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プロローグ
爆音の音がそこらじゅうに聞こえる。
すぐそこには数え切れないほどの剣や斧を持った人たちがいる。
その前に少年とも言いがたい小さな男の子が立ちはだかる
場違いな男の子が杖らしきものを構えなにやらつぶやいた
すると・・・
驚くべきことにあれほどいた人たちの半数くらいが消し飛んでいた
男の子がもう一回杖を振りかざすだけでもう敵が消え去っていた
この小さな子供の体にどれほどの力があるのだろうか?
この子こそのちに最強の称号を得る人だった。
男の子は仲間を作った
その名は『チーム・グロリエンス』
やがてその部隊は最強の部隊と呼ばれるようになった
人々は讃え敵は恐れ逃げ出すものまでいた
有利に進んでいたはずの戦が一部隊の・・・それも年端の行かない子供たちによって変わる
だが、ここでは『あり得ない』ことが『あり得る』ことになる
やがて男の子たちは成長し戦争から抜け出したいと思うようになった。
それから10年後子供たちは自由をつかんだ。