102話 【第1回FWO PvP大会】 本選抽選会♪
第102話です。
これから本選トーナメントの抽選会です♪
いったい誰と誰が当たるのかな?
第102話
予選会終了後?
司会者と解説者の居る、某本選抽選会場にて♪
『さて、これで全ての予選が終了しました。続きまして本選の抽選会を始めようと思います♪ 今回は、厳正なる抽選を行いますので今からこの抽選会場に予選突破者が次々と登場します♪ 第1予選通過者よりこの抽選箱よりくじを引いてもらいまして本選の試合順番を決めていきます♪ 』
『マァ、今回はくじ引きで相手を決めようって志向です♪ 』
〈くじ引きってベタだろ(笑)〉
〈マァ、普通だろ?〉
〈でも公平にって言えばくじ引きだろ?〉
〈勝手に決められるのもな?〉
〈後はくじ運?〉
〈それも有るだろうな?〉
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それで控え室にて待たされてたのね。
大丈夫かな、私くじ運良い方でも無いのよね(笑)
〔ライムちゃんはくじ運どうだろうね(笑) 〕
『なお、シード選手は既にバラバラに配置されてます。マァ、シード選手同士が第1回戦から当たるのを阻止する為ですが、誰がシード選手と試合になるのかとのお楽しみって所ですかね(笑) 』
『単なる運営サイドが面白がってる様な(笑) マ、確かにいきなり有力シード選手同士が当たってもね? 』
『因みに、シード選手はA-1、D-2、E-1、H-2に既に配置済です♪ 』
『マァ、そうなんですけどね(笑) それだけシード選手がエゲツナイだけなんだけどね♪ 』
〈そんなに強いの、シード選手って?〉
〈噂だとβテストの時の戦闘トップ4だったらしいぞ?〉
〈エ、何そのトップ4って?〉
〈なんでも一番強い人から4人だって聞いたよ?〉
〈エ、そんなに強いの?〉
〈話を聞いてると、勝てる気がしないけどね?〉
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『では抽選会を始めましょう♪ 先ずは第1予選を突破した、東地区のPCネーム:マグロ選手と西地区のPCネーム:レイ選手が登場します♪ 』
オオ、いきなり抽選箱の前に現れたよ♪
マグロお兄さんが驚いてるよ?
〔いきなりだったのか、手にマグカップ持ってるよ(笑) 〕
〈マグカップ持ってる(笑)〉
〈いきなり登場って(笑)〉
〈しかも油断してたね(笑)〉
〈予告なしで登場させられたのかな(笑)〉
〈多分そうだろうね(笑)〉
〈予告位はしてあげようよ(笑)〉
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『では抽選箱より引いてください。どちらかからでも良いですよ♪ 』
譲り合うマグカップを持ったままのマグロお兄さんとレイさん(笑)
ここはレディーファーストでレイさんから引く事になった様です。
『先ずはレイ選手、引いた番号は………C-2ですね。1回戦第3試合です♪ 』
アアやって箱の中から引けば良いのね。
ア、後ろのボードに名前が出たね♪
『続きましてマグロ選手、引いた番号は………F-2です 』
〈フツ~に引いてますね?〉
〈オイオイ、何を期待した?〉
〈まさかベタに手を突っ込むとムニュット何かを掴むとか(笑)〉
〈それとも手を捕まれるとか(笑)〉
〈まさか、手が抜けなくなるとか(笑)〉
〈流石にそこまでやるか?〉
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さて、次は私が転送されるようね。
マグカップはテーブルに置いてっと(笑)
『続きまして、予選第2試合を突破した、東地区の魔女っ子ちゃん選手と同じ東地区のPCネーム:蕎麦屋選手が登場します♪』
ウワ、本当にいきなりね?
隣には蕎麦屋さんも………ナゼかライムちゃんも居ました(笑)
〔お鼻でお菓子を握ったままでした(笑) 〕
〈オ、われらの魔女っ子ちゃん登場♪〉
〈ナゼか象さんまで登場♪〉
〈しかもお菓子をお鼻で掴んだままって(笑)〉
〈カワイイから良いけどね♪〉
〈象さんまで登場って粋だね運営さん♪〉
〈マァ、象さんが活躍してたしね♪〉
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「それじゃミキちゃんからどうぞ♪ 」
「エ、私から? それならライムちゃん引いてみる? 」
「(モグモグ………)パ、パオ? (エ、良いの?) 」
お菓子を急いで食べてたライムちゃんに引いてもらうことに♪
『オット、魔女っ子ちゃんはゾウさんに引かせる様です♪ さて、ゾウさんが引いた番号は………B-2です♪ 』
ボードに名前が出たね♪
私の相手は誰になるのかな?
『続きまして蕎麦屋選手、引いた番号は………D-1です♪ オット、いきなりのシード選手との激突です♪ 』
「アチャ~、いきなりかよ? どうせなら龍さんとやりたいけど誰だろうな? 」
『なお、シード選手は抽選後に発表となりますので、暫くお待ちくださいね♪ 』
ホント、おじさんは何処なんだろうね?
〈魔女っ子ちゃんはBー2ですか?〉
〈第2試合だな♪〉
〈良し、当日は正座して視聴だな♪〉
〈オイ、正座だけだろうな?〉
〈何を言ってるんだ? 普通に視聴してるに決まってるだろ?〉
〈ビール片手にって付け足すなよ(笑)〉
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『続きまして、予選第3試合を突破した、東地区のPCネーム:白菜選手と南地区のPCネーム:ダイス選手が登場します♪』
次は白菜お兄さんとダイスさんが現れました。
流石に何も持ってませんよね(笑)
〈オ、砂漠の爆弾魔登場♪〉
〈エ、迷彩さんでは?〉
〈イヤ、爆弾魔でしょう?〉
〈………でも本家に比べたら………〉
〈エ、本家って居るの?〉
〈噂の南地区に居るだろ?〉
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『先ずは白菜選手、引いた番号は………A-2ですね。1回戦第1試合、こちらもシード選手との激突です♪ 』
「ウワ、マジかよ? シード選手とはいきなり誰とも闘いたくは無いよな(笑) 」
白菜お兄さんもシード選手との試合ですね。
ホント、相手は誰なんだろうね?
『続きましてダイス選手、引いた番号は………G-2ですね。1回戦第7試合です♪ 』
ウ~ン、コレは当たらんね(笑)
マァ、リオンちゃんの仇は誰かに任せましょう(笑)
〈次々埋まって行きますね〉
〈しかしシード選手に当たった人達が唸ってるよ(笑)〉
〈マァ、それだけ強い人に当たればね?〉
〈最初に強い人当たるのはね?〉
〈運で勝ち上がった人はキツイカモネ?〉
〈ソロソロ予選突破者同士の組み合わせが出るかな?〉
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『続きまして、予選第4試合を突破した、東地区のPCネーム:カジキ選手と同じく東地区のPCネーム:もっさん選手が登場します♪』
次はカジキお兄さんともっさんさんが現れました。
もっさんの背中にはゴマちゃんを背負ってますね(笑)
『先ずはカジキ選手、引いた番号は………G-1ですね。1回戦第7試合、ダイス選手との激突です♪ 』
「ホウ、ダイスさんとか? ウ~ン、シールド新調した方が良いかな? 」
「ゲ、カジキさんとか? どうしよう? 」
カジキお兄さんには、是非頑張ってほしいですね。
リオンちゃんの仇を取ってもらいましょう♪
『次にもっさん選手、引いた番号は………H-1ですね。1回戦第8試合、こちらもシード選手との激突です♪ 』
「ウワァ~、マジか! ………龍さんには当たりませんように(笑) 」
もっさんさん、そんな事言ってると本当に当たるかもよ(笑)
〈オ、海の漢vs爆弾魔の対決だな♪〉
〈爆弾って水掛けたら爆発しないとか(笑)〉
〈それは無いだろうけど………どうだろ?〉
〈マァ、爆弾使えば爆弾魔が有利?〉
〈それより自爆しそうだが?〉
〈ダブルノックアウトも有るのか?〉
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『続きまして、予選第5試合を突破した、東地区のPCネーム:もふ朗選手と南地区のPCネーム:ゲイル選手が登場します♪』
次にもふ朗さんとゲイルさんが現れました。
ホント、もふ朗さんってモフモフしてるわよね(笑)
『先ずはもふ朗選手、引いた番号は………C-1ですね。1回戦第3試合、レイ選手との激突です♪ 』
「エ、黒狼さんかぁ? ウ~ン、どう対処するべきか………? 」
「ヘェ~、あの噂のモフモフさんとかぁ? 油断できないわよね? 」
もふ朗さんはどうするのかな?
あのスピード特化対策って有るのかな?
『次にゲイル選手、引いた番号は………B-1ですね。1回戦第2試合、魔女っ子ちゃん選手との激突です♪ 』
「ヘェ~、噂の魔女っ子ちゃんとか♪ コレは余裕かな(笑) 」
ニヤケ顔が気持ち悪いです!
ホント、どうしようかな?
〈魔女っ子ちゃんの相手はゲイルか………〉
〈アイツ南地区で火魔法をぶっぱなす無法者だぞ!〉
〈エ、そうなの? 魔女っ子ちゃん大丈夫か?〉
〈魔法使い同士の対戦だな?〉
〈ウ~ン、ここは魔女っ子ちゃんを応援だな♪〉
〈そりゃそうだ(笑) 魔女っ子ちゃん一択だろ(笑)〉
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『続きまして、予選第6試合を突破した、北地区のPCネーム:ジョット選手と西地区のPCネーム:ハガネ選手が登場します♪』
次にジョットさんとハガネさんが現れました。
ジョットさんは相変わらずの亀忍者ですね(笑)
〈オ、アメコミ亀忍者登場(笑)〉
〈まんまだけど良いのかな?〉
〈今更だろ(笑) それに鬼ちゃんもだろ(笑)〉
〈だよな(笑) 何でそっちに寄せるんだか?〉
〈良いんじゃないの? その方が楽しいし(笑)〉
〈特殊種族って結構居るんだな?〉
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『先ずはジョット選手、引いた番号は………E-2ですね。1回戦第5試合、こちらもシード選手との激突です♪ 』
「エ、マジかよ! 龍さん先輩と武士道先輩にはマジに当たりませんように♪ 」
『残りはハガネ選手です。マァ、結果はわかってますが、一応引いてくださいね(笑) 引いた番号は………勿論F-1ですよね(笑) 1回戦第6試合、マグロ選手との激突です♪ 』
「………一応、結果はわかってるけど………マグロさんかぁ……… 」
マグロお兄さんはハガネさんとですか?
ハガネさんって鬼だよね?
〔いろんな人が居るのね? 〕
〈マァ、最後の人は余りくじだよね(笑)〉
〈マ、余り物には福がって有るしね(笑)〉
〈でも相手はスピード凶だけどね(笑)〉
〈楽しみな試合でも有るかな?〉
〈後はシード選手次第だな?〉
〈シード選手って誰なんだろうね?〉
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『さて、厳正なる抽選結果はこうなりました♪ 果たしてシード選手はどう配置になってるでしょう? 皆さん、ボードに注目してください! 』
ア、ボードに名前が出たね!
エ、コレは………
第1回PvP大会、第1回戦
第1試合
A-1 イース(β序列第2位)
A-2 白菜③
第2試合
B-1 ゲイル⑤
B-2 魔女っ子②
第3試合
C-1 もふ朗⑤
C-2 レイ①
第4試合
D-1 蕎麦屋②
D-2 武士道(β序列第3位)
第5試合
E-1 グレン(β序列第4位)
E-2 ジョット⑥
第6試合
F-1 ハガネ⑥
F-2 マグロ①
第7試合
G-1 カジキ④
G-2 ダイス③
第8試合
H-1 もっさん④
H-2 龍さん(β序列第1位)
おじさんは第8試合ね。
ウワァ、もっさんとの試合って(笑)
「ゲ、龍さんとかよ! 」
「エ、イースさんかよ! マジか、参ったな……… 」
「よりによって武士道さんとかよ? ………攻撃通るかな? 」
「ゲ、グレンさんと? どうやって消火したら良いのだろうか……… 」
シード選手と当たった人達が唸ってますね?
ヤッパリ相手が強いからかな?
〈オイ、シード選手のβ序列って何?〉
〈アレは………β最強の人達だな!〉
〈βテスト時に戦闘部門トップ4だよな?〉
〈ウワァ、当たった人達が悲惨な様な?〉
〈下克上が見られるかも………ね?〉
〈そんなに甘くは無いと思うけどね?〉
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:
問題は私の相手よね………
ウワァ、ニヤニヤしていて気持ち悪!
〔そっとライムちゃんが間に入る? 〕
「ケ、どうせその象は使えないんだからリタイアしても良いんだぞ、魔女っ子ちゃん♪ 」
ウ~ン、コレは痛い目に遭わせないとダメな様な?
「………正々堂々と戦いましょう? 」
「………生意気だな! 中学生だからって甘い事はしないからな! 」
「パオ~ン! (殴るか!) 」
「ライムちゃん、ダメだよ! 」
「………ペットの躾ぐらいしとけ! 」
『ハイ、そこまで! 続きは明日の試合でね。それとゲイル君、分かっているだろうけどルールブックはよく見てくださいね。後からクレームは聞きませんからね♪ 』
「エ、どう言う意味だよ? 」
『それは試合で確かめてね(笑) 』
運営さんは何処まで知ってるのかな?
マァ、色々と知ってるんだよね?
〔マァ、ルール上は良いって言ってたしね? 〕
〈オイ、あのゲイルって野郎、我らの魔女っ子ちゃんを侮辱してなかったか?〉
〈………シテタナ? 消すか(笑)〉
〈オイオイ、物騒な事を言うな? 試合が終わってからでも良いだろ?〉
〈確かにそうだな(笑)〉
〈良し、南地区の魔女っ子ちゃんファンは、試合終了後に《ファイヤータウン街》の酒場に集合な(笑)〉
〈冗談でも集まりそうな予感(笑)〉
:
:
『それでは明日の第1回戦、2回戦をお楽しみに♪ 』
こうして波乱の抽選会は終わった。
そして各々転送されていきました。
その後………
FICAクランハウスのリビングにて♪
「あのゲイルって生意気ね! 狙撃してやるわよ(怒) 」
「ホント、私達のかわいい妹分をあんな目で見て………(怒) 」
「見かけたらボコボコにしてやるわよ(怒) 」
「ホント、毒物食べさせようかな(怒) 」
お姉さん方が怖いです!
確かにゲイルさんって気持ち悪かったけどね。
「マァ、舐めてるから余裕で勝てるだろうな。問題はその次だろうな? 」
「確かにゲイルなら余裕かな? 何せ一方的に攻撃できるしね(笑) 」
「確かに次だろうな、アドバンテージが通じないかもね(笑) 」
「エ、まるで白菜お兄さんが負ける様な言い方だけど? 」
「………確かにアノ白虎様をどうするかだよね? 龍さん、どうしたら良いのでしょうか? 」
「ウ~ン、アノ速さをどうするかだよな? 」
「何せ、あのマグロより速いからな? 」
「ホント、どうしよう? 」
何だか白菜お兄さんがピンチな様です?
でも、白菜お兄さんって固いから多少は大丈夫な筈よね?
「それで、ミキちゃんはどうするのかな? 」
「何か必要な物有るかな? 」
「言えば採取してくるわよ(笑) 」
「マァ、相手の攻撃が届くとは思わないけどね(笑) 」
「それなら龍さん、あの時の爆弾って作れる? 」
「リンゴさん、あの時のって………それ使って良いのか? ウ~ン、材料は………有るには有るけどね(笑) 」
何だかお姉さん方からの協力が………?
提案された、あの時の爆弾って何?
〔何だか物騒なお姉さん方? 〕
おじさんも何を作ってるんだか?
過去に爆弾作った事が有ったの?
〔おじさんも何を作ってるんだか(笑) 〕
「所でおじさんは準備できてるの? 」
「ウ~ン、最初の相手はもっさんだからな………? 手を抜いたらダメな人だからね。本気で相手はするけどね(笑) 」
「何だかもっさんも災難だよね(笑) 」
「予選落ちよりは良いのでは、与作(笑) 」
「ある意味良かったのでは? また燃やされるよりは(笑) 」
「アァ、βの時のね(笑) 」
「あの時は結局燃やされて゛ピチュン♪゛してたわね(笑) 」
「ウルサイ! 忘れていた事を今更言うな! 」
どうやら与作おじさんはβテストの時に有ったPvP大会で、グレンさんに燃やされて負けたんだって?
エ、どうやって燃やされたの?
〔どんな試合をしていたのやら? 〕
さて、これから工房に行って、何か作りますかね?
ウ~ン、何を作ろうかな?
〔例のビン詰めでも作ろうかな(笑) 〕
102話
抽選後………
イース→ヘェ~、龍さん所のドワーフ2号君ね(笑)
武士道→スパイ蕎麦屋さんねぇ………暗噐に注意かな?
グレン→え~と、あの亀忍者って確か………誰だっけ?
龍さん→もっさんかぁ? 手は抜けないよな?
シード選手の感想でした(笑)
前回投稿分ですが、チャット表記を書いてないのに気付き、急遽書き足してみました。
単純に書くのを忘れていただけですけどね(笑)
なお、前回分は投稿後、削除予定です。
12月投稿ですが、試合後の各地の動きと様子みたいな事を挟んで、いよいよ本選が始まります。
ホント、本選の試合をどう持っていこうかなといまだに悩んでいる作者でした(笑)




