表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/175

003話 チュートリアル

003話です。


ゾウさんが当たったミキちゃん。


次はチュートリアルですね。


003話


「おめでとうございます。獣魔は[フォレストエレファント]と決まりましした! 」


ん、[フォレストエレファント]って何?


「妖精さん、[フォレストエレファント]ってどんな獣魔なんですか? 」


「激レアの獣魔ですよ。分かりやすく言うと象の魔物で森の中なら結構無敵ですよ。ただ、まだ幼体だから小さいですけど育てば大きくはなりますよ 」


「ヤッタァァァァ! ゾウさんダァァァ! 」


現れたのは高さが1m位の子ゾウさんだった。

動物園で見た子象さんとおんなじだ♪


「か、かわいい♪ 」


「パオ? 」


「早速、名前を付けてあげましょう 」


「この子は男の子? 女の子? 」


「女の子ですね 」


女の子かぁ~。

それならあの子の名前で決めた♪

〔そう、思いでのゾウさん! 〕


「ウ~ン、それじゃ"ライムちゃん"でどう? 」


「パオ~ン♪ 」


「良いみたいですね。それではステータスを確認してみましょう 」


「どうやって? 」


「そうですね。[テイム]スキルでも見れますが、[鑑定]の練習をしましょう。[鑑定]って言って見てみましょう 」


「それじゃぁ、[鑑定]、って、エ! 」


目の前に表示が出た?



魔物名:フォレストエレファント(幼体)

名前 :ライム

性別 : ♀

ランク:C

レベル:1

HP :100/100

MP :50/50

SP :100/100


状態 :健康

テイム:ミキ


スキル:[鳴く](幼体スキル)

    [甘える](幼体スキル)

    [魔力吸収](幼体スキル)

    [自然回復(木、水、氷)]Lv1

    [踏みつける]Lv1

    [水魔法]Lv1

    [氷魔法]Lv1

    [木魔法]Lv1

    [風魔法]Lv1

    [匂い探知]Lv1

    [ウォーク]Lv1


アクセ:①未装備

    ②未装備

    ③未装備


解説 :森の王者

    森の中なら無敵!

    成体は最大全高6mクラスにもなる固体も居る

    成体になれば騎乗も可能

    載って移動する事も可能に

    成体には牙が有りとても危険

    鼻のブレスで吹き飛ばしたり魔法弾を放つ

    森の中、水辺、氷上なら自然回復できる

    普段は温厚で攻撃をしなければ襲っては来ない

    警戒心が強く通常は滅多に人前には現れない

注意 :幼体は戦闘は得意では有りません!

    ちゃんと守ってあげましょう♪



まだ子ゾウさんだから牙は無いのかな?

ウ~ン、守ってあげないとね。

〔後でおじさんに聞いてみよう 〕


「それではチュートリアルを始めますがパスする事もできますけど、どうします? 」


おじさんにチュートリアルは受けなさいって言われたからね。


「ハイ、お願いします 」


「それではこちらから入ってください 」


目の前に扉が現れた!

扉を開けて中に入ると………何ここ!


「綺麗! 」


そこは大自然の草原だった。


「早速、チュートリアルを始めます。先ずは自分のステータスを確認しましょう 」


「ステータス? 」


「ハイ、ステータス・オープンと言いましょう 」


「ステータス・オープン! エ? 」


目の前に何かが出た?



PC名:ミキ

種族 :九尾族

職業 :

レベル:1

HP :50/50

MP :150/150 (+50)

SP :100/100


ST :

VIT:

INT:+50

MND:

AIG:

DEX:

LUK:


STP:0


状態 :健康


固有スキル:[九尾魔法]Lv1(火)

      [幻影]Lv1

      [気配遮断]Lv1


スキル:[テイム]Lv1(1/1)

    [杖術]Lv1

    [短剣術]Lv1

    [鑑定]Lv1

    [革加工]Lv1

    [裁縫]Lv1

    [料理]Lv1


称号 :九尾仙人の興味


テイム獣魔:ライム(フォレストエレファント Lv1)


装備

頭  :

上半身:

下半身:

右腕 :

左腕 :

右足 :

左足 :

インナ:初心者のインナー(破壊不可)

アクセ:①

    ②

    ③

    ④

    ⑤

バッグ:初心者のマジックバッグ(破壊不可)


武器 :


所持金:10,000G



え~と、これはどう見るのかな?


「妖精さん、これってどう見れば良いのかな? 」


「説明しますね。先程の初期設定の内容は覚えていますか? 」


「ハイ、それで追加されてますよね? SPとかSTPとか? 」


「SPは空腹値でお腹が減っていくのがわかります。空腹値が0になると状態異常(空腹)になってステータスが1/10になってしまい、徐々にHPも減りますので気を付けてくださいね 」


「え、お腹が減るんだ! 気を付けよう。あ、ライムちゃんもお腹が減るんですか? 」


「そうですね。最初は魔力だけをあげても良いのですが、ちゃんとご飯をあげた方が良いでしょう。まぁ最初の街には獣魔用の餌団子ってアイテムも売ってますが、同じ物も食べられますので作ってあげれば喜ぶと思いますよ♪ 」


「パオ~ン♪ 」


「そうよね、ライムちゃんにはおいしいご飯を作ってあげるわ♪ 」


「パオ、パオ~ン♪ 」


「ウフフ、ライムちゃんもうれしいみたいですね。次にSTPですが、これはステータス・ポイントでレベルが上がるとその都度増えます。増えたポイントをそれぞれ各ステータスに振る事も貯める事もできます。まぁ入ったらすぐに振る事をオススメしますね 」


「わかりました。あと、スキルの所にLv1って載ってますけど何ですか? 」


「それはスキルのレベルを表してます。最初は皆さんレベル1から始まります。そしてスキルにもよりますがある程度レベルが上がれば上位スキルに換わります 」


「そうなんだ。ライムちゃんもですか? 」


「そうですね。基本は同じですがステータスは自動で振られます。他には有りませんか? 」


「あと称号って何ですか? 」


「称号は行動次第でその都度貰える物です。今回はミキさんが九尾族になりましたので九尾仙人様が興味を持たれたようですね。通常、称号は初期には付きませんのですが……… 」


フ~ン、そうなんだ?

よくわからないけど?

〔九尾仙人さんってどんな人なんだろう? 〕


「他には有りませんか? 」


「装備って何ですか? 」


「それでは次は装備を付けてみましょう! 」


「装備ですか? 」


「今腰にバッグが付いてますよね。そのバックをタッチしてください 」


あ、これね。

バッグって言うかポシェットみたいだね。

〔ちょっとかわいいかも? 〕


触れると目の前にリストが出た?


初心者のマジックバッグ目録(20種/99個)


初心者のぼうし(女の子)(破壊不可)

初心者の上着(女の子)(破壊不可)

初心者のズボン(女の子)(破壊不可)

初心者の手袋(左右、女の子)(破壊不可)

初心者の靴(左右、女の子)(破壊不可)

初心者の杖(破壊不可)

初心者のナイフ(破壊不可)

初心者のナイフホルスターベルト(破壊不可)


簡易革加工セット

簡易裁縫セット

簡易料理セット


初級HPポーション(青汁味)×5

初級MPポーション(青汁味)×5



結構入ってるんだな?


「ではそのぼうしをタップしてみましょう 」


ぼうしを触ると頭にぼうしが被った状態で現れた!

取ってみたらかわいいぼうしだった。


「かわいい♪ 」


「女性には女の子シリーズの初心者衣服を用意してます。さぁ、全部装備してみましょう♪ 」


全部装備してみたら結構可愛い格好になった♪

ちゃんとモフモフのしっぽも出てるね。


「一応初心者装備は壊れませんが、レベルが上がれば着ることができなくなりますので注意してください。一応、バッグはLv11以上、服はLv16以上になりますと装着できませんので気を付けてください。一応、警告が出ますから見落とさないでね。後、バッグには20種類、各99個までしか入りませんので注意してくださいね 」


バッグってそうなってるんだ?

でもレベルが上がると使えなくなるのか?


「わかりました! それでライムちゃんも着れるのかな? 」


「ライムちゃんにも着せる事はできますよ。アクセサリーとして3種類の登録になりますね。ただ、無理矢理着させてはダメですよ 」


「ハイ、わかりました! 」


「次に戦闘をしてみましょう 」


目の前にスライムが現れた!

見た目が水滴みたいだね?


「さて、このスライムを倒してみましょう! 」


「どうやって? 」


「先ずは杖を構えましょう 」


右手にもってた杖を構えた。


「では魔法、[狐火]を! 」


「え、………[狐火]! ワ! 」


杖から火の玉が出て飛んで行ってスライムに当たった!


"ジュワ! "


"ピチュン♪ "


"ピコ♪ "


【レベルが上がりました! STPが5ポイント入りました 】


【九尾魔法のレベルが上がりました 】


え、何が起きたの?


「レベルが上がりましたね。ポイントも5ポイント入ったので早速、振ってみましょう 」


そうね、取り合えずINTに振ってみた。


「次にドロップを確認しましょう 」


「ドロップって? 」


「ドロップは、魔物を倒した時に貰える物です。バッグに自動で入りますので確認しましょう 」


バッグをタッチして確認すると………


初心者のマジックバッグ目録(20種/99個)


簡易革加工セット

簡易裁縫セット

簡易料理セット


初級HPポーション×5

初級MPポーション×5


スライムの魔核(無、F級)×1

スライムパウダー×1



スライムの魔核?

スライムパウダー?


「何ですか、これ? 」


「早速、[鑑定]の出番ですよ♪ 」


「あ、そうか! [鑑定]! 」


[スライムの魔核(無、F級)]

解説:スライムの魔法器官の象徴

すべての魔物には魔核が存在する

スライムの討伐部位でもある

魔核は冒険ギルドにて買い取って貰える

価格:50G


[スライムパウダー]

解説:スライムから取れるパウダー

体液が乾燥した物と云われる

小麦粉の代りにもなるが味は保証できない

期限:残り48:00

価格:50G



エェ~、小麦粉の代りは無いわ!

見た目も緑色って!

〔これでパンを作ったら緑色のパンになるのかな? 〕


「では次にナイフを使ってみましょう。そこに魔物が居ますよ 」


え、何処に?

見たらウサギさんがいた。

〔あれ、角が生えてるね? 〕


よし、ナイフを構えて………え、こっちを見てる?

え、エ、飛びかかって来た!

〔角で突いて来た! 〕


「キャ! 」


うまく避けられたみたいな?

あれ、ウサギさんは?

〔どこ行った? 〕


後ろを見たらライムちゃんが踏みつけてた?

足元でジタバタしているウサギさん?


「さぁ、ナイフを刺して! 」


「あ、はい! 」


ウサギさんにナイフを刺した!


"キュウゥ! "


"ピチュン♪ "


うん、倒せた!


"ピコ♪ "


【ライムのレベルが上がりました! 】


エ、ライムちゃんのレベルが上がったの?


「おめでとうございます。ライムちゃんもレベルが上がった用ですね。今のは[踏みつける]を使いましたね。[踏みつける]もレベルが上がってますね 」


「そうなんだ! ライムちゃんおめでとう♪ 」


「パオ~ン♪ 」


「では、ドロップを確認して見ましょう 」


増えたのは、ホーンラビットの魔核と角と肉だった。


「[鑑定]! 」


[ホーンラビットの魔核(土、F級)]

解説:ホーンラビットの魔法器官の象徴

すべての魔物には魔核が存在する

冒険ギルドにて買い取って貰える

価格:50G


[ホーンラビットの角]

解説:ホーンラビットの角

槍先や鏃の素材にもなる

討伐部位でもある

価格:100G


[ホーンラビットの肉]

解説:ホーンラビットの肉

街では貴重なタンパク源

冒険ギルドにて買い取って貰える

期限:残り48:00

価格:100G



「あと、皮も取れますね。肉か皮になるみたいですね 」


ヘェ~皮も手に入るんだ。

後で皮も取ってライムちゃんの服作ろう♪


「これでチュートリアルは終わりですが続ける事もできますけどどうします? 」


「え、そうなの? でも良いわ。おじさんと約束も有るし 」


「そうですか、わかりました。他には有りませんか? 」


「妖精さんありがとうございました。そう言えば妖精さんの名前を教えてください 」


「………え、私には名前は有りませんよ? 」


「エェ~、無いんですか? それは変だよ? 」


「パオ? 」


「………それでは名前を付けてくれますか? 」


「え、私で良いの? …………ウ~ン、かわいい妖精さんだし……… よし、決めた! シルフィはどう? 風の妖精って感じで? 」


「………シルフィ、良いですね。私はシルフィです♪ 」


するとシルフィさんが光った!

光が収まると、緑色の衣装を着たシルフィーさんがいた。


"ピコン♪ "


【シークレットクエスト [妖精さんに名前を付けよう! ]をクリアしました!

このクエストは運営が最初に妖精さんに名前を付けてくれたプレーヤーにナビゲイト妖精のプレゼント企画の為のクエストです。

報酬は勿論、風の妖精[シルフィ]さんを専用ナビとして一緒に旅ができます。

なお、[シルフィ]さんは戦闘等の行動はできません。

あくまでもナビゲイトのみの機能です。

[シルフィ]さんは通常他のプレーヤーには見えません

特殊なスキルが有ると見える事が有ります

それでは[シルフィ]さんをよろしくお願いいたします。


〔Freedom World Online〕運営本部一同 】



え~と、シークレットクエストって何?

シルフィさんと一緒に冒険ができるって事?


「これからよろしくお願いいたします。ミキ様♪ 」


「よろしくね、シルフィさん。私はミキで良いわよ 」


「ハイ、それではミキさんで♪ 」


「パオ~ン♪ 」


「ハイ、ライムちゃんもよろしくね♪ 」


こうして象と妖精を連れたレアな狐っ子さんが誕生した。


「早速、最初の街に行きましょう。最初の街は何処がよろしいですか? 」


「え~と、東の街で? 」


おじさんとの待ち合わせが東の街でだったし、涼子ちゃんもだしね。


「それでは東の街に繋げますね 」


「ハーイ♪ 」


「パオ~ン♪ 」


「この扉の先がそうですよ♪ 」


扉が現れた。

そこを潜ると………教会の中に出た?



こうして最初の街、《セントラル東街》に子象を連れた狐の女の子が現れた。




003

ミキ→君の名前はライムちゃんです!

ライム→パオ~ン♪

シルフィ→喜んでますよ♪


こうしてライムちゃんとシルフィさんが仲間になった。



運営A→今度はシークレットクエストで妖精をゲットしたぞ!

運営B→何このリアルラックは?


運営さんも驚いていた。



2020年6月5日

ゾウさんの名前をエレちゃんからライムちゃんに変更

ミキちゃんの初めて見た動物園のゾウさんの名前からとしました。

元ネタのゾウさんが居ますが同じ名前ではダメなのでちょっともじりました。

さて、何処のゾウさんでしょう(笑)


2020年6月6日

食品の消費期限追加

006話で消費期限の事書いていて忘れていたので追加(笑)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点]  象の名前は『エレちゃん』のはず、一部『パオちゃん』になっている。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ