夢の世界 1
めっちゃ遅くなりました……。
遅くなってばかりですみません(T_T)
これからできる限り早くできるように頑張ります!
「ジュード、って……。」
「あれ、思い出したんじゃなかったの?」
「………えっ、と…………。」
思い出していないわけではなかった。
ただ、その名前を思い出すと、なぜか泣きそうになるから、閉じ込めていたんだ。
心の奥から、一気に何かが溢れてくるような感覚に陥り、私は座り込んでしまった。
「……う、くっ………ひっく……うぅ、うぁ……。」
涙が止まらなくなって、息も苦しくなって。
「あぁ、そっか。そうだったな。」
「………っえ?」
「……よしよし、あいはいい子だから。大丈夫、大丈夫。ね?」
「………っ、うぅ、うぁぁん!」
それは、幼い頃、よく私が泣いたときにジューくんがあやしてくれた言葉で。
もう我慢できなくなって、思いっきり泣き出してしまった。
○●○●○●○●
「落ち着いた〜?」
「っうん、あり、がと。」
「どういたしまして。それじゃ、さっきの質問、答えていい?」
「うん、おねがいします!」
いきなり子供みたいに泣き出して、私は今更恥ずかしくなってるのに、彼が何も言わないでくれたのは本当にありがたかった。
だから、私も細かいことは一旦置いて、彼の話を聞くことにした。
「俺が心の分身体だとは言ったよね?」
「うん、ジューくんの……。ジュードのでしょう?」
「そう。ある時に分かれて、そのままになっちゃってるんだよ。」
「ある時?それって……。」
「その話は後でするよ。まぁ、今は分かれてるから、ジュードの心の一部がかけてるんだ。それが俺。」
「え…………。」
それって大丈夫なんだろうか。不便な事とか、最悪………死ぬリスクとかあるんじゃ………。
やばい、震えが……!
「そこまで大した問題じゃないよ〜。実際、こうして無事なわけだし。」
「っはぁー、もう、早く言ってよ!」
「ごめんごめん、ちょっと刺激が強かったかな?」
ちょっとどころではない。息が止まりそうになった。
「かけた心は普通、心の持ち主がしまっておいて、あとで戻るんだけど。ジュードの場合、意識的に捨てちゃってさ〜。」
「捨てた?」
「そう。捨てた心は戻らない。だんだん消えていくんだ。俺は、もう消し去りたい部分だったんじゃないかな。」
「そう、なんだ……。」
「ただ、俺は違った。」
「え?」
「捨てた心は戻らないって、消えるって言ったよね?でも、俺は今ここにいるし、人格もある。それに、」
「俺は、戻り始めてるんだ。ジュードの心に。」
そう言いながら差し出してきた彼の腕は、
………胸のあたりまで透けていた。




