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僕と彼女の壊れた関係  作者: zinnto
キャッチコピー:最愛の人と・・・【12万PV達成!】
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三島夕夏 視点(3)

2021.8/8に後日談を投稿します。

あれから数時間後、私は家に帰った、部屋に入った後からの記憶があいまいだ、ただ覚えているのは恥辱と後悔と、真司君への罪悪感のみ。


家に帰るなり、シャーワを浴びる。


(汚い!汚い!汚い!汚い!汚い!汚い!汚い!汚い!キタナイ!キタナイ!キタナイ!キタナイ!キタナイ!キタナイ!()()()()!!)


(落ちて!落ちて!落ちて!落ちて!落ちて!落ちて!オチテ!オチテ!オチテ!オチテ!オチテ!オチテ!()()()()()()()()()()!!)


笹山将市に一度では終わらず何度も汚された体を、皮膚が擦りむけるぐらい力を込め、私は何度も体を洗ったが、いくら洗っても私が汚された事実は変わらない。


全身が真っ赤になり、ようやくお風呂を出て、部屋に入ると笹山将市からRINEが来ていることに気が付いた。


『さっきは楽しかったよ♡これからもいっぱいHしよ~ぜ♡』


メッセージと共に送られてきた画像に愕然とした。さっきの最中の画像だった。


「・・・・いつの間に・・・・」


私は、膝から崩れ落ち、その日は泣き続けた。




真司君と行くはずの初詣、近くの神社で待ち合わせをしていたが、その日に笹山将市の家に呼び出された。


「分かっているんだろ?脱げよ!!」


「待って、今日は彼と初詣に行くの!だから違う日にして!」


「ほ~、別に良いぜ、この部屋から出た瞬間、君のHな画像が流出していいなら、()!」


「それは・・・・」


「初詣なんぞ断れ!そして脱げ!!」


私はしぶしぶ、メッセージアプリのRINEで『友達と行く事になったからゴメン』と、送った。楽しみにしていた彼は怒っていた。


彼が怒ったまま3年の1学期が始まり、初めて真司君と別のクラスになってしまった。その代わり笹山将市と同じクラスに・・・更に逃げれなくなった私。それを良いことに校内でも・・・。


真司君と図書委員で一緒になるが、気まずくてしゃべれない、どうしても避けてしまう、2月になって初詣の事と、避けてしまった事を謝られた。


(違うの!私は笹山将市に何度も何度も()()()!!汚されたの!本当なら貴方のそばに居てはいけないの!だけど貴方の優しさと笑顔に傷つけられた心が癒されるのも事実、・・・だからごめんなさい、・・・もう少しだけ・・・()()()()()()近くに居させて?)






高3の5月28日(金曜日)の夜中


既に何度も犯され、中出しも何度もされた、拒めば脅され、最後には暴力で・・・。


・・・そして・・・今月・・・あれが・・・来ていない・・・


私は薬局で購入した妊娠検査薬で検査をして愕然とした。


・・・・・()()・・・・・


(嫌!嫌!嫌!嫌!嫌!嫌!嫌!嫌!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!()()!!)


あんな奴の子供を産むなんって()()!!!


笹山将市にRINEで妊娠と中絶費用を出してくれるように頼んだが。


『金は出せない!』『俺の事は黙ってろ!』『子供は彼氏にでも育ててもらえ!』『そうしないと画像をばらまくぞ!』と、最低な返事が返ってきた。


こんなことを両親にも相談できない、そして彼にも・・・


いつの間にか朝を迎えていた、私は右手に持った剃刀(カミソリ)を見つめ、そ~と、刃を左手首に当てて、祈るように目を閉じて剃刀を引く。


ドクドクと脈打つ左手首、目を開けると既に血だらけで自分の血液が部屋を真っ赤に染めていく、そしてだんだん意識が薄れていき・・・


「ゴメンナサイ・・・オトウサン・・・オカアサン・・・ソシテ・・・シンジクン・・・ホントウニ・・・ゴメン・・・・ナサイ・・・・・」


2021.8/8に後日談を投稿します。


面白いよ!

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