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071話 サンダーエイクキング戦

071話です。


現れたのは大きな鹿さん?


エ、角から電気バチバチしてる?


071話


41日目、朝6時です。

今日もライムちゃん達の洗礼を受けてます。

〔お鼻で起こされるしあわせって♪ 〕


サテ、リオンちゃんは………マァ寝てるよね(笑)

ホント、ナゼに起きれない?

〔ホント、変わらないよネェ~(笑) 〕


本日の目覚まし当番は誰かな?

今日は………エ、ピーちゃんズ(庭鶏♀)がナゼか居るんですけど?

〔ナゼかコボルト双子少女が一緒に来ています? 〕


「「コケコケ♪ (ヨロシクオネガイシマス♪) 」」


「パオ♪ (オネガイシマス♪) 」


「クマ♪ (オネガイシマス♪) 」


「クワァ♪ (オネガイシマス♪) 」


「「ポヨン♪ (オネガイシマス♪) 」」


(((((♪♪♪♪♪♪(オネガイシマス♪) )))))


(ヨロシクね、ピーちゃん達♪ )


ピーちゃんズ達は、どうやら目覚まし指導に来ているらしいです?

それで、どうやって起こすのかな?

〔ここは黙って観ていましょう♪ 〕


「「コケコケ♪ (ではいきます♪) 」」


ピーちゃんズは、リオンちゃんの両耳元で大きく息を吸ってって、まさか王道の?


「「コケコッコ~♪ (起キナサ~イ♪) 」」


「ウギャァァァ………って何ナニ? 何で庭鷄の鳴き声? 」


「パオ♪ (お見事♪) 」


「クマ♪ (スゴイ♪) 」


「「コケココ♪ (お粗末様♪) 」」


「「「リオンちゃん、おはよう♪ 」」」


「おはよう、みんな……… ナゼに庭鶏の鳴き声? 」


「クマ~♪ (頼ンダノ~♪) 」


「ファーファちゃんが頼んだみたいね? 」


「エ、だから庭鶏の鳴き声ナノ? 」


「マァ、ツツかれるよりはましでは? 」


「確かに、スカイちゃんにツツかれた時みたいに? 」


「アレは痛そうよね(笑) 」


「クワァ? (ツツク?) 」


「それはだけはやめて! 」




サテ、今日の予定は、おじさん達が《もふもふ村》の最終チェックをしてから、いよいよ本拠地の《イースト街》に向かうとの事。

《もふもふ村》にはもふもふ隊の第1小隊の方々が防衛に駐留するとの事。

〔本日、応援の第4、第5小隊の人達が《アクアビレッジ街》から此方に来るそうです 〕


《イースト街》に向かうのは、私たちFICA、もふもふ隊のもふ朗さん率いる新人小隊の方々、ミシンさん達裁縫組合の方々が合同で向かいます。

おじさん達の点検が終れば早速出発です。

〔ピヨちゃんズ達に挨拶しているライムちゃん達♪ お土産で産みたて卵をもらいました♪ 〕




《エノミリア町》経由で《イースト街》に向かいます。

サテ、次のフィールドボスは何だろうね?


「ウ~ン、元々この先にはフィールドボスが居なかったからネェ~? 」


「ホント、いるのか? 」


「エ、どう言う事? 」


「元々、βテストの時に《エノミリア町》は無かったんだよ。マァ、有る事が有って作った町なんだけどね 」


「だからフィールドボスは、あのオークキングが居た所ダケなんだよ 」


何でも、元々馬車で1日、歩くと2日掛かる距離だったので移動するには馬車の護衛依頼でしか移動方法が無かったそうです。

ある事件が有って、あの場所に砦を作ったのが《エノミリア町》の始まりだったそうです。

〔ある事件って、アノGバカ湖に有った石碑に書いてあった件の事なのかな? 〕


では、いったいナニが居るんだろう?


「そろそろ出そうだな? 」


「ウ~ン、距離的には中間地点だよな? 」


「この辺りだよな? 」


ウ~ン、周りは草原で先にナゼか広場っぽい所が有るね。

キング道場の時と同じ雰囲気ダヨネ?

〔まさか、またキングさんが?、テナ訳ないよね(笑) 〕


そして準備万端で侵入すると………エ?

現れたのは、大きな………アレって鹿?

〔大きい角が特徴の鹿? トナカイ? 〕


ア、[鑑定]しないと!

結果は………エ?



[サンダーエイクキング]

魔物名:サンダーエイクキング

名前 :---

性別 : ♂

ランク:B

レベル:60

HP :900/900

MP :1000/1000

SP :70/100

状態 :守護(ナワバリ)


スキル:[ツインホーン]

    [雷魔法]

    [突撃]

    [エレキシールド]

    [雷化身]

    [危険予知]

    [自動回復]


解説:巨大な虚空の鹿の王

   巨大な角に雷を纏わせ相手に攻撃する

   角自体も固く、鉄装甲位は簡単に貫け

   るほどの威力が有る!

   角より雷の範囲攻撃もしてくる

   角から放電させて、矢等を防ぐ事もで

   きる!

   放電に触れると痺れて動けなくなるの

   で注意!

注意:この個体は亜種で魔力を使っての回復

   力が有ります

   ガンバッテ倒しましょう♪




「まさか、雷属性のヘラジカとはナァ~(笑) 」


「エ、ヘラジカって? トナカイではなくて? 」


「リアルでも大きい角が特徴の大鹿で、確か肩までの高さが2.5m位(角含まず)で重さが最大1tオーバーのも居るらしいケドネェ~、それより大きいけど? 」


何でも地球温暖化の為に絶滅危惧種で今は少なくなったらしい?

大きい個体のは1tオーバーの個体も居て、車位は簡単にひっくり返すらしいって?

〔デモ、目の前のは特に大きいよね? どう見ても3.5m以上は有るよね? 角含めたら5mは有るよね? 〕


゛ピコン♪゛


【これよりフィールドボス、[サンダーエイクキング]との戦闘になります

このフィールドボスを倒さないと先へは行けません

勝利条件は[サンダーエイクキング]の討伐です

頑張って倒しましょう! 】



そして戦闘が始まったんだけど、いきなり角をバチバチさせてる大鹿さん?


「チ、いきなり雷の範囲攻撃かよ! マズイな! 」


おじさんはマジックバックから槍を数本出して投げたけど、大鹿さんの手前に刺さっていた?

届いてないよ?


゛バチバチ………ドン! ゛


大鹿さんの角から雷が飛んできたけど、全て槍に落ちていた?

エ、何で?


「ヨシ、上手くいったな♪ 即席の避雷針だったけど効果有りだな(笑) 」


おじさんは咄嗟に鉄の槍で避雷針を作ったみたいな?

デモ、何で槍持ってたんだろう?


「参ったな、アレだと迂闊に近付けないな? 」


「良いから与作は突撃よ! 」


「そうよ、突撃よ! 」


「ナンデダヨ! 」


与作おじさんの扱いが雑なリンゴお姉さん達だったが、そう言いながらリンゴお姉さん達は矢を放っていたけど?


「「エ、何で? 」」


大鹿さんに向かって飛んでいた矢が、角から放電された雷で防がれていた!

アレがエレキシールドらしいです。


「あの角、厄介だな! 」


「兎に角、それぞれ魔法攻撃をして! アイスランス! 」


おじさんは氷の槍を撃っていた!

私も火狐を放つ!

〔いろんな魔法が飛んでいきます! 〕


゛バチバチ……… ゛


エレキシールドで防ぐ大鹿さん!


「ウ~ン、届きそうなのは風系と火系かな? 物理系の魔法は防がれてるな? 」


おじさんは冷静に見ていた様です。

確かに着弾していたのは、ninzinお兄さん達の風魔法と私達が放った火魔法だった。

〔他は防がれていた? 〕


「後効きそうなのは光と闇魔法位かな? リンゴさん達は矢を放って牽制を! ninzin達は魔法をひたすら当てていけ! 俺は避雷針をできるだけ立てていく! 与作達は鹿の突撃に備えていてくれ! 」


こうして大鹿さんの体力を削っていく作戦となった。

おじさんが避雷針を立てているので雷は届かないけど、此方も余り大鹿さんの体力を減らせては無かった。

〔ウ~ン、決定打が無かった? 〕


「ン、突撃来るぞ! 」


大鹿さんが頭を低くして……… 向かって来た!

白菜お兄さんが盾を構えて受け止めたけど!


「グワ、痺れる! 」


白菜お兄さんが盾を落として動けない?

マヒしてるみたいな?


「白菜、危ない! 」


大鹿さんの大きな角が白菜お兄さんに降りかかる!

おじさんが持ってた槍を投げた………エ、刺さった?

〔エ、何で? 〕


大鹿さんに刺さった槍?

大鹿さんは怯んで下がった隙に白菜お兄さんを救助するおじさん!


「龍さん、すみません! 」


「アァ、だが攻略の糸口にはなったよ。後は与作次第だな(笑) 」


「ナンダ、俺次第って? 」


「ナニ、痺れるだけの簡単な仕事だよ(笑) 」


「「与作、ヤレ! 」」


「だから、俺の扱い? 」


「それに与作がダメでもワンコ小隊も居るから! 」


「そうよ、ワンコ小隊も準備よ! 」


「「「「ナンデダヨ! 」」」」


与作おじさん達の扱いが雑なリンゴお姉さん達だった(笑)

デモ、何で槍が刺さったのかな?

〔矢が当たらなかったのに? 〕


後で聞いたらおじさん曰く、槍が刺さったのは角に帯電していた電気が白菜お兄さんが触れたので放電した為だそうです。

その為、一時的に[エレキシールド]が解除されたのだろうと?

〔そうだったんだ? 〕


「全く面倒な、ヨォット! 」


槍を投げるおじさん………って何本持ってるの?

既に10本以上投げてない?

〔どんだけ持ってるの? 〕


投げた槍が[エレキシールド]に当たって弾かれてるけど少し放電してるのかな?

近くに落ちた槍に雷が走ってる様に見えるね?

〔ン、槍にロープが付いてるから? 〕


おじさんは槍にワイヤーを絡めて投げていたってワイヤー何で持ってるの?

ホント、何時の間に?

〔おじさんのマジックバッグの中身が気になります? 〕


「ヨシ、上手く放電してるな♪ 与作、今だ! 」


「「「与作、突撃よ! 」」」


「ナンデダヨ! クソ! 」


巫女姫三姉妹に言われて突撃する与作おじさん(笑)

突撃して大鹿さんに体当たり(シールドバッシュ)して行きます!

〔激突する両者! 〕


はね飛ばされ上に上がる大鹿の頭と角!

空かさず飛び込み角を切り落とすおじさん!

〔角が飛ばされる大鹿さん! 〕


「ヨシ、エレキシールドは封じた! 各自攻撃を♪ 」


それから始まるフルボッコだった(笑)

そして………


゛ピコン♪ ゛


【フィールドボス、[サンダーエイクキング]が倒されました!

これで街道の通行が解除されました。

なお、この後にアナウンスしますが、リーダーの龍さんの名前を公表してもよろしいですか? yes/no 】


「ハァ~、noに決まってるだろうに! 」


勿論、おじさんは"no "を押していた。

確かに面倒ね(笑)


【1分後にアナウンスされます♪ 】


そして1分後!


"ピコン♪、ピコン♪、ピコン♪ "


【ワールドアナウンスです。

初めて《エノミリア街》の東ルートのフィールドボス、[サンダーエイクキング]が、とある冒険者パーティーにより討伐されました!

これにより《エノミリア街》と隣の町までの通行が可能になりました。

隣街に向かう事ができるようになりましたが、PCの場合はフィールドボスを1度倒さないと通過はできません。

なお、フィールドボスのレベルは若干難易度が下がるので挑んで見るのも良いでしょう。


以上、運営インフォメーションでした♪ 】



そして始まる゛ピコン♪ ゛ラッシュ(笑)


"ピコン♪ "


【種族レベルが上がりました♪ 】


゛ピコン♪ ゛


【称号:[サンダーエイクキングを初討伐した者]を取得しました 】


"ピコン♪ "


【テイム獣魔ライムの種族レベルが上がりました♪ 】

【テイム獣魔ユズの種族レベルが上がりました♪ 】



マ、何時ものメッセージですよね。

私とライムちゃんはレベルが46に、ユズちゃんはレベル37になったみたいな?


〔ウン、順調順調? 〕


さて、今回の初回限定ドロップは………

何時ものエ~ト、肉と皮と………へ、何これ?


[電鹿角のエレキ長杖]

魔攻力+30(雷属性魔法限定)

特殊魔法攻撃[サンダーボルト](魔攻力+100)使用可能

特殊魔法防御[エレキシールド]使用可能

重量1

耐久値:500/500

品質:S

製作:???

所持:ミキ

解説:サンダーエイクキングの初回討伐アイテム

雷属性魔法に関しては威力を上げる事ができる

但し、雷属性魔法専用

サンダーエイクキングの特殊な魔法等が使える

攻撃魔法[サンダーボルト]は雷を放ち相手を感電させる

副効果で相手にマヒを付与する

但し、対策されると効果が無い場合も有る

魔法防御[エレキシールド]は相手の物理攻撃(弓矢や投げ槍等含む)と魔法攻撃を雷の放電で防ぐ事ができる

但し、雷に影響が無い魔法系攻撃(火や風系)には効果が無い

注意:装備状態で攻撃を受けてピチュン♪した場合、このロッドは破壊され、ロストするので注意を!

価格:オークションにて決定



ウ~ン、雷魔法専用カァ~。

使い所が難しいかな?

〔ア、私まだ雷魔法まだ使えなかった(笑) 〕


「ウ~ン、この[雷鹿角のロングソード]って使い所が難しいかな? しかし、雷魔法補助効果が捨てがたいネェ~ 」


「エ、[雷鹿角のエレキシールド]って? これって相手が触れば痺れるって? でも小さいナァ~? 」


「これって矢ダヨネ? [雷鹿角の矢]って? デモ、たった3本って少な! 」


他の初回ドロップとしては、[雷鹿角のショートソード]か[雷鹿角の短杖]かな?

後は装備によってかな?

〔リンゴお姉さん達弓矢組は雷属性の矢だったし 〕


アレ、何で私のドロップは長杖なんだろう?

最後に火狐が当たったからかな?

〔エレキシールドは良いけど………マァ、暫くは使えないけどね(笑) 〕


おじさんは他に魔核(雷、B級)と角も持ってたね。

みんな、おじさんがまた何か作るんだろうって?

〔何を作るのかな? 〕


こうしてサンダーエイクキングを倒した私たちは先に進む事に。

おじさんの本拠地、噂の《イースト街》に向かいました。




071

何時ものお寝坊のリオンちゃん


ミキ→王道のコケコッコウ~って(笑)

ネェーヴェ→ホント、王道よね(笑)

コッコ→でもきれいな鳴き声ね(笑)

リオン→まさかの鶏の鳴き声で起こされるとは………


鶏の鳴き声は王道ダヨネ?


サンダーエイクキングを倒した後


龍さん→無事に倒せて良かったよ

ミキ→おじさん、何でそんなに槍持ってたの?

龍さん→ウ~ン、偶々かな? 最近鉄の槍が売れなくてね(笑)

与作→エ、投げ槍用じゃないの?


ホント、何時作ってるんだろう?


運営A→ア~ア、また龍さん達に倒されたな(笑)

運営B→マァ、予想通りでは?

運営C→デモ、良くもアンナに槍持ってたよな?

運営D→偶然か?

SGM→流石に偶然だろう? しかし初見で対処されるとは? ほんと、次のボス強化しようかな?

運営全員→エ、それは………した方が良いのかな?


運営も流石に龍さんの対応力になれてきてるのかな(笑)



今月は1話しか書けなかった………

フィールドボス設定で2週間も迷ってた?

なにせ元々設定してなかったからね(笑)

無難に雷属性の鹿さんにしたけど良いよね?


次はいよいよ本部だけど、ドウナッテルヤラ?


次は12月に投稿の予定です。


ア、悩んでいたら、気の迷いで新作の構想と頭ができていた?

何でだろうね(笑)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 王道の目覚まし♪朝に聞こえる鳥の鳴き声と言えばコレですね(笑) 与作さんの相変わらずの扱い♪何かある時は先ずこの人に特攻ですね♪ 角からの放電。これで、ブーメランみたいに飛ばせたら面白そ…
[一言] しかし所見で対処 ではなく 初見 では
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