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097話 【第1回FWO PvP大会】 第2予選 ミキちゃん出陣♪

第097話です。


第2予選が始まります!

ミキちゃん、ライムちゃんの出番です♪


そして始まる蹂躙劇?


097話


さて、次は私達の番ね♪

それではスタンバイしますか!

〔装備を装備して♪ 〕


ライムちゃんに乗っかって待ちましょう。

レモンズも鞍に乗ってます。

〔ウン、準備OK♪ 〕


《間もなく転送します♪》


ア、宙を浮いた感じがしたら、一瞬で周りの景色が変わったね♪

エ、ここは………森の中?






『続きまして、予選第2試合は森林ステージの様です♪ 』


『正しく森の中! 見通しが利きませんが、隠れられるので斥候タイプが有利ですかね? 』



〈草原の次は森の中かよ!〉

〈確かに見通しが悪いね?〉

〈ここはNINZYAが有利かな(笑)〉

〈最初の森の中っぽいね?〉

〈これじゃ相手を探すのに苦労しそうだね?〉

〈斥候、暗殺者が有利かな?〉

〈暗殺者って居るのかよ(笑)〉

〈PKは居たけどな(笑)〉

  :

  :



どうやら森の中での戦いになるのかな?

ホント、おじさんの作戦がドンピシャリになったよね♪



『……………全員ランダムに転送が終わりましたので、まもなく第2予選が始まります。試合開始10秒前! 9、8、7、6、5、4、3、2、1、第2予選【森林ステージ】スタート♪ 』



「ライムちゃん行くよ、[森林ウォーク]♪ レモンちゃん達は周辺警戒♪ 」


「パオ~ン♪ (行くよ~♪) 」


゛フンズ♪ ゛×2



〈オ、第2予選が始まったな♪〉

〈ヤッパリ皆様子見かな?〉

〈戦っている人もチラホラ?〉

〈ヤッパ見通しが悪いね?〉

〈飛び道具も木が邪魔で当たらないかな?〉

〈………エ、何あれ?〉

〈どうした? 何がアッ……… ナニアレ?〉

〈エ、何が………って、エ………ア、アレは何なの?〉

〈エ、モンスターが行進してる?〉

〈アレってゾウさん?〉

〈しかも木を倒しながらの行進って?〉

〈アレって運営が用意した引っ掻き回すお邪魔キャラか?〉

〈イヤ、背中に誰か乗ってるぞ?〉

  :

  :



『サァ始まりましたが………アレって良いのですか? 』


『エ、アァ、アレね(笑) 一応説明しますが、ルールにも説明して有りますがアノゾウさんはPC移動用獣魔で、ただ移動しているだけです。木が倒れているように見えますが、通り過ぎた後を見てください。木が元通りに立ってますよね? そうです、ゾウさんの持っている移動系補助スキルで、進行方向の木が前に倒れて通り過ぎた後に元に戻っているだけです。なので攻撃している訳では有りませんのでルール上は問題無いそうです。 マァ、SGMさんからの事前説明が有りましたので……… 』



〈エ、アレって攻撃じゃないの?〉

〈攻撃スキルではなくて、移動スキルって?〉

〈移動スキルで木が前に倒れて通り過ぎた後に元に戻るって?〉

〈ア、誰か木に押し潰されてる?〉

〈更にゾウさんの背中から魔法攻撃?〉

〈何だ、アノ魔法攻撃?〉

〈何で狐の形の………サンダーボールか?〉

〈一応雷系魔法だよな、アレって?〉

〈………ン、背中に乗ってるのって、マサカ?〉

〈エ、背中に乗ってるって何?〉

〈ア、本当だ! あのシルエットは!〉

〈アレは、………魔女っ子ちゃん!〉

〈エ、魔女っ子ちゃんだと!〉

〈魔女っ子ちゃんって誰?〉

〈ア、マジで魔女っ子ちゃんだ!〉

  :

  :



『何だかスレの方は魔女っ子ちゃんって騒いでいますけど、確かに魔女っ子ちゃんとパートナーのゾウさんの様ですけど、本当にルール上は大丈夫なんですよね? 』


『一応確認していますが、魔女っ子ちゃんに関しては念入りにレギュレーションチェックしましたが、問題有りませんでした。マァ、普通にルール上の穴を付いたって事で(笑) 』


『確かにルール上は、獣魔による攻撃行為は禁止ですが、………本当に大丈夫なのですか? 』


『ゾウさんはタダ移動しているだけ。魔法攻撃しているのは背中に載っている魔女っ子ちゃんだけなので問題無しだそうです 』



〈エ、ルール上は問題無いって本当かよ?〉

〈確かにゾウさんは楽しそうに歩っているだけだよな?〉

〈マァ、勝手に倒れてくる木に潰される方が悪いって事?〉

〈確かにゾウさんの攻撃では無いんだろうけどね?〉

〈ア、また1人潰れた!〉

〈魔法が当たって転けてその上に木がって?〉

〈アレ、誰か弓で攻撃したのか? 矢が飛んできたけど、盾に落とされたぞって、盾が飛んでるんですけど?〉

〈エ、………ア、本当だ! 盾が飛んでるよ?〉

〈しかも2枚飛んでるぞ?〉

〈何アノ盾? まるでシールド〇ットかよ?〉

〈イヤ、盾の後ろをよく見ろ! 人形がくっ付いてるぞ?〉

〈エ、人形? あ、マジに人形がくっ付いてる? 〉

〈何なんだ、アノ人形付きの盾って?〉

〈攻撃を盾で受けて防いでいるぞ?〉

  :

  :



『アノ~、盾が飛んでるのもゾウさんのスキルなんですか? 』


『アレは盾が飛んでるのではなくて、正確には人形が盾を持って飛んでるのかな? 』


『エ、アノ後ろの人形がですか? 』


『そうなりますね。アノ人形は魔女っ子ちゃんのスキル[使い魔]の効果で動く使い魔ですね。一応、分類としては武具扱いになりますので♪ 』


『そんなスキルが有るんですね? 』


『マァ、あのスキルは魔女限定のスキルって事なので♪ 』



〈エ、魔女限定のスキルって何ですか?〉

〈使い魔ってそんな使い方ができたんだ?〉

〈マジかよ? ソレなら魔女っ子ちゃんツエェェェェェ!〉

〈イヤ、ゾウさんがツエェェェだろ?〉

〈ン、ゾウさんはただ歩ってるだけだよな?〉

〈コレでゾウさんも攻撃できてたら………?〉

〈デモ、フィールド次第では? さっきの草原ステージだと?〉

〈そうなるのか? 確かに草では人は潰れないか(笑)〉

〈森林ステージだから有効なんだろうな(笑)〉

〈確かにな! 魔女っ子ちゃん、運が良いのかな?〉

〈運も実力の内って所かな♪〉

〈ホント、まるで森林の中を移動できる要塞だよな、アレ?〉

〈正に森林(フォレスト)要塞(フォートレス)♪〉

〈攻防備えた森林要塞だよな♪〉

  :

  :



森の中を走るのって気持ちが良いわよね♪

…………何だか楽しくなってきたわ♪


"バキバキバキ!…………… "


"ズン・ズン・ズン・ズン・ズン…………… "


「パオ~ン♪ (楽し~い♪) 」


「キャハハハ♪ 楽し~い♪ 」



『次々と撃破していくゾウさんと魔女っ子ちゃん♪ 回りは逃げ回っているぞ! 』


『アレの防御をどうやったら突破できるのだろうね? 』


『基本、無理ゲーなのでは? 魔女っ子ちゃん達の条件、森の中って所が良すぎた結果なのでは? 』


『マァ、基本魔女っ子ちゃんが倒されたら、ゾウさんごと消えるんですけどね♪ マ、攻撃して当てて倒せたらって話ですけどね(笑) 』



〈アノ~、どうやってアノ防御を突破するの?〉

〈特攻しても無理だろ、アレは?〉

〈木が邪魔で狙いが付かないし?〉

〈遠距離攻撃しても、ビットちゃん達に阻まれるし?〉

〈しかもゾウさん自体も重装甲だし?〉

〈その重装甲の中からの攻撃魔法って?〉

〈兎に角逃げ回って攻撃ってムリだろ?〉

〈アレ、魔女っ子ちゃんが笑ってないか?〉

〈エ、ア、本当だ?〉

〈楽しくなったのでは?〉

〈マァ、楽しそうだね………(笑顔)〉

  :

  :



『魔女っ子ちゃんは、ゾウさんと共に笑顔で蹂躙していきます! 回りの人達は困惑した顔で逃げ回っています! 』


『果たして倒せる人って居るのかな? 』


『逃げながらも勇敢に火魔法を放つも、空飛ぶ盾に阻まれてます。逃げながら器用な事をしますね? 』


『ホウ、中には器用に反撃している人も居ますが、全く攻撃が届きませんね 』


『ア、また誰か潰されました! 魔法を放つも後ろを向いた時に木の根に躓いて転んでそのまま木に潰されました! ………ア、彼って! 』


『どうかしました? お知り合いですか? 』


『ア、イエそう言う訳では……… スレの有名人でしたので……… β4さん、残念でした(笑) 』



〈ア、今潰されたのがβ4さん(笑)〉

〈イ、今のβ4さん(笑)〉

〈ウ、マジかよ! 残念でした、β4さん(笑)〉

〈エ、残念。予想通りになりましたね、β4さん(笑)〉

〈オ、予想通りだね、β4さん(笑)〉

  :

  :

  :

〈で、結局オチで予選落ちになったと、β4さんって(笑)〉

〈ホント、次の総合スレが楽しみだな(笑)〉

〈β4さんが、どんな言い訳をするのやら(笑)〉

〈それはそれで楽しみだな(笑)〉

〈マァ、どうでも良いけどね(笑)〉

  :

  :



『次々と倒して行く魔女っ子ちゃん&ゾウさん♪ もう誰も止められません! 』


『アレをどうやって倒せば良いのでしょうね? 』


『ア、また一人潰されました! オット、ここで残り2名になりましたので予選第2試合、勝者は東地区のPCネーム:R15規制の為、敢えて魔女っ子ちゃんとします と同じ東地区のPCネーム:蕎麦屋さんとなりました! 2人共、予選突破おめでとうございます♪ 』


『おめでとうございます♪ 』



エ、蕎麦屋お兄さん居たの?

全然気が付かなかった?


「ヨウ、ミキちゃんお疲れ様♪ 」


「エ、蕎麦屋お兄さん? 」


「パ、パオ? (エ、後ろ?) 」


後ろの木の影から蕎麦屋お兄さんが現れた?

全く気が付かなかった?

〔しかも何時ものスーツ姿で(笑)〕


「ミキちゃん、後ろがガラ空き………でもないか。マァ、後ろが狙って居た奴は、僕が倒しておいたよ(笑) 」


「エ、そうだったんですね。ありがとうございました♪ 」


「ナァ~ニ、僕も助かったから別に良いよ♪ 」


ン、助かったって何?

どう言う事なのかな?



〈魔女っ子ちゃんおめでとう♪〉

  :

  :

  :

〈魔女っ子ちゃんおめでとう♪〉

〈魔女っ子ちゃんへの祝福が多い件(笑)〉

〈所でもう一人の蕎麦屋さんって何処に居たの?〉

〈そう言えばそうだよね?〉

〈エ、中継に映って無かったよね?〉

〈一体何処に居たの?〉

〈ホント、何処に居たの?〉

  :

  :



『魔女っ子ちゃんが目立ち過ぎていて蕎麦屋さんが何していたのかが、全く分かりませんでしたからね(笑) 』


『エ~ト、………蕎麦屋さんはズ~ット魔女っ子ちゃん達の後ろから付いて来ていましたね。後ろからなら木に潰される事は有りませんからね(笑) 』


『エ、後ろからですか? デモ、それなら魔女っ子ちゃんを後ろから攻撃も可能では? 』


『気が付いている人も居たかな? アノ盾持ち使い魔が、頻繁に後ろを警戒していた動きを? マァ、蕎麦屋さんは魔女っ子ちゃんを後ろから攻撃しようと回り込もうとしていた人達を倒していたからね! 』



〈エ、後ろからって?〉

〈マサカのストーキング?〉

〈後ろからって何?〉

〈何故、後ろから?〉

〈………ア、そうか! 後ろから付いていけば潰される事は無いよね!〉

〈なるほど! 後ろに居れば潰される事は無いよね!〉

〈そうだよ、その手が有った!〉

〈イヤ~、盲点だよね♪〉

〈確かに盲点では有るよね!〉

  :

  :



『しかし、全く気が付かないって蕎麦屋さんはNINZYA? ア、今姿を確認しましたが………何でスーツ姿? 』


『アァ、彼はβテスターで結構有名人ですよ。クランMI7のリーダーですしね。マァ、スパイと言うより情報屋って言えばシックリとくるのかな? 』



〈エ、またβテスター?〉

〈しかもスーツ姿のスパイって?〉

〈アノ格好は普通なら不利では?〉

〈それでも生き残れるんだから優秀?〉

〈スパイの鏡?〉

〈情報屋って居るんですね?〉

  :

  :



『解説のMMさん、今回の勝因は何でしょうか? 』


『マァ、単純に魔女っ子ちゃんがルール上の穴を付いたのと、地形【森林ステージ】を上手く利用しての作戦勝ち、蕎麦屋さんはソレに便乗しての漁夫の利って所ですかね? 』


『確かに移動用の獣魔を使っての蹂躙劇と取りこぼしを刈っていく後衛って感じだったんでですけどね(笑) 』


『マ、恐らく有るか分かりませんが、第2回大会時には禁止になるでしょうけどね(笑) 』


『そうしないと同じ事をする人が………居るかな? 』



〈獣魔次第だろ、ソレって(笑)〉

〈確かに大型獣魔にしかできないだろうに(笑)〉

〈マァ、次回は使え無いだろ?〉

〈二番煎じは流石に………?〉

〈デモ、真似して見たい様な?〉

〈その前にゾウさんをテイムできるか?〉

〈潰される未来しか見えてないが(笑)〉

〈卵で狙ったら(笑)〉

〈ソレこそ無謀だろ?〉

〈当たりが出なかったらどうするの?〉

〈ソレこそ悲劇だよな(笑)〉

〈ソレなら漁夫の利作戦は?〉

〈ソレを実行できるかどうかの問題が有るような?〉

〈マァ、そもそもアノ森林要塞の攻略方法が在るのかが問題の様な?〉

〈ソレこそ難しい様な?〉

  :

  :

  :




ホント、予選突破できるとはね(笑)

おじさんの作戦が良かったからよね♪

〔ホント、予選突破できるとは思わなかったわ♪〕


デモ、本選では1vs1だよね?

なんとかなるのかな(笑)

〔本当に飛んでも良いのかな? 〕






オマケ♪


「ミキちゃんが勝ったか……… 」


「しかし、アノ作戦ってよく思い付きましたね? 」


「元々、ライムちゃんのスキルは装備作るのに聞いていたからね。それに今回はステージが森林ステージだったのが良かったからな♪ 」


「確かに森林ステージなら無敵ですよね? 」


「最初の草原ステージでもなんとかなるかもね? 」


「また何でです? 」


「草ならライムちゃんの[緑魔法]で草で拘束してから攻撃魔法を放てばね♪ 」


「エ、ソレだとルール違反になりません? 」


「あくまで禁止は獣魔による物理攻撃や攻撃魔法、阻害魔法は禁止になってるか? 」


「エ、………ア、なってない! 確かに説明に無いですよね! 」


「マァ、獣魔による状態異常系の魔法等はダメージ与えるからダメだろうけどね。あくまでもルール上はだけどね! 」


「流石ですね、龍さん♪ 」


「全く説明を良く見ず、理解できないのが悪いんだよ(笑) マ、今頃運営には第2予選参加者からのクレームが有るだろうからね? もっともルール上は……とか言って誤魔化してるかもな(笑)」




その頃、龍さんの予想通りに第2予選参加者より、運営にクレームが大量に届いて居たが、適当にあしらう運営だったとか(笑)

゛皆さん、ルールはちゃんと確認しましょう♪ ゛っと言って(笑)




097

そして始まる蹂躙劇♪


ミキ→キャハハ♪ 楽しい♪

ライムちゃん→パオ~ン(楽しい♪)

β4さん→ナンデダヨォ~!


蹂躙されてる皆さんって(笑)


蕎麦屋→ミキちゃん、ご苦労さん♪

ミキ→エ、蕎麦屋さん?

ライムちゃん→パ、パオ?(エ、後ろ?)


スパイ蕎麦屋さんならではの試合でした(笑)




お気付きの方も居られると思いますが、序章000話で既に書いている話でした(笑)

やっと伏線の回収ができた様な?

内容的に会わせる為に、近々000話を改修するかもね?


次はリオンちゃんの出番です♪

オヤ、白菜さんと何やら……………?


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― 新着の感想 ―
[一言] ベータテスターですら説明無視するからなあ。マッドドクターのように。それに最近はガチのアクションなどでもコマンドもチュートリアルシナリオ挟むし。
[良い点] 楽しかったですか♪ライムちゃんのお披露目会が無事終了しました。 β4さん、やっぱり…こういう時はやっぱり叫ぶべきですね♪せ~の、「金返せ~~!!」 蕎麦屋さんもお疲れさまでした。 [気…
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