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今日も神々の遊戯に付き合います  作者: クロアリ
第1章 無傷の冒険者
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第23話 遊戯の神再び


カシャン、カシャン、カシャン

あぁ〜外した!


俺はスロットを回している。何故回してるかって言うと、カジノにいるからだ。


何故カジノにいるかと言うと…知らないなぁ。


「あー無視しないでくれる?温厚な僕も怒っちゃうよ?」

「…また違う世界に行くのか?」


ここに来たって事はそうなのだろう?頑張ったんだけどなぁ〜これからリルとサラどうするのかなぁ?不安だ。


「なんだ。それで怒ってたのかぁ。違う違う。コレは君の夢の中だよ。君の身体はリルちゃん抱いて寝てるよ。」

「!転移はなしか?」

「ないない。ユウマ君は頑張ってるからね。転移者の中で一番早くに行動起こしたのはユウマ君だよ。流石無傷の殲滅者ノースカーデヴァステイター

「…称号のセンスどうにかならないか?」

「これがこの世界だと受けるんだよ。」


冒険者達やサラは確かに尊敬の眼差しで見てくるな。厨二病患者か?


「で、なにかようか?」

「ようっほどでもないけど、頑張ってるからユウマ君の疑問に答えてあげようと思ってね。」


疑問…


「忌み子とはなんだ?」

「あれ?そっちから?スキルブレイカーから来ると思った。」

「使えてるから問題ない。発動の条件、効かない条件は知りたいが、後でいい。リルが優先だ。」

「愛されてるねぇ。良いかな良いかな。」

「いいから教えてくれ。」

「忌み子はね。ユウマ君が考えてた通りだよ。親となった両種族の特性を引き継ぎ強大な力を持って生まれるんだ本来は()。その力で過去災害が起きたから忌み子と言われる所以だね。大きな力を持っていても鍛えになきゃ使えないから、災厄を呼ぶ者。後々脅威になりますよって意味だよ。」

本来は()と言ったな。リルは違うんだな?」

「聞き逃さないねぇ。彼女はもっと強大な力を持っているよ。」

「そうか…」

「聞かないのかい?」

「何と無く教えてくれないのだろうと思った。違うか?」

「うん、まだコレは早いね。」

「じゃあいい。」


魔獣化。フェンリルについては忌み子の規定外ってのが分かれば取り敢えずいい。なんとなく、想像も出来る…


「次はスキルブレイカーを教えてくれないのかな?」

「これも想像通りだよ。スキルブレイカーで無効化出来ないのはまずは物理攻撃だね。戦技は無効化するけど、振りかざされた武器は止められない。魔法も魔力で生み出された物は消えるけど、周辺の物を勢いつけて飛ばした物は消えない。例えば土の礫を魔法で作れば消える。地面を使って作ったのは消えない。ただ、スキルブレイカーの範囲に入れば魔力の補助が消えるから君まで届くかは勢い次第だね。長い棒を当てようと思えば当たるね。あとは君の魔力を媒介にしたものだね。君の魔力も君自身だから無効化できない。」

「グボナが俺を鑑定出来なかったのは?」

「グボナ君を置いて実験してたでしょ?離したらダメだよ。」

「あっ!」


っても至近距離から火魔法食らう気にはなれなかったんだから仕方ない。ある意味握ってやってたら、モロ喰らってた訳だな。良かった。


「グボナ君も魔道具扱いで、君の魔力を使ってとからスキルブレイカー範囲内でもスキルが使えた訳だね。ユリカちゃんに作らせようとしてる転移魔道具だけど魔法陣じゃなくてもユウマ君が魔力を流せば使えるよ。ダンジョンの転移魔法陣も乗った人の魔力を消費して発動するタイプだから。魔力足りなくて発動せずダンジョンに食べられちゃう人もいるんだけどね。」


なにそれ!怖いんだけど。


「ありがとう。で、呼んだのは疑問に答えてくれる為だけか?」

「察しがいいね。リバーシ作ったでしょ?アレはいいね。でももっと欲しいんだ。お願いするよ。」

「作ったのはユリカだけどな。分かった、ギルドと話して集落に俺が発案で賭場でも作ろう。まだ獣人や亜人が職に就けてないだろうし。」


リバーシは現在、集落とトールで秘かなブームになりつつある。忘れてるかも知れないがトールは最初の方の街の名前だ。


「あと、君の掲げた目標。あれはいいね!全ての神々を代表してお願いするよ。君達の他に転移した人達の中にも同じような事を目指してる人がいるから、そのうち協力したらいいよ。君がそれを目指してるお陰で他の神々の評価も上がってね。他にも何人かそっちに行くかも知れないよ。」


獣人、亜人差別の撤回だろうか?他の奴もこの大陸にいるって事か?それにまた増えるのか今度は人数もわからないな。全員に会う必要はないだろうけど、敵対はあまりしたくないな。


「最後に…僕の子達を宜しく頼むよ…」


僕の子達?


「おい、それって……」



そこで目が覚めた。


「ユウマ様、おはようございます。」


リルが挨拶してきた。


「あぁおはよう…」

「…いかがされましたか?」

「ん?あぁ夢の中で遊戯の神さんに会ってた。」

「神託があったのですか⁉︎」

「神託なんて大層なもんじゃない。疑問だった事を教えてくれて、いくつか明確にお願いされただけだ。大雑把に楽しくしてくれって言われるよりマシだな。」

「…それを人は神託と言うんですよ。」

「リルを宜しく頼むと言われたよ。」

「私を…ですか…?」

「あぁ」


僕の子達…そう言う事だろ多分。あと二人?二匹?探さなきゃならないのか…


「さて、やる事出来たからギルドに行くか。サラとグボナ呼んできてくれ。」

「はい!」


皆んなで朝食をとった後、ギルドに向かった。


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