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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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622/996

不幸は遠くでやってくれ。

【用語】

『反抗期』

:認知能力の向上に伴う自他定義の一過程。第一次反抗期は自我の発生により他者との間合いを掴む挙動。概ね乳児期終了から始まり「三つ子の魂」が決まる。第二次反抗期は知識の増加に伴う社会との間合いを掴む挙動。概ね児童期に始まり「七歳にして席同じくせず」辺りで完了。基本構造は変わらないが、現れ方は文化によって全く異なる。


そも「反抗」と称されること自体が「所有される子どもと所有する親」という関係が前提。正しくは衝突、あるいは接触と言うべきだろう。


とはいえ偏見が在り限り、そうはならない。


「親子関係」自体が19世紀以降、地球人類の一割ほどが共有する習俗。多くの文化では全く違う現象として同じ過程が踏まれる。んが、人類の少数派である先進工業社会の常識がグローバル・スタンダードだと思い込む事例は多い。どの文化でも習俗習慣に合理的な理由などなく、単なる偶然と惰性による。ならば巨大な球体の広大な表面に点在する僅かな居住可能地域に住まう人類(第4話「そこにあるということ」参照)。有史以来ほぼ没交渉だった人たちが共有する偶然などあり得ない……自覚出来ないことは多い。

すると表層を見ただけで、根本的に無関係な意味付けをおかこなったりする。語弊はあるが擬人化のようなもの。大型の個体と小型の個体が近くにいれば、親子。複数なら家族。そう解釈して疑問を持たない。動物昆虫魚類に異民族、どれも同じく。

実のところ現代でも血縁より地縁に基盤を置く社会の方が多いのだが。


例えば著名な慈善家が難民キャンプで食糧支援をしていた体験談。

「乳児を抱えた母親に乳児用のミルクを与えても、母親が食べてしまう」と嘆き「乳児の体重を量り、減るようならミルクを渡さないようにした」という。


慈善家は「貧すれば鈍する」と考えていたが

……親子という概念が存在しない社会を考えもしない。


そも血統管理に必然性などない地縁社会。親も子もなく、大人も子供もない。産まれた子供は地域の共有物。余裕があるときには弱者をまもる。産める者が産み、授乳可能な者が乳を与える。皆が立ち居かなくなれば弱い者から死ぬ。生産余力が無い世界。生産力がある人間(大人(仮))無い人間(子供(仮))の為に犠牲になれば、全滅するだけ。生産余力が生まれたとして、地域共同体が血統でまとまるメリットは?


親子、家族、血族。

……よほど特殊な環境でなくては、()()()()()


文化人類学の基本概念。

「善い意味で偏見をもちなさい。偏見を抱かない方法はないのだから」

有名であり、比較文化などを学べば()()教えられる。

……一向に普及しないからこそ、必ず()()()()()()

限られた専門家のなかですら、初期に聴いて誰も聞かない。


今日も何処かで若い母親が戸惑っている。


なぜミルクをくれる優しい人が、幼児を引き取ってくれないのか。

幼児を護りたいなら連れていけばいい。

その分、自分たちの負担が減り、生き残る可能性がたかまるのに。



「親子は一緒にいるべきだ」

……そんな不合理な発想を持たないが故に。




皆の幸せは俺の幸せ

――――――――――の舞台装置。


目の前に二人(教官と美女)

周りに八人(うちの娘たち)

麓に数百(海兵隊)


故郷を失った者たち(在日外国人)

故郷を壊された子たち(異世界人/種族)

任期明けには帰る(何も失っていない)(日本人)


能否は問わない()すべきことを

――――――――――俺がもっと幸せに成るために。





【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺好みの空気。


在るべきモノ(責任)が在るべきところ(人物)に収まり(証人)認識してい(証言でき)るが理解してはいない(善意の第三者)

――――――――――それを誰かが(決定者)視ている。


おわかりいただけているだろうか。


うちの娘たちには全てが揃っているからな。

無いものを探すのが、難しいくらいだ

――――――――――反抗心とか?


それは追々。


盗んだバイクで走り出すところを罠にかけたり。

金属バットで殴りかかられるタイミングでビーンボール。

別に、と答える反復QAで同じ言葉を繰り返し繰り返し応えさせる。


そこまでやったことはないですよ?

――――――――――近所の子には。


ロシアとロシアの間にあった連邦で、みんなに合わせられなかった場合の治療法。

単調で無意味な質問への回答を繰り返し繰り返しくりかえさせると、あら不思議。

最終的にはとても素直な性質に構成、いや更正させることができます。


――――――――――肉体的に生きていれば。

もちろん死んでしまうことはあっても殺したりはしない。


人格が無くても、人は社会には適合出来る。

・・・・・・社会()人間()を合せるスターリニスト(官僚主義者)の作法。

もちろん異世界に地球文化は持ち込まない。


日本国憲法前文(国際社会に一任)に忠実な自衛官が国際連合総会決議(異世界文化不干渉原則)を守るのは当然だよね。


全ては時間が解決(先送り)してくれる。


年長組には第二次反抗期がくるだろう。

ちびっ娘二人は第一次反抗期かねぇ。

どうみても5年以上遅いが。


近くに大人がいなかったのなら、致し方なし。

・・・・・・・・・・俺が泣いてどーする。


子どもの概念が無い世界(異世界)

ってことは、大人も曖昧。

鏡がなけりゃわからんわ。


ここ(異世界)に来てしまうまで、地球人類って自覚が生まれなかったように。

――――――――――大人がいるから、すべて自動的に始まります。


俺だよ俺。

そーいうの得意。

大人の鏡、ここに在り。


あ、はい

・・・・・・・・・・かさねがさねたいへんおはずかしいしだいです。


日本なら俺が子どもに合わせてやってたのに。

掴まえたり、踏んづけるのを含め。

異世界では、子どもを大人に合わせてますね。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の周辺周回/魔女っ娘】


愉しそう

・・・・・・わたしには、観ていることしかできません。


ご主人様にとって「愉しむ」というのは呼吸と同じなのではないかと、思います。


息を吸って、吐く。

それは重要なことですけれど。

目的にはなりません。


大切なことでは、無いです。


生きるために生きてる。

そんな人いません。

同じことだと思います。


愉しんでは、いらしゃいますが。


自儘にして頂ける。

一部にはしてくださらない。

騎士様方の様には。

――――――――――――皆の生殺与奪を握りながら、わたし、わたしたちには振るわれません。


わたしたちは、

・・・・・・・・・・要らないんです。


わたし、たちの欲を知っていて、命じられます。


「自儘に生きろ」

って。

すべての算段を付けてしまわれ。

――――――――――わたしたちはそのていど。


だから。

だから「わたし()」は「ご主人様の一部(呼気)」になりたいんです。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


大人()としてどーなのか。


給仕される日常では気づかなかった。

給仕させてる今みるとヤバいなこれ。


130cm未満が荒ぶっております。


Colorfulを率いるシスターズのちっちゃい二人。

お茶に菓子にと御盆に載せて、踊るような仕草。


せめてサルヴァー(小型トレイ)くらいは小学生向けを揃えるべき。

危なげはないが、肢体が小さいと心配にはなる。


異世界みたいに生産余力が無いなら言い訳が効きますが。出荷先地球一個全人類を失った世界最大の工場(日本経済)


生産を留めてなお有り余る在庫。

――――――――――――――――――そりゃ何だって手配は出来るけどな。


俺の周りに、ちびっ娘たち専用装備を増やすのも、なぁ。

・・・・・・・・・うちの娘たちの運命を直視するのは、まあ、躊躇うよね。


一生、あるいは子々孫々、国際連合管理下。

地球人類の総意(国際連合)にて決定事項。

であるならば、俺の痕跡は残さない方がいい。


異世界人/種族(うちの娘たち)の生殺与奪権を握るのは、個人()ではなく組織(三佐みたいの)


俺の私用(家事全般)に対する利便性は要らない。

多少の我慢はしばらく(駐留期間)の間だけ我慢。


刻は今、うちの娘たちの生殺与奪権を握っているアレなソレに、アピールさせるチャンス。


可愛娘たちだから一生護ってあげよう。

――――――――――――――って、本人(うちの娘)たちの意向を完全無視するアレやコレ。


大丈夫。

三佐(アレ)は意外に少女趣味。


お人形(ソレ)遊び?

ペット(コレ)扱い?


世界を玩具にしてるアレ(三佐)

・・・・・・・・・・まあ、保護者に相応しい。


それが最適解と決められる、俺が。

動物が望みのままに造り上げたのが、動物園(社会)(身分)

野垂れ死にする自由、後悔する権利、屈辱としての自立。


自由自主自立?

――――――――――させるかよ。

最高の鳥籠をプレゼント。


よーく、観て見て魅いられろ。


かくして此処は戦場(お茶会)へ。

プライベート(シズターズ)からオフィシャル(Colorful)まで勢揃い。


現地協力者(シスターズ)は国際連合基準で同盟者。

故に、その行動は個々此処自身の判断によると解される。

軍属(Colorful)はもちろん国際連合の一員となる。

故に、その活動は各員各部署の義務によると認定される。


刻は今。


正式に提出され承認を受けた作戦中。

現地協力者(シスターズ)の接待。

作戦文に書いたよ。


接・待・って。


つまり接待を受けるシスターズはプライベート(私事)

よって接待する側のColorfulはオフィシャル(任務)

その最中に、別の組織(UNESCO)部隊(海兵隊)がやって来た訳。


この出会いの位置付けを即答出来るのは、最高権力者だけだ。


顔を観てやりたいぜ

―――――――――さあ、なにもかも委ねてやったぞ!


完全に記録されながらパブリック(公開)ではないのがポイント高いよね。


表情をひきしめないと、殺されるな

――――――――――ねえ、どんな気持ち?


俺たち。

軍政部隊&軍政部隊の護衛(おねいさんず)

彼ら。

合衆国海兵隊=UNESCO調査団。

(うちの娘)たち。

非国際連合な同盟者(シスターズ)+国際連合軍事参謀委員会直轄軍属(Colorful)


驚く勿れ。

Colorfulは軍政部隊所属(俺の部下)ではないのだ!


軍政の仕事してないしね。

仕事は軍事参謀委員会直轄業務、俺は伝達するだけ。

軍政司令官()のお世話は勤務時間外にやってくれています。


好意に甘えてますが寝ろって命令しないと寝ないし休めって命令するとあたふたするし

・・・・・・・・・・・・・国際連合事務局内部監査室にチくるのは待ってください事情があるんですあれは5年前の秋から夏にかけて以下略。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の周辺周回/魔女っ娘】


わたしは、ご主人様の命を思いおこしました。

がんばります!


ご主人様の欲する、わたし。


我儘になれ。

わたしをわたしでなくすこと。


貴男に必要な(わたし)になりたい。


がんばります。

わたしが、わたしでなくなるために。


もっともっと、ご主人様に気に入っていただけ、いえ、くことを。


・・・・・・・・・・・もっと、ですよ、ね。

わたしだけが楽しいんじゃない、ですよ、ね。


・・・・・・・・・・ご主人様に、傍に居ることを、許していただけるんだから、きっとたぶんえと、わたしを愉しんで頂いてる、はず。


ご主人様は、我慢されない方ですもの。

――――――――――それは間違いなく。


そうです。


気に入らなければ、傍に置かれる訳ない。

殺して頂けなくても、放り出されます。

仕方なく傍に置かれたりなんかしません。


大丈夫!


我慢しない方の愛は、間違いありません。

だから、わたしは、思うが儘に振舞えます。

貴男の好きな女になる、居続けるために。


ずっと、お側に (置いてください)




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺の恩師、うちの娘たち。


そろそろ、だねぇ。

――――――――――安全係数は上限に達しました。

プレゼンテーション終了。


きょうはね。

命を三日間繋げれば、次の三日間の仕込みができる。

それだけで。


沈没船から見つかった溺死体が、40Kgの金塊を腹に巻いていた逸話。


教訓、万全を期せば動きが鈍る。

貯金なんか、ほどほどでいい。

夜逃げして一年暮らす程度。


最低充分が確保できれば、後は遊び(賭け)


いつも遊んでいる時と同じように過ごす。

さてさて雑念を集めて、思考を鈍ら(なまくら)わせよう。


機を測るにこれほど都合がいい刻はあるまい。


なにしろ俺だけが知っているからね。

うちの娘たちの間合いを。


日に何度となく注がれる、お嬢の御茶。

常に周りを行き来する、魔女っ娘の配膳。

上達していくColorfulの家事。


いま行われているのは、それ。


ちびっ子二人が俺の視界から外れても動きがわかる。

二人を気にするエルフっ娘の様子でね。

リアルタイムモニターにキャッシュデータを合せる。


いつもの。


給仕されながら話し出す奴などいない。

話だせるのは配膳が終わった直後だろう。

そのタイミングは、人それぞれだけど。


俺の頭の中だけでカウントダウンが始まっている。

これで機先を制することができなきゃ嘘だ。




皆さん。


日本では死病が蔓延しパンデミックの最中だそうですよ?


わたしは見たことありませんが。

インド人もびっくり(笑)。


TVを持たないと見えないものが見えてくるようです。


きっとインドの人たちも

「インドでは死病が蔓延しパンデミックの最中だそうですよ?」

って驚いてるでしょう。


馬鹿どもは相変わらず「1日で○○人感染!」って馬鹿にしか見えない服を着て行進中。


昨日まで感染してなかったと、どーやって確認したよ。

ウィルスにタイムスタンプを見つけたらしい(笑)。

実際は「1日で発見された感染者数」と発表。


タイムスタンプが在ったらおもしろいですね。

新型(あるいはもう旧型?/嗤)コロナが発見され、WHOが「問題なし」って判定したのが2019年10月末。

普通に考えて数カ月前から伝播し始めていたでしょう。


日本にたどり着くのに半年以上かかってる見込み(笑)。

……コロナだって頑張ってるんですよ!


なら(無症状)感染二年目でもおかしくはない。

それが続々「発見」されているわけで。


……探さなくていーから。

以下、ご存知の方も多い御話。





コロナ患者はいつ減るかって?


そりゃ、季節の変わり目には増えますよ。

また減って、真夏に増える。

また減って、季節の変わり目には増えますよ。

また減って、真冬に増える。


季節の変わり目にコロナ感染者数が増えるのは、当たり前。

真夏の盛りも、真冬の最中も、感染者、ではなく、「感染を確認された」人数が、増える理由。


自然に体調を崩すからです(笑)。

環境が厳しくなれば人体固有の免疫機能は警戒体制に入ります。


外部からの刺激に対して。

発熱で異物を殺そうとする。

くしゃみや咳や鼻水で異物を外へ。

外部と接触する粘膜の防備を固め、刺激から遠ざけます。

……味や香りが判らなくなるくらいに(笑)。


「コロナに感染済み」で何の異常も無い人が「季節の変わり目」だから体調を崩して病院に行き検査を受けて「コロナ感染」が発覚する。


そんだけ(笑)。


え?

コロナ対策(笑)に効果があるわけ無いじゃないですか。

内容を御覧ください。

ひとつ残らず「感染症対策」とは無関係な迷信です。


厄除けのお守りの方が効きますよ。

……馬鹿ってすごい(笑)。


「細菌とウィルスの違い」すら判らない馬鹿が考えた「パンデミックごっこ」じゃ風邪すら減りません。

……昨年から風邪の発症数をコロナと名付けて発表してますが(笑)。

なおインフルエンザ患者が病院に近づかなくなった模様(インフルエンザが減少したってよ/嗤)。


義務教育制度の欠陥ですね。


日本は落第がありませんから。

履修するだけで習得せずに終わってしまう。


馬鹿とハサミは使いよう。


意外に重宝されるんですよ?

思考過程が無い虫けらは。

……ある意味で、成功した教育制度かな?


官僚主義者(スターリニスト)には絶対に必要な人形(舞台装置)です。

人形を周回させて置けば「みんな」に見えるでしょう?


そうすれば命令(責任)なしに従えることができる。


ということは各国の選挙日程にも注目です。

フランスと英国とドイツがまだまだ続きそう。

合衆国は下火かな。

日本派今年いっぱい殺る気かよ(笑)。



更新スケジュールが安定するのも「気候が安定してから(コロナごっこ終了後)

あるいは

政権が安定してから(コロナごっこ終了後)

となりましょう。


ささ、コロナ終了第二回予想を始めましょう。

まずはパドックを観て周らないと。


では今週も人形の街を観て周ります。


暖かくなりきらない、というところ。

季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。


ご自愛ください。

コロナ対策(笑)に巻き込まれたら殺されますから。



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