異世界転生アンチの私が、転生ものを書いたワケ
というわけで、エッセイも第七弾。
ついに私も、禁断の果実へ手を伸ばしてしまいました。
異世界転生・転移アンチを豪語していた私が、
まさか転生モノを書くことになるなんて……
詳しくは、以下の本編作品をご覧ください。
俺の異世界転生期
〜物攻特化の女神に転生。神の遊戯をぶっ潰す〜
http://ncode.syosetu.com/n7364ec/
え? 動機? 細かな突っ込みは止めてください。
人気取り?
そんなくだらない理由で、
プライドを捨ててまで転生モノを書くわけがない。
でなければ、端からアンチを豪語するわけもない。
強いて言うなら、ノリ。ノリです。
事の起こりは5月。
初めて、なろうオフ会というものに参加させて頂きました。
出身も年代もバラバラながら、根底では同じ趣味を共有。
非常に新鮮で、興味をそそられる世界でした。
この年になって、仕事の同僚以外で新たな友人を得られたというのも
大きなプラスに働きましたね。
そして、オフ会で知り合った方々と交流させて頂いている間に、
自身の心境の変化にも気付かされました。
あれほど自作の評価やポイントにこだわっていたはずが、
さほど気にならなくなっていたのです。
むしろ、活動報告でのコメントのやり取りに重きが移り、
新たに起こした記事への返答や、
書き込んだコメントへの返事ばかりが気になる日々。
他のユーザー様との繋がり。そこに重きが移ったわけです。
なろうの世界へ身を置き、五年以上。
他者との繋がり、人の縁というものの尊さ。
それへ気付くのに随分と遠回りしてしまい、
惜しいことをしてきたという思いに至っております。
なろうの世界から離れようと思い至った時期もありましたが、
今はただ、続けていて本当に良かったと心から思えます。
そして、交流ユーザー様が発信してくださった診断サイトにて、
「異世界転生記」なるものを発見。
その診断結果を目にした際、これをネタに短編を書いてみようと思い至り。
しかし、そのネタだけでは作品として成立しない。
そこで、皆様へ向けて現在の心境をちょこっと込めてみたところ、
見事に作品として昇華することができました。
ささやかながら、感謝の気持ちと共にお贈りさせて頂きます。