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第1話での登場人物および世界設定メモ

本日2回目の投稿です。ご注意ください。

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★登場人物

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●アル 男性 15才

  主人公 本名 アルフレッド・チャニング 

シプリー山地にある貧しい村の領主の3男坊で、今年領都の中級学校を卒業したばかり

  身長 151㎝ ひょろりと細い。 伸び放題の金髪を後ろで一つに束ねている。


  習得済の呪文

   第1階層:『(ライト)』 『魔法感知(センスマジック)』 『閃光(フラッシュ)』 『解錠(オープンロック)

   第2階層:『魔法の矢(マジックミサイル)』 

   第3階層:『鈍化(スロウ)』 『知覚強化(センソリーブースト)』 『幻覚(イリュージョン)


  未習得の呪文

   第3階層:『隠蔽(コンシール)』(バーバラが帰ってくるまでの間、ちょっとだけ読んだという程度です)


●ナレシュ・オーランド 男性 15才

  辺境都市レスターの領主、レスター子爵の次男 アルフレッドとはレイン辺境伯領の領都にある中級学校で同じクラスだった。身長 175㎝ 金髪を短めに刈り込んで大人顔負けの大きな体をしている。剣の腕では学校ではトップクラスだった。


●ルエラ 女性 15才

  レビ商会の長女 アルフレッドとはレイン辺境伯領の領都にある中級学校で同じクラスだった。 身長153㎝ 栗色の髪を腰まで伸ばしている。ナレシュの婚約者?


●ケーン 男性 15才

  辺境都市レスターの内政官の息子 アルフレッドとはレイン辺境伯領の領都にある中級学校で同じクラスだった。身長144㎝ 赤毛で天然のウェーブのかかった髪型。メガネをかけている。


●レビ 男性 44才

辺境都市レスターで有力な商人、一代で巨万の富を築き上げたとして有名。レビ商会の会頭 身長172㎝ ルエラの父親


●デズモンド 男性 29才

  辺境都市レスターを拠点としているベテラン冒険者 身長197㎝ 筋肉質 短めの茶色の髪


●バーバラ 女性 28才

  辺境都市レスターを拠点としているベテラン冒険者、戦士兼斥候 身長182㎝ 褐色の肌をした大柄の女性 栗色の短めの髪、瞳は空色


●ラス 男性 47才 ●タリー 男性 18才

 辺境都市レスターで宿屋兼食堂を営む親子 血まみれ盗賊団に捕まっていた。


●アイヴス 男性 31才

 辺境都市レスターの衛兵隊に所属する小隊長 身長184㎝ 鍛え上げたごつい身体、髪は銀 濃いブルーの瞳 バーバラとは顔見知り


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★世界設定

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気になるかもしれないことをつけ足していきます。


 ●通貨について


  この世界には様々な国が発行する硬貨が存在します。ですが、あまりそれにこだわりすぎると煩雑になるだけと考えて大金貨、金貨、大銀貨、銀貨、大銅貨、銅貨という形で表記しようと考えています。それぞれ10進法です。例えば銅貨10枚で大銅貨1枚、大銅貨10枚で銀貨1枚となります。目安は銅貨1枚が10円、金貨1枚が10万円ぐらいですが、流通ルートが整備されていませんので各地での物価は大きく偏る部分がありますのでご了承ください。


●レイン辺境伯について


  シルベスター王国の南西の端に位置します。54年前に発生した隣国との戦争で当時王家第4騎士団の騎士団長であったレイン子爵(当時)の勲功が認められ辺境伯の爵位と領地が与えられました。シルベスター王国では、辺境伯は普通の伯爵とは異なり、辺境を開拓して領地を拡大する権利を有しており、領地の面積は与えられた当時に比べて現在ではほぼ倍となっています。


 ●学校について


  レイン辺境伯は教育に熱心で初級学校、中級学校、上級学校というものを設立して運用しています。

初級学校は各地の教会の敷地内に併設されていることが多く、3才~9才の7年間で読み書き、計算、それぞれの地方での歴史の他、子供の希望に基づいて職業に就くための基礎的な事柄を教えています。地域によってですが護身のための戦闘方法や生存術を教えているケースはよくあります。アルフレッドの場合、魔法の基礎も教えてもらっていましたが、これは彼の熱意と教えている先生の理解と知識、祖父が魔法を使えたことで呪文の書などが手元にあったという複数の要素が積み重なった結果であり、初級学校で魔法を学んでいる生徒は珍しいです。又、1日1食ですが栄養確保のための食事も提供されています。


中級学校は領都と副領都に設置されています。全寮制で10才~14才の5年間で1学年の生徒数は2校それぞれ100人ほどです。各地方から推薦を受けた生徒を受け入れ、修辞学や地政学、音楽儀礼、数学、天文といった授業があります。騎士となるための戦闘術、魔法使いとなるためのカリキュラムなどもあり、これらは選択科目となっています。


上級学校は領都に設置されています。全寮制で、中級学校より専門的な教育が行われています。生徒は男爵以上の爵位を持つ家の子弟がほとんどです。就学年齢は15才~20才の5年間で、生徒数は1学年につき50人ほどです。


●魔法使いについて


魔法を使うためには素質とかなりの修行が必要とされます。素質はおよそ10人に1人が持っているようです(これは一般的には遺伝しないと言われています)。ですが、素質のあるなしは修行をしてみないとわからず、最初に魔力を感じるところまで修行をするのにおよそ1年かかる上に、呪文の書などを購入する費用もかかることから魔法使いの人数はさほど多くありません。レイン辺境伯領でいうと、中級学校を卒業した時に魔法が使えるものは5人前後です。このうち、数人は辺境伯配下の魔法使いとなるべく上級学校に進みます。あとは地方領主の配下になるか、冒険者となって一攫千金を狙うことになります。 また、中級学校以外にも市井の魔法使いの弟子になって魔法を勉強する者もいないわけではありませんが、この場合も魔法が使えるようになるにはかなりの苦労が必要とされることになります。


●呪文の系統と階層について


魔法には呪文の書から習得する真理魔法(単に魔法と言われる場合もあります)の他、神への信仰から使えるようになる神聖魔法と精霊との相性と契約により使えるようになる精霊魔法の3種類があります。

真理魔法の基礎となる呪文の書については、呪文毎に存在するためさまざまな種類があり、いまだに古代遺跡で今まで知られていない呪文の書がみつかる場合があります。これらの呪文の書については難易度や習得に必要な期間によって4階層に分類されています。

第1階層の呪文は術者が触れている物体に対して作用する効果をもつ呪文の事で、対象を選択する必要がなく、その作用もシンプルであることから呪文の構造はあまり複雑ではありません。光呪文や魔法感知呪文などがこれに当たります。1つの呪文を習得するのに3カ月程度かかると言われています。

第2階層の呪文は術者から離れている場所、モノに対して作用する効果を持つ呪文です。作用は第1階層と同じようにシンプルですが、対象を選択する必要があるものです。魔法の矢呪文や盾呪文などがこれに該当します。習得には半年程度かかると言われています。

第3階層の呪文は作用する効果が複雑なものです。効果がシンプルでなければここに分類されてしまうので第3階層にあたる呪文は非常に多く、鈍化や麻痺、念話、魔法の竜巻、肉体強化、幻覚といった呪文が該当します。習得に1年ほどかかると言われています。

第4階層の呪文は第3階層よりさらに複雑な要素(対象を見ないで使える(遠隔操作)や空間、時間、条件分岐など)を含むものが分類されます。転移、格納、ゴーレム生成、魔法無効化などが知られており、戦争に使用された場合戦略に関わることが多いことから王族や一部の貴族に独占されており、たまに遺跡でみつかった場合も高い値で買い取られると言われています(或いは買取に応じない場合は闇に葬られるという噂も絶えません)。呪文によって習得に必要な期間にばらつきがあることから、習得に必要な時間については目安がありません。



読んで頂いてありがとうございます。

第2話は金曜日からスタートです。

2話からは月金の週2回10時投稿を予定しています。よろしくお願いいたします。


誤字訂正ありがとうございます。いつも助かっています。


いいね、評価ポイント、感想などもいただけるとうれしいです。是非よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 友人くん(それほど親しそうではない)は、なろう主人公(しばしばナローシュと呼ばれる)なのだろうか。
[一言] 魔法習得の難度の高さを見るとたかが盗賊の身で魔法を行使することになぜ驚いたのがよくわかりますね というか先天的な才能と時間に金がかかるがその分職には困らないはずの魔法使いがなぜに盗賊なんぞや…
[気になる点] 第3階層:『隠蔽』(バーバラが帰ってくるまでの間、さわり部分だけ読んだという程度です) さわりの意味は物語の聞かせどころであって冒頭ではない。 転じて重要部分と言う意味で使いたいなら…
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