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『001』

 『001』


 俺と彼女が初めて出会った時、言うなれば2人のファーストコンタクトとなる日は、遥か昔のまだ小学生の頃であった。

 そんな幼き子供時代に、俺たちは出会ったのであった。

 確か四年生の一学期終わり頃、彼女は東京から、愛知県の名古屋市にある、とある小さな小学校に転校してきたのだ。理由は親の転勤だの何だのといった、そんなところだった気がする。詳しくは覚えていないが。

 クラスの男子どもは、女の子が転校してくるということで、そこそこにワクワクしていた。まあ、俺を含め、誰もがその女子が、何とも可愛らしいアイドルのような美少女であることを願っていたのだ。

 そしてそんな群衆の期待に応えるかのように、教室に現れた彼女の容姿は、本当に、凄まじく美しかった。見るものの何もかもを魅了して、とまではいかないが、とても子供とは思えないような妖艶な魅了をもった、そんな少女であったのだ。

 彼女はその名前を「御子柴岬」といった。



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