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コウタとまねっこおばけ

作者: バズ
掲載日:2026/03/16

まねっこが好きなコウタが体験した出来事とは

ある現代のにぎやかな街に、コウタという元気な男の子が住んでいました。コウタは4さいで、元気いっぱい。毎日幼稚園に行っては、お友だちと楽しく遊んでいます。


でも、コウタにはちょっとした「くせ」がありました。それは、友だちが「〇〇やめて」と言っても、つい同じことをまねしてしまうことです。


「コウタ、もうそのおもちゃは貸してほしいな」と言っても、


「いやだ!コウタも貸さないよ!」とまねっこします。


「コウタ、あっちで遊ぼうよ」と誘われても、


「いやだ!コウタもこっちで遊ぶ!」とまねっこします。


友だちもコウタも、だんだん疲れてしまいました。


ある日の幼稚園の帰り道。コウタは一人で家に帰っていました。


すると、後ろから「なんで着いてくるんだよ!」と声がしました。


コウタが振り返ると、誰もいません。


でも、また「なんで着いてくるんだよ!」という声がするので、


コウタは「きゃー!」とびっくりして走り出しました。


でも、後ろから同じ声がずっとついてきます。


「なんで着いてくるんだよ!」


コウタは心の中で考えました。


「この声は…ぼくが前にまねした声だ!」


そう気づくと、コウタは大きな声で言いました。


「やめてよ!もうまねしないで!」


すると、声はピタリとやみました。


コウタは安心して家まで元気に走りました。


家に着くと、お母さんが笑って待っていました。


「どうしたの?顔が赤くなってるよ」


コウタは今日の出来事を話しました。


お母さんは優しく言いました。


「コウタ、友だちの気持ちを考えながら遊ぶのは大事なことよ。


まねをするのは面白いこともあるけれど、友だちが嫌だと思ったらやめようね。」


コウタはうなずきました。


それからは、友だちが「やめて」と言ったらちゃんとやめて、


みんなともっと楽しく遊べるようになりました。


おしまい。

嫌なだと言ってもしつこくやられるのは本当にしんどい

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