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一番知りたいことを一つ。

作者: 工藤 響

いつからだろうか。こんなにうまく話すことができるようになったのは。いつからだろうか。人を好きになったのは。いつからだろうか。他人の目を気にするようになったのは。いつからだろうか。自己顕示力が出てきたのは。どうしてだろうか。おなかがすくのは。どうしてだろうか。あの人のことが嫌いなのは。どうしてだろうか。思うように生きることが出きないのは。どうしてだろうか。誰かに自分を認めてもらいたのは。

好き。朝の空気。絵を描くこと。想像すること。

嫌い。夜の孤独。勉強すること。わからないこと。

いつからだろうか。好きと嫌いを分けたのは。どうしてだろうか。好きと嫌いを分けるのは。いつからだろうか。国境ができたのは。どうしてだろうか。国境があるのは。いつからだろうか。わからないことを恐れるようになったのは。どうしてだろうか。わからないことを知りたいのは。いつからだろうか。いつか必ず死が訪れることを知ったのは。どうしてだろうか。私は死ぬことを恐れないのは。私は想像するんだ。死んだとき神様が一番知りたいことを一つだけ教えてくれるって。だから私は楽しみに待っている。もちろん長生きはしたい。生きてる間にいろんなことを知って、死んだときに最高の質問を神様に聞きたいんだ。みんなはもし神様が一番知りたいことを一つだけ教えてくれるとしたら何を聞く。それとも何も聞かない。私は強欲だから聞いちゃうと思うな。


お読みいただきありがとうございました。皆さんが神様に聞きたいことは何ですか。よかったら感想に書いてみてください。これから先の人生もどうぞごゆっくり。

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