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今日も神々の遊戯に付き合います  作者: クロアリ
最終章 大罪
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第59話 凶報


その後、転移魔道具で帰り晩御飯には間に合った。


帝国は皇帝と王子を失い王族への信頼も失った。残った妃や王子達が後を継げるはずもなく、俺に話が来た。


全力で拒否して、ホノカに丸投げしてやった!



「丸投げって酷くない!」


「やりたいって言ってただろ?」


「言ったけど、仕事量が多過ぎよ!」


「がんばれ」



サムズアップして激励してやる


しかし、ホノカも女王になるのは断った。代わりにウチの集落にいた神父さんが教皇として国を収めるらしい。国の名前も教国ハルヴァラになるらしい。


ウチの良心を引き抜きやがって!


まぁ丸投げした俺も悪いから見逃してやろう。


ハルヴァラは王国と同じく人種差別をしない方針でいくようだ。ホノカは神父さん改、教皇の側近として政務にたださわる気でいるようだ。しかし、この世界の宗教ってまともだよな。神々の怒りは怖いのかね?


勇者はその後ホノカに引き取られた。断罪を求める声もあったが、他国に対する戦力は外相に必要らしい。ホノカによって軟禁されてるし、もうバカな真似はしないだろう。


別れ際まで勇者は俺を敵視していた。なかなかの根性がついたじゃねぇか。次は絡めてなんて使わなくても相手してやるからいつでも来いと言っておいた。私怨に他を巻き込むなよって事だな。俺が言える事じゃないか。



そんな訳で今俺はスロットを回している。



「あーハズレた!確率変えてんだろコレ!」


『神域で堂々としてられる君を尊敬するよ』



久々だったからやりたかったんだよ。そう言えば、転移してからタバコ吸ってないな。禁煙成功だぜ!



『僕の用事も聞いてくれるかな?』


「なんかいい事あったか?」



呼ばれる心当たりはいっぱいあるが、悪い事は思いつかない。



『残念ながら悪い事だよ』



俺は顔をしかめて遊戯の神さんを見る。



『まぁ僕ら神々の責任なんだけどね…』


「どう言う事だ?」


『以前、君たちが活躍してるから送る人を増やそうとしてたのは覚えてるね』



前回呼ばれた時にそんな事言っていたな。あれから一年以上経つが他に転移者を見つけられなかったから、てっきり他の大陸に行ったんだと思っていたが…違うのか?



『まぁそれで合ってるんだけど、1人除け者にされた邪神が拗ねちゃって』



邪神は貴方じゃないのか悪戯の神よ



『僕は遊戯の神だよ。まぁいいや。で、その邪神が大罪の種をばら撒いたんだよ?』



大罪の種?



『君たちの世界で有名な七大罪、あれの種。人に取り付いて発芽すると、一定の思考が止まらなくなるんだ』



七大罪って憤怒、傲慢、強欲、色欲、嫉妬、怠惰、暴食だっけか?そのままの感情に囚われる感じかな?


七大罪ってキリスト教じゃなかったっけ?貴方は北欧の方じゃありませか?



『人の決めたくくりなんて僕ら神々には関係ないよ。色々ねじ曲がってるみたいだし。でだ、暴食を発芽させた奴が厄介でさ。他の大陸にいた転移者がたべられちゃったんだよ』



食べられた!人間を食ったのか⁉︎



『スライムなんだよ。発芽して暴食(グラトニー)スライムになったけど。なんと食べた相手の力を吸収しちゃうのさ!』



うわ〜厄介この上ねぇなぁ



『元が普通のスライムだから自我はないよ。暴食のままに食い漁る存在になってるね。強欲の種を持ってる奴も食べられちゃって、とんでもない事になってるんだよ。さらに君も得た称号、断罪者も取得したから強欲の効果で種を持ってる奴を中心に狙ってるんだよ』



断罪者は王子を殺した時に得た称号だ。罪を罰した者に送られる。


罪と向かう時に身体能力大幅向上、及び罪を罰した数だけ進化する。


とか訳のわからない称号だった。罪って七大罪の事だったのか。ってかその流れだと王子七大罪持ってた?傲慢かな?あの様子だと発芽してたんだろうな。



『正解!彼は傲慢をもっていたね。因みに勇者君は嫉妬を持っているよ』



あれこの流れ…



「俺が憤怒(ラース)か?」


『大正解!』



遊戯の神さんがサムズアップで応える。


いやいや、それってとんでもスライムに狙われるって事だろ冗談じゃねぇぞ



『怒らない怒らない。あまりカリカリすると憤怒が発芽しちゃうよ?』



えーそんな仕様かよ!よし、これからは常時リルを愛いでよう!

そう言えばあと1人いるんだよな?



『そうだね。もう直ぐ会えると思うよ。でも抱きついたりしちゃダメだよ。君が抱きついたら死んじゃうから』



危ねぇなそれ。ってか、実際の父親とかじゃないんだよな?お義父さんとか呼びたくないぞ?



『なに、君結婚するつもり?多種族で結婚とか面白いんだけど。実際の父親ではないよ。僕の子孫って感じかな?』



北欧だとエルフって半神だっけか?遊戯の神さん直下のエルフだった訳ね。



『まぁそんなんだから、ウチの子達とスライムの件よろしくね。多分君しか対応出来ないだろうから』



あまり宜しくされたくないなぁっと思いながら意識が遠のいた。

宣伝です。


本日18時から新連載を載せます。


作風はガラッと変わってますが、よろしければ是非そちらもご覧下さい。


新連載、おい異世界!商売舐めるなよ!宜しくお願いします。

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