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今日も神々の遊戯に付き合います  作者: クロアリ
第1章 無傷の冒険者
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第16話 VSバルトヌー


冒険者ギルドに寄って依頼を受け金貨を2枚おろしたら、ユリカの店によりリュックを受け取った。金貨2枚を渡し、お釣りを受け取る。


「どこか行くのかい?」

「依頼を受けて魔物狩りに行く。草原のヌーみたいな奴だ。バルトヌーって言ったっけ?」

「へ〜あたいは戦闘向きじゃないからゴメンだね。気をつけて行くんだよ。」

「あぁ」


ユリカと別れて草原に向かう。

バルトヌーの群れがいる15〜20頭はいるんじゃないだろうか?

体長2〜3mほどの巨体だ。俺は《無傷の殲滅者》があるから平気だろうけどリルには辛いかな?でもリルもレベルを上げておきたい。


「サラ、バルトヌーのレベルは?」

「はい、10から15程になります。」


一匹はあまり強くない。瀕死にしてリルにとどめを刺させよう。昨日冒険者ギルドでパーティ登録もした。しかし、そう上手くはいかず経験値は戦闘行為を行った者にしか入らないようだ。特にとどめを刺した人に多くはいるそうだ。回復魔法で味方を癒しても経験値は入るそうで、ヒーラーが低レベルなんてことはないそうだ。

グボナの《奪い与える者》の効果でサラにも鑑定が使える。だからこのパーティではサラが一番スキルが多い。


「サラは火魔法で攻撃。リルは土魔法でバルトヌーの進路を妨害してくれ」

「「はい!」」


サラはグボナのスキルと自前の魔法で《火魔法4》《風魔法2》《雷魔法1》《無魔法3》が使える。

リルは《水魔法3》《風魔法3》《土魔法2》《氷魔法2》《雷魔法2》《無魔法4》が使える。

魔力が強いエルフの血を引いてる為か、レベルは低いがリルの方が魔法は多い。身体能力はサラの方が段違いに高い。


「集いて槍の形を成し敵を焼き尽くせ!《ファイヤーランス》」

「起き上がり敵の行く手を阻む壁となれ!《アースウォール》」


この世界の魔法は《詠唱》で効果、形、標的を指示し、キーワードで発動する。

《無詠唱》は言霊を使わずイメージだけで発動する。その分威力が落ち、より魔力のコントロールが難しいらしい。

グボナが《無詠唱》を持ってるからサラも出来るのだが、しないのはその為だ。

コントロールの難しい無詠唱で肉を焦がさず焼いたグボナはやはり優秀だ。イメージだから言霊にするより形にし易いのかもしれない。キーワードもないから決まった形ないし。


サラの火魔法がバルトヌーを襲い、何頭か焼けている。軽い奴が此方に突進してくるが、リルのアースウォールに阻まれた。それでも回り込んだり隙間から出てくる奴がいる。さてやりますか。


「残った奴を殲滅する。俺は右、サラは左だ。リル隙間から来る奴に魔法で対応しろ!」

「「はい!」」


さて、蜻蛉切を試しますか。

俺は蜻蛉切に魔力を込める。刃が一回り伸びた。金属部分が拡大するのではなく、魔力の刃?のようなものがでている。


「おらぁ!」


突進してくるバルトヌーを薙ぎ払う。

簡単に真っ二つになってしまった。予想以上だ。


サラはグボナを使い突き主体で応戦している。

おぅ⁉︎槍が増えて見えるぞ?槍技だろうか?いいなぁ〜


リルは一頭を相手にしている。詠唱が間に合わなかったのだろう。接近されている。助けに行こうっと思ったら、リルが刀を抜き直ぐに納める。バルトヌーが血を吹き出し倒れた。

居合斬りとか教えてないぞ⁉︎低レベルでありながらもリルのスペックに脱帽する。レベル同じくらいになったら負けるなこれ。


それから各自バルトヌーを狩っていく。皆んなコレくらいなら問題ないようだ。

全部で18頭。アイテムバックに詰めていく。


戦闘で皆んなのレベルが上がったようだ。ここら辺で一度全て確認しておこう。


名前 ユウマ-サトウ

性別 男

種族 人族

年齢 16歳

Lv53 up


スキル

スキルブレイカー


加護

遊戯の神の加護


称号

アンデットキラー

無傷の殲滅者

瞬殺者


奴隷

サラ-ドラクニル

リルフェン




名前 魔槍グンボルナク

性別 ?

種族 インテリジェンスウェポン

年齢 ?


スキル

奪い与える者

鑑定 隠密 威圧 無詠唱 突進

槍技1 剣技1 弓技1 棍棒技1

火魔法1


加護

鍛治の神の加護




名前 サラ-ドラクニル

性別 女

種族 竜人族

年齢 18歳

Lv40 up


スキル

竜化

鑑定 隠密 威圧 無詠唱 突進

槍技7 剣技1 弓技1 棍棒技1

火魔法4 風魔法2 雷魔法1 無魔法3

(グボナ込み)


称号

災厄の種族




名前 リルフェン

性別 女

種族 ?

年齢 15歳

Lv 10 up


スキル

魔獣化

刀技1

水魔法3 風魔法3 土魔法2 氷魔法2 雷魔法2 無魔法4


称号

地を揺らすもの



………


はっ!意識が飛んでしまった。

お二人ともヤバげなスキルと称号をお持ちですね。

竜化と災厄の種族は分かる。そういう話だったし。

リルの魔獣化と地を揺らすものってなんだ⁉︎


「説明も見れませんし使えないのでよく分かりません。」


とのことだ。…フェンリルだよな〜名前も近いし。リルの親は知ってたって事か…忌み子の由来が気になってきた。

しかし、リルさりげに刀技とか覚えてるし!天才か⁉︎


ちなみにサラの竜化も使えないらしい。なんでもレベルが足りないとのことだ。

二人とも魔獣化、竜化しても理性を失わないか心配だ。試したい気もするけど、基本禁止にしよう。

さりげに種族欄が増えてる点はシカトしよう。


グボナが槍技もっていたが、サラの槍技は上がっていない。1+7=8とはならないようだ。熟練度だし、自分で鍛えなきゃなのか、単に7から8に上がる熟練度が1の時場合よりも多く必要かだな。グボナが強くなる為には後者であってほしいな。


『俺も称号ほしい…』

「名前が最早称号みたいなもんだろ。サラが有名になって二つ名とか出来たら〇〇の魔槍とかつくかもな?」

『マジか⁉︎サラ頑張れ⁉︎』

「お任せくださいグボナ様!必ずやご期待に添えてみせましょう!」


冗談なのに二人とも本気になっちゃった。


「二人ともユウマ様に騙されてますよ。」


今突っ込むのかリルさんや!


『そうなのか⁉︎』

「そうなのでしょうか?」

「まぁ騙すってか冗談だよ。」

「信じてしまいました…」

「いや、いいことだよサラ。信じて貰える事も嬉しいし、信じる事はいい事だ!騙すつもりで言った訳じゃないが済まない」

「問題ありません。私も冗談ですので。」


えぇぇ〜?


『えぇえぇぇ〜?』

「?グボナ様、本気にしてられたのですか?そんな人から呼ばれるならまだしも神がつける称号が私ごときが有名になった程度で付くとは思えませんよ?」

「正論だな。諦めろグボナ。でもサラ、ごときとか自分を卑下する事は俺は好きじゃないなぁ」

「申し訳ございません。ですが、人が有名になったくらいと言う意味で使っておりました。私自身は実力で称号を得るに値すると自負しております。」

「うん。それでいい。」

『俺は悲しい…』


一人で悲しんでなさい。


「では、冒険者ギルドに依頼達成報告して帰るか。」

「「はい!」」


今日は帰ったら焼肉にしよう。



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