森崎真司 視点(2)
2021.8/8に後日談を投稿します。
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ゆっくりとだが、恋人関係が進展していく。
自慢の彼女と2学期の12月、あと数日で終業式、夕方の図書室内で古書の整理をし終わり、クリスマスの予定を立てる、あまりにも綺麗な夕日と彼女に理性が外れ、キスと夕夏の胸を触ってしまった、その時【ゴト】と音がして、我にかえり、直ぐに見渡すが人の気配はなかった。
その後、夕夏から「卒業まではダメだぞ♡」と言い、右手の人差し指で鼻の頭をツン!と突かれ、僕は赤く頬を染めながら2人で笑い合った。
冬休みのクリスマスには、僕の部屋でイルミネーションを飾った、次に会うのは初詣、近くの神社で待ち合わせをしていたが、夕夏は来ず、メッセージアプリのRINEで『友達と行く事になったからゴメン』と送られてきた、楽しみにしていた僕は怒ってしまった。
この時には既に、彼女に悲劇が降りかかっていたなんって、思いもしなかった。
謝れないまま2年の3学期が始まり、初めて夕夏と別のクラスになってしまう。
図書委員で一緒になるが、彼女の表情に影が差している気がした、初詣の件で気まずくて喋れず、夕夏も僕を避けていた、友達と話している時は明るかったので、僕が初詣の時にRINEで怒ったせいだと思っていた。
このままではダメだと思い、2月になってやっと謝る事ができた、それからも順調に僕は清らかな交際をしていた。
面白いよ!
2021.8/8に後日談を投稿します。
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