」


「待って。最後の方待って」


 そっと視線を逸らすバケツ頭の肩を凛が掴む。聞き捨てならない単語があったのだ。なんだ変態って。


「えぇ……聞きたいんですか?ふくよかフェチと筋肉フェチと触手フェチと百合フェチの話」


「………遠慮します!!」


「それがいいと思います」


 郡凛は本能で理解した。これ、深く考えたらいけないやつだ、と。


 決戦前の緊張感などどこへやら。なんともグダグダした空気になる中、バケツ頭は仕切り直す様に小さく咳払いをする。


「とにかく、言える事は一つです」


 真っすぐと、兜の下から覗く瞳が凛を貫いた。


 その視線に、彼女は思わず呆けてしまう。あの珍妙な集団から出てきたにしてはあまりにも無害な気配を纏った彼が見せた、『戦場を潜り抜けた者』の眼に。



「ここにいる者達は、全員貴女の味方です」



「ぁ──」


 それは今、彼女が心の奥底でもっとも欲していた言葉だった。


 だが。感情ではなく理性の方が咄嗟に浮かべたのは、シズクと名乗り大切な幼馴染を攫った神の顔。凛は喉元までせり上がった言葉を飲み下し、疑う様にバケツ頭を見上げる。


「……本当、ですか?」


「ええ。まあ、理由は色々ですけどね。守るべき市民だからって人達もいれば、義憤からって人もいますし。宗教上の理由って奴やただの成り行きって馬鹿もいます」


 疑う様な視線を前に、バケツ頭はただ肩をすくめた。


「信じるも信じないも貴女の自由です。ただ、戦闘になって『仲間同士の事故』が起きたら嫌だから、少しだけ足並みを揃えてほしかったから呼び止めました」


「……それは、はい。わかりました」


「あと、これを」


 そう言ってバケツ頭が金属製のボトルをアイテム袋から取り出して、凛に差し出してきた。


「これは?」


「特製のポーションです。飲んでください」


 警戒心を引き上げる凛。だが、理性とは裏腹に感情がそのボトルを手に取っていた。


 信じたい。誰かに傍にいてほしい。何より……どこか幼馴染と似た気配を持つ目の前の人物に、凛は悪感情を抱く事ができなかった。


「僕の一番信用する人経由で、貴女の固有異能が凄い力を持っていると聞きました。でもその身体ではこの戦いを乗り切れるかわかりません。だから、差し上げます」


「私の……」


 固有異能の事を言われ、凛は少しだけ視線を落とした。


 胡桃を助けるためには夢を捨てると決めた彼女も、思う所がないわけではない。それでもこの力に今更迷うのも道理が通らないと、顔をあげた。


 そして、そんな感情の機微を察する事ができないバケツ頭は構わず言葉を続ける。


「まあ、僕が単純に貴女のファンな事も理由にありますが。また、歌声を聞きたかったので」


 おどけた様に、本人はリラックスさせるつもりで言った言葉。この男は基本的に人間の異性とまともに話す事ができないし、今回は戦場が近いから中途半端に気が大きくなっているから会話ができているだけ。それ故の、つまらない冗談だった


 しかし……大抵だだすべりして終わる彼の言葉は、今だけは凛の心に響く。


「ファンって……」


「えっと……『ゴールデンギター』さんのファンというか、あ、けど別に自分で調べたわけじゃなくって、偶然知っちゃっただけで決してストーカーとかそんな存在ではなく」


 やらかしたと焦るバケツ頭の肩を、凛は掴む。


 激痛を感じてもそれを頭の隅に追いやって、彼女は兜の奥にある瞳を覗き込もうとした。


「……たくさん、聞きたい事があります。けど、今は一つだけ」


「は、はい。あの、すみません通報だけは」


「貴方は、『どの頃』の私の歌が好きですか?」


 彼女にとって、一番大切な事。


 こんな時にと冷静な部分が彼女を責める。まだ距離があるとは言え、敵の気配は近づいているのに。


 だが、それでも凛は問わずにいられなかった。


「え?まあ、『神代回帰』のちょっと前にあげた動画が一番お気に入りですけど」


 少し自信なさげに答えるバケツ頭の言葉に、凛は数秒だけ固まった。


 そして小さく笑って、渡されたボトルの蓋を開ける。


 彼女の中でどんな結論が出たのかわからない。だが、何かの確信を得たのは事実であった。


 一切の迷いなくボトルの中を飲み干す。どこか覚えのある『林檎の味』を舌に感じるも、それを気にしていられたのは一瞬。


 白銀の光が凛の体を包み込んだかと思えば、その身に刻まれた傷も呪いも瞬く間に治してしまったのだから。


「これは……」


「あ、ボトルは回収させてください。凄く貴重で……ええ、貴重で。もう二度と手に入らない予定のポーションなので。容器も念のため……」


「え゛。私そんな大切な物貰っちゃって……」


「あ、けど気にしなくていいので。というか忘れてください。僕の存在ごと忘れてくださいお願いします」


 兜の下でだらだらと冷や汗を流すバケツ頭。彼としてはこれからの戦闘に備えて郡凛に万全の体調で挑んでほしかったから、あの『自称ポーションなリンゴジュース』を渡したのである。


 だがそのリスクを十分に理解している彼としては、戦闘前だと言うのに背中が大変な事になる状況だった。


 それでもなお、郡凛がもつ固有異能はこの戦いに必要だと判断したのだ。


「いやいや絶対後で何かお返しを」


「いやいや本当に気にしないでむしろ忘れてください」


「いやいやいや」


「いやいやいや」


「あのぉー。まぁだかかりそうなん、モブ太朗」


「誰がモブだ黙ってろゴリラ!」


 いつの間にかやってきていたマッチョなカップルに怒鳴り、バケツ頭は軽く深呼吸をする。


「もしも感謝をしてくれるのなら、あのポーションについては他言無用でお願いします。もう存在しない物をよこせと言われたら困るので」


「……うん。でも、それでも必ずお礼をさせて」


「なら、これが終わったらサインをお願いします。貴女がメジャーデビューした後でレア度が上がる感じのを」


「……わかった。必ず」


 胸に手を当てて、凛もまた小さく深呼吸をした。


「生き残らなきゃ、いけなくなったね」


「はい?そりゃそうでしょ。死ぬために戦うなんて馬鹿馬鹿しい」


 当然の事だとばかりに首を傾げるバケツ頭に、凛は苦笑する。


「うん。そうだね。馬鹿だった」


「はぁ……?」


「サインを書く時、名前を教えてください。あと、顔も見せてくれたら嬉しいです」


「いえ、ほんと、シルバーって事で。ただのシルバー・リリィって事でお願いします。あと僕の顔なんて見ても面白くないので」


「それはそう」


「黙れ触手メガネ」


 少しでも保身のために逃げようとするバケツ頭。だが、焦り故に色々ガバガバである。いつまで話しているのだと筋肉マッチョな男性と眼鏡の少年。そしてオークを引きつれた少年が彼の周りにやってきている。


 そんな彼に凛は楽しそうに笑った後、正面に向き直り愛馬に飛び乗った。


「待っていて、胡桃。また話したい事が、増えちゃったんだ……」


 大切なファンができてしまった事。そして、やっぱり夢を諦めきれない事。


 何より。親友にはまた、自分と一緒に夢へと走って欲しい事を伝えるために。彼女は手綱を強く握る。


 何もかも中途半端だと、彼女は自戒した。だが、それなのにいつになく心が軽い。


 ずっと頭の奥で響いていた、自分を断罪する声が消えたのだ。『生きていていい』。そう、肯定された様な気がしたから。


 もはやその身を蝕む呪いも、心を縛る鎖もない。


 土壇場でやってきた特効薬に身も心も軽くさせ、ようやく彼女は。郡凛は歌う事ができた。


 何にも囚われない、心からの歌を。


 ───過去と現代。そのどちらにおいても、神話として残る歌を。





読んで頂きありがとうございます。

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[一言] なんかゴールデンギターさんが主人公みたいな導入で草 京太朗君と愉快な性癖フレンズ御一行様でコメディさんはお休みを貰えず… 後は銀だと思ってたら実は白金でしたってオチ?
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