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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十三章「未来予定図」

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お前が悪い

【用語】

『責任』

:以下の条件を満たしたものに発生する概念。

結果を予見可能であること。

結果に影響を及ぼしえること。

結果への介入可否を判断できること。



「親は子供の人格形成に責任がない」

人間の人格形成についてレシピは存在しない。

故に第一原則に当てはまらず免責される。


「有権者は新型コロナ対策について責任を負う」

選挙権保有者は三原則すべてを満たしえるので殺人の法的道義的責任を負う。

※自殺関与・同意殺人罪の可能性をなしとはしない。

国家賠償の対象であり賠償金はもちろん税金経由で被害者を含む全員が負担。

※納税者(負担者)と選挙権保有者(責任者)が一致していないので還付の対象になる可能性なしとはしない


行使にあたる公務員の故意は個人責任となる部分なので、別途個々人が訴追刑罰や賠償責任の対象。

公務員とは「公権力の行使に携わる者」なので官僚だけではなく、官僚に従った政治家も含まれる。



「二人より多ければ修羅場だが、10人以上なら人生にすぎない」

※とある男が最近知り合った女(?)に言い切った言葉。


――――――――――はい、注目。


みなさんはこーいう男を、独り、己だけの、虜にするんです。


「キミだけを愛している」と3(Piii)以上の真っ最中一人へ言い切りウソ発見器は無反応。

同時攻略中の女たちが同席中、一人に「キミ以上に魅力的な女はいない」とあっさり断言。

女とイチャイチャしている最中、別の親密な女と出会っても何も動じないで互いを紹介する。


それでフラれてもフラれないことがある時点でアレですがまったく気にしないで数年越しに寄りを戻したりする男です。


んが!


貴女(×8)なら殺れます!

身と心を斬り別けずにセットで!

過去から未来まで余すところなし!


打倒ハーレム!

頂点は常に独り!

私が信じる貴女を信じる!



なんばーわんよりおんりーわん!


さんはい!


《異世界から降臨した愛と性の伝道師による時局大講演会(参加者8名):国際連合安全保障理事会/軍事参謀委員会無認可》




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


要点はひとつ。

俺が標的だった、こと。

つまり。

――――――――――過去形。

・・・・・・・・・・うちの娘たちは、無関係。


おねいさんず、国際連合統治軍は、うちの娘たちの味方だろう。


それ以外。

俺が知るべきでないことが、ひとーつふたーつ、たくさん。


知りませんでした!

――――――――――と言い得るように。

以外に使える言い訳です。

お試しあれ。

であれば?


決定。


知らずに置くために知って置くこと。

巧く知らないフリをするために、な。


この場に在ること以外は考慮しない。

この場のことだけは、把握しておく。


No2の、露出した口元に注目。


決して断じて、いやらしい意味や愉しみためだけではない。

趣味と嗜好と都合を合わせるのは大人の嗜み。


仕事?

しらんがな。


次の一手が出てくる前に、最初の二手を考え尽くしているだけだ。

・・・・・・・・・・・・・・ほかにやることが無い、ともいう。


真面目で誠意溢れるナイス・ガイは女に助けられるんだな!

――――――――――この御礼は必ずいたします。


が、御詫びと御礼はナンパの基本、というのはたまたま偶然の一致です。

なお勤務中にナンパしていたと誤解されそうです。


それは誤解だ

――――――――――女を口説くのは生活です。

寝て食って、女を口説いて仕方なく、舌打ちしながら仕事する。

まったく、困ったもんだよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それで終れば苦労はしないししたくはないが。


彼女(No2)の言動は、俺への好意、以外の何かがある。

でなきゃ命をかけられるものではない。


それが結果として、大勢の命を救うことになるとしても、だ。


いえ、濃淡はあれど、俺への好意は間違いないのですが、そこ以外も確認することは、今後のお付き合いにとどまらないほど重要だから。


なぜ聴かせる?

――――――――――俺が俺であると知らせるため。

誰に聴かせる?

――――――――――此処に居る誰でも可能性あり。


言い方もアレだ、誰が聞いても誤解を招かないように、している、ような?

――――――――――全員へ、聞かせてるのか?


No2は胸が苦しい女性自衛官

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってだけじゃない。


俺のコナかけ、まあ照準眼鏡経由のナンパ、に応えた何人か、の一人。

何人が興味を持ったのか、何人が好感触だったのか、それは判らん。

簡単な合図やシグナルを、いくつかの経路でやりとりしただけだから。


内容を見て、複数人のセンスがバラバラに、時に複合されたり揺らいだり、って感じで4~5人がのってきてるとアタリが付いた。


スナイパー中心だが、結構ノリが良く、洒落や頓知に反応アリ。

ま、興味なしや反感を感じた女は、関わらなかっただろうしね。

そこを掘り下げるのは、この場を乗り切ってからの重要な課題。


そのどれをとっても、今のNo2の感じじゃない。

短文短時間だからこそ、センスが開くもんだ。

ってことは、素の話し方ではなく

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おねいさんず、に、だけではないような?


そうか

―――――――――これ、ブリーフィングトークだ。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形聖都/聖都市内/中央/大神宮内中央/青龍の貴族の右前/魔女っ娘】


わたしが立ち上がるのを、こんどは許していただけました。

ご主人様の腰に顔を埋めていたのですが、お腹に耳を当てています。

いえそのえっと、離れたくないだけというのは無理がありますけれど。


けっして背伸びしても胸の厚さを辛うじて感じるくらいで、抱き上げていただくどころか背伸びもなしに胸元に届く、ねえ様が羨ましいとかそういうことだけではなく、うぅぅぅぅ。


そんな欲には目をつぶり、皆様を窺います。

なぜだか、わたし、たちが注目されている、様な?

様なじゃないですよねはっきりとご覧です!


ご主人様の女だというだけの、何も取り柄が、それだけ華あれば身に余ってしまう程度の女なんですけれど??????????


取るに足りない者だということがお役に立ったのか。

わたしと眼、が見えないんですが、視線が合った方。

青龍の女騎士さま方が、力を抜かれるのが窺えます。


――――――――――良かった。


ご主人様への侮りは感じられません。

私だけが、相応に見られた、みたい。

ご主人様の付け足しにもならないと。


ちい姉さまに言われるように、彩や飾り位に成れるのは

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・諦めちゃダメですよね!


向かい合って立つ青龍の騎士様たち

その後ろや横にいる方々。

構えを崩さずに力を抜いていきます。


わたしが侮られることで、皆さんの力が抜けるなら、いいんじゃないかな?


その動きはまるで波紋のよう。

でなければ、皆さんで一つの生き物みたい。

やっぱり青龍の方々は、一頭の龍の様に動くんですね。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


皆に聴かせてる?


俺たちに聴かせる必要はなかろう。

俺に伝わりゃ良いわけだし。

俺が知れば、俺たちが動いたり留まったりできるから。


なら、ここにいない、誰かも聴いてるな。


壁にピンカメラ。

窓に振動感知器。

飲料水には自白剤。


俺にとっては、なんの変哲もない日常。

趣味と職務が完全に一致してる上官がいるからね。

BGM替わりに見聞きして、記録の書き起こしを読みながら食事する。


部下を監視しているとは知らない、部下の監視記録。


盗聴盗撮盗

・・・・・・・・・・盗って漢字が申し訳ないほど。


そんな上官が、ここ最近、うちの娘たちに御執心。

苛めたがってはいないようだ

――――――――――――――――性癖だったら邪魔してやるが、違うっぽくて、突っ込みません。


気に触るなら殺してるだろう。

気に入ったなら、さらっていきかねない。

気にしてるのは、何故なのか

・・・・・・・・・・やぶ蛇な予感が200%オーバー。


だいたい2回左遷されて、世話をかけるためだけに時間と手間を費やして、ちょくちょく遊びに来られる計算

――――――――――現在進行形。


異世界に左遷されて、異世界で左遷されて、小まめにサボりの邪魔をする。


当然、おねいさんずのような、普通の自衛官には関係がない世界。

No2が、盗聴者に向けて話してる、ってのは考えすぎだな。

なら、此処に居る皆で、認識を一致させようとしている。


やっぱり皆に聞かせてる?

ブリーフィング・・トークに戻ってきた。

ならば、それでよかろう。


プラスアルファはあっても、基本はそれ。

まあ個々に装着した首輪、監視記録装置(ドック・タグ)に記録しているのもあるのかもしれん。


国際連合軍派遣要員は、24時間いつ視られていてもおかしくはない。

肌見離さぬ、銃殺にされたくなければ、身に付けた監視器機だけではない。


自他の索敵装置だって、味方を索っているからな。

だが当然、視ることが出来る/視られている、は別。

めったに俺たちと同じ体制をとられるような部隊はない。


だからまあ監視体制は記録体制。

個々兵士一人一人の監視データ。


それは、なにもかも日本列島のデータベースに保管される。

すべてのデータは安全保障理事会の承認がない限り、消されない。

中にはWHOの防疫作戦に使われるために、改変不可能な記録媒体すらある。


それらはイザというとき、もしくはランダムに確認される記録データ。

ゆえに完全監視体制は、完全記録体制。


大半の兵士は漠然とした畏れを常に感じているだけ。

それが一人一人への手間をかけずに一人一人を制約する。


誰かが視てる、かも知れない。

誰かが聴いてる、かも知れない。

誰かが見聞きする、かも知れない。

――――――――――監視者は個々人の中に構成させた猜疑心。


お天道様がみてる的な自主規制による体制。


視てるのは地球人類の総意(国際連合)

――――――――――他人が居なくても機能する独りディストピア。


Big Brother is Watching You!


だが

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・特殊な任務に着く兵士、特に将校は、別な使い方をし始めている。


自分の行動や判断/受けた命令/証明したい事実を敢えて記録させる

――――――――――イザという時を招かぬように、保険として。


特に始末されやすい、異世界人と関わる任務では一般化しつつある。


まあ不要な接触があれば、誰の責任であれ当事者が消毒されるんだけどさ。

どさくさ紛れに対する保険にはなるよね

・・・・・・・・・・安心を買うけど安全は買えない。

まさにソレ。


おねいさんずの使命からすれば、聴かせ、で保険をかけるくらいするだろう。

自主的に異世界人、うちの娘たちを護ろうとしてくれるくらい。

意思と実力、それで始末されない常識。


一人一人がそれをもってないと、成り立たないグループ。


って、ことは?

俺も一安心。

間接的コミュニケーションで正解を手にいれたことを、直接的コミュニケーションで確認。

No2の半個人情報は、国際連合軍に記録させるほどに正しい。


個室の位置さえ確かなら、室内には着いたも同然。

これは俺ローカルな定石なので誤解しないよーに。

誤解するような貴君は証明する前に割腹よろしく。


介錯が必要なら呼んでくれ。

自殺幇助などで掴まる俺ではない。

君が死ぬ権利を誰に否定させようか。


そうすれば、彼女たちが嫌な思いをしないで済むからね。

嫌な目に遭った女に付け込むのは好きじゃないんですよ。

心も肢体も健康な相手じゃないと愉しさが限界を超えないんだって、まじでまじで。


故に高度な経験に基づいて部屋とかそういったパーソナルスペースを訪問することを勧んで喜んで教えてもらうのである。


そこから体内には衣服一枚の距離しか

・・・・・・・・・・なんか、うちの娘たちの、眼が痛い?





発信器を自ら付けたい人、挙手!

自ら頚を差し出すなんて良いカモ、いや人ですね?

たいへん良い値で売れそうです(笑)!


鐚銭だって、馬鹿にしちゃいけません。

馬鹿にするなんてゴミに失礼。

コストゼロなら利益率無限ですからね。



そんな素晴らしい「御伽噺」は実在します。





ココアとやら言うアプリがありますね。

COCOA、Contact-Confirming Applicationでしたか。



あれの仕組みは素晴らしいものがあります。

単純で目新しさがまったくなく無意味でコストゼロ。


開発者のセンスには脱帽せざるをえません。


無(開発費)から有(国家予算)を生み出す(ちょろまかす)錬金術じゃねーか(笑)。

あーいう詐欺……アイデア商品は大好きです。


馬鹿は踏みにじられ侮蔑される為に産まれた……産まれちゃダメだし、反省して自ら取り消すのが当たり前……のですから、馬鹿をカモにするのは人間としての責任です。


いえ、馬鹿から小銭を巻き上げる人たちのなかに、知った顔がいるかも知れず。

ちょっとおごって共犯にして(笑)。


採用しやがったのは、さすが厚生労働省……馬鹿は際限がねーな(笑)。


何を見たら意味があると思えた(笑)ナニが見えてるんだ馬鹿には(笑)。

いやいやもしかしたら虫けら並みに考えるフリをして、頭が悪い奴に見せ付ける努力のフリなのかな?


わざわざ意味もなく発信器をダウンロードした方には是非とも、ご一報ください。

ナニが見えているのか興味があるので研究したい。


「権限があるが責任はない」

カモられるために運営されているのが、中央省庁。


彼らを獲物にする限り、絶対に捕まりません……「騙された」と認めませんから(笑)。

閉め出されることはあるかも……社名と代表と営業を入れ換えれは再入園可能(笑)。



「銃を突き付けて買わせた……とでも言うのかい?」

とは著名な小説に出てくる詐欺師のセリフを脚色。


「俺は馬鹿どもに事実だけ懇切丁寧に教えてやった。『ある種のウイルス感染者を特定できるかもしれません』……その辺の誰かを指差せば感染者かもしれないだろ」


思考力が無い馬鹿なら、騙す必要もありません。


「ソレに金を出したのは、奴らじゃない……あんたらさ(笑)」


そりゃそうだ。

わたしは能無しが「思い付いた」給付金もちょろまかすことを、心から推奨します。

馬鹿を侮辱するのは人間の使命。

馬鹿から巻き上げ、馬鹿を罵倒し、コロナ対策を妨害しないとなりません。


こうしている間にも、馬鹿が馬鹿の分際で人を殺しているのですが。

今週末もその悲劇を見て周りつつ、義務を果たします。


結果として行進スケジュールがアレなのは以下略


ではでは。

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