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ねぇどんな気持ち?

【登場人物/三人称】


地球側呼称《元カノ/団長/だんちょー/一尉/一尉殿》

現地側呼称《青龍の女将軍/団長/主》

?歳/女性

:国際連合軍大尉/陸上自衛隊一尉。国際連合軍独立教導旅団「黒旗団」団長。『俺』の元カノ。ドワーフやエルフに異世界人と地球人類が同じ戦列を組む、初の多世界複合部隊「黒旗団」指揮官。


地球側呼称《三尉/マメシバ/ハナコ》

現地側呼称《マメシバ卿》

?歳/女性

:陸上自衛隊三尉。国際連合軍独立教導旅団「黒旗団」副官。キラキラネームの本名をかたくなに拒み「ハナコ」を自称している。上官の元カノが勝手に「マメシバ」とあだ名をつけて呼んでいる。改名の法律的な手順を教えて以来、「俺」には優しくないことも無い。



命令にたいする責任は取らないといけませんよね?

だいじょーぶですよ?


「国際連合軍(総合)種族混合殺人件数記録トップ10」


が更新されただけですから。

ほらほら。

下位にNavy SEALs Team 1がいますよ♪

ほらほら♪♪


おめでとーございます♪

軍政官部門ではぶっちぎりの一位ですね!


え?

国際連合に非公開情報なんか、ありましたっけ?




【太守領中央/太守府/王城内郭/上層階/開放浴場/浴槽中】


「ぱく!!!!!!!!!!」


擬音を自分で言うのはどうかと思うんだ。


コイツはアレだ。

死ねって言って殴りかかるタイプ。

実戦ではさすがにやらんだろうが、やったら殺されてるし。


湯船、ってか、浴槽の中で突然喰いつかれるのは、俺ぐらいだろう。

此処が海ならサメを疑う前に撃つところ。


が、ここはお風呂で温泉で、ガバメントは忘れて来た。

服務規程違反を後悔すべきか感謝すべきか。


「かみかみかみ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」


サメっていうより、この柔らかさはタコかイカ。

軟体生物にも歯はあるし噛みつける。


だがしかし、メインは巻きつく締め技だ。

しかし返し技が使えないと思うなよ。


「ふがーふがー!!!!!!!!!!」


どこに行こうとしてるかだいたい判るからコエーよこの淫獣。湯気があったとはいえ、いつから温泉内部に潜んでやがったんだよ。


「はゃ??????????」


思い切り掴んで、お湯の浮力を生かして担ぎ上げる。


「アルゼンチンバックブリーカー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全裸の女にどんなプレイですか」


バスタオルを巻いた、マメシバ三尉が浴槽の縁に腰掛け、脚を組んでいた。

もちろん、俺の上で悶絶しているのは、元カノである。



「はぁ~~~~~~~~~~ん♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺は、速やかに元カノをお湯に投棄。

なぜか浴槽内に深い場所があるのだよ。


頭から落とすと危ないので、平たく湯面にたたきつける。

かなり痛いが安全です。



「ふがっふさがなゃぶぁ」


さすがに脱力していたせいか溺れ


「いや、イってたんじゃないかと」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そういうこと言うんじゃありません。

溺れかけた元カノを、引き揚げて、石床の上に寝かせた。


呼吸は正常

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒いが、まあ、いいや。

さて。


「あ、ヤっちゃうなら待ちますよ?」


やんねーよ!!!!!!!!!!

失神中じゃイミネーだろ!!!!!!!!!!

だいたい、丸裸ってどうなの??????????

風呂場のフォーマルだけどさ!!!!!!!!!!


恥じらいってモノがね?


さりげなく目線の高さで脚を組み、バスタオルで完璧にガードしているマメシバ三尉。

ギリギリまでしか隠さない。

そして、ギリギリまで解放する。


何という、手腕!!!!!!!!!!


「チラチラ見られるより、好感ですよ?たいちょー」


でもセクハラですよね。

知ってた。


「セクハラかどうかは、女が決めることになってるみたいですよ?」


ほぅ?


「たいちょーは、オッケーです?」


うゎ~~~~~~~~~~この仕草、言葉、目線。

プロだ!!!!

プロフェッショナルの素人だ!!!!!!

何人の男を誑かして来たんだ??????????


危うく、口説きそうになるぜ!!!!!!!!!!




【太守領中央/太守府/王城内郭/上層階/開放浴場/浴槽傍】


あたくしは、裸足で湯殿に入りました。五名は扉口にて待たせます

――――――――――罰として。


一礼いたしますと、青龍の女騎士、マメシバ卿が手を上げてくださいます。

あたくしの立ち入りを、承認されました。


御領主様に弄ばれた、青龍の女将軍さま。


石床には常に湯が流れておりますわ。

ご機嫌、斜めならず。



――――――――ですが風もありますから、剥き出し、はよろしくありませんわ。


厚手の綿織物を、青龍の女将軍さま、そのお肢体に被せてしまいます。御領主様と続きをなさいましょうから、胸から下腹くらいでよう御座いましょうか。


そうしている間にも、御領主様の声が響きます。


「で」


単文、いえ、短音、ではなく単音に応えるマメシバ卿。


「たいちょーがだんちょーを召喚するからですよ」


青龍、龍と龍のやりとり。

意が伝わるのが、信じられませんが

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人を、召喚する、魔術に御座いますか??????????




これでも魔法を柱とする帝国、その太守に仕えて十年。

魔法はあれこれ耳にしておりますが。


霊体や妖ではなく、人を直接召喚なり移動させる魔法

・・・・・・・・・・・・・・・・・・有り得ない、とだけ聴いて御座います。


「たいちょーがあのメイドさん」


背なに感じる視線と、声の向き。

あたくし、ですわね?


「をヤってしまおうとするからだんちょーが呼ばれちゃう訳で」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!




【太守領中央/太守府/王城内郭/上層階/開放浴場/浴槽中】


俺は結構、びっくりした。

マメシバ三尉の戯言なんかで今更驚きはしない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あの、のほほんとしながらデキる系のメイド長が、コケた。


「はなし聴いてます~~~~~~~~~~??????????」


いや、聴いてない。


顔からいってないか?


メイド長のドジっ子パフォーマンスに比べたら、普通、マメシバ三尉の日常的戯れ言なんか、話半分だろーよ。


「うゎ!ヒド!!!」


突っ伏したメイド長は、身を起こした。

真っ赤な顔で、なにやら気にしている。

ロングスカートだから見えてませんよ?


時々、視線が合うな。


立ち上がれないみたいだが、膝を打ったのかな?


「だから、だんちょーがHMMWVに跳び乗って、任務放り出して、持ち主の元に帰還しちゃうわけですよ」


なかなか立ち上がらない、って、身を起こしたが

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、うん。


びしょ濡れですね。

光沢がある赤毛のような、ストロベリーブロンドからお湯が滴っている。まあ、この浴場は全体で湯がかけ流し。

コケれば濡れるは理の当前。

高級なシルクのような、生地がすっかり肢体に張り付いており、恥じらうように、いや、恥じらって肢体を縮ませている。


うん。

元カノに被せられたバスタオルと違って、メイド服は普通の服。

しかも、春物は結構、生地が薄いからね。

普段ですら体のラインが見えてるものね。


もちろん、エプロンで半分隠れているんですが。

今はそれすらずぶぬれです。


とくに、正面からつんのめったから、こちらを向いている正面がびしょぬれです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ、俺、一応は雇い主的な相手に背中を向けられないのか、儀礼上。



「見敵必殺!!!!!!!!!!


俺は慌ててマメシバ三尉を見た。

オッケーオッケー。


――――――――――って叫んで走り出すから、なにかと、まあ、察しはつきましたけれど」


俺は呼んでないけど、元カノは嫉妬に駆られたんだろう。


偵察ユニットで俺を監視していたのか何か知らんが、心当たりはある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやいやいやいやいや、淫行の心当たりじゃないですよ?


メイド長のことを気にしていたのは確かだからな。

以前は無視していたかっていうと、そうでもない。美人だしスタイルもいいから目の保養にしていた。だが、最近は未成年疑惑のせいでじっくりと観察していたからな。




眼差しの変化をして、メイド長の貞操を怪しむ疑心暗鬼嫉妬元カノ。


元カノ帰還の理由はわかった。

解らなくていい、と判った。

手遅れだったが。


俺は質問を続ける。

どうでもいいことはさておいて。


「で」


今じゃなく、昨日。

肝心な時に居なかった理由は?


コッチはドワーフが流血騒ぎを起こしてたんですが?

ドワーフたちに喧嘩を売って、戦闘処理を引き受けた元カノは何をどうしていたんだって、いうね?

帰ってくるなら、昨日、しかも理由は別なところじゃないかな?


「危険はないですから」


マメシバ三尉曰わく、戦争にならないなら別に黒旗団がいなくていいじゃないですか、と。

最初からドワーフ・キャラバンに兵隊が積まれていないのは判っていた、と。



その根拠は、俺も見ていた偵察映像。


あの大型馬車の荷台。

あらゆる光を通さない、竜の革で出来た幌。

中に生き物がいたのなら、熱死するか換気時の熱が感知されたそうな。


一週間、偵察ユニットが24時間監視して、それが無かったと言うことは?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・兵隊が積んであるハズがない。


ならば積み荷は無機物。

ならば貢ぎ物に決まっている。



そーだったのかー(棒)。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやいやいやいやいや、兵隊じゃないのは、今聴いたから判る納得する。

早く言えよとは思うが。



戦闘覚悟なら、全戦力を連れてくる。

でも護衛に最小限の戦力しか連れて来なかった。

故に戦闘目的じゃない。


そこまでは同意するが、何故、貢ぎ物?



「殺し合わないなら、降伏。これは常識です」


そーなのかー?


「なら、真っ先に出す物を差し出す。これは常識です」


ソーナノカー?


「そーなんです」


そーらしい。

カツアゲるかカツアゲられるかみたいな論理だが。

ちょっとはねてみろ、と言うのか言われるのか。


だがしかし、危険がなかったかと言えば、そういう訳でも無いのでは?


西の山、ドワーフたちの相違が話し合いでも妥協でもなく、降伏だったのは判る。

だがしかし、肝心なのは武力の主、ドワーフたちの戦士長、その意志。

あからさまに、降伏する長老たちへの不満を振りまいていたしね。



和平論に反発する軍人が引き金を引いてしまう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あるあるある。



幸いに、その矛先、いや斧先、刀先は俺たちに向かなかったが。

まっすぐに長老たちに振り下ろされたが。

都合が良かったといえなくもないが。



運が良かっただけじゃないか?

シスターズ&Colorful、俺も危なかったんですよ?

あと一歩で衝撃映像を目撃させてしまうところだったくらいに?



いや、まあ、街の城壁はおろか、王城の構えを抜けて、俺の目の前に戦士長が出現したのは、元カノの知った事じゃないか。


その意味で、責められはしないが。

城門を閉じていたから安全だって思うわな。


「知ってますよ」



「でも西の山、ドワーフの戦士長だから安全だ、って」


別にあの瞬間、偵察ユニットで見ていたわけじゃない。

だが、隊列をみた時点で、戦闘員の指揮官が誰か判っていた。


そりゃ、俺にも判ってたよ、それは。

俺を一薙で殺せる、Low Macho、固太り筋肉ダルマのドワーフ代表。


「たいちょーの子分じゃないですか」


たいちょーって、俺

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・??????????


「拝領、って言ったでしょう」

※第169部分 <味方というモノ> にて



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そういや、言われたな。


ピクニックの最後。

元カノの罠で山が催涙ガスに沈んだ日。

山に戻るように勧めた俺に、戦士長が応えた。


拝領、と。


「御意、っても言ってませんでした?ざっとプレビュー見ただけですけど」


それは、昨日。

貢ぎ物の始末を委ねた俺に、戦士長が応えた。

御意、と。

※第191部分 <最期の一押し/Cherry Blossom.>


なぜか長老たちをぶっ殺してましたが。

どこがどう御意なのかと。



「だんちょーが気づいたんですけどね」


西の山のドワーフたちと初対面の時。

マメシバ三尉は、さすがに気がつかなったらしい。


拝領

――――――――――何を与えてた覚えもないが、拝して戴かれたらしい。


主従か、君臣か、師弟か、とにかく上下関係を受け入れた、言葉。

なんで??????????


「出会い頭に殴り倒したから、とか?」


いや、殴ってない、こともない、かもしれないし!!!!!!!!!!

殴ったとしたらガス攻撃かけた、オマエラじゃん!!!!!

元カノの命令で勝手にやったんだろーが!!!



「力を示して、それだけじゃないんでしょうけれど

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・漢の世界?」


殴り合って分かり合える的な?


マメシバ三尉(おんな)には解らない世界が

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――俺も解らんわ。


よって解り合ってない。

証明終わり。


「そこらへんは、だんちょーに聞いてください」


背後の全裸に?

元カノは感覚派で言葉に出来ないからな

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まてよ?



西の山の長老たちを斬る直前、ドワーフの戦士長は、御意、っていったってことは?

よりなら、つまり、ドワーフの長老たち粛清は?


「ぜーんぶ、たいちょーの責任ですね♪♪」


――――――――――おぉぃ!!!!!!!!!!




【太守領中央/太守府/王城内郭/上層階/王乃間付属特設厨房】


あら?

わたしは懐かしい方々に出会いました。

正しくは、久し振りの方々、でしょう。


でも、色々あったせいでしょうか?

やっぱり懐かしく感じます。


「うむ」

「それよそれ」

「魔女ではないか」

「小さい女ではないか」

「厨房を借りておるぞ」

「胸のデカいエルフはどうした」

「魔女じゃない方があっちにいったぞ」

「そろそろそろって想い人にヤって貰ったか」



はぅぅ――――――――――!!!!!!!!!!



「こりゃ」

「うむうむ」

「ふくれたの」

「赤くなったの」

「まだ孕んでおらんか」

「いじられてると見える」

「焦らされなぶられほっとかれ」

「剥かれてもおらぬのではないのか」


「「「「「「「「それよそれ」」」」」」」」


キライです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黒旗団の、ドワーフさんたち。



厨房を使ってましたが、わたしの場所は空けてくれました。

お料理をしながら、お話します。



ここ半月、村々を廻っていたんですか?

黒旗団の本隊が港街に?


手分けして、村々に、ああ、ご主人様がおっしゃってらした、あれですね。

村々の皆さんが、野盗に怯える必要がないようにする、って。


一つの集落で、槍十本。

集落が10、20で村ですからそれくらい。

秋の年貢が要りませんから、村の人たちも、時間や手間がとれるんですね。

戦えるように、ですか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんなこと、起きないといいのに。



――――――――――そうですね♪♪


そのためにこそ♪♪♪

ですよね♪♪♪♪♪


「ぬしが子を産むまでには、一軍築いてやろうて」


子、ここコココ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご主人様、の、赤ちゃん。


「どちらが早いか競争じゃの?」

「急かさんと、赤子を閲兵で披露出来んぞ?」


もう――――――――――負けませんから!!!!!!!!!!




【太守領中央/太守府/王城内郭/上層階/開放浴場/浴槽中】


俺はマメシバ三尉の視線誘導に真っ正面から応えながら、内心で頭を抱えた。


責任問題である。


西の山がどうなったのかは、追々わかるだろう。


戦士長たちが全権を握るのか。

長老たちのシンパと内戦になるのか。

誰がトップにたったとして、安定するのかしないのか。


そもそも、それをどうやって探る?

――――――――――――――――――――面倒な事に、なりそうだ。




マメシバ三尉を口説いて翻弄されるぐらいに、面倒だろう。

選べるなら、進みはしないが

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「なかなか釣れませんね、たいちょーは」


ささやか、あるいは、手頃な半球を胸元にかざすマメシバ三尉。ささやか、なんて感想が先に立つのは、比較対象が大きすぎるからだが。


「そーいうところが、そそられますね♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」


オマエが言うか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・悩みが無けりゃ、とっくに突撃して返り討ち、だな。


「あ♪」


一瞬で身を翻したマメシバ三尉。

見えたような気がする俺は、必死にシークバーを探した。



「くぉの処女ビッチが~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」


復活した元カノが抜き手を放つ。


「はぁは~ん!百聞は一見に勝るんですよ~だ」


交わして合わせないマメシバ三尉。


「一聞一見にて十分!!!!!!!!!!」


手刀で薙払う元カノ。


「さすが!たいちょー専用機!!速度も耐久力も三倍ですか???」


湯の中に伏せるマメシバ三尉。


「ぷはぁ!そーいうのキライじゃないですよ??????????」


背中を見せて湯に入るマメシバ三尉。


「あたしはキライだ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!」




元カノは湯から強引に跳びだして、飛び蹴り。

マメシバ三尉は潜水。

湯に威力速度を殺された蹴りをよけて、距離を放した。



トビウオの空中戦かな?



基本、肌色は大好きだ。

最近は白い肌以外がほぼ目に入らない。


それはそれで綺麗だとは思うんだよ?


きめ細かい、白くはあるは血色でほのかに色づいている、柔らかい肌。

上等な白大福もちを連想させる。


まあ、子供だからそそらないってことを抜いても、実に良いと思います。


対比するとよくわかるにおが、俺たちモンゴロイドのいわゆる肌色。

うんうん。

やっぱりいいよね。


肌色と黒い髪、濃い瞳。

いやいや、青や赤や紫他の瞳が悪いわけじゃやない。

綺麗だな~とおもう。


だが、欲しいな~っとはあんまり思わなくもない。

あくまで比較の上での話だから、盗賊ギルドの頭目みたいな適齢期の女性をみれば、エロいとは思うのだけれどね。



ただ、まあ、あれだ。

座っている時は、あれだけ色っぽかったマメシバ三尉。

楽しそうに泳いだり飛んだり跳ねたり。

深いところでバックドロップ。



先生は大変残念に思います。



ここまであからさまだと、そそらないねまったく。


ということにしておこう

・・・・・・・・・・・・・・・・・漢の99%は見栄で出来ているのだよ。


あたかも。

コーヒーの99%がミルクで出来ているように。

残り1%は砂糖です。


キャットファイト中の巨乳な方はずっとそう言い張ってました。コーヒーはきっと、元カノの心の中に在るんだと思います。

・・・・・・・・・・・・・胸の大きさを気にして、中学から高校までがぶ飲みした後遺症で・・・・・・




――――――――――あ~がろ――――――――――




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