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Nightmare  作者: 百夜
3/3

Nightmare「3」

朝日が昇る頃の朝は、真昼の暑さを忘れるぐらい涼しく冷たい風が頬を撫でていく

薄暗い世界に太陽光が世界を染めていく空を眺めながら

ぼんやりとした心で眺めていた。


言葉のないまま歩いていると人気のない獣道がある

都会の街から少し歩くだけで自然ばかりの世界を眺めながらコンクリートのジャングルと自然の森が大きな河が境界線のようにある

1ヶ月前に失踪事件が起きた。

メディアの報道は、一週間続いたが都内の大学生が警察署に出頭してきた。

俺は、獣道の林の向こうを眺めながら

1ヶ月前に無惨な姿で発見された女性の悲惨な運命を考えていた。

殺害動機は、いつの時代も身勝手なものだった。

ストカー愛…捻れた心の闇の感情が生み出す心の闇


ゆっくりと歩み出しながらボイスレコードを録音ボタンを押しながら

囁くように周りの現状を空気感を今居る自分を第三者の目で見るように解説するように語る

記事を書く資料の一つとしてボイスレコードを愛用していた。

獣道を歩きながら人気のない空間なのに誰かに見られてるような錯覚を感じていた。

あんな悲しい事件があった場所だからだろう…

いつもの違和感を感じながら歩きながら独り言を言ってるようにボイスレコードに自分の声を記憶していく


10分ぐらい歩くと廃屋が見えてくる


「目的地の悲惨な事件が起きた場所に着きました。歩いて10分ぐらいの場所で人気もなく今は朝ですが、夜に来るには少し気をつけた…」


俺は、そう喋ると…微かな気が折れる音がする

その方向に歩みながら人が居るか確認をするが誰も居ないの確かめると建物に歩み出していく

こうゆう場所には、必ず人が訪れる可能性もあり気をつけないと奇妙にテンションがハイになった若者達が居るから

少なからず余計な騒ぎに巻き込まれたくないと気持ちがあるからだろう

廃屋には、浮浪者が住み着く場合もあるから

少なからず安全とは言えないだろう

こうゆう場所に訪れるなら十分気をつけないと何がわからない


スマホの画面を見るとスマホのアンテナを見ると電波は良いとは言えない場所らしい

サイトのオーナーの友人に[取材現場に到着しました。]っとメールを送る

一応安全確認の為に取材中定期的に連絡するようにしていた。


鞄から懐中電灯を取りだし廃屋の建物の中に入っていく

以前老婆が独り暮らしていたが、高齢者なので都内の老人ホームの施設に居ると言う

廃屋の中は、まだ綺麗な状態だろう

あんな事件がなければ、別荘などの運営など適した場所だから別荘地やキャンプ場になると噂があったらしい

此処から少し行くと湖があると言うからある意味好条件な場所と言えただろう

廃屋の玄関から居間に行くと家具とか少し残されているからして

この廃屋の所有者は、寝泊まりに使っていたのかもしれない

ごく普通の民家と言うだろうか、獣道を歩いている時の奇妙な違和感を忘れてしまうぐらい人の生活感を感じる廃屋に少し心は動揺を忘れていた。

でも場所な場所だから少し奇妙な恐怖心と言うのか違和感は忘れる事ができなかった。


室内を見ながら一つ一つの部屋を見ていくと綺麗な室内に少し

廃屋とは言えないほど綺麗な建物だった。

やがて階段を見つけると少し緊張感が心を支配していくのを感じていた。

女性の遺体は二階にあったという

メディアの情報は、単調な情報だけしか世間に伝えない為、面白おかしく来る者は、おそらく詳しくは知らないと思う


此処で起きた…悲劇の全てを…


ありきたりな噂話など心霊話なども検証していく事もあるが、こうゆう事件の検証しながら心霊という不確かなジャンルで何かを求めているのかもしれない

サイトのオーナーは、大切な友人を未解決事件まま殺されて解決しないまま数年の月日が経過していた。

その出来事から彼は、少し変わってしまったのかもしれない俺もその事件から変わったのかもしれない。

友人は、こんな悲惨な事件があると被害者関係者や土地所有者、警察、市役所から取材の許可を貰っているという

俺自身、友人のある意味真実を全て知るという執着心に少し驚く事があった。

おそらくメディアの報道機関に匹敵するぐらいの調査力があるかもしれない

俺は、ある意味サイトの記事を書くただの素人フリーライターなのかもしれないが、やっている事は、プロ顔負けの報道記者並みの調査、情報収集をするようになっていたのかもしれない


あの事件から俺は、少しずつのめり込んでいったのかもしれない


闇に潜む隠された真実を掴む為に…

隠蔽と情報捜査された禁断のタブーの世界を歩くように地面に埋められた地雷という罠に怯えながらも

闇にある真実を求めて歩き続けているのかもしれない。




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