034話 卵の中身は?
034話です。
卵が孵ったら・・・・だった(笑)
ま、カワイイから良いかな♪
蟲のドロップって………イラナイワ!
《アルプヘイム村》に到着です♪
034話
無事にクインキラーホーネット戦をクリアした私たちは先に進む事に。
先に進むと蟲が出なくなった?
〔変ですね? 蟲の森だよね? 〕
暫く進んで広場の様な所に着いた。
回りには綺麗な光の玉が浮遊しているね。
〔結構、幻想的な風景ね 〕
「綺麗ね♪ 」
「そうね、色々な光の玉が飛んでるね? 」
「エ、沢山って、そうなの? 」
ん、リオンちゃんは見えてない?
「リオンちゃん、見えてないの? 」
「え~と、2~3個は見えるけどそんなに沢山かしら? 」
リオンちゃんにはそう見えるのかな?
「与作さん、見えてます? 」
「モ、勿論見エテルヨ……… 」
「嘘ね! 」
「見えて無いね! 」
「こんなに綺麗なのに? 」
「エ、ブロッコリーさんも見えるの? 」
与作おじさんは見えてないけど、ブロッコリーお姉さんは見えた様です。
「う~ん、微妙に見えるかな? 」
「エ、兄さん見えないの? 」
「カジキさん、結構沢山居ますよ? 」
カジキお兄さんも微妙に見えるかな?
「ほう、コレが精霊さんなのかな? 」
「蕎麦屋さんも見えてる? 」
蕎麦屋お兄さんも見えてるみたいな?
「さて、ここで待ってれば迎えが来るはずなんだが? 」
広場の様な所にライムトレーラーを停めます。
ここで待ってれば迎えが来るんだって。
〔それじゃ待ちましょう♪ 〕
待ってる間に卵の様子を見に行ったら………
アレ、動いてるよね?
〔ヒビが入ってる? 〕
「ア、ヒビが入ってる? 」
「ネーヴェちゃんのも? 」
「ミキちゃんのも? 」
「エ、卵が孵るの? 」
「「生まれる♪ 」」
暫く見てたら段々と卵のヒビが大きくなって揺れてる!
何かすごいような?
〔グラグラ揺れてるよ! 〕
そして………
"ピキピキ………パカン♪ "
卵が割れて何かが飛び出たと思ったら顔面に覆い被さった?
そして何かが吸われるぅ~?
「ほう、コレは……… 」
「ヘェ~この子は……… 」
おじさん達が何か言ってるけど?
何とか顔に張り付いた子をどかして見たら………何この子は?
〔水滴形の丸い物体は? 〕
「ミキちゃん、その子は多分、キングさんの子供だね 」
え~と、キングさんの子供?
まさか!
〔[鑑定]ってヤッパリ! 〕
[ベビーレインボースライム]
魔物名:ベビーレインボースライム
名前 :---
性別 : ?
ランク:B
レベル:1
HP :10/10
MP :5/5
SP :100/100
状態 :眠い
スキル:[鳴く](幼体スキル)
[甘える](幼体スキル)
[魔力吸収](幼体スキル)
[突進]
[取り込み]
[捕食]
[再生]
[物理攻撃無効]
[全魔法攻撃耐性(小)]
解説:カラースライムの進化系の1つで変異
種
スライムは基本弱く自然淘汰されやす
い
ベビー<ノーマル<ビック<ラージ<
キング<エンペラーと進化する中で生
まれたてのベビースライム
スライムの中に時々カラースライムが
生まれてそれが進化して成長する場合
が有る
通常のスライムなら[物理攻撃無効]の
みだがカラースライムの場合は各々の
色により魔法攻撃耐性が有り、赤いと
火魔法が効かない等の魔法耐性が有る
この個体は貴重な全属性耐性持ちのカ
ラースライムの幼体(ベビー)
物理攻撃無効は勿論、魔法攻撃も全て
の耐性が有るのでやられにくい個体と
なっているが幼体なのでまだまだ弱い
基本攻撃は体当たりと取り込んでから
の補食(水死)させる
唯一の弱点はスライム核へのダイレク
ト攻撃だがスライムボディーに守られ
ているので守られてはいるが、幼体な
のでそうでも無いので守ってね!
注意:幼体なのでかなり弱いです
しっかり守ってあげてね♪
まさにキングさんの子供だとは!
ネーヴェちゃんもキングさんの子供だね!
〔ワーイ、オソロイダネ♪ 〕
「名前どうしよう? 」
「う~ん………決めた! あなたの名前は"スラちゃん♪"ね 」
「プルン♪ 」
ネーヴェちゃん決めるの早い!
しかもスライムのスラちゃんって?
〔安易でも良いのかな? 〕
「なら私の子は……… そうだ、"ユズ"ちゃんね♪ 」
「プルン♪ 」
喜んでるよね?
ライム、レモンってきたらユズだよね(笑)
〔う~ん、柑橘系? 〕
早速、お披露目です♪
「「「「カワイイ♪ 」」」」
お姉さん達には受けたかな?
「プルン♪ 」
うん、撫でられて喜んでるよね♪
「まさかと思ったけどそのまんまスライムだとわね 」
「あの運営だから? 」
「イヤ、SGMの趣味だからね(笑) 」
「「「「「「「違いない(笑) 」」」」」」
え~と、SGMさんの趣味って何?
何だか裏の話なのかな?
〔運営さんって何をしてるのかな? 〕
次にお姉さんに会わせましょう。
ライムお姉ちゃんですよ♪
「パオ? 」
「ポヨン♪ 」
「パオパオ♪ 」
「ポヨン♪ 」
うん、仲良くなったよね?
次はレモンちゃん♪
「………(フンズ)………」
「ポヨン♪ 」
「………??? 」
あ、レモンちゃんが取り込まれた!
アレ、すぐに吐き出したけど………アレ、綺麗になってる?
〔少し汚れてたのに? 〕
もしかしてユズちゃんが汚れを食べたのかな?
レモンちゃんが新品同様になってるよ!
〔結構スゴイ能力かな? 〕
"ピコン♪ "
【ベビーカラースライムの個体名ユズがスキル[清掃]を覚えました 】
スキル[清掃]
解説:スライムのスキル[捕食]の派生スキル
取り込む事で物の汚れのみを食べる
どんなに頑固な汚れでも綺麗にできる!
特に食器洗いが得意?
お掃除スキルって(笑)
みんなにスキルを覚えたって教えたら驚いていた。
〔そんな事で覚えるものなのかと? 〕
ネーヴェちゃんもスラちゃんにもと汚れた布を与えたけど布ごと溶けて消えた?
何でだろうね?
〔個体で差が有るのかもとおじさんが言ってた? 〕
「いいなぁ~、全自動洗濯機? 」
リオンちゃんは何言ってるの!
お洗濯はちゃんとしなさい!
〔ユズちゃん、手伝ってはダメよ♪ 〕
こうしてユズちゃんとスラちゃんが仲間に加わった。
2人で"プルン♪"ってしてるとカワイイね♪
〔"プルプル"してるのを見ていて飽きないわ♪ 〕
暫く"プルプル"してるのを見ながら虫のドロップを確認しましょう。
[スチールローリングポーリーの甲殻]?
あぁ、団子虫の殻ね!
〔ライムちゃんが蹴った奴ね(笑) 〕
[ハンドレッドレッグの脚]?
百足の足ね………って食材アイテム?
〔誰が食べるのよ! 〕
[ブラックコックローチの羽]、[ブラックコックローチの甲殻]、[ブラックコックローチの触角]ってGのドロップ?
すぐに売却で!
〔キモいよぉ~! 〕
[フォレストスパイダーの糸]、[フォレストスパイダーの脚]は蜘蛛の素材ね。
糸は便利だか………エ、蜘蛛の脚も食材アイテムって?
〔う~ん、食べるのは無理です! 〕
[アイアンアントの脚]は………また食材アイテム?
いりません!
〔何で虫の足の食材アイテムがあるの? 〕
[ビートルの甲殻]はカブトムシの殻よね?
硬くて軽いから防具に良さそうね。
〔おじさんにあげよう♪ 〕
後は雀蜂のドロップね。
本当に蜂の子どうしよう?
〔売るときに聞いてみようかしら 〕
お昼を食べながら待っていたら、突然!
「どなたですか! ここは精霊の森です! 普通の方が立ち入る所ではありません! 」
外に誰か現れた?
「直ちに立ち去り……… エ、龍さん? 」
「久しぶりですね、ハープスさん 」
アレ、エルフのお姉さんがいた。
またおじさんのお知り合いかな?
「龍さん、生きてたんですね。良かったわ、引きと………迎えに来たのかしら? 」
「今、引き取りにって言いかけましたよね(笑) 」
「ソ、ソンナコトアリマセンヨ。イヤダナァ~! アハハハハ……… 」
何を引き取るのかな?
「後はこの子達も入れますかね? 」
「そうですねぇ………… う~ん、そこのドワーフさん以外は大丈夫ですね。ドワーフさん、一体何をしたの? 」
「「「「「「「森林破壊 」」」」」」」
「何でみんなでハモってる! 」
与作おじさん、何をして森林破壊したの?
「なるほどね。確かにやり過ぎてますね(笑) 申し訳有りませんがここでお待ちになるか、お帰りになった方がよろしいかと。因みにここの広場なら野営をしても安全ですよ 」
「どうするんだ、与作? 」
「それなら………近くで狩りでもしながら待ってるよ。ここはセーフティーゾーンだろうからな? 」
「それじゃコレ使え。テントだ(笑) 」
「テントって? 時間がかかるのか? 」
「まぁ、飯ぐらいは届けるよ 」
与作おじさんとアックスちゃんを残して出発することに。
ハープスさんに付いていきます。
〔フツーに歩って行くのね。ライムちゃんも行くよ♪ 〕
ハープスさんは《アルプヘイム村》の村長の娘さんで、村の警備隊長でもあるんだって。
因みに与作おじさんを置いてきたあの広場はアクアビレッチ街から定期的に来る荷馬車の待機所で、そこで村の交易品と街の物資を積み替えするそうです。
〔基本、普通の人達はエルフの里に入れないそうです。精霊に好かれていないと入れないらしい? 〕
暫く歩くと、………幻想的な場所に着いた。
そこは光の玉が飛び交う棘の門が有った!?
〔ほんと、ファンタジーな門よね? 〕
「さぁ、こちらです 」
そうハープスさんが言うと棘の門が開いた。
そして中に入ると幻想的な巨大な木と建物(きのこハウス? )が沢山ある村があった。
〔ファンタジーの定番のキノコの家って? 〕
"ピコン"
【龍さんのレイドパーティーが《アルプヘイム村》に到達しましたので情報の開示をします。その時にレイドリーダーの龍さんの名前を発表してもよろしいでしょうか (YES/no) 】
おじさんは黙って"no"を押してた。
"ピコン♪ ピコン♪ ピコン♪ "
【ワールドメッセージです。
初めてエルフの郷に到着したレイドパーティーが現れました。
これによりエルフの郷《アルプヘイム村》の情報を冒険ギルドで開示します。
《アルプヘイム村》には《アクアビレッジ街》からの特殊ルートしか有りません。
なお《アルプヘイム村》に行く為にはある特殊な条件が必要です。
冒険者の中には対象者もいますが対象外の方もいらっしゃいます。
対象外の方はどうやっても村には入れません!
良く調べてから行動しましょう!
以上、運営インフォメーションでした♪ 】
そうなんだね。
与作おじさんみたいな事になるんですね。
〔なんだろうね、条件って? 〕
門の脇にライムトレーラーを停めてから奥に進みます。
光の玉と言うか何だか小さい子ども(手のひらサイズ)が飛んでる様に見えてくるね?
〔シルフィさんとは違うタイプね? 〕
ン、ライムちゃんの背中にも乗ってる子達も居るような?
あ、今は街中装備でバックのなかにはライムちゃん達のオヤツが入ってるからかしら………?
〔え~と、匂いが漏れてる? 〕
暫く歩くと、大きな木の前に大きなキノコハウスが建っていた。
ここが村長のお宅らしいです。
「ここが村長の家です。村長、客人です! 」
「何だ、騒がしい。…………オォ、龍さんではないか! やっと戻って来てくれたか 」
「お久し振りですね、ミディチイナ村長。変わり無いようで 」
「何を言っておる、ワシは222歳でマダマダ現役じゃぞ! 」
エ、222歳って!
エルフの人って長生きなんだね?
〔ファンタジーならそうなのかな? 〕
あ、そうだった。
「おじさん、いいかな? 」
「あぁ、そうだったね。この子は私の姪っ子で村長に用があるらしいのですよ 」
「はじめまして、ミディチイナ村長さん。私はミキと申します。村長さん宛にお手紙を預かってますのでどうぞ♪ 」
サリー師匠の手紙を渡すと………
「ほう、ドレドレ誰からか……… ゲ、姉さんからだと! 」
エ、今姉さんって言ってなかった?
そうするとまさか!
「もしかしてサリー師匠の弟さんですか? 」
「………そうか、姉さんの弟子なんだね。そうだね、私の姉はサリーだよ。まさかセントラル東街に居たとはね 」
エ、ちょっと待って?
ミディチイナ村長のお姉さんなら師匠って何歳なの?
〔人族のお婆さんの姿に見えたけど? 〕
「姉は256歳の筈だったかな? 多分、変装の魔道具で姿をお婆さんに変装してるんだろうね。しかし弟子を取るなんて珍しいね 」
詳しく話を聞くと、村長は昔お姉さんと一緒に冒険していたらしいです。
お姉さんは高名な魔女の弟子で使い魔を使わせたら右に出る人が居ないらしいです。
〔流石師匠ですね 〕
しかもエルフなのに魔女になった変わり者として有名なんだって。
エルフ族なら普通は聖霊魔法師か魔法剣士になる人が多いんだって。
〔ミディチイナ村長もハープスさんも魔法剣士なんだって! 〕
「それで手紙の内容がなぁ……… まぁ既に合格してるし良いかな 」
何か書いてあったんだろう?
ちょっと気になります。
〔サリー師匠は何を書いたんだろうね? 〕
"ピコン♪ "
【魔女の配達① をクリアしました。
報酬は[精霊魔法]の習得券です。
それでは精霊との契約にチャレンジしましょう♪ 】
[精霊魔法]って何?
契約って何?
「それでは早速、精霊の儀式をしようかね 」
エ、精霊の儀式って何?
"ピコン♪ "
【[精霊魔法]習得チャレンジを始めます。
先ずは契約してくてる精霊さんを探しましょう♪ 】
精霊さんを探すって?
「皆さんには[精霊魔法]の習得の為、先ずは精霊との契約が必要です。精霊は今は光の玉として見えてます。その光の玉と仲良くなって精霊正殿まで連れてきてくださいね。それから次に進みますので 」
"ピコン♪ "
【精霊さんを探して一緒に精霊正殿まで連れて行きましょう 】
「どうやって探すの? 」
「どうしたら良いのかな? 」
「どこに居るのかな? 」
「ホッホッ、心配しなくても大丈夫じゃ。精霊に好かれていれば精霊の方から寄って来るからな 」
そんなものなのかな?
「それでは精霊を探してこちらに連れてきてくださいね 」
ミディチイナ村長に案内された所は村長宅の裏に有るキノコの祭壇だった。
ここに連れてくれば契約できるそうです。
〔しかし祭壇までキノコって(笑) 〕
「それでどうやって連れてくれば? 」
「まぁ、村の中を散歩してれば近づいて来た子にお願いしてみなさい。さすれば応えてくれるじゃろう 」
え~と、要はお散歩中に寄ってきた子をナンパしろって事かな?
でも寄って来るかな?
「どうするの? 」
「村の中の探索でもしながらで良いんじゃない? 」
「行ってみましょう! 」
こうして村の中をお散歩する事になった。
「それじゃその間に龍さんの契約精霊との再契約を執り行おうかのう 」
おじさん達はβテストの時に契約してたんで、再契約するんだって?
それなら見学してから探しに行く事となった。
〔先ずはおじさんからかな? 〕
するとおじさんの目の前に8つの大きな光の玉が現れた?
見てたらその光の玉が徐々に人形になっていくんだけど………何で幼稚園児?
〔何故か幼稚園スモッグを着た精霊?幼女8人が現れた? 〕
「「「「「「「「パパおかえり♪ 」」」」」」」」
《アルプヘイム村》の設定について。
βテストの時には各サーバー毎に存在していた村だったが、実際村に到着したのが第1サーバーのみだった。
〔第2サーバーは惜しい所まて来ていた人が居たが、森をさ迷って街に戻っていた 〕
今回、正規版ではエルフ族の村《アルプヘイム村》をどうするかとなった時に第1サーバー後の東ルートの《アルプヘイム村》のみ残し、他のルートにはそれぞれ別の種族の村を設定することとなった。
〔一応今はどの場所がどの種族かはまだ秘密♪ 〕
因みに、ドワーフの村はそれぞれ既に到達しているのでそれぞれ存在します。
〔村名はその内に♪ 〕
その内に他の街、町、村は出てくる予定です。
因みに北ルートの村は聖女様に関係した村が在る設定です。
食材アイテムのドロップに付いて。
食材アイテムがドロップする理由は[料理]スキルの影響です。
虫以外でもスキルが高ければそれだけレアな食材を手に入れる事が可能です。
例:ホーンラビットを倒すと皮より肉がドロップしやすくなります。
他の作品なんかでは蜘蛛の脚がカニやエビの味がする様です。
一応、この作品では蟲系の食材アイテムは全てエビ風味としておきます(笑)
ただし、食べるかは本人に任せます。
ミキちゃんは普段の調理で無駄にレベルが上がってるので無駄に手に入れています。
なお、調理するかは本人次第でしょう(笑)
034
まさかキングさんの子供って?
リオン→カワイイかも♪
ネーヴェ→プニプニ♪
ミキ→良いのかな?
ライム→パオ♪
ユズ&スラ→プルン♪
これで良いものかな?
蟲の素材って………
ミキ→誰か食べてみる?
全員→イヤ、良いや(苦笑)
結局、後で全部売却することに?
運営職員A→誰だよ、虫食材設定したの?
運営職員B→決まってるだろう、SGMだよ!
SGM→蟲のドロップって食材も有るだろうに?
運営職員C→だからって料理人ドロップがこれでは………
運営職員D→結構美味しいけどね?
運営全員→エ、美味しいって?
運営内でも賛否両論だった。
なお、設定が大幅に変わった経緯は明日の投稿を見てください。
無事に退院できましたので11月は5話程投稿します(笑)
マァ、今回は普通に退院できたって事で(笑)
病名はないしょ(初期の?????)♪




