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白兎令嬢の取捨選択  作者: 菜っぱ
第一章 大領地の守り子
4/157

4家族に反対されました


「ぎゃーーー!お嬢様!なんて事を!」


 翌日の朝。まだ完全には目覚めていないわたくしの耳にラマの悲鳴が聞こえてきました。


 ラマはわたくしを起こそうとして、髪の残骸がゴミ箱に捨てられていたことに気がついたようです。

 起き上がったわたくしの髪が短くなったのを見て、目を白黒させています。


 そんなにびっくりすることかしら? いくらなんでもそんなにギャーギャー騒ぐほどのことではないと思うのだけど?

 起きたばかりのぼけぼけの思考では物事がよく判断できません。

 まあ……いきなり誰にも相談せず、夜中のハイなテンションで行動したのは申し訳なかったと思うのですが。


「ラマ、これはわたくしの意思で切ったのです。どうです? 短いのも悪くないでしょう?」


 わたくしが短くなった毛先をくるくる弄ぶようにいじりながら言うと、ラマは「あああ……」と唸りながら、くらりと後ろに倒れ込みそうになります。


 この世界では女性は妙に髪が長い人が多い気がしてはいましたが、ドレスを注文している商会の針子は髪が短かったと記憶しています。

 だからそんなにおかしいことだとは思っていなかったのです。でもラマは、わたくしが衝動的に淑女らしくない動きをしたことに驚いたのかもしれませんね。

 ……なんだか腑に落ちませんけど。淑女とは面倒な生き方ですね。


 前世の記憶が戻ってからわたくしは今までの淑女教育に疑問を持つようになっていました。あまりにも無意味で非効率的な事柄が多すぎますし、堅苦しくって、少しも自由じゃないように感じてしまうのです。


 そう考えるとわたくし今までよく我慢していたなあ……なんて。


 あまり反省していない様子が態度に現れてしまっていたのか、わたくしの顔を見て、さらにラマはプンスカ怒り出します。


「髪が短くなるなんて淑女として失格ですよ!」

「ですから女の子にきちんと見えるように肩までは残しているでしょう?」


 幸いなことにわたくしの髪は切ったとこから内側にワンカールする、とっても扱いやすい性質をしていたので、短く切ってもボサボサにはならず、綺麗にまとまるボブカットになっていました。

 自分でもなかなか可愛いかな? と思ったのですが、侍女達には不評のようです。ラマの後に続いて部屋に入ってきた侍女たちも、みな、ラマと同じように「ああ、なんてことを!」「お労しい」と口々に嘆いていました。……そんなに似合わないかしら。


 特にラマは、露骨に嘆いていました。「なぜわたくしはお嬢様の部屋にハサミを置くことを許してしまったのでしょう」と呟き、そのあとは聞いたこともないくらい低い声で唸ります。そんなにダメでしたかね?


 ……渾身のイメージチェンジなのに残念です。


「貴族の美しさの条件に、髪の美しさは一番に語られる、重要な部分でしょう!?」


 ラマは目の端を釣り上げて私を問いただします。

 ——あら、それは存じ上げなかったですね。

 普段会うことのないお父様はもちろん、わたくしの家系教師にもそんなこと言われたことがありません。それどころかお兄様たちと兄弟のお茶会で女性の好みについて伺った時も「武芸の嗜みのある女性は好ましいな」くらいなことを言っていたので「じゃあ見た目は関係ないのかな」くらいに思っていたのですが……。


 多分、昨日深夜から今朝にかけてのわたくしは、忍の記憶に影響を強く受けていたところがあるのでしょう。

 忍の世界では髪なんて、長くても短くても、どっちでもよかったですし、ここでもそうかな? なーんて甘い考えでいたのですが、この世界ではその考えは通用しなかったようです。



 その後も、家庭教師の先生や、両親にまでしこたま怒られ続けます。

 ……わたくしも流石に凝りました。もう誰にも許可を取らずに髪は切りません。


 でも……それにしても髪が短いのってすごく楽で快適ですね〜。


 髪が短いと頭が軽いですし、動きやすい! わたくしはこの素敵な感覚をしばらく忘れていました……。剣のお稽古中も邪魔にならなそうですし、これは病みつきになりそうです!

 できればわたくしはずっとはこのままがいいのですが……。まあ、ダメでしょうけど。


 一通り怒られ尽くしたわたくしは侍女たちに手を引かれ、風呂場に連れて行かれます。ラマが髪を切るのが得意な侍女を連れてきてくれ、少しギザギザになっていた後ろ髪を綺麗に切りそろえてくれたので、見た目がさっきよりもレベルアップしました。


 そういえば、この世界に生まれてから、美容師さんのような職業の方を見たことがない気がしますね。

 というか髪を切る、という行為自体をあまり見たり感じたりすることがありません。


 もしかして、この世界では髪を長くするのが当たり前であまり髪を切らないのかしら……。


 そういえば、男性であるお兄様たちやお父様も長い髪を後ろで束ねているし……。

 そのことに今更気がついたわたくしは、自分がものすごく異端なことをしてしまった気がして、背中にドッと冷や汗をかきます。でも……もう時を巻き戻すことはできませんし……慌てるだけ無駄なのかしら。


 うーん、なんだか色々まずい状況になった気がいたしますが、過去には戻れないので清く諦めましょう〜。この経験を次に生かせばいいのですから!


 ……こういう時、わたくしは妙に前向きなのでした。



 自室に戻って身支度を整えていると、ラマはわたくしの髪を見て考え込んだ表情をしていました。そして、何かを決心した表情を見せ、わたくしと向き合う位置で跪きます。


「リジェットお嬢様は……もしかして髪に込められた意味を知らなかったのでしょうか?」


 そう言うラマはなんだか……いつもより神妙な顔をしていました。


「先ほどおっしゃっていた貴族らしさ以外に、違う意味でもあるのですか?」

「やはり……。この家の方々はお嬢様に、本当の意味を伝えず、隠し通されていらっしゃったのですね……」


 ラマは後悔するようにぎゅっと目をきつく閉じて、眉間にシワを寄せながらわたくしに語りかけます。


「リジェット様。長い髪にはもっと重要な役割があるのです」

「役割?」

「ええ……髪には魔力が宿っているのです」


 魔力? 聞き慣れない概念にわたくしは首を傾げます。


 この世界では魔法陣が中に組み込まれている魔術具が使われていたことは理解していました。だって、屋敷の至る所で使われていますもの。見る頻度としては、忍が生きていた世界における電化製品と同じくらい一般的な道具です。

 一体、何が原動力になって動いているんだろう……。と、不思議には思っていたのですが、慣れとは恐ろしいものでそれが当たり前になってくると、そういうものなのだと納得して、考えなくなってしまうものなのです。


 ——そうか、人間には魔力が備わっていて、それを原動力としてこの世界の魔術具は起動していたのですね。


 あれ? ……でもそんな基本的なことを伯爵家令嬢のわたくしが知らないなんて、なんだかおかしいですよね。それってこの世界の常識なのでしょう? わたくしに隠す必要なんて……。


「基本的に貴族の女性には嫁ぐ直前まで、魔力に関することは教えられませんからね。貴族の女性が魔力の量があまりにも多すぎるとお嫁入りに差し支えがありますし。女性は魔力に関して無知である方が都合が良いとされるので、貴族の方の中で魔力について学ぶのは男性のみです。それに……リジェットお嬢様は……。いえ、なんでもございません」


 ……出ました。この世界特有の男尊女卑の制度。どうして女の子ばっかり情報を隠されるのでしょうか?

 まあ、駒として動かしたい人物が、余計な情報を知っていると扱いにくいのはわかりますが。


「ラマはどうして魔力のことについての知識を持っているのですか?」

「庶民である私たちは魔力があるかないかで選ぶことのできる職種も変わりますし、就職前に魔力について学び、測定することが多いのですよ」

「……何となくですが、ラマって魔力が多そうですよね」

「まあ……そうですね。今は……多いのかもしれません。わたくしの髪は庶民にしては黒に近い色をしていますから」


 そういったラマの髪は、黒に近い美しい灰色をしています。きれいな色だな、とは思っていましたが、黒に近いことに何か意味があるのでしょうか。

 わたくしの疑問を読み取ったラマがわかりやすく説明してくださいます。


「髪の色が黒に近ければ近いほど、魔力量が多くなります。だから、わたくしは護衛の意味も兼ねて、お嬢様の専属侍女に任命されているのです」

「魔力は……多ければ多いほどいいの?」

「魔力の多さで一度に起動できる魔法陣の大きさや数が変わります。生活するのにも、もちろん魔力は必要ですが……。お嬢様がなりたいとおっしゃっている、騎士は戦いの際に多くの魔法陣を使用しますので、より多くの魔力が必要となります」


 あら? 黒に近ければ近いほど、魔力を有すると言うことは……、わたくしの白い髪は……。どう言う扱いになるのでしょう。

 嫌な予感しかしませんが、ここは聞くしかないでしょう。わたくしは恐る恐る口を開きます。


「ラマ聞いてもいいかしら。わたくしの白い髪はその原理から考えると、どう言った立ち位置になるのでしょうか」


 質問を受けたラマは子供に聞きにくいことを質問された時のような、とても気まずそうな顔をしています。

 目を瞑って、眉間を抑えた後、隠しきれないとでも言いたそうに一つため息を吐いたラマは、決意するように口を開きました。


「リジェット様の髪は……。とても、とても珍しい髪色なのです。

 白い髪を持つ方のことを通称『白纏(しろまとい)の子』とわたくしたちは呼びますね」


 白纏(しろまとい)の子。


 なんだか仰々しい言葉ですが、それはどう言った意味を持つのでしょう。ラマの表情は相変わらず曇っているのできっと、ろくな意味は持たないのでしょう。


「残念ながら白纏の子はほとんど魔力を有していません。リジェットお嬢様は白纏の子なので少しでも髪を長くしておかないと、生活に必要な些細な魔法陣も使うことができないのです」


 わたくしはその言葉を聞いて、なんの声も発することができませんでした。


 なんの魔法陣も使うことができない?

 それはこの世界で生きていくものとして、大変な欠陥ではないですか!


 そこでハッと気がつきます。

 そういえば、わたくしは魔法陣の起動が必要になりそうな場面というものに接したことがありません。

 なぜなら、わたくしの周りにはいつもまとわりつくように誰かしらの侍女がついており、電気をつけたいなと思うと、先に付けてくれますし、椅子をもうちょっと引きたいなあと思うと椅子を引いてくれるからです。


 うちの館で働くものは、ずいぶんわたくしに過保護だな、とは思っていましたがまさかそんな意味があったなんて! 気が付かないわたくしも鈍すぎるとは思うのですが、あまりのショックで膝から崩れ落ちそうです!


 確かに今のわたくしのように、いつ何時でも誰かが面倒を見てくれるような恵まれた環境であれば、これからもわたくしは生きていくことができるでしょう。


 その庇護下から外れた時、わたくしは生きることさえ許されないのです。


 そんなの……。いくらなんでも辛すぎます。


「白纏の子が生まれることはとても珍しいことです。ただ、オルブライト家では何代かおきに、白纏の子が生まれることがあるそうです。きっと黒い髪のものを多く輩出することへの反動なのではないかなどと議論されることがあると、セラージュ様からわたくしどもは伺っております」


 ——セラージュ。お父様からですか。


「わたくしたち使用人がリジェット様に対して少し過保護なくらいに構うのは、魔力が少ないリジェット様に少しでも魔法陣を使わせないためです」


 やはり……そのような理由でしたか……。髪切らなければ良かったです……。時間よ! 昨日の夜に戻れ‼︎ と今更念じても時間を戻すことはできません。


 ……はあ。なんてことでしょう。

 急に思い出した前世の気分転換法がわたくしの今後を左右する失態になってしまうなんて、思ってもみませんでした。

 ああ、神様はいけずな方ですね。わたくしに試練ばかりを与えるなんて……。


 ……なんだかここで諦めろ、と見えないけども大きい、逆らえない何者か——この国で信仰されている神様、湖の女神にでも、諭されているような気がしてしまいます。

 どう考えても詰みのこの状況。

 ここで素直に諦められる性格の持ち主であれば、この世界でも気楽に生きられるのでしょう。


 でも……それでも諦められないのだから。わたくしは相当頑固な性格の持ち主ですね。


 ふう、と深くため息をついたわたくしは、気を取り直してラマがくれた情報を頭の中でまとめます。

 わたくしはほぼゼロ力の白纏の子。それはもう仕方のないことですね。生まれついたハンディというのは誰にでもあるものです。


 ハンディがあるときはどうすれば、いいか。

 その答えは一つです。


 ハンディを超える得意技を身につければいいのです。



 部屋に戻ると机の上にお手紙が届けられていました。綺麗に花の模様のシーリングが施されたそのお手紙の送り主に目をやると、一番上のお兄様と二番目のお兄様の名前が書かれています。同じ時期に来るなんて……どんな内容なのか、見なくてもわかりますね。


 憂鬱な気分になりながらも、手紙の封を開けます。


「何がかいてあるのでしょう。ええっと。ああ……お二人とも内容は同じですね。要は騎士になるのは諦めろということがお二人とも言いたいと。そうですか。はあ……」


 どうやらお父様からお二人に連絡がいったようですね。

 絶対に反対されることはわかっておりましたが、実際にその言葉を文面にされると、辛いものがありますね……。


 わたくしは辛さを逃避したくて、窓の外の景色をぼんやりと見つめます。わたくしのどんよりとした気持ちとは裏腹に、窓の外では木々が風に揺れ、小鳥たちが楽しそうに囀っていました。


 手紙をくれたお兄様たちがわたくしのことを案じて連絡をくれたのだと言うことは理解できるのです。だって、お二人ともわたくしのことをとても可愛がってくださいましたもの。その証拠に長男のユリアーンお兄様のお手紙にも次男のへデリーお兄様の手紙にも文面にもお前に怪我をして欲しくない、と繰り返し書かれています。


 でも正直、わたくしの幸せを本当に願ってくれるならば、騎士になる夢を否定せず、応援して欲しかったと思ってしまいます。


 今はお二人とも、長期で地方や王都に赴任しているので、すぐにお会いできません。お二人とわかり合う未来は当分先になりそうですね。


 この状況で味方になってくれる可能性があるとしたら——三人いる兄たちの中では一番年下のヨーナスお兄様くらいでしょう。


 ヨーナスお兄様はわたくしよりも一つ年上で、現在騎士学校に在学中なので、お父様も連絡していません。騎士学校では強い心を養うためという名目で、家族からの連絡は基本的に禁止されているのです。


 と、言うことは……。

 ヨーナスお兄様を口説き落とすには、誰とも話していない休暇で帰ってきた時すぐが狙い目でしょう。もうすぐ秋と冬の間の長期休暇が始まる期間ですから、ヨーナスお兄様は一時帰宅されるはずです。お父様に声をかけるスピードで負けないようにしなければ。

 わたくしは決意を固め、ひっそりと拳を握りしめます。



 その後、反省した様子を繕って、自室で大人しく勉強をしていると、お母様からお届け物がありました。届いた荷物の箱を覗き込むとそこには大量の布地が詰まっています。嫌な予感がしますね……。


 箱の上に乗っていた手紙を恐る恐るお手紙を開くとそこには、「あなたにはもっと淑女教育が必要なようですね。刺繍の図案と布地をプレゼントしますから、剣を振るう時間があったら縫っておくように」という文章が、とめはねが美しい、まるで売っている書体のような端正な文字で書き綴ってありました。


 刺繍の図案は、四季折々の季節の植物がびっしりと書かれていて、しかもよく見るとその全てがお母様の手描きで書かれています。その書き込みと修正の量に、紙にさほどないはずの重量を感じてしまいます。……信じられないくらい強い怨念がたっぷりと詰まっていそうですね。

 

 まあ、なんて難しそうな図案……。お母様が好きそうな模様ですね。


 わたくし、家族の誰にも自分の夢を応援されていませんね……。家族がわたくしと王家の剣との距離をどうにか離したいという気持ちが、各方面からひしひしと伝わってきます。


 悲しいですが……事実なので仕方ありません。下を向いたら瞳から勝手に生み出される水分が、こぼれ落ちてしまいそうなので、天井をぐっと見上げます。……こんなところで泣くほどやわな人間ではないのです。


 ——悲しみを乗り越えて、わたくしは強くなるのです。


 吹っ切れたわたくしは、課題の布をぐわしと豪快に掴み、裁縫箱から針を取り出します。

 序盤は一つ一つ丁寧に針を刺していたわたくしの手捌きは、次第にタッタッタッタと音をたてて素早く布地に針を突き刺す動きに変化していきます。

 まるで、刺繍機能がついたミシンのような素早い針捌きに、ラマは目を見開いていました。


 これは修行なのです。手は動かしますが、心を無にし、邪念を捨てる……。


 針を刺す、抜く、刺す、抜く。それを繰り返すと何も考えなくても手が動くようになっていきます。

 無敵のオートモード機能を取得した私は、次から次へと布地を片付けていきます。

 窓の外の景色が夕暮れに変わる頃には、わたくしの手元に刺繍課題は残っていませんでした。


 ——きっとわたくしはこれから、家族に反対され、多くの淑女教育課題を突きつけられるでしょう。


 けれども、それを全部こなしたあとで剣のお稽古を自主的に行うのであれば、許されるのではないでしょうか?

 壁は高い方が乗り越えた時の喜びを大きく感じられるものです。

 わたくしはこんなところじゃ、くじけません!



 今世のわたくしは、自分の意思を貫く、強い女になるのです!

 




髪……切っちゃったよ⁉︎

どうするの⁉︎ リジェット!

次は 5二人の強くしなやかな女性に感服です をお送りします。

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