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今日も神々の遊戯に付き合います  作者: クロアリ
第1章 無傷の冒険者
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第10話 資料室でお勉強


「こんにちは。」


俺は宿に入り声をかける。中から恰幅の良い女将さんがでてきた。


「いらっしゃい。ご利用かい?」

「はい」

「一泊大銅貨5枚、食事は一食銅貨6枚。お湯使う時は銅貨3枚だよ。」

「では2泊で朝晩食事をお願いします。あとお湯は都度お願いしたいと思います。」

「はいよ。じゃあ銀貨1枚に大銅貨2枚、銅貨4枚だよ。」

「ギルドカードでお願いします。」

「はいよ。」


女将さんがギルドカードをレジのような魔道具に通す。

残りが大金貨1枚、金貨1枚、大銀貨9枚、銅貨5枚になった。崩して持っておけば良かったな。


「部屋は二階で、食事は一階の食堂で食べとくれ。時間が決まってるから、その時間の間に声をかけておくれ。」

「分かりました。」


まず、部屋を見てからまたギルドに向かおう。


「ベットだぁ」


少し硬いけどベットで寝れる。野宿は疲れるからなぁ


『俺は変わらないけどな…』


グボナが拗ねている。


『って言うか美少女はどうした!』

「ギルドには受付嬢さんくらいしか可愛い娘いなかったじゃないか」


そう、野郎ばかりで女の子はいなかったのだ。女性冒険者は稀なようだ。


『うぅ〜美少女の使い手が欲しい。』

「ちゃんと探すよ。」


約束だからちゃんと探す。でもその前にグボナの代わりに武器を見つけなくてはいけないし、この世界の常識を身につけなくてはいけない。


「じゃ、ギルド行くぞ。」


俺は、またギルドへ向かう。資料室より先にギルドショップで買い物をする。


「すみません。回復薬有りますか?」

「いらっしゃい。あるよ。一つ銀貨1枚だよ。」

「これどれ位の効果あります?」

「ん〜瀕死の重傷と部位欠損は治せないけど、擦り傷、切り傷、打撲くらいなら直ぐ回復するよ。重傷でも、5本くらい使えば治るかな。」

「では5本欲しいのですが、アイテムポーチなんかあります?」

「あるよ。あんまり多くは入らないけど、にぃちゃん持ってる槍くらいなら30本は入るかね?取り出し口が小さいから実際槍は入れられないけどな。腰に付けれるから便利だよ。中でぶつかって物が壊れる事もないよ。でも貴重だから高いよ?大銀貨8枚だけど買うかい?」

「お願いします。」

「あいよ。全部で大銀貨8枚に銀貨5枚な」

「ギルドカードでお願いします」

「あいよ」


職員さんがカードをレジ魔道具に通す。

残り大金貨1枚、金貨1枚、銀貨5枚、銅貨5枚だ。減ってきた。

俺は回復薬を買ったばかりのアイテムポーチにいれる。リュックも一応取って置く、アイテムポーチが一杯になってしまった場合の対策だ。リュックも小さくしてポーチに押し込み、資料室に向かう。


「こんにちは」

「はい〜こんにちは〜」

「歴史とかの本とスキルと魔法の本を閲覧したいのですが」

「歴史関係は右奥の棚で〜スキルは右真ん中、魔法は左手前の棚よ〜」

「ありがとうございます」


俺は目当ての本を数冊取って席に座り読む。この世界の本は手書きだ。活版印刷などはないのだろう。


先ずは歴史

この世界には3つの大陸があって、それぞれに大国が一つと小国がいくつかあるらしい。


ヴァル大陸のハルラース帝国。軍事国家で人族至上主義。今いる国だ。ちなみに街の名前はトールだ。


ユグド大陸のラシル王国。人族が多いが亜人もいて、三つの大国の内では一番差別が少ない。ないわけじゃないけど。


最後ニヴル大陸のヘイム魔国。魔国が魔人の国らしい。この世界の魔人は国を作ってるけど、体内に魔石があり上位の魔物、知恵のある魔物という認識だ。


さらに魔物が国つくっているのにエルフや獣人の国はないらしい。ドワーフはユグド大陸に小国を作っている。鍛治の腕が買われ認められたそうだ。


先にも言ったが、この世界には亜人差別があり、滅多に亜人は人前に姿を見せないようだ。特にこけヴァル大陸では討伐、捕獲対象になっている。歯向う者は殺され、捕らえられた者は奴隷にされる。


「…ケモミミ差別反対。」


この世界の人種は


人族。

一番数いて、一番賢く、一番強いとされる。


エルフ

人より魔法に秀でており、長命である。耳がとがっていて、金髪碧眼が一般的。


ドワーフ

人より器用で力強く物作り秀でる。生涯小柄で酒を好む。


獣人

獣の特徴を身体に残した種族。人より運動能力が高い。狼人族、猫人族、熊人族など獣人で更に細かい区分があるらしいが不明。


鬼人族

赤い肌と額の角が特徴の種族。身体能力はどの種族より高く出会ったら逃げろと言われる。魔人区分でないのは体内に魔石がないからだ。が、数が少ない。


となる。人族一番強くなくないか?数の暴力か?他にも未確認の種族がいるかもしれないらしい。また、異種族間で子供は出来ないらしい。


奴隷制度もある。大きくは二つ。犯罪奴隷と借金奴隷。

犯罪奴隷は罪を犯した者がなる。戦犯なども入る。基本解放は出来ず生涯を奴隷として過ごす。捕らえられた亜人も入る。

借金奴隷はお金が無くなり身売りした人達だ。お金を払えば自分を買い戻す事も出来るが、奴隷の稼いだお金は基本主人の者なので普通ではあり得ない。主人の希望で解放できる。

奴隷が妊娠した場合は主人に子供の扶養義務が発生する。それを放棄する場合、主人は罪に問われる。子供に罪はないって事だ。奴隷解放していない場合、法律上結婚は出来ない。安易に奴隷を殺害する事も許されないが、死ぬまで酷使するのはいいらしい。なんの違いだ?


スキルは予測とおおよそ合っていた。強いて挙げるなら、熟練度は10が最高らしい。


1〜2 入門者

3〜5 中級者

6〜7 上級者

8〜9 達人

10 人外、到達者


また、槍技、剣技などでの使えるようになる技を戦技呼ぶそうだ。

戦技は強力だが、技の形が決まっている為熟練者達からすれば避けやすいようだ。ただ硬直時間なんかはなくて、途中キャンセルして別で戦技に繋げる荒技もあるらしい。

格ゲーみたいだ。


となる。魔法スキルの熟練度も似たような感じだ。

魔法の属性は


基本属性

地、水、火、風


上級属性

氷、雷、闇、光


その他の属性

無、聖、時空間


となる。基本属性は一般的に使われる。上級属性はなかなか適正者がいないらしい。その他の無属性は魔力を直接形にする。聖属性は回復魔法や浄化魔法だ。時空間はご存知、転移やアイテムボックスだ。


と、知りたい事はこんなところだろうか。


「ありがとうございました。」


司書さんに声をかける。


「は〜い〜またいらして下さ〜いね〜」


俺は宿に戻る。



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