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森の中での出来事 6

バ、バババ、バレた!?


「き、急に何を……!」

「……まぁ、こんなふうに聞いたってお前もわからないか。とにかく、」


あ、あわわわ、猫さんが首根っこを掴まれていとも簡単に持ち上げられてます!?


「何すんのよっ!」

「お前が逃げないように持ち上げてる。すぐどっか行くからな。」

「そんなことするわけないじゃない!こんな……」


「『こんな状況で逃げれるわけがないし、逃げるつもりもない』って?」

「っ、ぐぅ……」


猫さんがあっさり捕らえられてしまいました……


「お前もだぞ」

「へっ?」

な、なぜ襟を掴まれているんでしょうか?


「とりあえず、中入れ。言い訳はそれからだ。」

なんか、完全に悪者認定されてません!?



そんなこんなで、あの小さな家の中に招かれた(?)のでした。





○●○●○●○●





「で?お前はどっからどうやって来た?なんでこんなとこに?」

私、ただいま絶賛尋問中です。

何故か椅子に座らされたまま、下半身が動きません。


「最初は散歩中で、黒猫さんが倒れてて、ここの森の入口まで案内されて、入ってしばらくして振り向いたら出口がなくなってました。」

簡潔に、詳しくまとめたはずですが……


「は?こいつが倒れる?そんなわけ無いだろ。ただでさえバケモノみたいなのに、加えて回復力半端ないし。」

「失礼ねっ!でも、しょうがないわ。魔力に満ちてない場所じゃあ、ゆっくり回復するのを待つしかないもの。」

「は?魔力に満ちてない場所って……お前……!」


なんか、全く話についていけないのですが。

あと、この2人結構早口ですね。さっきまで普通だったのに。

あと、なぜか突然フード少年がこっちをガン見してくるのですが。私、なにかしたでしょうか?

あと、なんで私こんな冷静なんでしょうか?自分のことなのに、なぜかわからないんですよね……。


「こいつもそこで拾ったのか?」

「違うわよ、()()()()()だけ。」

「まさかお前、そこまで考えてて……

はぁ、もう驚くのやめだ。驚きすぎて疲れた。」


「とにかく、あとは説明任せたわよ。」

突然、猫さんがぴょんっと椅子から飛びおりて、ドアから出て行ってしまいました……!


「おい、まてこのっ……、

あー、あいつ逃げ出したらしばらくほんとにどこ行ったかわからなくなんだよなぁ。しかも魔法解かれたし。」


「あ……あれ?」

えっ、いつの間にかふたりきりになってません?

ムリムリ、こんな状況でふたりきりは流石に冷静ではいられません!


「さーてと、あいつの計画通りなのはムカつくが、今度こそしっかり話してもらうとするか。」

「へっ!?」


「全部聞き出してやるから、覚悟しろよな。」

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