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弾痕

作者: コレクター

奇妙な物語をたのしんでいってください

オレ名前はR、刑事だ。二週間前に銃撃戦で頭に弾受け運よく助かったが、そこから奇妙な夢を見はじめた、


女の子が「パパ起きて、パパ起きて!」

と起こしにくるのだ、オレの記憶の中にもいない、それから数週間置きにこの女の子は起こしにきて、そして奇妙なことに大きくなってきているのだ、最初の夢では3才ぐらいだったが今では中学生で、担任の先生や友達、日頃のちょっとしたことなどを話してくれるようになった。それからしばらく出てこなぁっと思っていたら、髪は真っ赤制服はボロボロの格好で泣きながら、「なんで起きないのよ」っと怒りながら言ってきた、昔付き合ってた女が頭に過った、それから2、3回出てきてから「私結婚することにしたから、お腹に子どももいるの」と言ってきた、何か涙が出てきた、それからその女の子はでて来なくなった。



「お父は植物状態です、改善する見込みは限りなく0に近いです」

「パパ起きて、パパ起きて」

「パパ今日給食パパの好きな肉じゃがだったよ」

「パパなんで起きないのよ、パパ私を守ってよ」

「パパ今日好きな人ができた」

「パパ、パパの身体にガンが見つかったステージ4の末期」

「パパ、私結婚するね」


パパのほほに涙がこぼれた。

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