表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界で魔王を単独討伐した勇者だけど、帰って来たら周りのやつらも同じことしてた

作者: 花月 正宗

「やっと、帰って来たーーーー!!!」


異世界アステリアに飛ばされ、「おお、ゆうしゃよ」と言われてから苦節15年!


仲間の裏切り、王宮の腐敗、外交その他もろもろに巻き込まれて

もう何も信じられなくなった俺が、ようやく!

魔王を討伐して帰ってこれた日本!!


精神年齢は30のおっさんになったが!

元居た時代、場所に返してもらえるようにクソジジイを締め上げて

何とか元の日本に帰ってこれた!懐かしい教室!

2020年と書かれたカレンダー!

外に響く車のエンジン音!


いやー!良かった。本当に良かった!


「今は…16時!放課後!!さっさと帰って…いや!お寿司食いてえ!!」


机にかけていた鞄を掴み、意気揚々と教室を後にした


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

財布の中を見れば、入っていたのは1千円とちょっと

異世界でバンバン使っていた金額に比べたら明らかに少額ではあるが……


「回転寿司なら行けるな」


校門をでて、町中へと繰り出す。

軽い小走り(周りから見れば全力疾走クラスの速さ)で進んでいくと大通りに出た。

トラックや乗用車がビュンビュン飛び交う大通り


「……走り抜け……いや、飛び越えられるな」


トン、トン、トン、と小刻みにジャンプをして

自分の体の様子を見る

…よし、身体能力は落ちてなさそうだ

じっと足に力を入れて思い切り蹴り出す!

ドカンと大きな音を立て、アスファルトの地面に凹みができる。

同時に、道路の反対側まで飛び越えることができた。


「しょっ…と」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ