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出会い~勇者side~

今回短いですけど勇者様の気持ちーみたいのを書いてみました。


あ、勇者様は何故かそこらの女性に惚れられる仕様になってますがハクアは惚れないです。女性なのですが(多分余り女子男子って事を考えないからかもですけど)


まぁ、そのうち容姿とか関係性とかまとめたいので『登場人物一覧』みたいなのをやるかもです。多分そのうち←ここ大事!(ご報告)

 俺がこいつらと会ったのは今日の昼の事だ。


 ーーー


「西の草原にゴブリンの大量発生ですか?」


「ええ。緊急依頼ですので早期解決が望ましいです。お受けなさりますか?」


「わかりました。お願いします」


『ギルド』で依頼を受けて、ゴブリンが居そうな所を探して見つけたら此方も見付かってそのまま戦闘体制に入ったんだよな。


 半分位まで減らしたら逃走するやつが出てきたから追いかけたらその先に人がいた。人を見付けた時は吃驚したな、ゴブリンにも見付かってて追いかけられてたから先回りしたけど危機一髪って所で助けられて良かった。


 ……いつの間にか1人倒れてたけど黒い髪だったんだよな。魔族かと思ったけどこんな風に簡単に倒れるはずがないし、他の2人は人間ぽいからゴブリンを倒し終わった後に血を落とす為でもあるが近くの湖に運んで……倒れたやつのも俺のと一緒に流そうかと思ったんだけど2人に止められた。何でだろ?


 夜営の準備して倒れたやつを寝かしたら2人は水浴びに行った。準備してる時に聞いたんだが、どうやら3人は友人で盗賊に襲われて逃げてあんな所にいたらしいがどうにも怪しいな。寝ているのが『ハクア』か。他の2人のは聞くの忘れてたな。まぁ、『リリィ』と『フィー』らしいが。あ、俺の名前も言ってなかった。だが、ハクアは黒髪だよな……何て思ってたら目を覚ました様だ。


 ………何か混乱しているみたいなのでスープを渡してみる。素直に飲んだのは良いことなんだが、警戒心と言うのは無いのか?大丈夫なのか、それで?


 気分の方は大丈夫そうだから少し話をしてみようか

 慌ててる。と思ったら俺の事がわかったみたいだ。それにしても元気が良いな。面白い。なんて考えててたら2人が戻ってきた。本当に仲いいんだな。そんな相手がいるのは少し羨ましい気もするな。


 その後も少し話したが……『勇者』について知らないのか?ふむ。合ってるとは言ったが他の事は言ってないんだよな。多分、分かってないよな。


 黒髪に赤い瞳……まさか、魔王じゃないよな?と思いたいがまず、勇者すら知らない上にどうみても人間なんだよな。……人間たが…まさか?


 ん?今何て?『無理するな』って!?ハハッそんなの初めてだな。いつもは立場のせいもあるが『出来て当然』の様にしか言われて来なかったからな。あー、ヤバい。俺が勇者だと知った上でそんな態度とか、面白いな。気に入るだろ?普通。


 笑ってたらハクアが何か聞いてきた。


 何だこれ?魔方陣の様にみえるがこんなの見たことないぞ。ハクアは慌てて隠してるが……まぁ良い。さっさと聞き出してみるか。その髪と瞳を含めてーー。

と、その前に2人が此方をずっと見つめてくる。ハクアが気付いたみたいだし、弁明しておこう。してもハクアは良く分からなそうな気もするが。


 ーーーーー。


やっぱり、ハクアは分からないって顔してたけど2人と話して少しニヤニヤしてた……寒気したけど大丈夫だよな?はぁ、いつもこうなるのは此方としても迷惑だし何とかしたいと思っていてもどうにもならないんだよな。


 それにしても、『黒髪』と『赤い瞳』について何も知らないとは思わなかったがそれならさっきまで何も弁解しなかったのには頷けるな。というより、これでこいつらは盗賊に襲われては居ないというのがわかるな。『黒髪』なんて見かけたら普通のやつは逃げるしな。


 さて、これで何となくは分かったな。こいつらはーー『異世界』から来たんだ。恐らくさっき見せて貰った魔方陣が原因だと思うがどうするか……。取り敢えず何処から来たのか言質取っておくか。


「………異世界から来ました」


 やっぱりな。さて、これからどうしようか?

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