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プロローグ
光明が漆黒の空を周期的に照らす…
窓からの明るい光は私をも照らした。
今、私がいるのは寝室…ベットの上で横になっている。だが、差し込んでくる光に眠りを妨げられていた。
なんだろう…
ベットから飛びおり、ペチペチという足音を立てながら窓に駆け寄る。そして厚いカーテンを開ける。
深夜にも関わらず空の彼方を発光源とした光は私を妙な気分にさせた。
そして事は起きる。
ーーーピカッ
先ほどまでとは比べものにならないぐらいの大きな光が辺りを照らす。
眩しい‼︎
目を瞑るが音も衝撃もない静かな光が私を窓ごしに包みこむのがわかる。
光が止み、私は目を開く…
「何これっ…」
引き攣った体に鞭を打ち部屋を飛び出し、私は裸足のまま王宮の廊下を走る。外に出て月明かりに照らされた大地を見て言葉を失った。
周期的に輝いていた空は元の漆黒を保ち続けていたが、大地は元の状態を保っていなかった。
読書様へ
読んでいただきありがとうございます
m(_ _)m
感謝の念につきます。
霜月 冬希とのペアライターでやっていくこととなりました。
是非ともよろしくお願いします(・Д・)ノ