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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
国際連合武力制裁概況
3/989

登場人物紹介/用語集2017.8.3版

本文では【描写している登場人物がどこにいるか】で文章を区切り、その区切りの下、数行以内に人称を入れて誰視点なのか示しています。



【太守府/高級住宅街/魔女っ娘ハウス(青龍側呼称)/正面通り】


春風が心地よい街並みは、南欧風に見えた。しかし専門的なことは判らないので、結論は本土の専門家が出すだろう。

俺は・・・・


※太守府の高級住宅内のある家の前にいる『俺』主人公(国際連合軍大尉(陸上自衛隊三尉)の視点。


では、ここからが人物紹介となりますのでどうぞ。


※2017/8/3

★ストーリ上よく使われる【用語】末尾に軍政部隊の編成を追加。『国連軍軍装』『レコン』を移動

【登場人物/一人称】

:彼らの主観で状況が描写されます。『』内は自分をどう呼ぶか、呼称は他の人物がその人をどう呼んでいるか、です。



『俺』

地球側呼称《司令官/閣下/大尉/大尉殿》

現地呼称《青龍の貴族/ご主人様/ご領主様/我が君》

?歳/男性

:地球人。国際連合軍大尉(陸上自衛隊三尉)。太守府軍政司令官。基本訓練以外は事務一筋。


『あたし』

地球側呼称《エルフっ子》

現地側呼称《ねえ様》

256歳/女性

:異世界人。エルフ。『あの娘』の保護者。姉貴分。ロングストレートなシルバーブロンドに緑の瞳。長身(数値不明)。革を主体とした騎士服にブーツに剣が常備。軽装の革鎧や弓(短/長)は必要に応じて。


『わたし』

地球側呼称《魔女っ子/幼女》

現地側呼称《あの娘》

10歳/女性

:異世界人。赤い目をした魔法使い。太守府現地代表。ロングストレートのブロンドに赤い瞳、白い肌。身長は130cm以下。主に魔法使いローブを着る。


『わたくし』

地球側呼称《お嬢/童女》

現地側呼称《妹分/ちいねえ様/お嬢様》

12歳/女性

:異世界人。大商人の愛娘。ロングウェーブのクリームブロンドに蒼い瞳、白い肌。身長は130cm以下。装飾の多いドレスが普段着。


『アタシ』

地球側呼称《元カノ/団長/だんちょー/一尉/一尉殿》

現地側呼称《青龍の女将軍/団長/主》

?歳/女性

:国際連合軍大尉/陸上自衛隊一尉。国際連合軍独立教導旅団「黒旗団」団長。『俺』の元カノ。インドネシア軍ベテラン兵士の副長(褐色)、筋金入りの傭兵エルフ(白ローブ)。黒副、白副の二枚看板に支えられた人類初の多世界複合部隊「黒旗団」指揮官。


『僕』

地球側呼称/現地側呼称《若い参事、船主代表》

?歳/男性

:異世界人。太守府参事会有力参事。貿易商人、船主の代表。年若く野心的。妹がいて妻の代わりに補佐役となっている


『あたくし』

地球側呼称/現地側呼称《メイド長》

?歳/女性

:異世界人。太守府王城に奉公する女性たちの長。まだ年若いが、老人の執事長とともに王城の家政を取り仕切る。



【登場人物/三人称】

:よく登場しますが彼ら視点のお話はありません。ただし三人称のお話が入ることはたまにあります。


★地球/軍政司令部

地球側呼称《神父》

現地側呼称《道化》

?歳/男性

:合衆国海兵隊少尉。国連軍軍政監察官。カトリック神父。解放の神学を奉じる。アフリカ系アメリカ人。


地球側呼称《曹長》

現地側呼称《騎士長》

?歳/男性

:国際連合軍/陸上自衛隊曹長。『俺』が困るとまず話をふる人。困る前に助けてくれることも多い。


地球側呼称《坊さん/係長》

現地側呼称《僧侶》

?歳/男性

:国際連合出向中地方公務員。得度した僧侶。浄土真宗らしい。軍政司令部文官。『俺』が困るとまず話をふる人、その2。困る前に助けてくれることも多い。


地球側呼称《官僚/財務官僚/役人》

現地側呼称《役人/優男》

?歳/男性

:財務省官僚。高級官僚の一族に属するらしいが、異世界転移後の官僚機構一斉粛清で大半を失った。殺された者もいると信じている。影がうすい。



★地球/その他

地球側呼称《三尉/マメシバ/ハナコ》

現地側呼称《マメシバ卿》

?歳/女性

:陸上自衛隊三尉。国際連合軍独立教導旅団副官。キラキラネームの本名をかたくなに拒み「ハナコ」を自称している。上官の元カノが勝手に「マメシバ」とあだ名をつけて呼んでいる。


地球側呼称《三佐》

現地側呼称《青龍の公女》

?歳/女性

:陸上自衛隊三佐、国際連合軍事参謀委員会参謀、WHO防疫部隊班長、他いろいろな肩書を持つ。日本の政権与党を支配する幹事長の娘で、父親と連携して戦争指導に暗躍している。


地球側呼称《マッチョ爺さん/インドネシアの老人》

現地側呼称《副長/黒副/おじいさん》

?歳/男性

:インドネシア国家戦略予備軍特務軍曹。国際連合軍少尉。国際連合軍独立教導旅団副長。真面目で善良で人類愛と正義感に満ち満ちた高潔な老人。

旅団には現地職制の副団長が同格としてあり、白を基調とした魔法使いローブのエルフが努めている。区別の為に肌が褐色な彼が現地兵士に「黒副」と呼ばれている。



★異世界

地球側呼称《頭目/お母さん》

現地側呼称《頭目》

?歳/女性

:太守府の有力都市、港街の裏を取り仕切る盗賊ギルドのボス。昔エルフと恋に落ち、ハーフエルフの愛娘がいる。赤毛のグラマラス美人。娘さんはお母さんに似ているらしいが、ちょっと耳がお父さん(故人)似。




【用語】


★ストーリ上よく使われる

『シスターズ』:エルフっ子、お嬢、魔女っ子の血縁がない三姉妹をひとまとめにした呼称。頭目の愛娘を加えるときは「+1」とか「+α」などとつける。


『Colorful』:ハーフエルフの最高級愛玩奴隷たち。髪の色がいろいろなために神父により命名。前領主(帝国太守)が奴隷商人に発注し、引渡し前に戦争開始。占領軍の太守資産接収に伴い軍政司令官に引き渡された。軍属として雇用契約を結んでいるので日本の労働法が適用される。


『ハーフエルフ』:エルフと人間の間に生まれた混血種族。エルフに似た美しい容姿と不老、不妊、それ以外は人並みの種族。異世界全体として迫害される。


『カタリベ』:地球側の政治指導者が定めた役割。すべての情報へのアクセスを許可された人々。ただし知りえたことを公開してはならない。年齢も性別もバラバラだが、元ジャーナリストと学生が既出。


『レコン』:合衆国軍長距離偵察兵。太守府には三名が確認されており、リーダーのレコン1以外は姿を現さない。時々狙撃で『俺』を助けてくれる。たぶん。


『国連軍軍装』

:統合型歩兵戦闘システムが普及しており、ヘッドアップ・ディスプレイに指揮官が指定した情報が表示され個々兵士のデータが指揮中枢にフィードバックされる。ボロン繊維強化プラスチック製の外殻プロテクターは耐弾、破片耐久力にすぐれ異世界でこれを貫ける兵器はない。携行火器が古典的なM-14やライセンス生産のAK-47であるために、近未来的な外観との対比が激しい。


『軍政部隊』

:「俺」が率いる増強分隊。司令官(俺)、監察官(神父)の二人の将校と下士官一人、兵十名(選抜歩兵2名、衛生兵一名)。独立した作戦単位として活動する為に軽装甲機動車と3 1/2tトラック各ニ台、KLX250(軍用バイク)二台、偵察ユニット四機と機動ユニット、各種支援装備が配備されている。




★世界観

『青龍』:地球人に対する異世界人の呼び名。国際連合旗を見て「青地に白抜きでかたどった《星をのみほす龍の意匠》」と認識されたために生まれた呼称らしい。


『赤龍』『帝国』:地球人と戦う異世界の世界帝国。巨大生物である竜騎兵と魔法使いを組み合わせた征服国家。70年ほどかけてユーラシア大陸に匹敵する面積を持つ大陸の東半分を征服した。特段差別的な国家ではないが、エルフという種族を絶滅させる政策を進めている。


『地球人』:主に日本人。転移時に日本列島に居住滞在していたすべての人種。国際連合軍の人種構成が実際の列島民族構成より人種混成的なために、異世界人には「黒髪黒瞳のニホン人を主要民族とした多民族帝国」とみられている。


『異世界人/現地人』:転移先世界の知的生命体の総称。外見は地球で言うところのコーカソイド/白人種の人類。ドワーフ、エルフ、獣人、ハーフエルフが地球側に確認されている。文明レベルは基本が中世欧州だが魔法と竜を導入した帝国だけはモンゴル帝国かローマ帝国並み。


『大陸』:日本列島が出現した海上から遥か西にある陸地。偵察結果から見てユーラシア大陸相当と目されている。沿岸部から内陸にかけて人口密度が薄くなり、内陸の遥か奥に竜の生息地がある。竜の生息地を越えて広大な人口過疎地域を抜けた先がどうなっているか不明。



★文化

『魔法翻訳』:転移後、異世界と地球側、ともに民族の数だけあるような多言語が、双方向通訳されていることが判明。異世界内部においては翻訳魔法は確認されておらず、双方の内部でも翻訳はされない。異世界間限定自動通訳/翻訳効果。地球側では正体不明ながら「魔法翻訳」と呼称している。ただし万能ではない。文化の違いから同一概念がない場合は類似単語/表現へ置換されるが、法則性が不明。ニュアンスが話し手と聞き手の精神状態に連動するために、語調や語感が無視されたり逆転したり。しかも、ソレを検証する手段が乏しいために問題を生んでいる。


『科学技術』:異世界ではすべて魔法として理解されている。ゆえに地球人は全て魔法使いとして見られる。


『魔法』:異世界の赤い目をした人間が使う奇跡の力。本人の眼に入る範囲で、物理的心理的な影響を生み出す。遠距離の破壊、伝達、遠隔視、読心、無生物に簡単な動作を命じる、などいろいろな力が使える。


『祈祷』:異世界の赤い目をした人間が使う奇跡の力。本人が認識する範囲で物理的心理的な影響を生み出す。冬の寒さ夏の暑さをやわらげ、収穫と豊穣をもたらし、人心を落ち着かせる、などいろいろな力が使える。


『魔法使い』:赤い目をした魔法を使う人々。もともと大陸各地に存在していたが、体系化/組織化とは縁遠いものだった。帝国では組織的に養成しており、貴族に準ずるものとして扱われる。


『巫女/神官』:赤い目をした祈祷を行う人々。もともと大陸各地に存在していたが、体系化/組織化とは縁遠いものだった。魔法を主力とする帝国の征服戦争の過程で、対抗する諸国の象徴となり、滅ぼされた。



★地球側/政治/軍事

『国家』:国土と国民と政府によって成り立つ組織。異世界に転移した日本列島には国交の数だけ国家があり、人類社会を網羅している。大使館が国土であり、在日国民がいて、大使館関係者が設立した政府がある。日本の衆参両院が承認している。


『国際連合』:the United Nations/連合国、の超訳。異世界転移後の人類社会の総意を体現する組織。と国会で決まった。加盟国のほぼすべての外交防衛権を委託されている。黒幕は日本の一衆議院議員であるとマスコミに報道されている。


『国際連合軍』:国連憲章第七章に基づく人類社会の剣と盾。と国連総会で決まった。黒幕は元在日米大使の合衆国大統領であるとマスコミに報道されている。


『安全保障理事会』:国連実質的決定機関。もちろん、総会の承認を得てこそ正式な決定となる。異世界転移後は全て一任されている。でも、理事会の要請で総会決議がされることがある。


『常任理事国』:合衆国(米)、連合王国(英)、第五共和制(仏)、共和国(露)、統一中華連邦(中台合併)、日本。


『竜』;大別して空を飛ぶ「飛龍」と地を歩く「土竜」にわけられる。人語を放す「龍」という概念もある。地球人類の航空機は飛龍、陸上兵器は土竜、艦船は海竜、それらがスピーカーで叫ぶ場合は龍、と異世界人には思われている。


『国際連合軍事参謀委員会』:国際連合における参謀本部。常任理事会の指揮監督を受け、国際連合総会の承認のもとに、国際連合憲章第七章に基づく武力制裁活動を取り仕切る。


『連合与党』:日本の政権与党連合。幹事長が全権を握っており、異世界政策が与党連合最大政党内の会議で決められていく。


『アムネスティ』:日本の異世界転移後、国連より早く再建された国際的な人権団体(NGO)。設定ではなく、リアルに「売春合法化論」を唱えている。ただし、支部ごとの独自性が強い団体なので全体の総意と言えるかは微妙。




★異世界側/政治/軍事


『参事会』:太守府を実質的に支配する大商人たちの集まり。五大家と呼ばれる5人が中心メンバー。


『太守府』:太守領全体の呼称であると同時に領土最大都市の名称。10年前までは王都と呼ばれていた。王城を中心とした城塞都市。位置は太守領のほぼ中心。西の山岳から産出する鉱物資源や農産物の集積拠点であり、河を下れば港に至る。王国時代から政治経済の中心。参事会の本拠もここにある。


『港街』:太守府の最大貿易港。領内で首府に匹敵する価値を持つ。盗賊ギルド、貿易商(船主)、参事会がしのぎを削る。


『盗賊ギルド』:港街の利権を牛耳る最大勢力。ヤクザ。



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