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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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鍔迫り合い

【用語】

『国際連合軍大規模集積地』

:異世界への武力制裁活動に伴い設けられた兵站拠点。日本列島中の在日米軍や自衛隊の基地施設装備人員に民間から徴用した物資を移動。制裁対象である異世界帝国の動産も可能な範囲で輸送管理している。基地機能と物流拠点、後方支援機能を併存させている場合が多い。「出島」と名付けられることが多いのは「文化的生物学的な相互汚染を防ぐため」異世界と地球を隔離する為に厳重な接触制限を行うことが第一義的な存在理由であることに由来する。一部には捕虜や接収資源、協力者に参加者とその友人縁者などの異世界人/種族を収容。だがもちろん異世界から隔離された集積地の中でさらに異世界人種種族は隔離されている。

第13集積地は管理下にある接収資産(帝国領民)100万~50万と帝国軍捕虜に周辺地域からの出稼ぎを合わせ「異世界人/種族の収容数が最大」でありながら前線と数千km以上離れた位置にあるために「配備されている戦力が最小」の集積地。

常時任務があるわけではない化学戦対化学戦部隊が休暇配置されており、殲滅目的でさえあればフルオート可能な自動兵器の配置密度が最高であれば「特段の問題は無い」と軍事参謀委員会は判断している。

ただ集積地事態の戦力は少なくとも「異世界最大の文化資料」である聖都を管理下に置いている関係でUNESCO調査団が常駐している。その調査員と護衛部隊の方が集積地部隊より数が多くなってしまうのは「疑わしくない者以外は皆殺し」でいい集積地管理と「殺す過程も記録したい」異世界調査任務の違いからくるのだろう。



「カメイツジ」

「いつでも撃てるようにしておいてください。あと仮名ツジです」

「普通科前進、敵防御線から1km内に入れ!」


「別に貴方が命令しても良いですけど。なにをしてるんですか?」


500m(小銃の有効圏)を切るまでは撃たれない」

狙撃兵(射程0.8~1km)はこちらを向くのでは?」

「狙撃は斥候と指揮官以外狙わないからな」

「部隊単位での前進はそれが理由ですか?」


「撃たずとも寄せるだけで反応()()()


「刺激すれば偶発戦闘になりませんか」

「それに勝ってもかまわんだのだろう」

「かまいます」

「なら任せろ」

()です」


「相手は撃てるからこそ、撃たせないように強いる」

「対峙する海兵隊指揮機能をこちらに割かせる、と」

「予備戦力も此方に向かせる」

「向かせるだけで動かせない」

「向かせればどちらにも動けなくなる」


「残りはどうやって抑えるんですか?」


「海兵隊は三分割中」

「一つは包囲ですね」

「それで兵力の半分は動くことができない」

騒ぎの元凶(UNESCO調査員)を抑える役目も兼ねてますから」

「残った半分の予備戦力を我々に備えさせる」

「半分と半分で合計二つじゃないですか。あと()()って言わないでください」

「三つ目は一人」

「――――――――――神殿内ですか」


「これなら今すぐ(いつでも)撃てる」

「いつでもと今すぐは違いますからね」

「そうだったのか」


「予備は半個大隊、此方で引き受けられますか?」

「数で劣るが支援(駐屯地の火砲)で勝る」

相手(海兵隊)にも判りますよね」

海兵隊(相手)にも解ってるさ」

「第13集積地の陸上自衛隊戦力(野戦砲と化学兵器)を知っている」

「化学兵器ごと我々(第七師団)の指揮下に入ったこともな」

わ・た・し(軍事参謀委員会)指揮下(責任範囲)ですが」

「うむ、俺たち(牟田口二尉と仮名ツジ)の戦力だ」


「・・・・・・・・・・我々(増強中隊)彼ら(海兵隊)選択肢(動き)を潰せる?」


選択者(海兵隊)を潰せる」

「刺し違えでは?」

「刺し違えだが?」

「注意してください

――――――――いつでも殺せる(撃てる)から、撃たない(殺さない)ことが伝わるんですからね?」






【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺は絶望とは無縁の男だ。

知ってる?

大切なことなので以下略。


うちの娘たちとの信頼関係を保ちつつ、すべての女の好感度を下げないように努めつつ、5%程度の女と深い関係の回転率を回復し、うちの娘たちに気が付かれなければいい。


結果として俺は子どもたちと女たちに楽しいひと時の想い出として一生残り続けるのだから最高ではないか!


後々、(大人)は俺と同じように好き放題で生きていけばいいし、俺の責任範囲である子どもたちの安楽な生活は国際連合の侵略戦争に組み込み全員の結婚式にはドヤ顔で乗り込むことができる。


あ、あと、殺し合いにならない(殺す側で居続けられる)ように配慮しながら任務をさぼることも忘れないように努力。


末尾の目標以外が不成功?

――――――――――これからこれから!

都合良く行かないのはよくあること。


一時的かつ暫定的な転進は日本の歴史の一部です。


女を担いだまま(他人の)通りすぎる通行人(ふり)、のセンはだめだった。

俺、に渡された手土産()に見える。


いらんがな

―――――――――いえいえ、貴女はとってもたいへんぜひ欲しいですけどね。


女は欲しい常に欲しい。


そして俺の内輪の眼をすこしは気にしてほしい。

俺の周りの眼は女ばっかり何ですよ、今のところ。


他人なら、どーでもいいんですけどね。

此処に居るのは身内。


俺が(身内)にどう見られるのかはとっても重要ですよ?


既に身内な、うちの娘たちに部下。

近い将来身内にする、おねいさんず。


既定と未定が混ざってますが全部予定で間違いなし。


この瞬間、俺の評価は取引停止。

ストップ安より悪い、上場廃止。


開戦と終戦の時期を決めることができれば上がる利益は無限大、と言ったのは誰だったか。

それを決められないなら戦争経済は博打と同じ、胴元以外は損をしたと気が付かないだけ。


法人ではなく個人に株式市場が在ったら、利益確定に入るころあいだ。

――――――――――空売りの。

※空売りとは債券販売の販売予約。


せっかく売り込んだ俺の信用が底値で済むのかこれは?


運んでる人と運ばれてる女。

置かれた女と置かれた俺。


利益確定に入られてる音がする

――――――――――俺の。

今さら他人のふりをするわけにもいかないし。

――――――――――いやいや諦めてはいけない。


是でも博打は好きなほうだ。


ワンちゃんあるかもと思って最低限一回声をかけたらうまくいくことだってある。

千回が万回の空振りがあるからこそバントヒットからホームスチールを決められるのであって。

っていうか百人に千回声かけて、一人の女としばらく過ごせたら大儲けだよね。


などと言っても理解を得られない、のが好都合。

・・・・・・・・・・女の価値を一番知らないのが女。


仕事なんかする暇があったら女口説くよね。

老後の心配なんかするなら女の心配をする。

金なんか稼ぐより女の好感を稼ぐのが当然。


だから()は呼吸するように声をかけられるのである

・・・・・・・・・・呼吸が止まって早や45日。


たとえ幼女(ょぅι゛ょ)の眼に挑まれたとて、世界記録を更新阻止

・・・・・・・・・・毎秒誓いを新たにしています。


デシ秒(100ミリ秒)を基準にすれば、チャンスは10倍!


諦めたらゲームセット。

王手を指されるまでは敗けてない。

なんて言ったら将棋連盟が怒るだろうが。


勝ち目はなくても世界が滅びるまで繋いだら、引き分けだよね。


俺は正面から状況を深く鑑みる。

概ね五秒。

誓いを50回くらい繰り返した。


判断に困ったときは相手の眼を真っすぐ正面から見つめるのが大切です。


心が和めば状況もよく整理できる。

いえ、マッチョではなく女の目を。

あくまでも女の瞳を見つめ考える。


その方が楽しいじゃないか。

――――――――――眼を合せた方が負け。





【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族右腿上/魔女っ娘】


おっきい青龍の騎士様。

わたしに女の人(貢物)を降ろして、屹立する姿。


それが余りにも

――――――――――普通でした。


髪は白髪混じりの銀髪。

御歳に見合った肌は風雪に鍛えられたような。

瞳の動きはこれもまた、遠くの方が良く見えそう。


どこか既視感が、あり

――――――――――黒旗団の騎士長様!


褐色の、お爺様。青龍の老騎士様に、雰囲気が似てる

――――――――――きっと、ご主人様の味方です。


だから殺し合いにならないといいのですけれど。

青龍の方々は、味方や仲間で気軽に命を賭け合うので

・・・・・・・・・・余計なことですね。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺に目を向けた恩師の言葉。


「女が9分に男が1分」

勝ったな

――――――――効いてる効いてる子どもバリヤ~。

これはもはや、防御ではなく攻撃ではないか。


カウンターラッシュ!!!!!!


ここで退け目を感じさせる。

子どもたちとのピクニックを邪魔したんだぞ、と。

せっかく俺が子どもで遊んでいたのにどうしてくれる。


うちの娘たちも不機嫌。


エルフっ娘(256歳児)の不満が解消できなかったら高い高いでもしてくれるのかと小一時間。

――――――――――不機嫌な子どもアタック!


まっとうな社会人(恩師)には大きな効果を持ちます。


老練な我が恩師(海兵隊軍曹)のマッチョアタックは予想外だった。

歴戦の海兵隊軍曹(我が恩師)もチャイルドアタックを予想しまい。


硫黄島のごとく準備された陣地はどのような攻撃も跳ね返すのだよ。

・・・・・・・・・・・・・しばらくは。


(恩師)に攻め込まれたのか、恩師()を包囲したのか。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族左腿上/お嬢】


わたくしは、ことさら女を無視、してみせます。

本当ならば気付かぬ素振りが常道ですわね。

ただ、わたくしの姿勢を示しておくだけ。


ご領主様に全身で寄り添う気持は悦びだけではありません。


人前で様々な仕儀を受けることに等しく。

わたくしが誰の物か?

世界中に、は無理でも、皆に判らせる為。


自慢もありますし、それがいえそれもいいとは申しませんが、それもあるのです。


ここで採るべき姿勢。


どんな女であれ受け入れぬこと!


――――――――――わたくしが、です。

ご領主様が受け取られても、わたくしは認めません。

無論わたくしごときが何かを決める訳がありません。

知ら示すべきは

――――――――――そう振る舞うことが、わたくしに許されている、ということ。


自負こそ在れど、自惚れは無し。

わたくし、世界一の女ではありません。

ご領主様を虜にも出来ておりません、まだ。


ならば(恋敵)も増えようというもの

・・・・・・・・・・しばらくは。


奥向き、女のことは、わたくしが差配してみせます

――――――――――決着がつくまで。


その為の第一歩ですわ。


ご領主様が、わたくしの野心を愉しまれ許してらっしゃる。

ならば予測を越えて、もっともっと、愉しんでいただきませんと。

こと在らば、そのときに罰して(御褒美)いただくことになりましょうし。


ご領主様に嫌われることが有り得ない

――――――――――――――――そう常に毎日何度も肢体に思い知らされているからこそ♪


ご領主様の営み、その一部なりと、わたくしが担えたら?


わたくしが嬉しいだけではなく


――――――――――ご領主様の興にもなりましょう。


だから、わたくし、敢えて女を観ませんの。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


待て待てオカシイ!

俺が女にばかりだけそれ以外を除外して注目するのは宇宙の真理として万古不変。

何故に貴官(教官)が女を?


一触即発、銃撃戦直後の戦場で、何故こんな使い方か。


俺に対するピンポイント(禁欲生活45日)アタック(口説いていい美女)だと常識的に考えてしまった。

獲物か手土産扱いしたせいで効果が半減、いやいや三割引き。

口説く前に慰めないといけないとか、がっかり。


一歩間違えなくても立ち直らせて送り出してしまいそう

―――――――――――――――それを気付けぬ男が、いるだろうか?


そもそも女を使うなら、女扱いするに決まってる。

ことさら丁寧に扱い、儀礼と演出で飾り立て、やっぱり使うのを止める。

そこまで逝けばこそ万難を排してでも口説く訳で。


数ではなく率を重視する俺でも無視するのは難しい。

―――――だからこそ、大した問題ではない、と感じてスルー。


いかんいかん、注目すべきはマッチョではない。

それなのに筋肉(ゴリラ)に眼を奪われていた。

余りに自然な不自然演出。


あまりにも拉致がハマっていたから、全体像(拉致事件)で見た。


手土産()

――――――――――手土産()、がポイント。

それに気が付く俺スゴイ。


内懐まで踏み込まれたのは、俺だ。

手土産扱いに同情して警戒心が無くなっていた。

彼女(地球産美女)は俺を遇う(あしらう)手間暇技能にリスクが必要ない。


なんだかんだで目の前に女を置かれてしまった。

――――――――――が、ここからだ。


格下()相手と油断したな?

今こそ我が師を超える(とき)ぞ今!



いつもの。







ワクチン普及が遅れているようで大変残念です。

はやく射ってあげないと「事故」が起きないじゃないですか。

馬鹿が減らないのは、とてもとっても残念です。


マスクレスライフを続けてはや、えーと、一年以上かな。


「マスク無しで入るな!」

って言っているお店には入りません。

キチガイ(コロナ馬鹿)に稼がせるのは間違っておりますから。


「マスク着用にご協力願います」

って言うお店は普通に利用しています。

うんうん、わかるよわかるよ、馬鹿に絡まれたくないよね。


自粛と同じ。

自らの判断が問われるところです。

……誰にも気にされないのは、なんだかな、と。


そんな大人の対応で、別に困ることは無いんですけれど。

先進各国のごとく、銃器爆弾火炎瓶でコロナ対策に対抗する人々の気持ちも判ります。

そりゃそうだよね、人間の尊厳を否定したら戦うよね、と。


こーいう人たちが差別や迷信を打破してきたんでしょう。

恥ずかしながら、わたしはそーいう人たちの上前を撥ねてるだけですが。


本来ならワクチン接種を全力で応援しなければいけないんでしょう。

出来ることからコツコツ奨める誰でもできる身近なテロル。


いえ、愉しさで言えば

「バーカwwwwww」

って嗤いながら、ワクチンを射つ姿を観てあげたいんです。


もちろん直接目の前で。

馬鹿を罵倒するのは直接じゃないと。


いやそれで射つのを止められたら、人類社会の損失ですけど。

商品名「ワクチン」の偽薬でも、事故れば馬鹿が減りますし。


コロナ馬鹿は罵倒される為だけに産まれてきたのではなく、事故向かっていき地球環境保護のために貢献することも使命なのですから。

いや、産まれてこないのが一番ですけど、産まれてきた挙句にまだ呼吸しているんですから、活用法を考えてあげるという意味で。


という訳で頭が悪い奴が始めた間抜けな措置が始まる前の街を観察してまいります。

それが始まった後の経過も観て歩くので、もしも仮に万が一、更新に支障があるかもしれません。


では、また来週!

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