026話 トンネルが開通した?
026話です。
大きい土竜を倒したら………
ア、ミキちゃぁぁん♪
026話
目の前に居るモグラさんを[鑑定]したら[ブラックミスリルグランドドラゴン]って出た!
………え~と、グランドドラゴンってあのドラゴンなのかな?
〔でも、見た目は大きなモグラだよね?〕
「与作おじさん、[鑑定]したら[ブラックミスリルグランドドラゴン]って出たんですけど、モグラだよね? 」
「あぁ、ミキちゃんは知らないかな? モグラって漢字で書くと土竜って書くんだよ! たぶん運営のジョークだろ? 」
そうなんだ!
それと[鑑定]して気になる事も聞いてみる。
「それであのモグラさん、♀らしく子供も居るみたいな? 」
「「「「「「「何だって! 」」」」」」」
「おや、壁が崩れたと思ったらって何だあれは? 」
反対側から声が聞こえたね?
「ちょっと、何で大きなモグラが居るのよ! 」
「ムム、畑の天敵だと! 退治せねば! 」
「チョット兄さん倒せるの? 」
「武士道の兄貴、武器が持つかわかりませんよ! 」
「そうですよ、今回は武器の材料を取りに来ただけなのに! 」
おや、あの声はまさか?
「え~と、反対側に居るのはもしかしてリョじゃなくてリオンちゃん? 」
「エ、もしかしてキじゃなくてミキちゃん? 」
ヤッパリ涼子ことリオンちゃんだった?
その時に!
"ピコン♪ "
【これより裏フィールドボス、[ブラックミスリルグランドドラゴン]との戦闘になります。
このフィールドボスを倒さないと先へは行けません。
勝利条件は[ブラックミスリルグランドドラゴン]の討伐です。
なお、討伐に失敗しますと鉱山が潰れる可能性が有りますので注意を!
頑張って倒しましょう! 】
「「「「「「「何だって! 」」」」」」」
「不味いな、失敗したら鉱山が無くなるかも? 」
「参ったな、こんな事なら龍さん連れてくれば良かったよ! 」
「与作さん、突撃よ! 」
「そうよ、突撃だよ! 」
「何でだよ! 」
"ギャワワワワワワ! "
叫び声と共に地面から10匹程のモグラ(体高1m)が出てきた?
ア、すぐに[鑑定]しないと!
[ブラックアイアングランドドラゴン]
名前 :---
性別 : ♀
ランク:D
レベル:10
HP :100/100
MP :50/50
SP :50/100
状態 :激昂!(空腹)
スキル:[突進]
[アイアンクロー]
[石砲]
[高速移動(土中)]
[自然回復(土中)]
[音探知]
[匂い探知]
解説:小型のモグラタイプの魔物の1種
[ブラックミスリルグランドドラゴン]の子供
親の近くに居て呼ばれると出てくる
そして親を守る尖兵となる
基攻撃能力は親の劣化版スキルだが基本は一緒
体毛は鋼鉄並だが魔法攻撃には弱い
目は暗闇でも見えるがそこまでの視力は無い
代わりに音と匂いに敏感で敵対者を識別はできる
鉱石が大好物で特にミスリル鉱石を良く食べるので鉱山が潰れる事が有る
その為、ドワーフには嫌われている
注意:お食事中に邪魔をされたので怒っています!
ウワァ、確かに子供だわ!
「与作おじさん、子供は魔法に弱いみたい? 」
「よし、子供には後衛が魔法攻撃だ!前衛は後ろに抜かせるなよ! 後裏の人達も攻撃してくれ! 」
「わかった! 任せろ! 」
リオンちゃん達にも伝わったみたいな?
「よし、俺と白菜であの親モグラは押さえるから子モグラを倒してくれ! 」
「頼むぞ! 」
「「「「「「「了解! 」」」」」」」
「早速ライムちゃん魔法攻撃! エイ、[炎狐] 」
ヤッパリ[炎狐]を放つと尻尾が2尾になるのよね。
でも当たった[ブラックアイアングランドドラゴン](子モグラ)は火だるまになって"ピチュン♪" した!
〔金属には火なのかな? 〕
ライムちゃんは大きな氷柱を発射して子モグラに当ててた!
当たった子モグラは串刺しになって氷り浸きそのまま"ピチュン♪"していた!
〔氷の攻撃も効くようだった? 〕
シリウスちゃんも氷弾を放ち、ポーパルちゃんも風の槍を放つ!
レッドちゃんは上から炎の爆撃をしてアックスちゃんは炎を投げてる?
〔それぞれ攻撃していきます 〕
お姉さん達は弓を放つけどあんまり効いてないのかな?
矢が刺さらないよ!
〔子モグラだけど矢に強いのかな? 〕
子モグラ達は石を投げてって言うか勢いが有るよ!
盾で受けてた人が弾かれたよ?
〔それでも立ち上がって盾で受けていた! 石の大きさが拳大だった! 〕
子モグラが減って見えている範囲で後1匹となったタイミングで!
"ギャワワワワワワ! "
親モグラの叫び声と共に地面から10匹程のモグラがまた出てきた?
追加もあるの?
「チ、オカワリも有るのかよ! 」
「兎に角、子モグラを倒さんと近づけない! 」
与作おじさん達は子モグラに邪魔されてます!
「エイ、[風狐]! 」
風の攻撃をしたら子モグラが斬れた?
そのまま"ピチュン♪"したよ!
〔風の魔法の方が効果が有るの? 〕
なら試しても大丈夫だよね?
「それじゃ[鎌狐]! 」
見た目は鎌鼬よね?
真っ直ぐ飛んでいって子モグラ2匹を真っ二つにしていった!
〔思ったより結構強力かも? 〕
「ミキちゃん援護ありがとう! 」
「与作おじさん前! 」
母モグラが大きな岩を与作おじさんに向かって打ち出してきた!
与作おじさんは盾で受け流していたけど少し飛ばされて下がった?
〔何あの大きさと威力は? 〕
"ギャワワワワワワ! "
親モグラの叫び声と共に地面からまた10匹程のモグラが出てきた?
また追加してきたよ!
〔いったい何匹子モグラが居るのよ! 〕
「クソ、後何回オカワリが有るんだよ! 」
「あ、また親モグラが岩を投げ………何だ! 」
親モグラが突然前に倒れた?
「ドッセイ! 後ろからのシールドバッシュは効いたかな? 」
そこには大きな盾を持った亀?の獣人さんが居た?
「「「「「エ、武士道さん? 」」」」」
「イヨ♪ 久し振りだな! 与作さん。あんたらしくないな? 」
「初見で倒せるのは龍さん位だよ! 」
「その龍さんは何処だ? 」
「たまたま来てないぞ! それよりその親モグラを倒さんと! 」
「あぁ、さっさと終わらせよう! 」
おじさんの知り合いの人なのかな?
兎に角子モグラにみんなで攻撃魔法を飛ばします!
〔そして倒されていく子モグラ達! 〕
与作おじさんと白菜お兄さんと武士道さん? が斧とハルバート? を親モグラに叩き付けた!
ア、3人の武器が砕け散った!
〔どんだけ丈夫なの! でも親モグラのHPゲージが赤くなって後僅かだ! 〕
「クソ、後少しなのに! 」
「一旦下がって予備の武器を出しましょう! 」
「イヤ、大丈夫だ! 」
すると向こうの後方から巨大な手裏剣? が飛んできて親モグラにヒットした!
"ギャワワワワワワ! "
"ピチュン♪ "
"ピコン♪ "
【裏フィールドボス、[ブラックミスリルグランドドラゴン]が討伐されました。
これにより裏通路の通行が可能になりました!
なお、この後にアナウンスしますが、レイドリーダーの与作さんと武士道さんの名前を公表してもよろしいですか? yes/no 】
「ノーだよな(笑) 」
「確かにな(笑) 」
2人共に"no"を押していた。
【1分後にアナウンスされます 】
"ピコン♪、ピコン♪、ピコン♪ "
【ワールドアナウンスです。
初めて《東ベイン村》と《北ベイン村》間の裏ルート上の裏フィールドボス[ブラックミスリルグランドドラゴン](Bランク)が、とある冒険者のレイドパーティーにより討伐されました!
これにより《東ベイン村》と《北ベイン村》間の移動が可能になりました。
なお、PC冒険者が通行する場合、劣化版である[ブラックスチールグランドドラゴン](Cランク)の討伐が必要です。
1度倒せば次はパスすることもできます。
なお、この様な裏ルートは他にも存在します。
探して見るのも良いでしょうね。
以上、運営インフォメーションでした♪ 】
"ピコン♪ "
【種族レベルが20になりました。
プレーヤーミキは九尾族(3尾)に成長します! 】
すると尻尾が光って3本になった!
"ピコン♪ "
【九尾魔法のレベルが上がり第3の魔法が開放されます。
どの魔法系を開放しますか? (水、土 ) 】
う~ん、ここは水かな?
うん、水にしよう♪
【九尾魔法(水)が開放されました! 】
"ピコン♪ "
【[テイム]レベルが上がりました。
テイム枠が3枠になりました。
現在、1/3枠です! 】
"ピコン♪ "
【[使い魔]レベルが上がりました。
使い魔最大使役数が2体となりました。
現在、1/2体 です! 】
色々と上がったみたいな?
「与作さん、どう思います? 」
「恐らくはこのルートは正規ルートが見つかった後に発見されるのが通常何だろうけど……… 」
「一体どう言う条件だったんですかね? 」
「恐らくはあの壁を偶然崩すと………だけでは無いな? たまたま両方で掘ってる奴が居ないと発生しないかだな? 」
「そうだな。こっちは今日初めて来て初堀中だったからな! 」
向こう側から大きな亀人族? の方達が来たね。
「まさか与作さんが居たとはな? 白菜君も久し振りだな 」
「お久し振りです、武士道さん。ヤッパリそのままで始めたのですね 」
「まぁな。さっさと武器を強化して畑に向かわないとな♪ 」
「もう、兄さんは! お久し振りですね、リンゴさん、みこさん 」
教会のシスターさんが来た?
「久し振りですね、マリアさん。あら、シロちゃんも一緒なのね 」
シリウスちゃんとシロちゃんがじゃれてるけど、同じ子犬なのでどっちがどっちなのか良くわかりません?
「ミキちゃん♪ 」
「エ、キャ! 」
突然抱きつかれた!
抱きついて来たのは豹柄の女の子だった!
「もしかしてリオンちゃん? 」
「そうよ、ミキちゃん♪ アァ、ミキちゃんがモフモフの狐さんになってるとは♪ 」
「そう言うリオンちゃんも………猫さん? 」
「サーバルキャットの獣人よ♪ たぶん? 」
「え~と、[鑑定]………豹人族だよね? 知り合いのお兄さんが豹人族だから見たこと有るし? 」
「エ、同じ種族の人居るんだ? 」
「でも良かったね。リオンちゃん足が速いから丁度良かったんじゃないの? 」
「そうよ♪ 私はスピードファイターを目指すわ! ………え~と、ミキちゃんは魔女っ子なの? 」
「そうね、何だか知らないけど何時の間にか魔女になってた? 」
「そうなんだ……… ってミキちゃん、尻尾が3本有るよ? 」
「エ、……… ア、しまった! 」
「「「キャァァァ! カワイイィィィ! 」」」
リンゴお姉さんとみこお姉さんとシスターさんに尻尾をモフられてます!
「キャハハハハ! クスグッタイ! 」
「リンゴさん、みこさん、流石にダメですよ! 」
「マリア、止めなさい! 」
リンゴお姉さんとみこお姉さんは白菜お兄さんに、マリアさんは武士道さんに引き剥がされて何とか脱出できた。
私は与作おじさんの陰に隠れて[幻影]で尻尾を1本にした。
〔フゥ~、クスグッタカッタ! 〕
「「「アァ、モフモフガァ~! 」」」
「ミキちゃん大丈夫? 」
「大丈夫よ、リオンちゃん。でもまさかここで会うとわね? 」
「ほんと、偶然ってこの事を言うのかな? 」
「………ねぇリオン、この子を紹介してくれる? 」
「ア、お姉ちゃん待ってよ。今紹介するから 」
そこには女の子5人組が居た。
「紹介するね。私達のパーティー、美少女戦隊セー(ガン!)、痛いよお姉ちゃん! 」
拳骨をくらうリオンちゃん。
「もう、そう言う冗談は言わないの! 」
あれ、リオンちゃんを殴った猫人族の人って、もしかして!
「もしかしてリオンちゃんのお姉さんのショ………じゃなくて? 」
「久し振りね、キ………じゃなくてミキちゃん。リオンの姉の……こっちではソフィアよ。よろしくね 」
「え~と、ソフィアお姉さんも初めてたんだ? 」
「そうね。私も大学生だから何とかアルバイトで貯めて始める事ができたわ! 」
「本当は私が始めるのを見て慌ててミキちゃんのおじさんに泣き付いてた癖に(笑) 」
「ワ、ソレ言わないの! 大体あんたの保護者は誰なのよ! 」
「お姉様、その節はありがとうございました! 」
ソフィアお姉さんは大学1年生でリオンちゃんの保護者として登録されていた。
心配なので一緒に行動していたらしい。
〔ソフィアお姉さんはチョットシスコンらしい? 〕
「一応、私がこのパーティーのリーダーなのよ。さて、他のメンバーも紹介するね。私の同級生のマロンさん 」
「マロンです。よろしくね、魔女っ子さん♪ 」
マロンお姉さんは犬人族のお姉さんです。
「そして隣が同じ同級生のカンナさん 」
「カンナです。よろしくね、ミキちゃん♪ 」
カンナお姉さんは熊人族かな?
カワイイ熊っ子さんですね。
「そして隣がカンナの妹でネーヴェちゃん。ミキちゃんと同い年の中学1年生よ 」
「………ネーヴェです。よろしくお願いします……… 」
同い年のネーヴェちゃんは大人しい人族の女の子ですね。
う~ん、恥ずかしがり屋さんなのかな?
〔カンナお姉さんの陰に隠れてるしね 〕
「まぁ、この5人組でパーティー組んで冒険してるわ♪ 」
「それでは、私はミキです。現在は魔女見習いですね。それとこの子が私の獣魔のライムちゃんです♪ 」
「パオン♪ 」
「「「「「エ、ゾウさんなの? カワイイ♪ 」」」」」
皆さんライムちゃんをペタペタ触ってますね。
「まさかゾウ使いになってるとは! ミキちゃんの夢が叶ってるね♪ 」
「うん、そうだね。ライムちゃんとは運命なのよね♪ 」
「パオ~ン♪ 」
そうなのよね♪
ライムちゃんは運命の赤い糸で繋がってるのよ♪
「それでリオンちゃんどうするの? 」
「ア、そうだね。ミキちゃんと東街に行ってみたい! お姉ちゃんどうする? 」
「そうね、この際《セントラル東街》に行ってみましょう! 」
「そっちのチームはどうするの? 」
あ、シスターさんが聞いてきた。
「マリアさん達はどうするのですか? 」
「そうね、《セントラル東街》に向かおうと思うけどどうする? 」
「私達も《セントラル東街》に行こうかと思います 」
「それじゃ一緒に行きましょう♪ 」
こうして《セントラル東街》にみんなで向かう事となった。
途中、何故かリオンちゃん達が大猪と戦うことになっていたけど軽々突破していた。
〔与作おじさんが、恐らくは初めて通るからだと言ってた? 〕
「それで連れて来たんだ? 」
おじさんはninzin薬草園に居た。
「龍さん久し振りです 」
「ガァ~♪ 」
「龍先輩久し振りです 」
「グワ♪ 」
「龍さん久し振りです 」
「ワン♪ 」
「「「「「龍さんよろしくお願いします♪ 」」」」」
「アァ、武士道もジョットもマリアちゃんも久し振りだね。後はもしかして、え~とミキちゃんの同級生とそのお姉さんの? 」
「ハイ、こっちではリオンです 」
「私はソフィアになります。こちら3人は私の同級生とその妹です 」
「マロンです 」
「カンナです 」
「………ネーヴェです 」
「アァ、よろしくね。私が龍さんです。この子がスノウちゃんです 」
「キュイ♪ 」
「「「「「カワイイ♪ 」」」」」
撫でられて嬉しそうなスノウちゃん♪
「それで武士道、どうしてこっちに来たんだ? 」
「そりゃ勿論、龍さんに会いに来たのと対スライム用の武器の依頼だな♪ 」
「アァ、あのスライムねぇ~。今考えてる方法は有るが流石に火属性の魔核が無いから爆弾系の武器は無理だぞ! 」
「たしかにそれも手だよな。それならミスリルで長い槍を作ってくれ! 」
「何だ、武士道も気が付いてたか。まぁ、それなら行けるだろうな♪ 」
おじさん達は何やらカラフルキングなスライムさんの攻略法の話をしていた。
次いでにリオンちゃん達の武器も作る事になった。
〔その為に材料のミスリル鉱石と母モグラと子モグラのドロップ素材をおじさんに渡していた 〕
「それでミキちゃん、頼まれた象車のフレームができたからチョットサイズの確認をするから良いかな? 」
「エ、フレームって? 」
「土台かな? 先ずはライムちゃんの現在の状態と合わせておこうかなとね? 」
そこに有ったのはちょっとした荷台?だった。
4輪の車輪の付いた中に四角く枠なってる物が置いてあった。
〔コレがフレームって言われてもわかりません? 〕
おじさんに言われるがままにライムちゃんのサイズに合わせて調整するので現在の通常状態と[幼体化]していた?
何で[幼体化]のサイズが必要なのかな?
〔後でわかった時にものすごく嬉しかったです♪ 〕
「これで良し! それじゃミキちゃんできたら知らせるよ。ソレまではどうする? 」
「う~ん、どうしよう? 」
「それなら私と冒険しよう♪ お姉ちゃん、良いよね? 」
「まぁ、良いわよ。それなら2手に別れましょうか。お姉さんチームと妹チームに別れて競争しようか♪ 」
「ソレ面白そうね。やろうよ、ミキちゃん、ネーヴェちゃん♪ 」
「え~と、良いけど私にはライムちゃんも居ますけど? 」
「パオ♪ 」
「………やる 」
「良いわよ、ハンデ分でね。そうね、明日狩りに行って儲けた金額勝負よ♪ 」
「お姉ちゃん、その勝負受けた! 」
「リオンちゃん、大丈夫なの? 」
「大丈夫よ。お姉ちゃんには負けないわ! 」
「それじゃ明日だね。さて、宿を取りますか♪ 」
「あ、それならこの家を使って下さい。一応、2LDKの家ですから女性6人なら何とかなるかな? 」
「あら、ninzin気が利くじゃないの。マリアさんもそうしたら? 」
「そうさせてもらいます。兄さん達はどうしましょう? 」
「武士道とジョットは僕の方で宿を紹介しますよ! 」
「龍さん、厄介になるよ! 」
「龍先輩、ありがとうございます! 」
こうして明日、狩りの勝負となった。
所でこの日の夕食なんだけどヤッパリと言うかリオンちゃんもソフィアお姉さんも料理ができないので後で届けることになった。
〔聞いたら料理ができるのはネーヴェちゃん位だった。リオンちゃんとお姉さん達が露骨に目を反らしていた(笑) 〕
この後は女子会が始まった。
裏フィールドボス[ブラックミスリルグランドドラゴン]と裏ルートに付いて。
この裏フィールド及び裏ルートは本来なら見つからない訳だった。
この裏ルートを設定した当初は正規ルート(山を登って6号目の広場経由)が開通した頃に実はとNPC炭鉱関係者がモグラの被害の話して潜って調べたら発見できる系のものだった。
条件としては《東ベイン村》と《北ベイン村》同時に調査に入ったタイミングで発見する流れだったが、今回はまさかライムちゃんのスキル[音探知]に武士道達の振っていた鶴嘴の音が聞こえるイレギュラーが発生して発見されるとは思わなかった!
〔通常の人達や特殊種族の人でも聞こえないからね 〕
本来なら山の中腹に居るフィールドボス、ミスリルゴーレム(βテスト時よりはチョットは弱い)を倒すと山頂ルートと東と北のベイン村に向かうルートが発見される方が早かった筈だった。
〔山頂には大物が居ますけどね♪ 〕
山登りに苦労した人達が裏ルートに文句を言うのを見たかった運営(ベイン山担当システムAD)の裏をかかれた格好となっていた(笑)
登場人物紹介
名前 :武藤道雄
年齢 :36歳
性別 :男性
職業 :〇〇重工の北海道支社勤務
状態 :健康
PC名:武士道
解説 :第2サーバーで活躍していた元βテスター
第2サーバートップの実力者で総合4位の貢献度の方
βテスター四天王の一人(序列3位)
二つ名:鉄壁、歩く移動要塞とも言われていた硬い亀さん
元クラン聖璧のクランマスター
元々龍さん率いるサバゲーチーム、レイブンズのディフェンス担当
重装備を持たせても普通に歩けるし、守りを任せて安心できる方
βテスト時にはSGMの策略で激レアな甲亀族(土)になっていた
今回も甲亀族で参戦している
お供は大陸亀♂の玄武君と参戦中♪
現在、β得点で手に入れている自分の畑に向かおうと奮戦中!
名前 :武藤満里
年齢 :2●歳
性別 :女性
職業 :〇〇重工の北海道支社嘱託医院勤務
状態 :健康
PC名:マリア
解説 :第2サーバーで活躍していたβテスター
第2サーバーでは聖女様の二つ名を持つ光魔法の達人?
怪我をしたプレーヤーをタダで癒していたので、マジ聖女様と慕われていた。
そのせいで勘違いプレーヤーが続出して、しまいには親衛隊が勝手に組織される程に!
〔後に親衛隊は空中分解していたけどね(笑)〕
リアルでも看護師をしていてβテスト終了後、兄の勤めている会社の嘱託医院の募集に応募して勤めている。
その延長で聖女様になったようなものだった。
〔本当は友達に騙されて聖女コスプレにされていた(笑)〕
βテスト時にはランダムでレア種族のハーフドラコノイドを引き当ててプレーしていた。
今回も同じハーフドラコノイドで参戦している。
お供はフェルリン♂のシロちゃんと参戦中♪
なお聖女衣装は運営のサービスだった(笑)
現在、兄の武士道さんに振り回されている。
名前 :原田譲二
年齢 :24歳
性別 :男性
職業 :〇〇重工の北海道支社勤務
状態 :健康
PC名:ジョット
解説 :第2サーバーで活躍していたβテスター
第2サーバーでは鈍足亀忍者として有名な亀さんだった。
ランダムで海亀人族を引き当てたのでそれならとアメコミの忍者亀になろうとロールプレイしていた(笑)
ロールプレイをしていた時に、ピザ作りの為に武士道の野菜を使った時から武士道と意気投合、聞けば大学の先輩だった武士道をしたって後のクラン聖璧に参加していた。
〔その時のコネで武士道の会社に入社できた。(もっとも龍さんも裏で動いたとか?)〕
βテスト時にはランダムでレア種族の海亀人族引き当ててプレーしていた。
今回も同じ海亀人族で参戦している。
お供はテイムスキル取得時特権のランダムスロットで仲間になったファイヤータートル♂のカトンと参戦中♪
現在、武士道の兄貴に振り回されている。
武士道は自分の畑にまっしぐらの予定です(笑)
巻き込まれたマリアさんとジョット君だった。
026
現れたのは!
武士道→よう、久し振り!
与作達→武士道さん?
リオン→ミキちゃぁぁん! 会いたかったぁぁ♪
ミキ→エ、何でリオンちゃんが?
再会した親友だった!
運営A→何で裏ルートが先に発見されて攻略されてるんだよ?
運営B→知るか! 設定が甘いからだろう?
運営C→結局どうするんだコレ?
SGM→このままにするしか無いだろう!
SGM→(まさかこんなに速く攻略させるとは……… う~ん、どうするかな? )
悩む運営だった。
今回登場したネーヴェちゃんは玲琉さんの提供キャラです。
ご協力ありがとうございました。
プロフィールは明日の投稿を見てくださいね。
なお、私も出たいなぁ~と思う方は感想欄にて書き込みを。
一応、採用する場合はメッセージを送り最終確認させてもらってから投稿させてもらいます。
あまり濃過ぎるキャラクターだと出すのが難しいかも(笑)
ホドホドにお願いしますね(笑)




