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中学生魔法使い

だいたいのことは前の2部くらいで分かったと思うからここからは主人公にバトンタッチさせよう。

あまり僕が出てきても物語が進行しないしね



さて、これで僕の事は分かってもらえたと思う。

過去に僕がしてきたことも・・・

だからって僕は後悔しない

今を楽しむことにしてるから・・・それが、僕にできる罪の償いだと思うから


そう思い黒神永遠は生きている


僕には本当の家族も名前も無い

名前は僕の保護者につけてもらったんだ。


僕の保護者はベル・クレメンスさん

クレメンスさんって呼んでる


クレメンスさんも『チーム・グロリエンス』にいたんだ

今は19歳、イギリス人

でも、十三ヵ国語できるんだって

とってもやさしいんだよ


おっと、もう少ししゃべりたかったんだけど時間がきちゃったね

起きなきゃ

ベッドの横のサイドテーブルの上の黒い指輪のペンダントをつける

この指輪は魔法を使う杖の変わりみたいなもの

いつ狙われたり魔法が必要になるか分からないからってクレメンスさんがくれたんだ


下に下りるとコーヒーのいいにおいがする

「クレメンスさん、おはよう」


そう言うとクレメンスさんが笑顔で

「おはよう永遠、朝ごはんできてるから食べましょう」


クレメンスさんとの食事

大戦から抜けて5年間つづけてきたことだった

大戦から抜けた『チーム・グロリエンス』は世界中に散らばっていった。

クレメンスさんも抜けた当時は日本いう中学生

でも4歳下の僕のために、学校には行かず面倒を見てくれた

そんなクレメンスさんを僕は感謝してるし尊敬してる

そんなことを思い出してると


「永遠、学校に遅れるよ」

時計を見ると8時5分

「わわっ、行って来るよ。クレメンスさん朝ごはんおいしかったよ」


鞄をつかんで玄関に向かった。

「じゃぁ、クレメンスさん行ってきます」

そういって僕は毎日の日課であるクレメンスさんの頬にキスをした。


腕時計を見ると8時10分

学校への時間は15分

学校の登校終了時間は8時20分

間に合わないと思うでしょ

でもね

間に合っちゃうんだよ


僕は誰にも見られないような場所に入り

テレポートのスペルを頭の中で唱えた

目の前の景色があっという間に変わる

僕は教室に行った


教室に行くと人もそれなりにいてみんな楽しそうに話してる

僕も日本に来た時友達ができるかわからなかったけどたくさんできてよかった

もちろん魔法で学校の先生に記憶を変えさせて疑われずにすんだけど学校の勉強なんて全くしてなかった。

毎晩、クレメンスさんにつきっきりで教えてもらった。


「なぁなぁ永遠、昨日のうたばん見た?」

「ごめん、見てない」


先生が来た

ホームルームをして授業になる

クレメンスさんのおかげで授業は分かる


ふと、外を見ると鳥が飛んでいる

10年前までは見上げるとドラゴンやグリフォンがいた

平和な光景がこっちの世界に来てよかったと思わせてくれる


「コラ、黒神」

しまった。

「俺の授業を聞かずに外を見るとはいい度胸だ。前にでてこの問題を解きなさい」

まいったなぁ

仕方が無い。


黒板の前まで行ってスペルを唱えた。

この魔法は心を読む魔法

僕が大戦時敵の作戦などを知る時に使った魔法


先生の心が僕の頭に入ってくる

(この問題は有名大学の入試問題だ。中学生に解けるわけが無い)


なるほど、やっぱりそうだったんだ

どうりでさっぱりわかんないはずだ。


「どうした黒神。わからんのか?」

しょうがない


僕はもうひとつスペルを唱えた

この魔法は暗号なんかを解くために使ったもので要するに答えが分かる


頭に浮かんだ答えを黒板に写していく

移し終わると先生の顔がどんどん驚愕の顔になっていった。


先生が参考書を見ながら

「黒髪、何で分かるんだ?大学入試問題だぞ」

大学と聴いた瞬間クラスの皆からブーイングが来る


僕は先生に

「たまたま知ってた問題だっただけです」


これで今日の授業が終わった。

僕は部活に入っていなかったので家に帰るつもりだった。

いつものように屋上からテレポートで帰ろうとした。


ドアを開けるとうちのクラスの長谷川はせがわ みおさんがいた。

ほとんど使われていない屋上に長谷川さんがいたという事にも驚いたけどそれよりももっと驚かされたものがあった。


「は、長谷川さん、それって」

なんと、長谷川さんの口にくわえられていたのは見間違いようも無くタバコだった


バンと後ろからドアが勢いよくあけられた。

「コラ、お前ら何しとる」

体育の荒武先生だった。


この先生はとても怖いので有名な先生だった。

「ちょっと来い」

乱暴に僕と長谷川さんの手をつかんで生徒指導室に入った


「おい、中学生がタバコすっていいと思ってんのか!!」

(僕は吸ってないのに〜)


大戦最強部隊『チーム・グロリエンス』のリーダーがこんなところで説教されてるのを昔の仲間に見られたら笑われるかなーとおもっていると


「聞いてるのか、黒神!!」

バキッ

殴られたけど普通の人間からだったのであまり痛くは無い


「ちょっと先生、吸ったのは私だけで黒神君は何もしてないよ」

ちょっと驚いた


「そんな言い訳通用すると思ってるのかッ」

今度は長谷川さんを殴ろうしていた


えーっと、誰かを助けるためだったら魔法使っていいってクレメンスさん言ってたっけ

仕方が無いんだよね。

ほんとはこっちに巻き込みたくないけど・・・


僕は睡眠のスペルを唱えた。

指輪が光る


途端に荒武先生は眠むり倒れた。

長谷川さんは僕のほうを見た。


「今のって黒神君がやったの?」

驚きの目で僕を見る。


できれば記憶改ざんの魔法を覚えてたらよかったんだけど今練習中だったからむりにやると爆発とかするかも知れない

今の僕にできること

それは

「皆には黙っててくれないかな」

お願いするしかない


「魔法使い?ほんとの?」


「そうだけど」


「じゃぁ厚かましいとは思うけどどこか住めるとこない?」

住めるとこ?


「住めるとこって長谷川さんの家は?」


「今、親と喧嘩してるから」

結局2、3日中に出て行くことと黙っててもらえるというので僕の家に泊まってもらうことにした。


テレポートのスペルを唱え腕をつかんでもらう

こうすることで2人で魔法の効力を得るんだ


家の庭に着いた。

「着いたよ」


「うわっここが黒神君の家?」

そうだけど、と言いながら家に入れた。


「お帰り〜遅かったね」

クレメンスさんが出てきた。


「あれっ?永遠、こちらの方は?」

僕は情報伝達のスペルを唱えた

こうすることで伝える情報に齟齬が発生しなくてすむ


「そう、じゃ中に入ってもらいなさい」

そういってクレメンスさんは僕たちを招きいれた


「とりあえず夕食にしましょう」

そういって3人で夕食をとった


夕食を終えた時にクレメンスさんが

「長谷川さん、この家にいるとはタバコをやめなさい」

といって今度は僕に

「永遠、長谷川さんに禁止の魔法かけなさい」


僕は言われたとおりに秘密の禁とタバコの禁をかけた。


「さっこれで、2日でも3日でもうちにいていいわ」

そういってクレメンスさんはお風呂の準備をしに行った


「ありがとう、タバコやめさせてくれて」

そういって長谷川さんはタバコの箱を差し出してきた。

僕は受け取ってタバコの箱を消失のスペルで消した。


「永遠ーお風呂はいっちゃいなさい」


長谷川さんに、行くねといって僕はお風呂に入った。

行く時にクレメンスさんがあなたのことあの子に話すわといって出て行った。

昔の話だろうと思いしばらく風呂に入った


こうして、この家に新しい同居人が来た

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