閑話 それぞれの悲劇 後
閑話 それぞれの悲劇 後
サイド 扇子 純
「いったいどうなっているんだよ!!」
埼玉にある『ユマニテ』の本部。その会議室で怒声が響く。
「どうして俺達の名前を使ってこんな『犯行声明』が出てやがるんだ!?おかしいだろう!?」
「落ち着けよ、俺達だってわけがわからないんだから……」
幹部の一人が頭を掻きむしりながら叫ぶのを、他の幹部が諫める。当然ながら、その声に覇気はない。
それでは止まれなかった叫んでいる幹部は、机の上のタブレットを指差した。
「落ち着いていられるかよ!見ろよこれ!俺達はこんな事望んじゃいねぇぞ!」
そこに表示されているのは、自称『ユマニテ』の者達があげた動画だった。
内容は聞くに堪えないものだったのでもう一度視聴する気になれないが、要約すると『覚醒者はこの世に不要であり、むしろ魔力濃度を上げてダンジョンを生み出す害悪。化け物の先兵である』というものだった。
既に全国十二カ所で銃火器を使った『テロ』が発生している。いずれも覚醒者やその家族を狙ったものであり、死亡者まで出ていた。噂ではあの緒方警部の家族もついさっき襲われたとネットで話題になっている。
馬鹿げている。そんなものは『ユマニテ』の思想と一ミリも一致しない。
「まずは確認だ。各支部にこの動画に映っている者達が本当にうちのメンバーなのか調べてもらってくれ。それと、我々は無関係である事をネットとマスコミに広めないと」
「既に大量の電話が来ています。スタッフも対応が……」
「それでもやるしかない。皆、頑張ってくれ!」
そう言って頭を下げれば、陰鬱とした空気のままではあったが、会議室に留まっていた者達も動き出してくれた。
それを見ながら、内心で頭を抱える。
どうしてこうなったんだ。俺達はただ、ダンジョンの被害で住む場所や仕事を失った人達にも世間の目を向けてほしかっただけなのに。
確かに、覚醒者に複雑な感情はもっている。被災者への支援は最低限以下だというのに、そんな中で話題になるのは冒険者達の豪華な生活。
それはまだ『命を懸けた仕事だから』と飲み込んだ。しかし、それで我々が蔑ろにされるのはおかしいだろう。今まで払ってきた税金はなんだったのか。
覚醒者達の中では待遇をもっとよくしろという声が上がっているらしいが、それ以上なにを望むというのか。自分達だけで国を維持しているつもりなのか。
だが政府でもダンジョン対策大臣や防衛大臣の様に、覚醒者を更に優遇しようという者達がいる。こちらの事なんてお構いなしに。
そんな中、イギリスで進んでいるという『王政回帰』には耳を疑ったものだ。
元々王室が政治の場で大きな力をもつ『立憲君主制』の彼の国だったが、まだ法が王の上にあった。それが今は、中世の頃にまで逆行しようとしている。民衆の声が政治に反映されていたのが、ごく一握りの『貴族になった覚醒者』の思惑だけで国が動かされる様になるのだ。
考えただけでぞっとする。人権というものが軽視……いいや存在すらしなかった時代。もしもその地獄が顕現したら、『力のない者達』はどうすればいい。
ただ奴隷の様に従い、考える事も自由に過ごす事も出来ずに消耗品にされるだけなのか。
そして、そんな悪魔の様な回帰が日本でも起きるかもしれない。強力な覚醒者が多く生まれる島国という点で、我が国とイギリスは似すぎている。似た様な事を考えている者がいても不思議ではない。
そんな中、非覚醒者でもダンジョンに対応できるという話を『イギリスで我々と同じようにこれからの世界を憂いているという友人』から聞いた時は希望を見いだせた。しかも、その最先端にいるのが日本だとも教えてくれたのだ。
防衛大臣の記者会見で未だ量産は予算と材料。そして作り手の問題で難しく、とても冒険者の代わりに配備できる物ではないと語った。
しかし、それは日本だけでやろうとするからだ。元より資源に乏しく、人材の流出が激しい我が国だけでそこまで漕ぎつけられたのであれば……外国と力を合わせる事でもっと先に進めるというのは想像に難くない。
希望論や楽観主義と言われようと、それしか人類が未来に進む道はないのだ。弱肉強食なんて獣の理論を振りかざす世ではなく、人の世界を守るために。
それに人と言う存在はそんな捨てたもんじゃないと、俺達は信じている。
ただの学校教師だった俺がこんな大きな組織のリーダーになれたぐらいだ。人間の可能性はどこまでだって続いている。
既に『フランスの有力な政治家達』も協力してくれると言ってくれているのだ。日本政府が牛の歩みをしている中、俺達は力を合わせて前に進んでいる。
そう自分を鼓舞して、会議室を出た。こういう時だからこそ、俺が率先して動く姿を見せないと。
フランスの議員さん……本来自分が顔を合わせる事もない雲の上の人から、友人として送られた言葉を思い出した。
『自分達が、現代のナポレオンになるのだ』
「ん?」
そこでふと、他のメンバーに指示を出す幹部の服に目が留まった。
「おい、瀬本」
「なんですか、扇子さん?私、これから事務所に押し寄せているマスコミに色々説明をしないといけないんですけど……」
「それなら俺も行くよ。ただその前に着替えた方がいい」
「はい?」
首を傾げる彼女の首元を指差す。
「襟にケチャップか何かがついているぞ。そんな恰好でカメラの前に出たらまずい」
「……ああ、すみません。お昼に食べたナポリタンかな」
瀬本は苦笑を浮かべて恥ずかしそうに襟を隠す。まったく、こいつはどこか抜けているな。昨日の夜だって……いやいや。そんな事を考えている場合じゃなかった。
だが少し和む事ができた。これからの未来の為にも、頑張らないと。
* * *
サイド 伊藤 胡桃
「美咲ちゃん、大丈夫かな」
「どうだろう……早く元気になってくれればいいんだけど」
凛ちゃんと病院の廊下を歩く。
東京の大きな病院。その一角は現在『賢者の会』の被害者たちの為に使われていた。と言っても、流石に通常の患者さんの事もあるから受け入れているのは一部だけど。
あの宗教団体が摘発された後、監禁され薬物を摂取させられていた人や奴隷の様な扱いを受けていた人達は、国と桜井自動車の支援もあって手厚い治療を受けている。ただ、それでも心身に深い傷を負った人達は多い。
比較的マシな状態だった人達は桜井自動車が雇って面倒をみてくれるって話が出ているけど、あそこだって……赤城さんだって万能じゃない。限界はある。
取りこぼしてしまう人。そして『酷い状態の人達』は、未だ各地の病院にいた。私達の友人、金谷美咲ちゃんもその一人。
酷い薬物中毒と、監禁中に視た『惨劇』へのトラウマ。赤城さんから、お見舞いに行くのはもうしばらく待てと言われていた。
指示通り待っていたのだが彼女とは最近連絡がとれず、代わりに病院に電話をしたら長い時間は無理だけど少しなら会っても大丈夫との返事がきた。
もう一度赤城さんに連絡をとるも忙しすぎる様で電話が繋がらないらしい。病院側が大丈夫って言っているんだし、こうしてお見舞いに行く事になったのである。
看護師さんに言われた部屋に到着し、しかし不安でノックが出来ない。
怖かった。だって、あの子が狙われたのは私のせいだ。教祖の小山が私を手に入れるために、彼女とその家族を誘拐したのだから。
責められて当然だ。憎まれて当たり前だ。でも、そう覚悟を決めていたはずなのに、いざ『友達』からそんな目で見られたらって思うと恐怖で足がすくむ。
最近、赤城さんのおかげで『大人にだって信用できる人がいる』とわかった。それでも、私の世界は今まで大人以外しかいなかったから。
「胡桃」
そんな私の右手を握ってくれる彼女が、凛ちゃんが優しく語り掛けてくれた。
「大丈夫」
「……なにが?」
「わからないけど、大丈夫」
「なにそれ」
根拠も何もない彼女の言葉に、思わず笑いがこぼれた。そんな私の顔を見て、凛ちゃんは満足そうに頷く。
「うん。やっぱり胡桃は笑顔が一番だよ。私は胡桃のその顔に、何度も救われてきたんだ」
「……私も、凛ちゃんのそういう所に救われてきた」
「うん?そういう所ってどういう所?」
「おしえな~い」
「えぇ!?なんでぇ!?」
「病院ではお静かに。入院している人がたくさんいるんだからね?」
「うぅ……胡桃のいじわる」
――言えるものか。言っていいわけがない。
彼女の夢を奪った私が、『あの言葉』をどんな顔をして語れというのか。
可愛らしく唇を尖らせる凛ちゃんから顔を逸らし、深呼吸をする。
……よし。ここまで来たんだ。だったら、会わないと。美咲ちゃんに会って、『ごめんなさい』って伝えて、それからお見舞いの品を渡して。
それで……また一緒に遊ぼうって、言うんだ。これからも、友達として。
決意をこめて扉を叩く。だが、返事が返ってこない。意気込んでいた分拍子抜けに感じてしまい、気の抜けた声が出た。
「あれ?」
「ここ……だよね。美咲ちゃんの病室」
疑問符を浮かべてまた叩くのだが、やはり返事は返ってこない。
まさか、病室内で倒れているんじゃないか?赤城さんや看護師さんから『命に別状はない』と聞いているけど、万が一もある。なんせ異能や魔法薬による洗脳も受けていたと言うのだ。未知の病気や毒にかかっていてもおかしくない。
凛ちゃんと頷き合って、病室の扉をあけた。
「美咲ちゃん!」
白く、清潔感のある室内。一個だけあるベッドの上に彼女の姿はあった。
元気の塊みたいな彼女の顔にはなんの感情も浮かんでおらず、口を半開きにして虚空を見つめるばかり。健康的で瑞々しかった肌も心なしか荒れ、虚ろな目からは生気を感じない。
「美咲、ちゃん……?」
これが本当に自分達の知る彼女なのか。
それが信じられなくて、つい尋ねるように言葉を出した。その声にようやく反応があり、彼女の視線がこちらを向く。
よかった、生きている。その事にまず安堵して――。
「キャアアアアアアアアアアアアアア――――ッ!!!」
「っ!?」
突然上げられた金切り声に一歩後退る。
「覚醒者!覚醒者!覚醒者!!いや、いや、いやぁ!!」
「み、美咲ちゃん、落ち着いて」
「やだ!やだ来ないで!私、私は、お母さん!お父さん!助けて!」
私達から距離をとる様に彼女は藻掻き、しかしベッドの大きさ的にそこから落ちてしまった。点滴のスタンドが音をたてて倒れ、針が抜ける。
だがそんな事もお構いなしに、美咲ちゃんはベッドの陰に隠れて蹲った。
「いや!もういや!私なんにも悪い事してない!殴られる様な事してない!隣の子みたいになりたくない!!」
「美咲、ちゃ……」
「来ないで!!」
明らかに普通の状態ではない。それがわかって近づこうとするのだが、発せられた強い拒絶の言葉にそれ以上踏み出せなかった。
ベッドの端から覗かせた瞳が、私達を……いいや。私を射貫く。
「化け物……化け物化け物……!アンタたちがいるから……アンタ達は、存在そのものが『罪』なんだ!!」
「っ……!」
その言葉が、彼女本来のものではないと頭では理解していた。明らかに正常な状態ではない。会いに来るにはまだ早すぎたのだ。
だが、その言葉は。『罪』という言葉だけは耐えられなかった。
だって、私の隣にこそ『罪の象徴』がいるのだから。
「み、美咲ちゃん!あのっ……」
何かを言おうとして、凛ちゃんが口を押さえる。
そうだ。彼女は心を込めた言葉を気軽に喋れない。私みたいに『抵抗』の強い覚醒者以外には、普通に会話する事すら注意を払わなければならないのだ。
大好きな歌を、画面越しにすら他者に影響を与える『魔歌』に変えてしまうほどなのだから。
「……っ」
「あっ……」
今にも泣きだしそうなその顔に、数歩よろめく。そして凛ちゃんの顔を見たからか、美咲ちゃんが僅かに正気を取り戻した。
「ち、違うの。私、本当はこんな事……あそこにいる時、ずっと胡桃の写真を見せられて、それで……どうして今まで忘れてたんだろ、その時の事……で、でも。違う。私、あんた達の事、本当に友達だって」
「……ううん。いいの。美咲ちゃんは悪くない」
凛ちゃんが、ゆっくりと喋る。全力で魔力が『舌』にのらない様に注意をしながら。
「突然来て、ごめんね。私達、すぐに帰るから」
「ごめん……ごめん、凛。胡桃……」
「いいんだよ。これは、誰も悪くない。悪いのは美咲に酷い事をした人たちで、私達の誰も悪くない」
「うっ……ひっく……うぅ……」
美咲ちゃんのすすり泣く声。慌ててこちらに向かう看護師さんの足音。凛ちゃんが、私と手をつないでいるのとは反対の手を強く握りしめる音。
それを聞きながら、私は何も喋る事ができなかった。
* * *
お医者さんに『こちらのミスだった』『私以外の覚醒者を見てもあんな反応をした事がなかった』と謝られて、彼女へのお見舞いだけ看護師さんに渡した帰り道。
いつもの様に手をつないでいるのに、凛ちゃんとの距離を酷く感じていた。
「その、胡桃。大丈夫?」
「……私は、大丈夫」
「でもっ」
「凛ちゃんこそ、大丈夫なの?」
「え?」
口が勝手に動く。ズタズタになった心が、剥き出しの感情を表出させていく。
「本当はいっぱい美咲ちゃんと喋りたかったんじゃないの?自分の言葉で、気持ちをのせて」
「……しょうがないよ。私の舌は『固有異能』で変な力をもっているから」
そう、それだ。
凛ちゃんの舌べろに浮かんでいる金色のルーン文字。それは彼女の『固有異能』によって浮かび上がったものである。
『魔歌の詩人』
彼女の言葉には通常ではありえないほど人の心を動かす力がある。本気で喋れば、それだけで人々を意のままに操る事ができるだろう。
だからこそ凛ちゃんは上位覚醒者の前以外では気軽に喋れないし、歌えない。出来るだけ魔力を抜いた状態で歌ったものをネットに流しただけで、一時的にだが人の感情に影響を与えてしまうのだから。
どうやっても制御しきれないと知ってからは、ずっと続けていた投稿すらも止めてしまった。
あんなに好きだった彼女の歌を最後に聞いたのは、いったいいつだっただろうか。
そして。彼女をそんな風にしたのは他でもない自分だ。自分が、この子に『あれ』を食べさせたから。
「あ、ち、違うの!この力が大変ってだけで、こうなった事に後悔なんてない!むしろ、感謝してるぐらいなんだから!」
「……私、は」
そこまで言って、また言葉が止まる。
駄目だ。言えない。彼女に告白する事を、私の罪悪感が許さない。
言って楽になろうというのか。罪を認めて、罰してくれと乞うつもりか。誰よりも優しい彼女に、そんな真似をさせるつもりか。
それとも、罪から目を背けてしまうのか。彼女をこんな風にしておいて、弱った心につけ込むような卑劣な事をするつもりなのか。
どちらにせよ、最低だ。けれど、何も言えない今の自分こそが一番醜い。自己嫌悪で吐きそうになる。
「……ごめん。そろそろ待ち合わせの時間だから」
「あ、うん。ご両親、来るんだっけね」
お互いに視線を彷徨わせて、こくりと頷く。
寮暮らしになってから、久々に両親が会おうと言ってきた。このご時世だから、元気な顔を見たいと。
もしもこれが凛ちゃんと離れろとか、家に帰ってこいというものだったら会おうと思わなかった。しかし、私にだって両親への情も恩もある。電話越しに心の底からこちらの身を心配している親の声を聞けば、頷かないわけにはいかなかった。
それに……赤城さんと出会った事で。彼女が助けてくれた事で、大人にだっていい人がいるってわかった。
今まで目を逸らしてきた分、顔を合わせて話したい。それに、もし可能ならが凛ちゃんへの罪について相談したかった。
楽になろうというわけではない。ただ、一歩踏み出すための言葉がほしくって。
「それじゃあ、またね」
「うん。また」
そう言って、手を離す。
分かれ道で遠ざかっていく彼女の背中を数秒ほど見つめた後、冷えていく手を強く握りしめて。私は足を踏み出した。
* * *
待ち合わせのお店。カップルもよく来るというそこに入るなり、見覚えのある顔がこちらに手を振ってきた。
「胡桃ー!」
店内でそんな大声を出すものだから、自分とその人物に視線が殺到する。
耳まで顔が赤くなるのを感じながら、大股でその人物――お母さんの元へと向かった。
「お母さん、ここ地元じゃないんだから。そんな大声出さないで!」
「ごめんなさい。久々に会うものだから、どう話しかけようか考えているうちに」
照れたように頬を掻くお母さんに、眉間を揉み解しながら対面する様に座る。
「お父さんは今トイレに行っていていないけど、先に注文しちゃいましょうか。ここのケーキは絶品なんですって」
「……お母さん。その前に、さ」
「なにかしら?私の顔に何かついてる?」
「顔じゃなくって、襟」
最初に大声をあげた時に気づいて、余計に恥ずかしくなった。
「襟にケチャップがついてるよ。子供みたい」
一瞬だけ、お母さんの顔が固まった気がした。
「お母さん?」
「……もしかして、皆に見られたかしら。ほら、胡桃がお店に入って来た時」
「お母さんが大声出した時ね」
「……は、恥ずかしいぃ」
「恥ずかしいのは私の方だよぉ」
親子そろってメニューで顔を隠す。
「おお、胡桃!久しぶり。元気にしてたか!?ちゃんとご飯食べていたか!?」
そんな大声が聞こえて顔をあげれば、ハンカチで手を拭きながら歩いてくるお父さんの姿が。
もしやと思って襟の辺りを見たら案の定。そっちにもケチャップの跡が。
「二人して何やってんのよ、もう……」
「あはは……実はここに来る前にナポリタンが美味しいお店によっていて……胡桃も後で行く?」
「行くわけないでしょぉ……」
「え、なんの話?」
緊張していた自分が馬鹿みたいだ。
だけど、メニューで顔を隠しながらつい笑ってしまう。
罪人である私が駄目なんだろうけど。そんな資格はないって、わかっているけども。それでももしも神様がいるのなら、この一時だけは許してほしい。
今だけは、昔みたいに家族と笑っていてもいいよね?
読んで頂きありがとうございます。
感想、評価、ブックマーク。いつも励みにさせて頂いております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
シリアスが続いていますが、作者のメンタルの問題により明日の投稿ではギャグが戻ってきます。ダークな展開を望んでいる方には申し訳ございませんが、主人公の京太朗はアレですし周囲もアレなので悪しからず。
Q.胡桃お前散々『大人なんて信用できない』って中二ムーブしてたのにデレデレやんけ。
A.彼女もまだ高校生ですから、本音ではまだ親に甘えていたいんです。友人に向ける感情が重い以外は普通のメンタルですから。精神的にかなり弱っている今は、それがより顕著です。
赤城さんという彼女視点で『頼れる大人』を見つけた事で心の鎧も緩んだのも影響していますね。今話の胡桃は凛や美咲に罪悪感を抱きつつも、穏やかな気持ちで久しぶりに両親の顔を見る事ができています。




