表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/175

000話 蹂躙?

どうも、親戚のオッサンです。


自由な人たち〔freedom world Online〕の正規版を書いてみました。


先ずは第1回PvP大会の予選風景です。

(実際はかなり後の話になります )


蹂躙するゾウさんって何?

000話 蹂躙?



"バキバキバキ! "


"ズン・ズン・ズン・ズン・ズン…………… "


「パオ~ン♪ 」


「キャハハハ♪ 」


「何でだよ! 」


俺は逃げていた!

森の中を無我夢中で!

〔回りにも逃げるプレイヤー達! 〕


巨大な象の背中からは魔法が飛んでくるし、回りには盾持った人形? が浮游してるし、一体あれは何だよ!

あの鎧を着た象はまるでマンモスの戦象じゃないか!

〔しかもシールドビット付きって有りかよ! 〕


"バキバキバキ! "


"ズン・ズン・ズン・ズン・ズン…………… "


「パオ~ン♪ 」


「キャハハハ♪ 」


「(ハァハァ )一体あれはなんなんだよ! 」


俺は第1回PVP大会予選に参加していた。

今回の予選は特殊なフィールドにランダムで飛ばされてそこでのサバイバルマッチだった。

〔最後の2人になるまでのサバイバルマッチだったはず? 〕


第1予選は草原だった。

そして2名が勝ち上がっていた。

〔何だよ! あのスピード虎と狼の2頭は? 〕


第2予選の俺が飛ばされた予選会場は森林地帯だった。

見渡す限り木、木、木だった。

〔最初の森みたいな所だった 〕


これでも俺はβテスターだったからね。

何せβテストでは第4サーバーではソコソコ活躍してたからね。

〔もっとも爆炎様達には負けるけどね(笑) 〕


そして始まった正規版!

早速、森とかダンジョンとかに潜ったりして鍛えてこの1回目のイベント、PVP大会にエントリーしたのに………

〔何だよ、あれは? 〕


"バキバキバキ! "


"ズン・ズン・ズン・ズン……………… "


「パオ~ン♪ 」


「キャハハハ♪ 」


あの鳴き声と笑い声と共に現れた大型モンスターって何だよ!

森の木を倒しながら次々と引かれていく参加者達って!

〔モンスターの参加って有りなのかよ! 〕


しかも何なんだよ!

あの巨象は武器も魔法も効かないって有りなのか!

〔矢は弾くし魔法も効果が無い? あの象が着けてる鎧は何なんだよ? 〕


回りには盾が浮游してるのかと思ったら人形が持ってるって?

しかも盾も魔法も矢も防ぐって有りかよ!

〔何で浮游してるんだよ? 動きはまるでビットじゃないか! 〕


しかも森の中であの速度は反則級だろうに!

もう兎に角離れようと逃げているのだが全く逃げ切れない!

〔何であんなに速いんたよ? 〕


しかも何故か木が簡単に倒れて次々と参加プレーヤーを潰して行くっておかしいだろう?


「一体あの巨象は何なんだぁぁぁぁ! ウァ~! 」


"プチ! "


"ピチュン♪"


「パオ~ン♪ 」


「キャハハハ♪ 」


"ズン・ズン・ズン・ズン………… "







とある運営の監視ルームにて………


「あ~あ、また1人引かれたな 」


「よろしいので、SGM? 」


「あの子はスキルで森の中では早く走れるからね 」


「そうじゃなくて良いのですか、参加させて? 」


「まぁ、テイム獣魔の同行は1頭まで可、ただし移動のみで獣魔は攻撃不可ってルールだしね! 実際に攻撃できないけどね。普通は索敵目的に連れて来るのが普通だからねぇ 」


「確かに攻撃ではないし、ただ歩っているだけで勝手に引かれると言うか倒れた木に潰されて逝くだけですけど……… でも本当に良いのですか? 」


「まぁ引きが良かったって事だろう。まさか最初にあの子を引くとはな 」


「だからスキル[テイム]を最初から実装したからって最初にあの子をランダムに入れるのは反対だったんですよ! 」


「でも現在進行形で面白くなってるだろ♪ 」


「はぁ~、他の参加者からクレームが来ますよ? 」


「仕様だからしょうがないよね(笑) 別にチートでもないし。ルールを良く見ないのが悪い。それにあの子の防具は例の彼の作品だぞ! 」


「エ、例の彼って……… そうなんですか? 」


「アァ。しかも彼女は彼の姪っ子だよ! 」


「エ、そうなんですか? でも、彼の姪っ子さんは確か……… 」


「まぁ、そう言う事だ。特に問題も無い。もしも五月蝿い奴が出たなら例の彼が出てくるぞ(笑) 」


「ア、確かに舜殺されますね(笑) 」


「一応、バカな奴らは全て監視対象にはしてるよ! 」


「今回、その彼はこのPVP大会に出てますの? 」


「一応、彼は予選は免除している。ただ、出るかどうか返事が無いんだよね? 」


「何をしているんですか? 」


「ン、確か最近は残った娘達の回収しにアチコチ行ってた様な? 後はβ特典の工房と各拠点の復活だったかな? まだ本拠地までは行ってない様だけど? 」


「その過程であの防具をですか? 」


「そうだね。まぁ、あの姪っ子の世話もしながらだからかな? 」


「………ア、残り2人になりましたね 」


「では予選Bブロック通過者は生き残った2人だな。ではアナウンスを! 」


こうして〔Freedom World Online〕初のイベント、第1回PVP大会予選Bブロックは終わった。

残ったのは象さんに乗っていた女の子とどこぞのスーツを着たスパイプレーヤーだった。

〔まぁ、後ろから象さんの後を付けてただけで予選通過していたスパイだったけどね(笑) 〕


引き続き予選第3ブロックが始まることに。

次は砂漠の様だったが?

〔運営にはこの後、第2ブロック参加者から大量のクレームが来たとか(笑) 〕



突如、この世界に現れた巨像とテイマー(象使い? )のコンビはこの先どの様な冒険をするのだろうか?

〔PvP大会の後に、森林の移動要塞と二つ名が付くことに? 〕



「キャハハハ♪ あ~楽しかった。ね、ライムちゃん♪ 」


「パオ~ン♪ 」




000

蹂躙するゾウさん。

そして予選は終わった。


女の子→キャハハ♪ 楽しい♪

象さん→パォ~ン♪


参加者達→あれ良いのか運営!

運営→ルールをよく見てないのが悪い!


こうして伝説は始まった………のか?


明日から本当のプロローグかな?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 獣魔は幼獣じゃないんですか? それとも幼獣で人引き殺す程の大きさなのかな? [一言] ついに待ちに待った正規版のお話。 ワクワク((o(^-^)o))しながら読んじゃいました!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ