1時間目 タピオカ
初めての投稿です。まだ未完成ではありますが、しっかりと完結まで持って行けるように頑張ります!
チャイムがなった。またいつもの授業が始まる。
「ん?丸山何食ってんの?」
「いやー、野球の朝練きついし動くしお腹空くんだよね」
「でも授業中じゃん。バレたら先生こえぇぞ」
「まぁ席後ろだから大丈夫でしょ。」
「太田まで...サッカーは朝練ないの?」
「あるけどそこまでお腹空かないよ。逆に丸山は食べ過ぎ 」
「やっぱり?なんか最近ベルトがきついなぁーって」
「食べ過ぎてんじゃねぇか」
「後ろー、うるさいぞ。」
「すいません」
怒られたじゃねぇか。俺悪くねぇのに...あれ?
そこには隣で珍しく真面目にノートをとっている吉永がいるではないか。おぉ、ついにやる気を出してくれたか...そう思っていると
「ねぇねぇみてみて!」
目をキラキラ輝かせながら机を叩くな
「なに?」
そこまでして見せたいということはきっと...
「???なにこれ?」
「どう?そっくりじゃない?タピオカ」
「わかんねぇよ」
なんでそのチョイス?微妙に上手いのも腹立つけど
「美味そーだなそのタピオカ」
なんでお前は分かるんだよ。なんか見た目もタピオカっぽいし...
「あ、分かってくれた?さすが丸山!褒美としてグミをやろう」
「ははぁ、有り難き幸せ」
グミ与えてんじゃねぇよ!俺も食いてぇよ!
「アハハハ!あ、藤田も食べる?グミ」
「有り難k」
「くどいわ笑」
これだから嫌いなれないんだよな、吉永は
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