転生したらまたクズだった件
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文明がある程度発達している星――地球。
地球にあるアジアという地域に属している日本という国に、この物語の主人公となる、ある青年がいた。
(なんか壮大なかんじになってしまったな。すまない。)
元生徒会長・現サッカー部部長―小林界人である。それは、このジャンルの小説では珍しい…生まれつき人生勝ち組の強運クソ野郎であった。
「は?wんな事知らねぇんだよクソが死ねwww」
………前置きからの突然の暴言失礼した。
そう。この小学生のような発言をしたのは主人公である。
なんと恥らしい発言であるか。異世界転生して壮大な冒険を経験した俺だからこそ分かるんだ。。。
ん?何だこの口調は。まいいか。
………え?
と思ったか?そうだろうな。この物語の語り手は―――
メラ・ヴォルデ・アルビオ(転生後の小林界人)なんだぜWWWありそうな名前だろ?WW
では、鼻塩塩。
20XX年8月8日、夏休みのの部活中に起こったある事件の話だ。当時中学2年生の俺は、いじめっ子だった。
親が国会議員で、生まれた時から人生勝ち組。当然幼少期も甘やかされて生きてきた。ある日仮○ライダーになりたいと言い出した俺は、親のコネで無理矢理映画に出演した。駄菓子が食べたいと言った時は、駄菓子屋の物を全部買い占めた。中学に入学した頃、性に興味が出た。当然俺は即時に「金」を使って、学年の美女達を食い漁った。
そんな生活をしていたお陰で、中学2年の頃には、この世界は俺の思いどうりに動く。望みは何でも叶う。そんな思考に至っていた。
先程の文で「いじめっ子」という言葉が出てきたが、あの頃既に俺は「金」を使って学内で権力を得ていた。その権力を使い、学内カーストトップに降臨し、いじめているという自覚さえ持たず、少し発言が気に食わなかったらいじめの対象にし、本気でキレた時には、相手にはこんな制裁を与えた。家庭崩壊、身体障害、等。
今でも俺は十分屑だという自覚があるが、転生前よりはマシになったと思うんだ。それほどこの時は屑だった。この頃の俺に会ってデスクラーチェでも食らわせてやりたい。
あ、8月8日の事件の話だったな。すまんすまん。
あの日は午後から学校の校庭で練習があった。俺は暑いのでサボっていたが、顧問には何も言われなかった。何故かは言うまでもないだろう。
サボっている間はとてつもなく暇で、俺はベンチでウトウトしていた。
(この時点で勘のいい奴は気づいているだろう。この事件の原因がなんなのかを。)
俺が眠りにつく寸前、1年の林田幸太郎という男がゴールに狙いを定め、ボールを蹴った。
その時。ボールはゴールから外れ、林田は「クソっ!」と言い放ったが、ゴール出来なかった事の何百倍も最悪な出来事が起きた事に約10秒間は気づかなかった。
―――林田のボールが俺の顔面に直撃。
俺はその場でぐちゃぐちゃになるまでボコボコにした後、父親と母親の職を奪い、林田のせいにして、林田を自殺寸前まで追い込んだ。
ははっ。(?)
ボールが顔面に当たったぐらいで大袈裟だな。
いくら登場人物を自殺に追い込みたいからって理由が適当すぎだろ。いじめっ子に最強の権力を与えてボールを顔面に直撃させて自殺に追い込むだと?なんちゅう設定やねんな。
とか思ってんだろ糞がWW転生後の話はしっかり面白くするから、転生前のプロローグぐらい適当でもいいじゃないか!!!!!そうだろ!!!!!!
ゴホン。ということで、林田は結局自殺の前に、俺に殺意を向け、学校で刺し殺した。
そんで、俺がメラ・ヴォルデ・アルビオとして異世界に転生し、火属性の魔法で無双する。って感じの話かな。
これが、この俺様。火属性魔法界最強の呪文、「デスクラーチェ」の開発者「メラ・ヴォルデ・アルビオ」の前世だ。
転生後の話はまた今度しよう。。。いや、やっぱだるいからしないW
じゃあな。この作品が少しでも人気が出ますように。
ps.
5欲しい
最後まで読んでくれた方へ。
この度はお前らの大切な人生の時間を無駄にさせて頂きありがとうございます。
好評であればですが。続編、新作も考えております。
(※初投稿の投稿前の文です)
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