138話 【南地区編】第二次クインキラーホーネット戦(蟲の森突破! )
第138話です。
イヨイヨ蟲の森に突入です♪
そして始まる対キラーホーネット戦!
第138話
《ファイヤータウン》から出発した私達。
ウン、充分に目立ってますね(笑)
〔目立つよね(笑) 〕
[パレット]を先頭に、後ろに[オレンジ]、[リレーラ]、[こん]と続きます。
「リオンちゃん大丈夫? 」
「………エ、何? 」
顔が青いリオンちゃん?
「リオンちゃん、無理はダメよ(笑) 」
「リオンちゃん、我慢しなくて良いわよ? 」
「ン、どうしたの? 」
「アァ、ホムラお姉さんは知らないですよね? リオンちゃんはこれから行く蟲の森に居る蟲全般が苦手でして……… 」
「アァ、そうなのね。マァ、誰だって苦手な物は有るからね 」
「ホムラお姉さんは平気なんですか? 」
「マァ、平気かな? 保育園で働いてるとね、園児が庭で捕まえた虫を見せに来るからねぇ(笑) 」
何か遠い目で物更けるホムラお姉さん?
何か有ったのかな?
「そろそろ蟲の森の入り口だよ♪ 」
「ダ、ダ、ダイジョウブダヨ(苦笑) 」
「「「「「大丈夫かな? 」」」」」
蟲の森に突入しました。
ウ~ン、基本蟲の森中は他の蟲の森と変わらない様な?
沢山の蟲が飛び回ってるのは何処も一緒ですね。
「何時見ても色々と居るよね? 」
「ほんと、ここまで居るんですね? 」
「エ、ホムラお姉さんは来たことが無いのですか? 」
「マァ、そうね。大体は爆炎上等の連中がレベリングで来てただけね。その副産物で蟲素材を持ってきてたからね? 食材以外は防具の材料にしていた位ね♪ 」
ホムラお姉さんからは、蟲素材の使用法を聞きました。
色々と使える様ですね?
〔蟲装甲のスケルアーマーとかね? 〕
゛ガン! ゛
゛ピチュン♪ ゛
「しかし、突っかかってくる蟲を物ともしないわね(笑) 」
突撃してくる蟲魔物も居るけど、全くダメージが入らないのよね、中に居る分はね(笑)
ア、また何かぶつかったけど、何だろうね?
゛ガン! ゛
゛ピチュン♪ ゛
「またブツカッタ? ほんと丈夫よね? 」
「エ~ト、確か装甲はおじさんのオリジナル装甲でとしか? 」
「そうみたいね。ほんと、教えてほしいわね? 」
「おじさんに聞いてください(笑) 」
「マァ、会ったときに聞いてみるわね 」
因みに、例の幼稚園バスのボディは鉄製なのだと?
鉄は加工がしやすいので使っているそうです。
〔強度的には不安だそうですが? 〕
さて、そろそろ例の所よね?
前方には見た事が有る物が…………
「アレがキラーホーネットの巣よね? 」
「まだ、誰も突破できてないのですか? 」
「そうみたいね? マァ、集団で襲われたらね? 」
「今回は与作が居ないからねぇ(笑) どうしましょうか? 」
「マァ、僕がやるしかないけどね(苦笑) 」
「ア、それならコレ使ってみます? 」
「エ、ミキちゃんそれって何? 」
怪しい瓶を見せます。
瓶の中身は…………
「それでダメなら何時もの様にね(笑) 」
「この中で投てきが得意な人は? 」
「やるならリオンちゃんと……… 」
「私が投げましょうか? 」
「エ、Potiさんがですか? 」
「マァこう見えても元高校球児ですからね。もっとも外野手でしたけどね(笑) 」
「エ、そうなんですか? 」
「それにスキル[投擲]も持ってますからね(笑) 」
「それじゃお願いしますね♪ 」
こうして対キラーホーネット戦を始める事に♪
「みんな、行くわよ! 」
ウン、巣の前には大きなクインキラーホーネットさんを中心に沢山の蜂達が居ますね!
既に臨戦態勢の様です!
"ピコン♪ "
【これよりフィールドボス、[クインキラーホーネット]の群れとの戦闘になります。
このフィールドボスを倒さないと先へは行けません。
勝利条件は[クインキラーホーネット]の群れの討伐です。
頑張って全て倒しましょう! 】
「数が多いような? 」
「リオンちゃん、Potiさん、巣に向かって瓶をドンドン投げてください! 」
2人は瓶を巣に向けて次々と投げていきます!
巣を守るためか、投げた瓶を体を張って受け止める兵隊蜂のキラーホーネット!
〔受け止めるしか無いよね? 〕
受け止めた瓶は、割れると!
「エ、蜂が墜ちてるってどうして? 」
「Potiさん、ドンドン投げて! 」
「ア、アァ………? 」
この瓶、例の麻痺毒瓶で、割れると周囲に麻痺毒を散布するので、近くに居るキラーホーネットまで巻き込んで麻痺して墜ちていた♪
〔ここまで効くとはね♪ 〕
暫く麻痺毒瓶を投げて兵隊蜂の数が減ったタイミングで女王様が騎士を連れて此方に向かって来ました!
さて、効くかな?
「エィ、[サンダーボルト]♪ 」
゛ドン、バリバリ………♪ ゛
゛ビィィィィ…………! ゛
゛ピピピチュン♪ ゛
ウ~ン、ナイトキラーホーネット3匹は倒せたけど、流石に女王様は耐えたね?
マァ、痺れてマヒってる様ですけど?
〔フラフラですね? 〕
「今! 」
゛シュン! ゛
゛ピチュン♪ ゛
リンゴお姉さんの矢が女王様の頭に刺さって、クインキラーホーネットは倒されました!
こうなると統率ができず、残ってるキラーホーネットは順次倒される事に!
〔次々と倒されるキラーホーネット達! 〕
そして、最後に巣を破壊したら!
"ピコン♪ "
【フィールドボス、[クインキラーホーネット]の群れが討伐されました。
勝利条件をクリアしました。
それでは先にお進みください! 】
そしてピコピコ有って、ライムちゃん達共々レベルが1つ上がりました。
ほんと、レベルが上がりにくくなってきたわね。
「ほんと、良いのかしら? 次いでに私もレベルが上がって? 」
ホムラお姉さんもレベルが上がって喜んでるよね?
マァ、ホムラお姉さんは大きなハンマーで痺れてた兵隊蜂を殴ってたからレベルは上がるよね♪
〔ホムラお姉さんはハンマー使い? 〕
さて、ドロップは………有るよね、基本の三点セット(羽、毒針、触角)と蜂蜜とロイヤルゼリーと蜂の子の食材系セット(笑)
「ア、私も蜂蜜とロイヤルゼリーと蜂の子セットが有った(笑) 」
「マァ、コッコちゃんも[料理]スキルが上級だからね♪ 」
蜂蜜とロイヤルゼリーは嬉しいけど、蜂の子はねぇ?
他の[料理]スキル持ちは蜂蜜位よね?
〔マァ、売れば良いかな(笑) 〕
ア、他にホーネットランスが3本って倒した人に来るんだ?
「ミキちゃん、杖いる? 」
「それじゃホーネットランスと交換で♪ 」
交換してビックリ!
この杖って?
[クインキラーホーネットの長杖]
魔攻力30(風属性+70)
防御力30
魔防力50
特殊付与魔法[ウインドブースト]付加(素早さ+50)
重量1
耐久値:500/500
品質:S
製作:???
所持:リンゴ→ミキ(所有権移動)
解説:クインキラーホーネットの初回討伐アイテム♪
通常の他属性魔法も使えるが、特に風属性との相性が良いし、特に風属性魔法に関しては威力を上げる事ができる!(+30+70=+100)
風系特殊付与魔法[ウインドブースト]を使うことができる♪
[ウインドブースト]は当人や仲間に使えて、素早さを一時的に上げる事ができる!(素早さ+50)
注意:装備状態で攻撃を受けてピチュン♪した場合、この杖は破壊され、ロストするので注意を!
価格:オークションにて決定♪
エ、以外に高性能?
アレ、確かおじさんも前回ドロップしてたけど、どうしたのかな?
〔まだ持ってるのかな? 〕
ちなみに、ホーネットランスの方は………ヘェ~?
[ナイトキラーホーネットの槍]
攻撃力50
魔攻力30(風属性+30)
防御力50
魔防力30
風系特殊攻撃魔法[ウインドニードルダート]使用可能!(+50)
物理攻撃時、低確率で毒付与
重量1
耐久値:500/500
品質:S
製作:???
所持:ミキ→リンゴ(所有権移動)
解説:ナイトキラーホーネットの初回討伐アイテム♪
先にキラーホーネットの針が付いた槍
その為相手に刺されば、低確率で毒付与できる
特殊魔法攻撃[ウインドニードルダート]を使うことができる(攻撃魔法力:30+30+50=110)
風の大きな針が、狙った相手のどこかに必ず当たる?
ただし、盾等で防御されると効果が低いか無い!
注意:装備状態で攻撃を受けてピチュン♪した場合、この槍は破壊され、ロストするので注意を!
価格:オークションにて決定♪
ウ~ン、使い所に困るけど必ず当たるのよね?
ア、後でキンカンに付けようかな?
〔それなら私も使えるかな? 〕
それにしても?
「Potiさんって投げるの上手いですね! 」
「マァ、コレでも元高校球児でしたからね(笑) 」
「Potiさんって普段は何を武器に? 」
「基本はナイフですかね? 何せこのアバターですからね(笑) 」
確かに長靴猫アバターだとね(笑)
長靴履かせたいかも(笑)
「Potiさん、長靴履きません? 帽子も服も裁縫組合で用意できますけど(笑) 」
ア、ミシンさんも同じ考えの様ですね♪
次いでに営業ですか(笑)
「イヤイヤ、流石に長靴だと動きがネェ………って長靴猫ネタはやりませんよ(笑) 」
残念、流石に無理だよね(笑)
「せっかくなので作って貰えとデレクターから……… 」AD
「絶対に拒否する! 」
デレクターさんから言われてますけど(笑)
本当に似合いそうなんだけどね♪
さて、これで村に向かえるのよね?
このまま真っ直ぐ行けば良いのかな?
「ミキちゃん、地図だと真っ直ぐ行けば良いようよ? 」
マァ、コッコちゃんの持ってる地図が有るから迷わないけどね♪暫く進むと………
「何だろ、アレは? 」
まるで検問所の様な場所ですね?
脇の建物から誰か出てきたね?
「そこの馬車? ………止まれ! 」
言う通りに車を止めます。
「この先は許可が無い者は行くことができない! 早々に立ち去られよ! 」
「すみません、この先の村に住むユウ様にナンシー様からのお手紙を届けに来たのですが? 」
手紙を見せるコッコちゃん。
相手も驚いた顔してるね?
「何だと! ユウ様にか? ………暫しお待ちください 」
一人が奥に走って行ったけど………ン、姿気配が消えた?
この先にどうやら結界が有るみたいね?
暫くして………
ン、誰か来たようですね?
「ナンシーからの手紙を持ってきたのは誰? 」
現れたのはナンシーさんにそっくりな鳥の人だった!
「ユウ様ですか? 」
「私がユウだが、貴女は? 」
「私はミキと言います。魔女ナンシー様からの紹介で、この子コッコちゃんをユウ様に紹介するために来ました 」
「コッコです。こちらがナンシー様の手紙です 」
手紙を渡すコッコちゃん。
「ドレドレ……………なるほどね…………あの妹からの紹介ではね(笑) マァ、良いでしょ。《ニシュファ村》への立ち入りを許可します。それと………そこのドワーフは何しに来たのかな? 」
「私からはコレを……… 」
ン、ホムラお姉さんが手紙を渡したわね?
「………ホウ、貴女がそうなのですね。貴女の立ち入りを許可します。それと………そこの猫は? 」
今度はPotiさんが?
「アノ、コレを見せれば良いですかね? 」
何やらペンダントを見せたね?
「エ、それは………… マァ、良いでしょう。ただし、余計な事をしないように。その許可証の意味はわかってますね? 」
「エェ、わかってます。我々取材班は何が有っても基本中立不干渉ですので! 」
「なら、許可しますね。それでは改めて、ようこそ鳥人族の村、《ニシュファ村》へ♪ 」
"ピコン"
【ミキさんのレイドパーティーが《ニシュファ村》に到達しましたので情報の開示をします。その時にレイドリーダーのミキさんの名前を発表してもよろしいでしょうか (YES/no) 】
私は黙って"no"を押してた。
"ピコン♪ ピコン♪ ピコン♪ "
【ワールドメッセージです。
初めて鳥人族の郷に到着したレイドパーティーが現れました。
これにより鳥人族の郷《ニシュファ村》の情報を冒険ギルドで開示します。
《ニシュファ村》には《ファイヤータウン街》からの特殊ルートしか有りません。
なお《ニシュファ村》に行く為にはある特殊な条件が必要です。
冒険者の中には対象者もいますが対象外の方もいらっしゃいます。
対象外の方はどうやっても村には入れません!
良く調べてから行動しましょう!
以上、運営インフォメーションでした♪ 】
こうして無事に鳥人族の村、《ニシュファ村》に到着しました♪
138話
蟲の森に突入です♪
ホムラ→意外に丈夫よね?
ミキ→その件はおじさんに聞いてください(笑)
リンゴ→無駄に丈夫ですよね(笑)
車関係はおじさんに聞いてください(笑)
キラーホーネット戦の前に♪
ミキ→この瓶を投げてください♪
リオン→これって!
Poti→何ですか、これ?
マァ、Potiさんは知らないよね?
リンゴ→まさかPotiさんが元高校球児だとはね(笑)
Poti→ほんと、弓矢が良く当たるんだね!
マァ、驚くよね♪
戦いの後に(笑)
ミシン→Potiさん、長靴用意しますよ(笑)
Poti→絶対に履かない!
ミキ→似合うと思うけどね(笑)
AD→Potiさん、Dから作ってもらえと連絡が(笑)
Poti→何をしたいんだよ、運営は!
マ、似合うと思うけどね(笑)
運営A→長靴猫似合うと思うけどね(笑)
運営B→イヤイヤ、無理矢理はダメだろう(笑)
運営C→マァ、ケットシー族なら似合うけど、無理矢理はね?
運営D→それより、アレどうするの?
SGM→蟲コワイコワイ、秘書コワイコワイ………(ブツブツ………)
運営A→しばらく大人しくなるから良いかな(笑)
ウン、平和が一番ですよね(笑)
でも、社長室で何が有ったのかな?
3月投稿です♪
ほんと、暖かくなったと思ったら、雪降るし?
一体どうなってるんだ?
明日は村の様子からかな?
今月は3話投稿予定です♪




