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虹の魔法

作者: 逢沢 雪菜

最後のシメ以外、会話文しか無いです。

太陽光の角度に霧の粒の大きさ・量、気温、湿度…どれも完璧の筈なのに……


博士? さっきからホースとにらめっこして何してるんですか?


“虹”の発生実験ですっ。データではこれで発生する筈なんですっ。それなのになかなか出来なくて……


えーっ。雨の後でもないのに虹ですか?


はい……


私、虹は雨の後に見るからこそ感動的なんだと思うんですケド……


でも、いつでも虹が見れたらよくないですか?


いつ見るかも大事だけど、誰と見るかの方が、私は大事だと思うけどな……


え?


よぅーっし! 博士、ホースパスッ!!


えっ? 何をする気――


いいから貸すッ!!


わっ! なっ、一体何を!?


ちゃんと見ててくださいよーっ? うりゃーっ!!


わーっ!! つ、冷たいです!! かけないでくださいよ……って……


ホラ! そこそこ!


見えてます……。なんで…データ通りでも出なかったのに……


博士はデータに縛られすぎなんですよ♪ ちょっと濡れちゃいましたけど、結果オーライですよね♪


ちょっと、じゃないと思うんですが……


気にしない!!


ハイ……


ま、いーじゃないですか。見たかったんですよね、虹


……はいっ



僕を振り回してばかりの彼女だけど、彼女のおかげで成功した実験は数多く。

本当に、感謝しています。

貴女は僕の、世界一良い助手です!


本当は、貴女に見せたかっただけなんですけどね……虹


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