責任とってくださいね♪/Yes Ma’am!
【登場人物/一人称】
『あたし』
地球側呼称《エルフっ子/エルフっ娘》
現地側呼称《ねえ様》
256歳/女性
:異世界人。エルフ。『あの娘』の保護者。シスターズの姉貴分。ロングストレートなシルバーブロンドに緑の瞳、白い肌。長身(数値不明)。革を主体とした騎士服にブーツに剣が常備。現代日本のファッションを試すことが多い、が、自爆する。でも一人を魅せるために挑戦は続いている。
だが元々美しい(体機能が高い)エルフの中では特に美人な(体機能が佳い)ことが「惚れた男がエルフじゃなけれは意味がない」から使えないのが悔しい。
エルフと同じ美感を持つ種族、交配可能な異世界人だけではなく美しさ(高機能)を感じられる異世界種族も、エルフは種族自体の体機能が突き抜けているために美しさ(機能)のレベルランクが解らない。エルフなら誰でも持っている美しさや可愛いらしさ。エルフの中でも突出した美貌や可愛さ。他種族からは「エルフは美しく可愛い」でまとめられてしまう。
環境に対して一定以上と以下であれば結果は変わらない。
自他共に意味がなくなるのは、最強と最弱のようなもの。
エルフ個々の個性を超えた美しさを理解出来るのはエルフだけ、が実態。
だから悔しいエルフっ娘は自分の美貌を意識した瞬間にコレは無いって悟らされた状態で容貌だけならハーフエルフのColorfulにすら危機感を抱いている。
Gカップ1/3
責任?
決して行うこと。
腹を斬る。
腹を斬らせる。
それが責任をとること。
秘書を自殺させることも責任をとったことになるわね。
まあ現実には、まず無いけれど。
実際の秘書関係者の自殺は、拷問に堪えかねて、だから。
死なずに済むなら死なないわよ。
監禁されて辱しめられ。
親しい相手、尊ぶ相手が人質にされ。
裏切るか死ぬかの選択肢。
スターリニズムには良くあること。
たいていは、死ぬのよ。
――――――――――まあ、当たり前、か。
拷問に堪えきれる人間は、少ない。
誇りは命と比べられないじゃない。
隷属させられるくらいなら、死ぬ。
特捜部に捕まり転向すれば、保釈後はマスコミに席が与えられ、人民裁判の証人になれるけど。
・・・・・・・・・・同志と頼んだ経理役が滅多刺しにされ自殺した後、捨て金を恵まれて乞食に為れる人間なんか、いない。
ならば誇りを守って殺されたことを生かしてあげるのも、責任の取り方。
―――――――すべて秘書がやりました―――――――
彼や彼女を拷問死させた奴らを一番苦しませる方法。
出世が出来なくなる、だそうよ。
それで儲かる訳じゃないのにね。
誰を殺しても責任は問われない。
役所の責任になるから絶対にね。
他者を否定しないと正しくない。
だから被告は生きてないと、ね。
生かして置けば、自白は造れる。
裁判にさえ出来れば否定は否定。
生かして置けば証言は要らない。
法律の概念が根本的に理解不能。
そりゃ日本で捕まるよりは海外逃亡するわよねぇ。
ん?
今は明治以降に発生した特殊な技法の話じゃなくて?
――――――――――枝葉は抜きに、同じ同じ。
決して行う。
これが、責任。
何を潰やしたとしても。
――――――――――仲間を殺す。
どんな手を使っても。
――――――――――敵と通じる。
誰を犠牲にしても。
――――――――――無辜の誰か。
欲しいが叶うなら、吊るされるなんて気にならない。
でしょ?
【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室】
俺が魅守る魅てるだけ。
いや守るのは国際連合統治軍だし。
いやいや俺の武装と権限は借り物だし。
いやいやいや巻き込んだのは俺の判断ですし。
侵略者の協力者へと問答無用で徴用された可愛相な被害者たち。
上は256歳から下は10歳まで。
幼かったり、大人びてたり。
精神年齢は十代半ば。
現代兵器が持ち込まれた世界で、一流の剣士。
現代技術が持ち込まれた世界で、魔法使い。
現代社会から侵略戦争中の大富豪の娘。
異世界転移は俺たちの責任じゃないが。
――――――――――占領司令官の国際連合統治軍大尉
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
――――――――――いかんいかん。
謝ってると気が楽になるよね。
だから俺は大好き、ごめんなさい。
重要なことには使えない手法。
大切な者は、いつも目の前に置く。
背中に一人おぶさっているが左右に先端が魅えるからギリセーフ。
全員を侵略者の庇護下に置いたのは俺。
・・・・・・・・・・思えばヒドイことしてるな。
「酷いことしないなんて非道いと仕草で24時間訴えてるのに寸溜スルーの鬼獣」
ごめんで済むから警察は要らない
・・・・・・・・・・一生縁がないと言いきれる。
別の誰かを助けて貰うことにして。
憲兵や警務なら良く利用するけど。
軍政任務中は俺が兼ねているソレ。
だから異世界種族の特定者に地球人類の監視や処刑を委任しても黙認されている、か。
俺が視てるか視ていないか。
だから見守る。
眼を離さない。
愉しみながら。
俺を視ている三佐みたいに。
「あぁ~それか肢体の隅々まで思うがママにし続けながら想いが伝わり難いのはそれか~もぅ」
まあ、お嬢は顎下よく視えない。
刻々ゼロ距離いやマイナス。
視ている内には、入らないわな。
「そりゃ待ちじゃない最中顔ガン見されても困りますけど敢えてヤるヤってると気付かせ後で訊く上にハッキリ大きな声で明快になるまで告白を強いるんですよね」
いやいや告白じゃなくて申告であって強いていないし眼を合わせるだけで心の底から自由意思で唄い始めます。
「なにその尋問プレイは警察と違って犯人の協力を期待出来ず事実を確認する必要がある捕虜応対マニュアル通りじゃないですか」
それな。
PKF実習を受けてから知った捕虜の取り扱い方。
これか。
普段からやっている子ども扱いの一部でしかない。
「女の子を日常的に戯り倒していただけなのにって殺し合いの戦場で捕えて相手の命を握っている状態の捕虜の取り扱いを日常的にヤってるドS」
面白いよな。
――――――――――日常に潜む戦場。
学習と訓練。
躾と洗脳。
支配と隷属。
――――――――――俺には関係無い。
上手いから。
「・・・・・・・・・・まあ、相手の欲求を言葉にさせて自覚を強いることで自我を強化する、っていうのは善く使えば洗脳の正反対なカウンセリングや学習と真逆の教育の技法ではありますが、善く使えば」
自己開示っていうのはアイデンティティーの決定過程。
小さい娘には大きい娘より、その傾向が強いんだよ。
俺だって子供時代は大人に色々お話したもんです。
大人はただ黙って聴いてりゃいいから相槌不要。
自分と他人に認めて貰う作業なんだから、さ。
「聴いてるとだけ知らせるに留めれば不安になって必死になにもかも伝えようとしますもんね手馴れた子は相手に合わせて話を造って必要なことだけ印象付けますが」
そうそう事実ゼロの話を創ると時間と手間と思考力が要るから事実を基にした方が楽だし、掛け捨て保険並みに後から頼る布石を打てるしね
・・・・・・・・・・それぐらい逞しく育てないとな。
「敢えて仕込んだ癖を躱して揶揄い貶めて自分だけには日常的に屈伏させて置くわけですか」
子どもを屈伏させられないなら大人じゃないね。
そんな奴を誰が頼る。
そんな奴に誰が逆らう。
そんな奴ら誰が倒す。
実際、うちの娘たちは俺に対抗し出してるから。
教育が良い?
「確かに命令から逃避どころか絶対拒否してますもんね命令を理解した上で自由を選択してる辺り隷属から奉仕へ転換済み一ヶ月経過」
反抗期かな?
今は視えないもう一人。
エルフっ娘は逆に保護者。
背中密着マイナス距離。
左右の肉球しか魅えない。
俺が守られてるみたい。
「はまってる嵌まってる挟まれてる」
三段活用かな?
暑そうに観えるが脂肪だからね。
むしろ夏場は氷嚢代わりは大げさか。
耳たぶくらいの涼しさはあるよ。
ふわふわ手応えは人を超えたナニか。
「血は局部に向かいますからね長い耳たぶが真っ赤とか顔が真っ赤とか突起部毛細血管が大膨張とかとか全身隅々までと言うよりむしろ三点集中」
プライバシーの侵害なんてもんじゃない医療機器とマメシバ。
観えないとこまでバイタル・チェックで何よりも何処を視てる。
まあ脂肪層を掻き分ければ熱い血潮を感じてるんだけどね、今。
「過去現在未来くっつかれてるかこねてるかなすりつけられてるかで感じて無い刻とプライバシーが何時あるんですか全員?」
ちっちゃい二人と違って引き締まった豊満がエルフ種族の特徴。
視た感じエルフっ娘は他のエルフとは違う感じがするんだけど。
いやいやエルフを何人も視たことはないんだけど直接となれば。
国際連合の公開非公開データベースにある三次元エルフデータ。
言ってしまえば人体の理想的状態をモデルにすればそれエルフ。
機能の最高値を計れば引き締まって、女なら凹凸が激しくなる。
エルフっ娘も例外なくそうなんだが、プラスαがあるんだよな。
Colorfulと見比べて引き立つエルフの特徴ではなくて。
エルフたちを見比べなくても感じらるのがエルフっ娘の特殊性。
身びいきを抜いて残るのだから種族を跨ぐ普遍的な特性だろう。
任期が終わる前にこの謎をとけるのだろうか、面白いゲームだ。
なお、ちっちゃい二人は脂肪分を多めに与えて大きく育てよう。
人型種族の理想的機能美がエルフ。
――――――――――ならば!
お嬢と魔女っ娘を甘やかし続ければ?
エルフに近づくんじゃないかな?
今の魅力のままエルフっ娘になると?
ワクワクしてくるな!
「お菓子の家で娘どもを全体的に肥らせれば骨格や関節や開口部に無茶苦茶出来る訳じゃないので無茶くらいにしてください聴いてねぇし」
首筋から感じるのはエルフっ娘の鼓動と呼吸とモジモジ感。
日本の娘どもらより極端に速いが力強く丈夫な心臓を感じさせるから安心。
そんな心肺動作だけではなく、甘えたがり故に正常な心象。
いつもより余計に、俺の身体にめり込んでくるんじゃなくて、俺が肢体にめり込まされています。
俺の触診、スキンシップもバイタル・チェッカーに負けん。
ちびっ娘たち同様に内臓直結な抱かれ枕な、この姿勢。
肢体の中から溢れる熱、響く音、身動ぎが佳く解る、完璧。
もっともっとは子どもの常識、正常動作。
もちろん嵌まって嵌めて嵌められなくとも、視てるだけで解るんだが。
「魅えてますよね視えないから」
他の娘たちだって離れていてもちゃんと解り続けてる俺、凄くないか?
今も御料理中で俺にゼロ距離出来ない魔女っ娘。
その御手伝いでプラス距離なColorful。
メイド五人衆は元々の距離で元々視覚アピール。
チラチラこっち視てくるのに手元が狂わないって、あの娘ら凄くない?
「走りスマホやながら作業なんか人間なら誰でも出来ますから人間定義は審議中にしてもそれよりなにより魅られてるだけの方が致命傷」
視られてるんだか、魅せられてるんだか。
――――――――――魅せられてるんだろう。
マメシバ以外の意図を感じる。
ちゃんと解っているとアピール。
一気に挙動不審が倍プッシュ。
慣れて良いんだ魅られることに。
君たちの生涯では日常になる。
誰でも惹かれて注目するんだよ。
今だけは虜囚の身なんだけど。
来年までに、かなり自由にする。
すると皆が魅了されるんだな。
可愛く綺麗で麗しいってことは、生涯それが日常ってことだから。
――――――――――慣せとくか。
僅かな期間で身内に昇格した俺が。
特別なんだよ、って扱い魅て示す。
だから。
オマエだけとは魔法の言葉。
絶対に拒否されることはない。
命を棄てても獅噛つかれる。
用量用法に細心の注意を欲す。
だから。
俺が魅せられている、うちの娘ら。
何の気なしに魅てないで細部確認。
もちろんメイド五人衆も視ながらなんだが。
魔女っ娘以下、御料理チーム。
服を着るのは肢体を守る作業中の常。
装束を統一するのは初めてだ。
基本的に皆、バラバラの衣装にアクセサリー。
メイドじゃないから当然なんだが。
お嬢が演出の為に傾向を合わせることはある。
お嬢は今、俺の顎下で自意識を失っているから演出してない。
魔女っ娘&Colorfulの同じ服
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エプロンドレスじゃね?