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〜イチコロ!〜前
"うーんと…ムリかな?"
「・・・えっ!?そんな?」
三月のまだ肌寒い校舎裏
そのせいだろう
その声がより響いて聞こえた。
"君のことをそんななんて全然思ったことないし、思えません!
ていうかね、私も好きな人がいるんだ!それじゃバイバイ!"
手を振りながら笑顔で
憧れの人が
通り過ぎようとしてた・・・
「嘘…だろ、」
膝から思いっきり崩れ落ちた
今までのことが走馬灯のように
蘇ってくる・・・
一年の時から、一目惚れで・・・
ずっと好きで
別の高校に行ってしまうって聞いて・・・
勇気を持って告白したけれども
玉砕で・・・
あっという間の出来事すぎて
・・・
!?
「ちょっと待って!」
"ふぇ?"
「あのさ、その好きな人って誰なの!?」
"聞いたらショックするよ"
「それでもいい」
フラれたけど、
相手が好きな人がすごく
気になった
"それはね~"
「だっ誰なんだ!?」
"おにいちゃん!!!!!"
グハッ!!!!!????
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!
起きて!学校遅刻するよ〜!!」
「エッ?チョッ!チョッ待て、
入ってる、入ってる!!!」
(あっヤバ…)
ガクッ!!!
「あれ?お兄ちゃん?…
お兄ちゃ~~~ん!!!???」
目を覚ますと妹にヘッドロック
されていました・・・




