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鑑定の瞳と禁術魔法

・ブクマ、いいね、評価本当に本当にありがとうございます!すごく書く意欲頂いています。


 陛下からお言葉を頂いた時、クレアはその『瞳』で見てしまった。リアム殿下と同じ『円状の靄』が陛下の首にかかっている姿を。しかし黒い靄はそれだけではなかった。



『魔法陣のような靄』



古代文字によって描かれたその靄は首と胸に刻まれていたのだ。



◇◇◇



 (どうしよう………、どうしよう………)



 陛下の言動にも驚いたがそれ以上に真実を覗いてしまったことが恐ろしかった。帰路への道のりがとても遠く感じる。その間にも過去の記憶が次々と脳裏を掠めていく。



『黒い靄は魔力の闇属性の色、または禁術魔法の色』


『禁術にはそれぞれ魔力の形が異なること』


『リアム第二皇子の首にあった靄は円形の形』


『禁術を扱える者は限られている』

 

『操作系、毒の禁術を扱えるのは皇帝陛下、ガラナス第三皇子、クリス第四皇子、フォルティス侯爵の四人』




 だが侯爵の線は低い。それはカイル・フォルティスと関係がある。カイル・フォルティスの魔力は蛇の様な形をしていたからだ。


 彼から以前見えた靄の正体は、闇属性の魔力。彼が言うには、一度事故の時に闇の魔力は落ち着いたが、時が経つにつれ、また体内許容量を超えるほど魔力バランスが崩れてしまったらしい。


 私が見たのはその溢れた闇属性の魔力。靄は胸部を中心に渦巻くような蛇の形をしていた。


 装飾品の鉱石(精霊石)に強力な魔法付与をすると、魔法付与者にも魔力の痕が一定期間残ると言われている。彼の靄が形を成していたのはそのせいだろう。または魔力暴走のせい………。


 判断はつかなかったがいずれにせよ血縁者の魔力は似た形になるという。だから彼の父であるフォルティス侯爵は犯人ではないと思ったのだ。



「蝶の髪飾りとフォルティス卿の魔力の痕。これって禁術の場合でも同じような現象が起こるんじゃないかと思うんです。禁術も大元は術者の魔力から形成されるものだし」


「そうだな。そこについては俺も色々気になっていた。君はその目で実際見えるからね。とても興味深い…」


 見えると見えないとでは雲泥の差らしい。



 『鑑定の瞳』それは魔法の構成や能力など複雑な魔力の原理を調べる高度な特殊魔法。研究者には羨ましい能力なのかもしれない。私にとっては煩わしいものでしかなかったけれど………。



「一つずつ情報を整理していこうか。君がリアム皇子の靄を見たのは今から何年前のことだ?」

「えっと………。二年前かと」

「なるほど。ではティアラに掛かっていた禁術については?そちらは見えたのか?」

「あ……。いいえ」


 入学当初…。あの時点ではまだ禁術がかかっていた状態になる。けれど、私はそれを見ていない。


「ティアラに禁術が掛けられたのはちょうど今から約五年前くらい。見えていなかったのなら、父の魔力痕は同じように見えないことになる。魔法付与の装飾品を作って、それを君に鑑定してもらうという方法もあるが完成させるまでには少し時間がいるだろう」


「いえっ!そこは疑ってませんよ?きっとそのような方ではないと思いますし!」

「いやこれはただの興味本位だ。父は皇位継承権争いには中立派にあたる。疑ってはいないが、調べられるなら知っておいて損はないだろう」


 どこか楽し気な様子に少々困惑する。だが、すぐにピンとくる。彼は研究生であり精霊石や魔法についてとても詳しい。研究者としての探求心がうずいたのかもしれない。そのまますんなりと装飾品制作を引き受けてくれた。


「話を戻すが…、俺の魔力暴走は約五年前。蝶の髪飾りを送ったのは三年前だったと思う」

「それじゃあ魔力痕が追えるのは大体三年か四年…?」

「三、四年と仮定するとして……。ではクリス皇子についてはどうだ?君のことだ、そっちも調べたんじゃないのか?」


 その言葉にビクッと肩が揺れる。ああ、バレてるんですね…。


「……はい。最初はフレジアの剣術を応援しようと思った時に一瞬。影が掛かったように見えたんです。でもその後、コーディエライト先生から禁術のことを教えてもらってから気になって……。次は少し隠れた場所から」


 魔法を使っている時は杖、またはブレスレットの精霊石が反応して光ってしまう。だから少しだけ離れた位置から試してみたのだ。


「そうか。ククッ……正義感が強いのか、それとも無鉄砲なのか…」


 危険行動という自覚はあったけれど、それでも気になってしまった。


「形は古代文字の様なものが円を描くように胸にありました」

「円形………」

「はい…。リアム皇子のものとは違いましたけど輪っか状でした」

「それに古代文字とは…。古くから続く皇族の血筋が影響していそうな形だな。それに…」


 彼も自分と同じ部分が引っかかったのだろう。


「おかしいですよね。見えるなんて」

「ああ………」

「見えるということは()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、ですよね」


「そうなるな。…クリス皇子はコーディエライト達の研究とも繋がりがある。支援者として彼らの研究に手を貸すこともありえるだろう。それに皇子はコーディエライトからの個人授業も受けている。接触できる機会はいくらでもある」


「装飾品の魔法付与。先生は禁術は付与しづらいと言ってましたけど……」

「ああ、そうだな。だがそれを成功させていたら…?」

「ええっ。まさか!そんな研究している様子もなかったですし」

「………まぁ、まだどのような理由の魔力痕かはっきりわからないしな。他の禁術保持者の魔力の形も見る必要はあるな」


 皇帝陛下とガラナス第三皇子。彼らの魔力痕を見る方法。最短で考えるなら秋の剣術大会だろう。


 こめかみにその長く形の良い指を当て彼は思案する。私は乾いた喉を潤そうと紅茶を一口含むも、ホッとする間もなくまた話は再開された。


「剣術大会中の魔法は禁止されている。警備兵も多い。だが死角になる場所からブレスレットなしで覗けたらまだいくらか安全…かな」


 確かにその方法は私もそれは考えたが、細かい形を見るには靄状の為判別が難しいのが難点だった。


「それか水晶献上の時か…。そのブレスレットも外すようにきっと言われるだろう」

「………それって」

「使うのは一瞬。瞬き程度の時間だ…。長く鑑定の瞳を使えば大きな魔力の歪みに、勘のいいやつは気づくかもしれない」


 あまり勧められないけれどと言われたがそんなことはない。


 鑑定の瞳は表面上では変化がほぼない。だから領民から不気味がられたのだけど。逆に言えばほぼ気づかれないようなもの。数秒だったら魔術者でもきっとわからない。


「たぶん、やれると思います」


だいぶ魔法も向上した。今の自分ならきっとできる。


「あ、でも…」


 一つ気になることがあった。


「私のこの鑑定の瞳、もしかしたらコーディエライト先生伝いでクリス皇子も知っているかもしれませんよね。もしも犯人が皇族の誰かだとしたら、私をどうして野放しにしてるんでしょう」


 私は鑑定の瞳のことをコーディエライト先生とシノン先輩に伝えてしまった。ならば繋がりのあるクリス皇子にも知らされるもしれない。更には皇子から帝国にも伝えられる可能性だってある。


 帝国にも少数の鑑定の瞳保持者はいるとは聞いていた。だから特段その能力の価値は重要でもないのかと思っていた。だが、大会でうっかり私が黒い靄を見てしまったら?そんなことをふと考えてしまったのだ。


「もし君が見たとしても公言するには立場が弱い。この学園で見えるのは君だけだ。本物だと証言するには帝国の鑑定の瞳を持つ鑑定士も伴わなければ真実だと認められないだろう」

「で、でも、じゃあフォルティス侯爵伝いに帝国の鑑定士を連れてきてもらったら…」

「その前に、既に買収済みなのかもしれない」


 そ、そんな…。


「それじゃあ、もし真実が見えても…何も解決できないじゃないですか…!!」


 こんなに考えていたのに、結局は権力に揉み消されてしまうなんて。


「クレア嬢。気落ちするのはまだ早い」

「えっ………?」

「犯人がわかれば、物的証拠や協力者を集めやすくなる。王位継承権争いでは貴族派閥ができているだろう?そのような場から有力な人材を引き抜くこともできる。追い込む方法は他にもあるさ」

「………!」


 フォルティス卿の言う通りだ。見えることがすべてではない。


「フォルティス卿……荒立ててすみませんでした」

「いや、いい。それよりも君のおかげで帝国の内情が探りやすくなった」


 彼は蒼の瞳を細め、不敵な笑みを浮かべた。



 ――以前研究室で交わした記憶。あの時はまだ、ただの予想でしかなかった。けれど………。



(どうしよう……、早くフォルティス卿に伝えなきゃ………)



 焦る気持ちを押し殺し、クレアはティアラ達のいる場所へと歩を早めることにした。



◆ 



 歌を終えて席へ戻るとアスター様が目を潤ませて待っていた。


「ティアラ嬢!すごいっ。本当に…すごかった!!!」


 彼は興奮しながら大絶賛の言葉で迎えてくれた。


「あ、ありがとうございます。でもメインはたぶん閉会式の方かと思いますし。まだ頑張らないと」


 とても嬉しかったけれどこれで終わりではない。『喜びの歌』。きっとそちらが本当の本番。


「ああ。こっちも念の為、色々注意して観察してたけど、特に変化はなかったな」


 目線を三階席へと移す。三階席では陛下達が試合を観戦している姿が見えたがアスター様が言うように変わった様子はない。変化と言えば、カイル様が廊下側へ移動されてしまったことくらいだった。


「アスター様……。右腕、どうかされたんですか?」


 先ほどからその部分をさするようなしぐさをしていて少し気になったのだ。


「あ…、いや。なんかティアラ嬢の歌を聴いていたら剣術やってた頃のこと思い出しちゃってさ。ちょっとした古傷だよ。兄貴達とやってた時にできた傷」


 至る所に小さな傷はあったのだが、その中でも右腕の傷は他より少し大きい痕を残していた。


「あ、別に痛いとかじゃないんだ。むしろ逆でさ。面倒くさいって思ってたはずなのに、やっぱり楽しかったなって思い出してさ。もう一度剣術もやりたいって気持ちが湧いたというか…、ティアラ嬢の歌のおかげかも」

「え……。そ、そんな。私は何も」

「そんなことない。俺、ずっと諦めてたからさ。剣術は無理って。今回だって自分の諦めた想いをどこかシオンに託してた。………だから」


 両手を握りしめられる。潤んだ瞳はどこか切ない感情を表しているようだった。


「本当に感動したんだ…。歌ってくれて…ありがとう。俺……聴けてよかったああ?ああああ???ク、クレア?!!!」

「アアアアスターぁぁぁあああ!!!」

「へっ……?なっ、ままま待て!やましいことしてたわけじゃないぞ!!!」


 掴んだその手をパッと離し彼は誤解だと弁護する。クレアの方は怒涛の勢いで現れたかと思ったらそのまま勢い余って彼の胸倉を容赦なく掴んでいた。


「はぁ?!違うわよっ!そっちじゃなくて!!ちょっとこっち来てっ!!!」

「ちょっ」

「ティアラ、ごめんね。そこの廊下の端まで行くだけだから!すぐ戻るからっ!!」

「う…………うん?」


 クレアはアスターを掴むと、ターッ!と廊下の端へと移動する。「ゴンッ!」と彼の頭が壁にぶつかる鈍い音が聞こえたが気にしてる余裕はない。チラッと近くに誰もいないことを確認し小声で話始める。


「っ痛ってぇ。って、なんだよ。どうしたんだよ」

「(うううううるさいうるさい。いいいい一大事なのよおおおおお!は、早くフォルティス卿に言いたいんだけど言えなくて、どうしたらいいのかわかんなくて。あわわわあああああ、んぐっ!!!)」

「(おいっ、落ち着けって!)」


 片手で口をガッと掴まれる。彼もたいがい容赦がない。


「ぷはっ!!ちょっと!何するのよ。息止まるじゃないっ」

「あっ、悪い。けど酷い驚き方してたから」

「なんですって!言い方!!接し方!!色々雑っ!!」


 キーッと責め立てる。でも本当はわかってる。お互い様だ。でも言いたかった。


「まぁいいわ。そんなことより耳貸してほしいの。ちょっとだけ屈んで!!」

「え?は?なに……?俺、クレアのことは良い友達だとは思ってるけど、そういう感情は特に何も抱いてな「ばばばかっーーー!!!!私だって同じよ!変に意識しないでよっ!もももっと大事なことなんだからっ」


 なんで急に敏感になるのよ!そんな空気じゃなかったでしょう!!イラっとしてアスターの耳を強く引っ張った。





「――――と、いうことなの」



 『円状の靄』と『古代文字の魔法陣の靄』


 陛下からその二つの靄が頸部に絡みついているのを見たのだ。そして古代文字の魔法陣の靄。それは陛下の胸にも魔法痕として残っていた。クリス皇子やフォルティス卿も自身の魔力痕が胸に残っていたことから、魔法陣のような靄は陛下のものと予想できる。


 でも、そうだとしたら、自分で自身に対して禁術魔法をかけている状態になる。


「なんでそんなことをってなるじゃない?だから…わけがわからなくて。それに消去法でいけば、もう一つはガラッ!!!!!」


バシッとまたもや口を塞がれる。


「(言いたいことはわかった)」


 もごもごしながらコクンと頷く。消去法で言えば、円形の靄はガラナス皇子の可能性が高い。アスターが再度周囲を見渡す。


「(危なっかしいからそれ以上喋んな)」


コクコクと頷く。


「(…カイルさんに伝えたいけど今は会えないし、その瞳の魔法にクリス皇子達が気づいた様子は?)」


『バツ』と指で答える。


「そうか………。じゃあ、今は一旦保留だ」


 コクコク


「はぁ………。それにしても見えるって色々きついな」


 コク


「今まで大変だったな………」

「………っ!」


何気ない一言だった。それだけなのにどこかきゅっと苦しくなった。


「とりあえず席に戻ろう。他に気づいたことがあったらすぐ言えよ?」

「……うん」


 この『瞳』に対する理解者はすごく少なかった。だから、なんでもないことのように言ってしまう彼の言葉は私の中で大きく響いたのだ。少しだけ、ほんの少しだけ、瞳が潤んでしまった。


「ア、アスター。ありが………」

「そうだな、次何か思いついた時はトイレとかで席を立つとかにするか?口裏合わせておいた方がいいだろう」

「は?!男女で一緒にお手洗いなんか不自然すぎるでしょう。ティアラにはお茶とかもっといい言い訳するわよ!」

「ふははっ、そうだな」


 またいつもの調子に元通り。 ちょっとジーンとした気持ちは全部吹っ飛んでしまった。


(全くなんなんだか………)


 苦笑しながら私達はティアラの席へと戻ることにするのだった。





 会場の中央。闘技場では既に試合が始まっていた。


 瞬息の間を許さぬ雷光が急所めがけて一気に駆け抜ける。


「ぐぁっ!!」


 相手の三年生はそのまま膝をついて倒れこむ。


「そこまで! 勝者、シオン・エルスター!!」


審判の高らかな宣言と共に、観客席から拍手喝采が巻き起こった。



『試合は体力消耗戦だ。最初は一撃必殺、体力温存で行くんだ』



 兄の言葉通り、シオンは最小限の動きで相手を倒していった。


(五人目……か……)


まだまだ序の口。焦らずに、過信せずに行こう。そう自分に言い聞かせる。


「シオーーン!シオオオオーーン!!」


 呼ばれたその方向を見ると双子のアスターがブンブン手を振っている姿が見えた。その横では手だけが大きく揺れている。


(あれは……たぶんティアラ嬢?)


 前に座る生徒が大きすぎて若干見えづらかった。だがクレアもいるしきっとあの手はティアラ嬢だろう。じっと見ているとクレアがアスターを注意し始めた。


(ははっ…、また怒られてるのかな。アスターらしい)


 馴染みの顔ぶれ達の様子に苦笑しながらシオンは三人に大きく手を振り返すことにした。





 体力、体格、その差など感じさせぬほどフレジアの剣の腕前は上達を遂げていた。彼女の動きは花風となり、真紅の薔薇が舞うかの如く、目にも止まらぬ速さで斬撃を繰り出し対戦者を薙ぎ倒していく。


 それに続くかのように、グレイスもまた相手の剣をするりとかわし、閃光の一撃を打って勝ち進んで行く。


 その先に何があるのか。彼らの予想しそれは見事的中する。


 日々鍛錬を共にした二人は今や目の前に現れた対戦者となっていた。どちらか一人しか勝ち進むことは許されない。


「まさか、あなたと対戦することになるなんてね」

「ふふ、本当、参ったもんだねぇ……」


目を逸らし、グレイスは微笑する。本当は彼女とは戦いたくない。それが彼の本音だった。


「……絶対負けない」

「はははっ……。お手柔らかに。君の一撃は熱くて火傷しちゃうからね」

「軽口はそれくらいにするのね。それに……」


スッと構え、剣を握る手に力を込める。彼女は本気だ。……いや、いつも全力投球型ではあるが。


「不正は認めない!同情もいらないわよ!」

「あーー………わかっちゃった?」


そう。適当に闘って、負けてもいいかとグレイスは思っていたのだ。


「本気でやらなら、もう一生あなたとは関わらない」

「えっ!!なにそれ!!」

「それくらい、真剣にやりなさいってことよっ!!!」


 試合開始と同時にフレジアが地面を蹴り上げグレイスに飛びかかった。




・色々と今までの魔法のおさらい回でした。たぶんこれでだいぶ穴埋めはできてきたかなと思うのですが。(ハラハラ)

・一応まだ明かせてない部分もあるのでまたそこは追々明かしていきたいと思います。

・今回はカイル側はお休みでした。たぶん彼はリリアナ皇女にべったりされてストレス抱えているかと。


【ティアラのお茶会部屋】

短編集のページを作りました。カイルが留学してた時のお話とかラブコメ要素的なものを置いています。本編がまとめに入ってきたので、更新が遅い時は短編が追加されたりしてるかもです。(煮詰まって短編ネタが湧いちゃうもんで)よかったらそちらも合わせて読んで頂けたら嬉しいです。







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